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	<title>トライゼット西川善司 &#8211; Appliv Games</title>
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	<description>ゲームアプリの攻略・最新情報・プレイレビュー・ランキングを掲載！</description>
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		<title>ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ渋谷上空ARバトルを体験：街中でスマホARを楽しむとはこういうことだ!?【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】</title>
		<link>https://games.app-liv.jp/archives/380803</link>
		<pubDate>Sat, 15 Sep 2018 05:48:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[西川善司のモバイルテックアラカルト]]></category>

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		<description><![CDATA[<p>去る9月6日、PC（Steam）とPS4向けにコナミとCygameの共同開発ゲーム『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ』が発売されました。この作品のオリジナルは、2003年にPS2向けに発売された『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』ですが、Cygames側の開発チームからコナミへのラブコールが実り、今回コナミとの共同開発体制で完全リメイクされて再登場したのです。</p>本作はゲームプレイがリファインされただけでなく、4Kグラフィックス描画に対応し、VR-HMDにも対応しているのがホットトピックです。 4Kグラフィックス描画でゲームを楽しむにはPS4Pro、あるいは高性能PCが必要になり [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>去る9月6日、PC（Steam）とPS4向けにコナミとCygameの共同開発ゲーム『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ』が発売されました。この作品のオリジナルは、2003年にPS2向けに発売された『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』ですが、Cygames側の開発チームからコナミへのラブコールが実り、今回コナミとの共同開発体制で完全リメイクされて再登場したのです。</p><p>本作はゲームプレイがリファインされただけでなく、4Kグラフィックス描画に対応し、VR-HMDにも対応しているのがホットトピックです。</p>
<p>4Kグラフィックス描画でゲームを楽しむにはPS4Pro、あるいは高性能PCが必要になります。VR-HMDは、PS4では<a href="https://www.konami.com/games/zoe_mars/jp/ja/products.php" target="_blank" rel="noopener">プレイステーションVR</a>に、PCでは<a href="https://store.steampowered.com/app/650510/ZONE_OF_THE_ENDERS_THE_2nd_RUNNER__MRS/?l=japanese" target="_blank" rel="noopener">Oculus Rift、HTC VIVEに対応します</a>。</p>
<p>実はこの『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ』の発売に先駆けて、渋谷の街中でスマートフォンを活用したユニークな販促イベント・デモ「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ 渋谷上空ARバトル」が行われました。</p>
<p>このイベント・デモを体験してきたので、今回はその様子や技術的な解説をしたいと思います。</p>
<div id='gallery-1' class='gallery galleryid-380803 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_.jpg'><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1280" height="960" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_.jpg" class="attachment-large size-large" alt="ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ渋谷上空ARバトルを体験：街中でスマホARを楽しむとはこういうことだ!?【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<div id='gallery-2' class='gallery galleryid-380803 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-1.jpg'><img decoding="async" width="750" height="1000" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-1.jpg" class="attachment-large size-large" alt="ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ渋谷上空ARバトルを体験：街中でスマホARを楽しむとはこういうことだ!?【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<h2>2種類のARバトル「地上から見上げて観戦」「ガラス窓越しに観戦」が楽しめた</h2>
<p>今回のイベントは、設定としては『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ』に登場する2体の戦闘ロボ（オービタルフレーム）が、突如渋谷の街上空に出現してバトルを繰り広げる様を一般市民たるユーザーがたまたま目撃!! というものです。</p>
<p>出現するオービタルフレームは、作中の主役メカのジェフティとアヌビスの2体です。この2体がなんと渋谷の名所、スクランブル交差点上空でミサイルを撃つわ、レーザーソードで斬り合うわ、でド派手に空を飛び回ります。</p>
<p>ただし、2体のオービタルフレームは現実世界には実在しません。当たり前ですね。</p>
<p>これを見るためには、専用アプリを実行させたスマートフォンをかざす必要があります。会期中は11:00から20:00まで、スマホを渋谷の街中の指定の2箇所からかざせば、拡張現実（AR）世界で展開されるバトル観戦を楽しむことができました。</p>
<p>雰囲気としてはこんな感じです。</p>
<p><iframe title="ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ 渋谷上空ARバトル【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Xmm1-kriNwE?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ 渋谷上空ARバトル』観戦中の筆者</span></p>
<p>指定の2箇所は、SHIBUYA109の入口付近とMAGNETの屋上展望台スペースです。</p>
<p>SHIBUYA109の入口付近といえば、ものすごい数の人々が往来する場所ですから、スマホ越しで見ると画面下部は往来する人々が映っていて、画面上部は渋谷おなじみの電光看板が立ち並ぶ色鮮やかな光景が広がることになります。</p>
<div id='gallery-3' class='gallery galleryid-380803 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-2.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="750" height="1000" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-2.jpg" class="attachment-large size-large" alt="ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ渋谷上空ARバトルを体験：街中でスマホARを楽しむとはこういうことだ!?【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">1つめの会場はSHIBUYA109の入口付近。場所的にちょっとゲーマー層とは違う人たちが往来している関係で、けっこう素通りする人も多い。ただ、筆者のようにスマホを上に向けてわーわーいってると関心を示す人も出てきたり</span></p>
<p>以下が、SHIBUYA109の入口付近から観戦したときの様子です。この動画は専用アプリから直接録画したものです。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="（SHIBUYA109の入口付近）ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ 渋谷上空ARバトル【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】" width="500" height="375" src="https://www.youtube.com/embed/iPl6sHWtEdA?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">SHIBUYA109の入口付近から観戦したときの様子</span></p>
<p>こちらがスマホを掲げて上を見ているので、それに気を取られ、目線を上に上げてキョロキョロする人々も適度にいたりして、それが渋谷上空で戦い合う2体のオービタルフレームを探している感じになって、それこそ「天然のモブ」という風情で面白いです。</p>
<p>次はMAGNETの屋上展望台スペースから観戦したときの様子です。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="（MAGNETの屋上展望台スペース）ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ 渋谷上空ARバトル【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】" width="500" height="375" src="https://www.youtube.com/embed/j8gYZfMXRyk?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">MAGNETの屋上展望台スペースから観戦したときの様子</span></p>
<p>そうです。SHIBUYA109の入口付近からは地上から上空を見上げるようにしてバトルを見る感じでしたが、MAGNETの屋上展望台スペースから観戦では、同じバトルを目の前で窓ガラス越しに見ることになります。</p>
<p>地上から見上げて観戦したARバトルは「目撃者」という風情でしたが、高層階からの窓越しの観戦は、なんというか「一般市民なのに戦闘に巻き込まれちゃった感」が味わえました。</p>
<h2>このイベント・デモの技術解説</h2>
<p>このARバトル観戦のアプリはAndroid端末、iOS端末の2バージョンが出ていますが、それぞれGoogleのARcore、Apple ARKitをベースに制作されているそうです。</p>
<p>ユーザーがスマホを動かすことで生じる画面の動きとCGキャラクターの動きの辻褄が合っているのは、カメラ画像から特徴点を抽出し、それらの点座標情報の3次元的な動きを検出して処理しているからです。</p>
<p>ただ、この作品はCGキャラクターが巨大で、しかもそれが比較的、遠方に存在していることから、前述したような特徴点の点座標検出ベースの処理系だけでは誤差が大きくてうまくいかなかったのだそうです。</p>
<p>そこで、ARマーカー群をユーザーの比較的近い位置に置き、このARマーカーの位置・傾き情報も組み合わせることで、前述の誤差を吸収低減させることに成功したとのことです。</p>
<div id='gallery-4' class='gallery galleryid-380803 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-3.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="750" height="1000" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-3.jpg" class="attachment-large size-large" alt="ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ渋谷上空ARバトルを体験：街中でスマホARを楽しむとはこういうことだ!?【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">SHIBUYA109の入口付近でオービタルフレームとAR記念撮影。このように会場となっている場所にはARマーカー付きの柱が立てられていた</span></p>
<div id='gallery-5' class='gallery galleryid-380803 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-4.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="960" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-4.jpg" class="attachment-large size-large" alt="ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ渋谷上空ARバトルを体験：街中でスマホARを楽しむとはこういうことだ!?【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">MAGNETの屋上展望台スペースの様子。窓にARマーカーが貼り付けられているのがわかる</span></p>
<p>先ほどの動画を見た方は、SHIBUYA109の入口付近のシーンでは一定間隔で立っている「ARマーカー付きの柱」に気が付いたと思いますし、MAGNETの屋上展望台スペースのシーンでは窓ガラスにARマーカーが貼り付けてあったのに気が付いたと思います。実は、これらの存在によって、スマホの位置・向きなどの検出精度が上がっているのです。</p>
<p>なお、<wbr />こうした複数のマーカーで位置補正する技術はCygamesが特<wbr />許出願中であるとのことです。</p>
<p>ちなみに、2体の戦い合うオービタルフレームたちは、現実世界で手前にあるARマーカーの柱や窓枠を避けて描画されていることに気が付きましたか。この表現があることで、目の前にあるスマホ画面を見ているにもかかわらず、2体のオービタルフレーム達は遠方にいる……という説得力を増しているわけです。</p>
<p>さて、映像を注意深く見ていた人は、もう1つ興味深い表現に気がついたかもしれません。</p>
<p>それは、2体のオービタルフレームたちが、渋谷の街中のビルの後ろに隠れたり、あるいはビルとビルの間から飛び出してくるような表現です。</p>
<p>オービタルフレームが柱や窓枠を避けて描画されるのは、先ほどのARマーカーの種明かしでなんとなく「仕組み」が想像できますよね。</p>
<p>ですけど、CGのオービタルフレームたちが、現実世界の遠方のビルとの前後表現にまで配慮されて描画されているのは不思議だと思いませんか。これは、けっこうなハイテクと力業で処理しています。</p>
<p>実は、今回の舞台となる渋谷スクランブル交差点付近のビル群の立体構造を、レーザー式の測域センサーで計測して3Dデータ化してしまったというのです。さすがにビルのテクスチャ画像などは取得はしていませんが、AR側の3D空間側では「見えないビル」がちゃんと立ち並んでいるということです。</p>
<p>なので、それら「見えないビル」がオービタルフレームの前に来れば、オービタルフレームはこれに遮蔽されて見えなくなったり、あるいはそれら「見えないビル」の輪郭で切り取られたような見え方になると言うわけです。</p>
<p>こうした表現に気が付かなかった人は、上の動画をもう一度注意深く見てみましょう。</p>
<h2>終わりに</h2>
<p>渋谷での「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ 渋谷上空ARバトル」は9月9日で終わってしまいましたが、このアプリ自体は9月30日まで公開されているそうです。</p>
<p>さすがに、ARマーカーを組み合わせた正確なスマホのトラッキングや測域センサーベースで構築した「見えないビル群」による遮蔽表現などは楽しめませんが、カメラで捉えた実写風景とシンプルに合成されたオービタルフレーム同士のARバトル映像は楽しめるようになっています。</p>
<div id='gallery-6' class='gallery galleryid-380803 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-5.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="960" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-5.jpg" class="attachment-large size-large" alt="ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ渋谷上空ARバトルを体験：街中でスマホARを楽しむとはこういうことだ!?【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">アプリでは、現実世界とオービタルフレームの合成写真が撮れる。動画も撮影可能。</span></p>
<p>今回、この「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ 渋谷上空ARバトル」を体験してボクが新鮮に感じたのは、「遠方にある巨大なCGキャラクタを使ったAR表現の面白さ」です。</p>
<p>これまでの多くのARやMRのデモはリビングや仕事場など、比較的狭い空間にCGオブジェクトが近場だけに出現するものが多かったですが、今回のこの作品のように大きなCGオブジェクトが遠くに行ったり、近くにやってきたりする表現には可能性を感じました。</p>
<div id='gallery-7' class='gallery galleryid-380803 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-6.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="750" height="1000" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-6.jpg" class="attachment-large size-large" alt="ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ渋谷上空ARバトルを体験：街中でスマホARを楽しむとはこういうことだ!?【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">巨大ロボが現実世界の立体遮蔽構造の影響を受けながらダイナミックな動きで接近、離脱を繰り返す表現はARとしては斬新</span></p>
<p>ビルとビルの合間から飛び出してくる巨人から逃げるARとか、できたら楽しそうです。測域センサーを使った建造物の立体構造までを応用したARアトラクションは、街中で実現するのは難しそうですけど、たとえばテーマパークみたいな場所だったら、立地的にも商業的にも実現性は高そうな気がします。</p>
<div id='gallery-8' class='gallery galleryid-380803 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-7.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="960" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/09/gd_380803_-7.jpg" class="attachment-large size-large" alt="ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : Ｍ∀ＲＳ渋谷上空ARバトルを体験：街中でスマホARを楽しむとはこういうことだ!?【第52回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">筆者が体験したときには、著名ゲームクリエイターの水口哲也さんも来られていました。いっしょに記念撮影。水口さんは今、VR対応のテトリス「TETRIS EFFECT」を開発中！</span></p>
<hr />
<p>さて、この連載も今回が最終回となりました。約3年間続けてきましたが、この連載のおかけで、スマホに関していろいろと勉強するチャンスや必然性が産まれ、仕事の幅が結果的に広がり、やってきてとてもよかったと思います。ご愛読ありがとうございました。</p>
<p>（C)2018 Konami Digital Entertainment</p>
]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>来たる5G回線とは？（後編）日産GT-Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】</title>
		<link>https://games.app-liv.jp/archives/369120</link>
		<pubDate>Wed, 25 Jul 2018 01:00:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[西川善司のモバイルテックアラカルト]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://games.app-liv.jp/?p=369120</guid>
		<description><![CDATA[<p>前回に引き続き、次世代移動通信技術の5Gについての話題です。今回は、ニコニコ超会議2018でNTTドコモが披露していた、「第5世代移動通信環境」（以下，5G）での実証実験の話題についてです。ニコニコ超会議2018でNTTドコモブースを訪れた方もいると思いますが、パッと見、なんの展示をやっていたのかわからなかった人も多かったようです。なにしろ、編集部の面々も「そういう展示だったのですね」と驚いていたくらいですから（笑）。</p>5Gによる4K映像×4面リアルタイム配信実験 NTTドコモブースでは、「5G」と掲げたトラックを停めており、そのコンテナ内部では壁面の4面を使って映像を流しているデモを行っていました。 来場者は横一列に座って映像を鑑賞す [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>前回に引き続き、次世代移動通信技術の5Gについての話題です。今回は、ニコニコ超会議2018でNTTドコモが披露していた、「第5世代移動通信環境」（以下，5G）での実証実験の話題についてです。ニコニコ超会議2018でNTTドコモブースを訪れた方もいると思いますが、パッと見、なんの展示をやっていたのかわからなかった人も多かったようです。なにしろ、編集部の面々も「そういう展示だったのですね」と驚いていたくらいですから（笑）。</p><h2>5Gによる4K映像×4面リアルタイム配信実験</h2>
<p>NTTドコモブースでは、「5G」と掲げたトラックを停めており、そのコンテナ内部では壁面の4面を使って映像を流しているデモを行っていました。</p>
<p>来場者は横一列に座って映像を鑑賞するのですが、正面に横長の画面が1面、左右にその半分程度の大きさの画面が1面ずつという配置で、いわゆる「映像のサラウンド」という感じです。</p>
<div id='gallery-9' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">NTTドコモブースの5Gトラック</span></p>
<p><iframe loading="lazy" title="【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】 ニコニコ超会議2018：NTTドコモブースの5Gトラック内の様子" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/cOBZxvffs6w?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">実際のデモの様子。写真のトラックのコンテナ内はこのようなでもルームになっていた</span></p>
<p>多くの来場者は、「だからどうした?」という表情でコンテナからでてくる姿が目立ちました。この展示はいくつかの見どころがあるのですが、メインテーマでないところから紹介すると、4面映像の投影はソニーの超短焦点4Kプロジェクタの「VPL-VZ1000」で行われていました。民生向けの製品ですが1台あたり約200万円ですから相当なハイエンドモデルといえます。</p>
<div id='gallery-10' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-1.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-1.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">4面映像の投影は、ソニーの超短焦点4Kプロジェクタの「VPL-VZ1000」で行われていた。投写距離16cmで100インチの4K/HDR映像を投影できるソニーのSXRDプロジェクター</span></p>
<p>つまり、このデモは4Kの映像を4面に投影していたということになります（正確には正面7K、左右3Kずつ計6Kの割り振りでした）。まあ、これを聞いたところで「スゲー」ということにはならないでしょうね。</p>
<p>ただ、この4面の4K映像がニコニコ超会議2018の会場で行われているライブの様子をリアルタイム撮影された映像そのままで、しかもそれが5Gの携帯電話網を使って配信されているものだとしたら「え、マジ?」となるのではないでしょうか。</p>
<p>このデモは、ニコニコ超会議2018のステージを4台の4Kカメラで撮影した映像をリアルタイムでH.265コーデックで圧縮（エンコード）し、これをステージ側に設置された5G回線のアンテナから送出し、このコンテナトラックで受信。これを復号（デコード）してコンテナ内で表示していたのです。</p>
<div id='gallery-11' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-2.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="696" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-2.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">今回の5G実証実験デモの概略図</span></p>
<p>前回紹介した『鉄拳7』を用いた実験では、わずか1m未満の距離でしか5G回線の電波を飛ばしていませんでしたが、今回は数十メートルは飛ばしている印象です。</p>
<p>今回は伝送路として5Gで活用される28GHz帯だけを使い、帯域としては1Gbpsを設定していたようです。</p>
<p>4台の4Kカメラからの4つの4K映像は2つずつ2組にまとめられてからエンコード処理を実践し、その結果2つのストリームとして伝送出力しているそうで、データパッケージ上は「2組の8K映像」になって配信しているのだとか。ちなみに、1ストリームあたりのビットレートは約30Mbpsだとのこと。</p>
<div id='gallery-12' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-3.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-3.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p>カメラやアンテナが展示されていた「超踊ってみたブース」。右側壇上の三脚上の4台の4Kカメラで撮影された映像が5Gトラックに5G回線を使って配信されていた。左側奥に見える白い機器が5G回線用基地局アンテナ</p>
<div id='gallery-13' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-5.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="1318" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-5.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">5G回線用基地局アンテナのクローズアップ写真</span></p>
<p>ブルーレイなどに採用されているH.264コーデックよりも、さらに圧縮効率の高いH.265（4Kブルーレイなどに採用されているコーデック）を採用しているからこそ、この程度のビットレートで収まっているのかもしれません。</p>
<p>5G回線は、確かに4Kや8Kの映像をスマートフォン向けにリアルタイムストリーミングすることが可能となるように技術開発が行われていると聞いてはいましたが、ボクも実際にこのデモを体験したことで、かなり「そのリアリティー」を感じとることができたと思います。</p>
<p>さて、ライブ会場の写真を見ると相当に人が多いですよね。各人がみんな携帯電話を持っていたとすれば相当に電波が飛び交っているはずです。これでは5G回線とはいえ、混信してしまいそうと思いませんか?</p>
<p>しかし、前回解説したように5Gは混信に強い設計になっていますし、今回の実験に限っていえば、現在の4G回線では利用されていない28GHz帯の電波を使っていたのでその心配が物理的になかったのでした。</p>
<p>ただ、28GHz帯はミリ波と呼ばれ、空気を伝搬する過程で損失が大きいという弱点があります。ちなみに、5G回線はこれ以外に3.7GHz～6.0GHz帯も利用する予定ですから、28GHz帯だけで運用されるわけではありません。現在主流の4G回線は3.6GHz帯以下で運用されていますが、中期的に4G回線が終了したときにはこれらの電波帯も5G回線に利用されることになります。</p>
<h2>国産最速スポーツカーの日産GT-Rで行われた時速300km通信テストの内容とは!?</h2>
<p>NTTドコモブースには、5Gトラック以外にも興味深い車両が展示してありました。それは、5Gのロゴがあしらわれた日産「GT-R」です。</p>
<div id='gallery-14' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-6.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-6.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">NTTドコモブースに日産GT-Rが!? なぜ？</span></p>
<p>日産GT-Rは国産スポーツカーの中では最速を誇る1台で、スポーツカー好きのボクもがんばって2013年モデルの新車をローン購入しました（笑）。ちなみに、ローンは今年払い終わります。</p>
<p>そんなGT-RがなぜNTTドコモブースに？ なぜ5Gのロゴが？</p>
<p>まさか5G回線が速いから日産GT-Rをイメージカーにしたの?……と思ってしまいましたが、全然違いました。</p>
<div id='gallery-15' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-7.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="858" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-7.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<div id='gallery-16' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-8.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="815" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-8.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">前面にも背面にも「5G」のロゴがこれみよがしに！</span></p>
<p>5G回線は、これまでの4G回線よりも周波数帯が上がるため、電波の到達距離が4G比で短くなることが想定されます。前出の28GHz帯でいえば数百メートル単位で基地局アンテナを設置する必要が出てきます。</p>
<p>そうなると問題になってくるのが、高速移動時のハンドオーバー処理です。</p>
<p>ハンドオーバー処理というのは、回線がつながっている状態で移動している際、それまでつながっていた基地局アンテナから、その時点でいちばん近い別の新しい基地局アンテナへシームレスにつなぎ替える処理です。</p>
<p>基地局アンテナの設置間距離が従来よりも密になることが想定される5Gでは、このハンドオーバー処理は重要です。</p>
<div id='gallery-17' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-9.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-9.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">助手席に搭載されたこのシルバーの箱は5G移動局装置</span></p>
<div id='gallery-18' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-10.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-10.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">車内助手席に見えるのは64アンテナを内包したMIMOアンテナ。最大2ビームによるビームフォーミングに対応</span></p>
<p>その極限状態テストとして、「時速300kmで移動しているユーザーの5G回線をシームレスにハンドオーバー処理できるか」というテーマを実証実験するために、国産車最速の日産GT-Rが選ばれたというわけなのでした。</p>
<p>ドコモの担当者によれば、車両選定の際にはホンダNSX、レクサスRC-FやLCなども検討されたとのことですが、高速安定性、車両コストの面で日産GT-Rに決定したのだとか。</p>
<p>時速300kmというターゲット速度は、新幹線などの高速鉄道車内での5G回線利用を想定したものだそうですが、実際に新幹線に試験機材を持ち込んで実験するのは困難で、何度も繰り返し実験と検証を繰り返すには「時速300kmが出せる自動車」の方が最適だったということのようです。</p>
<div id='gallery-19' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-11.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="700" height="323" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-11.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">超高速5G無線データ伝送実験のシステム概略図</span></p>
<p>実際、日本自動車研究所（以下、JARI）の高速周回路（直線部1kmのオーバルコース）で実験したところ、実測時速290kmでのハンドオーバー処理に成功、実測時速293kmで1.1Gbpsの通信にも成功したのだとか。その様子をまとめた動画が下記になります。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="世界初、時速３００ｋｍの移動環境における５Ｇ無線通信実験に成功" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/vEi2cHxxKM4?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">超高速5G無線データ伝送実験の様子。実験は2018年4月8日に行われた</span></p>
<p>動画の中でも紹介されていますが、このテストでは高速ハンドオーバー処理の実験だけでなく、4Kカメラで撮影した映像を高速移動中に5G回線を用いてリアルタイム配信する実験も行われました。配信した映像の面数は違いますが、行ったことは前段で紹介した「超踊ってみた」の5Gトラックのものとほぼ同様です。</p>
<div id='gallery-20' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-12.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="700" height="395" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-12.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">4Kハイフレームレート車窓映像・5G無線ライブ中継実験のシステム概略図</span></p>
<p>毎秒120コマの4K映像をH.265にリアルタイムエンコードしての配信実験を行ったとのことですが、動画にもあるように時速200kmでは見事に成功したとのことです。動画には触れられていませんが、関係者への取材では、この実験に関しては時速300kmでは成功しなかったようです。</p>
<p>というのも、ハンドオーバー処理の実験が成功していることからもわかるように、通信回線としては接続が継続できていたのですが、データ送出側のH.265エンコーダーや、データ受信側のH.265デコーダーの処理遅延があったために、アプリケーション側でのデータ処理エラーが発生してうまく行かなかったようです。</p>
<p>まあこれは5G回線の問題ではなく、いわばアプリケーション側の問題なので、今後、解決できる可能性は高いと思います。</p>
<p>さて、この日産GT-Rですが、自分もオーナーということもあり、車の仕様面についても根掘り葉掘り聞いてしまいました。このあたりの情報にも触れておきたいと思います。</p>
<p>まず、この日産GT-Rの車両は2008年モデルの初期型で、いわゆる中古の車両になります。</p>
<div id='gallery-21' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-13.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-13.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">運転席からの様子</span></p>
<p>この車両を安定的かつ、反復的に時速300km走行できるようにチューニングしたのが<a href="https://www.dandelion-racing.com/team/" target="_blank" rel="noopener">DANDELION RACING</a>です。DANDELION RACINGはNTTドコモがスポンサーになってのモータースポーツ参戦をしていますから、成り行きとしては自然といえます。ただ、興味深いのがこの日産GT-Rのチューニングです。</p>
<p>ベースは確かに日産GT-Rの2008年モデルですが、昨年暮れリリースされたばかりの日産のモータースポーツ部門の<a href="http://www.nismo.co.jp/news_list/2017/news_flash/17012.html" target="_blank" rel="noopener">ニスモの新作エアロパーツ</a>をフル装着しています。</p>
<div id='gallery-22' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-14.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-14.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">側面にはサイドスカートを装着。フロントフェンダーも置き換わっていることに気が付く。ちなみに、他の写真を見てもらうとわかるがフロントアンダースポイラー、アドオンリアスポイラー、リヤディフューザーフィンなども装着</span></p>
<p>さらに、エンジンはニスモの<a href="http://www.nismo.co.jp/omori_factory/original_menu/vr38dett_engine_menu/index.html" target="_blank" rel="noopener">スペシャルチューニングが施されたS1エンジン</a>に置き換わっています。</p>
<div id='gallery-23' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-15.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-15.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">S1エンジンは、車両にもともと搭載されていたエンジンをニスモ自らがオーバーホールしてチューニングして制作するもので、パワーは最新モデルのGT-Rと同等の570馬力になる。ベース車両は2008年モデルなのでプラス90馬力の出力向上が施されていることになる。</span></p>
<p>車両開発は昨年の7月から開始されたとのことですが、同じ車両のオーナー目線から見てもとんでもなく「気合が入った車両」という感じがしました。話がさらにマニアックな方向に進んで恐縮ですが、この車両に搭載されていたタイヤが驚きでした。</p>
<p>ヨコハマタイヤのADVAN A052という、かなり高性能なスポーツラジアルタイヤが履かれていたのですが、このA052って日産GT-Rに適合する純正サイズ（20インチモデル）は市販化されていないんです。</p>
<div id='gallery-24' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-16.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-16.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-17.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-17.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">前後タイヤは特注品だった。ちなみに、関係者に聞いてみると若干純正サイズよりも幅が大きいため、前後フェンダーは加工してワイド化加工しているのだとか</span></p>
<p>ということは、このタイヤは特注品と言うことになります。たぶん、普通のGT-Rオーナーで「このタイヤほしい」と思う人はいそうです。最後は、なんだかあまり5Gと関係ない話になってしまいましたが、今回はここまでとします。ではまた！</p>
<div id='gallery-25' class='gallery galleryid-369120 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-18.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_369120_-18.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（後編）日産GT Rを用いて行われた時速300kmでの5G通信実験【第51回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">記念撮影もさせてもらいました！</span></p>
]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>来たる5G回線とは？（前編）各イベントで体験した実証実験【第50回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】</title>
		<link>https://games.app-liv.jp/archives/368894</link>
		<pubDate>Wed, 11 Jul 2018 01:00:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[西川善司のモバイルテックアラカルト]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://games.app-liv.jp/?p=368894</guid>
		<description><![CDATA[<p>6月は台湾でのCOMPUTEX、ロサンゼルスでのE3と連続で海外取材が続きまして、日本にあまりいなかったこともあって、また少し間が空いてしまいました。今回のテーマは、以前から編集部から要望されていた「第5世代移動通信環境」（以下、5G）の話題。ゲームファンにとっても恩恵の多い技術ですので、注目してもらえればと思います。</p>ゲームファンにとっての5Gの恩恵 難しい話は後回しにして、ゲーマーにとって気になる「5Gがゲームファンにどんな恩恵をもたらしてくれるのか？」についての話を先にしましょう。 2018年1月にNTTドコモは、バンダイナムコの [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>6月は台湾でのCOMPUTEX、ロサンゼルスでのE3と連続で海外取材が続きまして、日本にあまりいなかったこともあって、また少し間が空いてしまいました。今回のテーマは、以前から編集部から要望されていた「第5世代移動通信環境」（以下、5G）の話題。ゲームファンにとっても恩恵の多い技術ですので、注目してもらえればと思います。</p><h2>ゲームファンにとっての5Gの恩恵</h2>
<p>難しい話は後回しにして、ゲーマーにとって気になる「5Gがゲームファンにどんな恩恵をもたらしてくれるのか？」についての話を先にしましょう。</p>
<p>2018年1月にNTTドコモは、バンダイナムコの人気3D格闘ゲームの最新作『鉄拳7』を2台のWindowsパソコン上で動作させ、1プレイヤー側は5G回線（無線）、2プレイヤー側は光回線（有線）を利用してインターネットに接続して、互いに対戦させるデモを披露しました。</p>
<div id='gallery-26' class='gallery galleryid-368894 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-3.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="1168" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-3.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（前編）各イベントで体験した実証実験【第50回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">公開された5Gオンライン対戦システムのイメージ</span></p>
<p>光回線プレイヤー（2P）側のパソコンは、普通の1Gbpsのイーサネットアダプタで直接インターネットに接続されている状態でした。</p>
<p>対する5G回線側（1P）のプレイヤーのパソコンも、有線LAN接続で5G回線移動端末テスト機に接続され、その通信データはこの機械に備え付けられたアンテナから発信されているような仕組みでした。そして、これを同じブース内にある5G回線基地局テスト機が受信し、これをインターネットへ流し、光回線プレイヤーがこれを受け取るという構図です。</p>
<div id='gallery-27' class='gallery galleryid-368894 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-4.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-4.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（前編）各イベントで体験した実証実験【第50回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">左側の機械が基地局で、右側の機械はいわば5G通信モジュールである。向かい合う白い直方体がアンテナ。無線通信はわずか1m前後で向かい合うこのアンテナ間だけではあるが、一度データは電波として送出され、これをさらに受信側で復号している</span></p>
<p>このときのデモシステムでは、無線伝送は4×4のMIMO（送受ともにアンテナは4本ずつ）によって行われ、安定した10Gbpsの通信が実現できているとのことでした。</p>
<p>実際に筆者は5G回線側でこのデモシステムでプレイさせてもらったのですが、確かに有線LAN接続とプレイ感覚はほとんど変わらない印象でした。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-368903" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-5.jpg" alt="来たる5G回線とは？（前編）各イベントで体験した実証実験【第50回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】" width="1280" height="853" title="" /></p>
<p><span class="caption">5G回線を使った『鉄拳7』インターネット通信対戦を楽しむ筆者</span></p>
<p>「遅延が1ms未満」「理論通信速度10Gbps」ということになると、現在の光回線のスペックに優るとも劣りません。実際、NTTドコモの担当者も「5G回線時代になれば、携帯電話回線を使って格闘ゲーム、音楽ゲームが不満なくプレイできるようになるだけでなく、クラウド側で頭部の動きまでをリアルタイム追従させたVRコンテンツ配信までを行えるようになると思います」と自信を見せていました。</p>
<p>「5Gは低遅延で通信性能が上がるだけ」ともいわれますが、これまでは据え置き型のゲーム機やパソコンでしか楽しめなかった高度なオンラインゲームが楽しめるようになりますし、もしかするとこの5Gの特質とモバイル端末の機動性を組み合わせた、まったく新しいモバイルゲーミングの楽しみ方が創出される可能性もあります。</p>
<h2>5Gで実現される3つの通信性能</h2>
<p>では次に、そもそも論として「5Gとはなにか？」について簡単に解説していこうかと思います。</p>
<p>次世代携帯電話ネットワークとして開発されている5G回線では、新技術の活用と導入により、以下の3つの特徴が実現される見込みです。</p>
<ol>
<li>
<h4>安定した同時端末接続回線</h4>
</li>
<li>
<h4>理論性能値最大10Gbps以上の超高速通信</h4>
</li>
<li>
<h4>1ms未満の超低遅延通信</h4>
</li>
</ol>
<p> </p>
<div id='gallery-28' class='gallery galleryid-368894 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-2.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1128" height="939" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-2.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（前編）各イベントで体験した実証実験【第50回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">大手通信事業3社の現在の5Gプロジェクトのイメージロゴ</span></p>
<p>「安定した同時端末接続回線」は、現在の4Gで課題となっているユーザー密集状況下での安定した接続と通信維持を実現するものになります。</p>
<p>通信事業者各社は、2020年の東京オリンピック会場の大群衆が詰めかけた競技場における安定したユーザー間通信を実現させたり、災害時などの混雑時にも安定した情報提供を行うことを目的として(1)は特に重視しているようです。</p>
<p>「理論性能値最大10Gbps以上の超高速通信」と「1ms未満の超低遅延通信」は、次世代通信の性能要件としては一般ユーザーにもわかりやすいものだと思います。</p>
<p>理論性能値最大10Gbps以上の超高速通信は、以前よりも短時間で大容量のデータを送れるようになるということです。ロードマップ的には20Gbps以上の伝送帯域を目指しているというから相当なものです。</p>
<p>1ms未満の超低遅延通信は、以前よりもさらにリアルタイム性の高い用途に移動体通信を応用するために待ち望まれてきた5G特有の要求性能です。現在、この超低遅延性能はIoTや自動運転技術はもちろん、VR対応映像のリアルタイムネット配信という新コンテンツの提供実現においても欠かせない要素として期待されています。</p>
<h2>5Gを支える基礎技術</h2>
<p>続いて5Gはどのような基礎技術によって実現されているのか、そのあたりを見ていきましょう。</p>
<p>無線通信回線をある1つの伝送路として考えた場合、これを大勢で多目的に共有しながら活用してきたのが3G以前までの考え方です。</p>
<p>4Gからは「MU-MIMO」(Multiple-User Multiple-Input and Multiple-Output)と呼ばれる技術を用いて、同一周波数帯内での実効データ伝送速度を最大化を行っています。</p>
<p>5Gでは、このMU-MIMOの考え方の多重性を拡張します。MIMOは、最近の無線ルーター製品でもなじみ深いキーワードですよね。</p>
<div id='gallery-29' class='gallery galleryid-368894 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-7.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1039" height="1267" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-7.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（前編）各イベントで体験した実証実験【第50回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">MIMOの動作概念。MIMOは複数アンテナでデータを送受できるようにして仮想的に通信路を拡大する技術。MIMOは最近のWiFiルーター製品にはよく搭載されている機能である</span></p>
<p>MIMOは同一の電波の周波数帯においても、複数のアンテナを用い、送りたいデータをアンテナの数分だけ分割して各アンテナから同時送受する仕組みです。そんなことをすると混信してしまいそうですが、複数アンテナの各アンテナから送出されるデータ同士には強い相関関係があるように工夫してあるため、受信側で数学的に分離することができます。この仕組みを応用して仮想的に伝送路を拡大するのがMIMOです。</p>
<p>そしてMU-MIMOは、MIMOを複数ユーザーで利用できるように拡張したもので、MIMOで仮想的に拡大された伝送路を、通信中は各ユーザーがこれを自分だけの回線として独占利用させるようにするものです。</p>
<div id='gallery-30' class='gallery galleryid-368894 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-8.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1039" height="1233" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/07/gd_368894_-8.jpg" class="attachment-large size-large" alt="来たる5G回線とは？（前編）各イベントで体験した実証実験【第50回: 西川善司のモバイルテックアラカルト】"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">MU-MIMOの動作概念。MIMOで仮想的に拡大された通信路を複数ユーザーで効率よく利用する仕組みがMU-MIMOである</span></p>
<p>また、5Gでは伝送データの種別によって伝送路を切り分けたり、より高周波数の電波帯も利用することで伝送路の拡大を狙います。なお、低遅延は伝送帯域の拡大に合わせた通信パケットの最適化によって実現されます。</p>
<p>詳細を省いて、5Gを簡単にまとめると以上のような感じです。次回は「ニコニコ超会議2018」で行われていた5G回線の実証実験について解説したいと思います。</p>
<p>5G回線を用いた4台の4Kカメラによる映像のリアルタイム配信実験や、時速300kmで走る日産GT-Rを用いて行われた高速移動環境下における5G回線の安定性検証の話題をお届けします！</p>
]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来</title>
		<link>https://games.app-liv.jp/archives/359524</link>
		<pubDate>Mon, 21 May 2018 08:38:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[西川善司のモバイルテックアラカルト]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://games.app-liv.jp/?p=359524</guid>
		<description><![CDATA[<p>だいぶ間が開いてしまいました。実は3月以降はとても忙しくなってしまって完全に仕事の受注量に対して自分の処理能力が追いつかなくなってしまいました。基本、自分はいろんな編集部とやりとりをして、1人で仕事をしているので、自分の処理能力以上の仕事量は受けないようにしているのですが、突発的な海外出張などが重なると、圧縮スケジュールとなってこのような事態がときどき発生します。</p>Mate 10 Proはポルシェを自動運転できる性能をもつって本当!? 「自分がもう1人いれば……」は定番の空想小説や漫画のテーマですが、そこまでいかなくても「人工知能のアシスタントがいれば……」は、もはや「現実味の出て [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>だいぶ間が開いてしまいました。実は3月以降はとても忙しくなってしまって完全に仕事の受注量に対して自分の処理能力が追いつかなくなってしまいました。基本、自分はいろんな編集部とやりとりをして、1人で仕事をしているので、自分の処理能力以上の仕事量は受けないようにしているのですが、突発的な海外出張などが重なると、圧縮スケジュールとなってこのような事態がときどき発生します。</p><h2>Mate 10 Proはポルシェを自動運転できる性能をもつって本当!?</h2>
<p>「自分がもう1人いれば……」は定番の空想小説や漫画のテーマですが、そこまでいかなくても「人工知能のアシスタントがいれば……」は、もはや「現実味の出てきた妄想」といえるかもしれません。そんなことを考えていたときに「人工知能」というテーマをいただきました。</p>
<p>「人工知能」（AI：Artificial Intelligence）というテーマは、この連載の2018年1回目の第47回「2018年のモバイルテックを勝手に予測！」で取り上げています。</p>
<ul>
<li>
<h4><a href="https://games.app-liv.jp/archives/334097" target="_blank">第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！</a></h4>
</li>
</ul>
<p>この回でHUAWEIのスマートフォン「Mate 10 Pro」に採用されている新SoC（System on a Chip：広義としてはメインプロセッサの意）の「Kirin 970」を紹介しました。</p>
<p>Kirin 970には、Neural Processing Unit（NPU）と呼ばれる、AI処理支援ロジックが搭載されていることがアナウンスされています。</p>
<p>今回の原稿執筆にあたっては、編集部が、その「Mate 10 Pro」の評価機を借りてくれたので、しばらくの間、触れることができました。</p>
<div id='gallery-31' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-19.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-19.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Kirin970を搭載するMate 10 Pro</span></p>
<div id='gallery-32' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-20.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-20.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">背面のメインカメラは、同社のスマートフォンではおなじみのライカと共同開発したデュアルレンズカメラを採用</span></p>
<p>実際に、実機に触れてみたのですが、現状は、「標準カメラアプリでのシーン自動認識」にNPUを活用しているのみのようです。</p>
<p>実際にさまざまなシーンを撮影してみたのですが、被写体をほぼ瞬時に識別し、的確な撮影設定をしたうえで撮影、さらに撮影後には自動で対象物に最適化した画像処理を行うようになっているようです。</p>
<p>筆者の実験では人物、料理、植物、テキスト……などを自動認識していました。</p>
<div id='gallery-33' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">新聞紙を撮影した際には「テキスト」モードが発動</span></p>
<div id='gallery-34' class='gallery galleryid-359524 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-5.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-5.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-4.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-4.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">鉢植えの花を撮影した際には「花」モードが発動</span></p>
<div id='gallery-35' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-6.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-6.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-7.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-7.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">同じ鉢植えでも緑主体の被写体だと「花」モードではなく「植物」モードが発動するようだ</span></p>
<div id='gallery-36' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-8.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-8.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-9.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-9.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">料理の認識精度は比較的高め</span></p>
<div id='gallery-37' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-11.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-11.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">果物と野菜が混在した被写体に対してはなんのモードも発動せず。得意・不得意はまだあるようだ</span></p>
<div id='gallery-38' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-12.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-12.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">こちらも特別なモードは発動せず。ただし、撮影された写真のクオリティは高い</span></p>
<div id='gallery-39' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-13.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-13.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">手ぶれ補正の品質も優秀なようで、夜の撮影も普通の手持ち撮影でバッチリとぶれずに決まる</span></p>
<p>まあ、今はコンパクトタイプのデジカメにもシーン認識は搭載されているので「AIがすごい」という実感を得るには、このMate 10 Proのカメラ機能だけでは不十分という感じはします。</p>
<p>ただ、これからこのNPUの活用アプリがいろいろと出てきたりするのであれば面白くなりそうです。</p>
<p>個人的には、かなりデザインに凝った名刺までを自動的に認識してデータベース化できる名刺整理アプリみたいなのがあれば使ってみたいですね。</p>
<p>HUAWEI自身は、このKirin970のNPUに関してはいろいろと先進技術の開発実験を行っているようで、下の「世界初のスマートフォンを使った自動運転実験」という動画が面白いです。</p>
<p>https://www.youtube.com/watch?v=JBGRRx-aSpU</p>
<p><span class="caption">Mate 10 Pro搭載の自動運転車がポルシェ・パナメーラを運転して犬を避けるデモ映像</span></p>
<p>これは「Mate 10 Proを使った、ポルシェ・パナメーラの自動運転デモ」と紹介されていますが、実際には、「Mate 10 Proのカメラ機能とNPUを使って、障害物認識を行いステアリングを切る操作を行う」だけのものです。</p>
<p>「Mate 10 Proを搭載した自動車が一般公道を走り回る」ものではないので、NVIDIAやGoogleなどの自動運転技術開発と比べればごく基礎的な実験ですが、「身近な小さなガジェットで、物理的に大きなモノを動かす」というデモとしてはインパクトが大きいので、宣伝効果的には面白いと思います。</p>
<h2>スマホに搭載されるAIチップってどんなもの?</h2>
<p>さて、こうしたスマホのSoCにも搭載され始めたAI支援プロセッサとはどのようなものなのでしょうか。</p>
<p>機械学習（Machine Learning）とか深層学習（Deep Learning）と呼ばれるような技術が台頭してきていることは多くの人が知るところだと思います。</p>
<p>こうした技術を使ったインテリジェンスな処理は「機械学習型のAI」などと呼ばれたりします。</p>
<p>Mate 10 ProのSoCに統合されたNPUは、まさにそうしたAIの処理を支援するロジックなのですが、どういったプロセッサなのかを解説したいと思います。</p>
<p>これは、冒頭で紹介した第47回でも触れているのですが、機械学習でとにかく多用されるのが行列の計算です。</p>
<div id='gallery-40' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-14.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="630" height="679" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-14.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">3×3行列の積算を図解したもの。AIチップではこれらの計算を一度に大量に並列に行うことができる</span></p>
<p>たとえば「人の笑った顔」（笑顔）を認識させる場合には、様々な人物の笑顔を入力して、その「笑顔の特徴」を抽出するにあたっては、この行列計算を大量に行います。</p>
<p>学習処理では、たとえば学習対象が「人間の顔」の「笑顔」であれば、入力された「人間の顔」の写真画像から輪郭を認識しますし、その輪郭パーツの組み合わせから目・鼻・口などの顔パーツを認識させます。</p>
<p>さらに、目・鼻・口などの位置関係を認識して、人間か、人間じゃないかの判断をしますし、顔が正面なのか、横向きなのか、天地逆転してないか、といった認識も行います。</p>
<p>笑顔の場合は目や口の形状に特徴がでるので、何万枚もの大量の顔写真画像から「笑顔」の特徴を抽出することになります。</p>
<p>上の図は、前出の記事でも使ったものですが、こうした一連の機械学習の処理系では、この行列計算を大量に実践するのです。</p>
<p>さて、ここまでは「学習のとき」の話です。</p>
<p>一度、「抽出した特徴」を学習データとして集積できれば、その学習データへの照合というのは、学習プロセスよりは演算負荷はだいぶ軽量なものになります。</p>
<p>機械学習型AIにおいて、集積された学習データへの問い合わせは「推論」（Inference）処理と呼ばれます。</p>
<p>この際にも、演算の大部分が、上で紹介したような行列計算が利用されます。ただ、その際の演算規模や演算精度については、学習時ほどの負荷は必要ありません。</p>
<p>たとえば、前出の「笑顔認識」の話でいうと、推論処理の場合は、学習処理時とは違って、何万枚の顔画像を認識して処理する必要はありませんし、むしろ処理対象は「笑顔か否か」を判断するために入力される1枚の画像だけです。</p>
<p>この1枚の画像に対して、輪郭パーツ抽出、目・鼻・口パーツ認識などの処理を行うだけですから、単純に考えただけでも演算量が少ないのは想像ができるでしょう。</p>
<p>入力画像が「笑顔か否か」の照合も、学習結果として「余分なものは整理された笑顔の特徴」という学習データに対する参照になるので、学習処理と比べれば演算負荷は軽量です。</p>
<p>なので、Mate 10 ProのSoCに統合されたNPUは、どの程度の規模かというと、現在のPCやゲーム機のGPUと比べれば、圧倒的に規模の小さい半導体となっています。</p>
<p>逆に言えば、そのくらいの半導体規模で機械学習型AIの推論処理を加速できるので、今後、様々なスマホ向けSoCには同様の「AIチップ」が組み込まれていくと思います。</p>
<h2>AIチップは次世代エッジコンピューティングに不可欠なものになる?</h2>
<p>さらにいえば、この推論処理のアクセラレーション用途のAIチップは、搭載範囲がスマホよりさらに小さな情報端末（いわゆるIoT機器）に広がっていくことが予想されます。具体例を挙げれば、活動量計、スマートウォッチ、小型アクションカメラ、小型ドローン（クワッドコプタ）などですかね。</p>
<p>こうした「ユーザーが使う様々な情報機器側に高度な演算能力を付帯させるITソリューション」は、「エッジコンピューティング」と言います。「エッジ（Edge）」とは「端っこ」の意味があります。</p>
<p>エッジコンピューティングとは、コンピュータネットワークの端っこ、すなわち、そのコンピュータネットワークを利用するユーザーの近くのことを指しています。</p>
<p>そこで演算処理を行うのがエッジコンピューティング……というわけです。</p>
<p>もともとこのキーワードは、演算処理を中央に集中させたサーバー/クライアントシステムにおいて、中央サーバーに演算が集中することを軽減させるために、ユーザー側（エッジサイド）にも支援サーバーを配置するような意味で産まれたものでした。</p>
<p>しかし最近ではIoTの台頭で、ネットワーク末端（事実上の端末側）に高度な演算処理を行う仕組みを設けることをもエッジコンピューティングというようになってきています。</p>
<p>たとえば、入力された「顔画像」から「人物特定」のAI処理において、巨大な顔面学習データと指名の対応データベース全体はサーバー側（クラウド側）にあるにしても、スマホやドローンに搭載されたカメラで人物を捉えた時に、情景映像から「人の顔」だけを抽出して、さらにそこからその目・鼻・口の形状的特徴データの抽出は、そうしたスマホやドローン側でやってしまう……というのが、最新のエッジコンピューティングモデルというわけです。</p>
<p>こうした処理系に、今回取り上げたAIチップのようなものがあれば、処理速度や処理効率は加速することになるわけです。</p>
<p>ちなみに、「Hey！ Siri」「OK Google」に代表される、スマホやスマートスピーカーに搭載されている自然言語インターフェースベースのAIエージェントサービスですが、最新の実装スタイルでは「入力された音声波形から文章としての文字列変換まで」は基本的にスマートフォン側で処理を実践しています。</p>
<p>ネットワークを通じての問い合わせは、この変換された文字列だけとし、データ量として大きい音声波形をサーバー側に飛ばす事はしていません。これも最新エッジ・コンピューティングの一種ということができます。</p>
<h2>スマホで撮影した動画をAIが自動編集できたら便利そう</h2>
<p>冒頭で「Mate 10 ProのAIチップの活用は現状はカメラのシーン自動認識くらいのようだ」と述べましたが、実際問題、今後、どんな応用が考えられるのでしょうか。</p>
<p>現在、実用レベルの機械学習型AIの応用形態というのは、「学習によって抽出された特徴データ」を活用して「人間の手動処理では面倒なことを自動的に処理する」というものになろうかと思います。</p>
<p>3月にサンノゼで行われたGPU TECHNOLOGY CONFERENCEでは、「ああ、これはスマホのAIチップでも実現できそう」と思った展示があったので最後に紹介しておこうと思います。</p>
<p>それは、機械学習型AIを使った自動動画編集です。</p>
<p>アメリカの<a href="http://www.reely.ai/" target="_blank">Reely</a>は、社名と同じ「Reely」という、無数のスポーツ中継の映像からハイライトシーンを自動抽出する技術を発表していました。</p>
<p>毎日、無数のスポーツの試合が行われていて、これらの多くがカメラで撮影されて放送されているわけですが、その試合終了後、放送されるスポーツニュースではスコアが大きく動いたり、あるいは注目の有名選手が活躍したりしたハイライトシーンを抜粋して放送されます。</p>
<p>そうした映像の抜粋（切り出し）作業は、今はプロの編集者が担当して編集しているわけですが、これをAIに自動でやらせてしまおうというのが、このReelyなのです。</p>
<p>気になるのは「なにをもってハイライトと認識するか」なのですが、簡単に言うと、ザックリとした「編集ポイントになりうるシーン」のようなものを、機械学習させておき、その条件に当てはまるシーンを自動で抜粋する……というアルゴリズムになっているようです。</p>
<p>「スポーツにおけるハイライト」の定義として最も単純なのは、スポーツ映像の外周に描かれていることが多い「スコア表示」の数字の変動です。</p>
<p>この数字が更新されたときには、その試合でスコアが動いたわけですから、サッカーならばゴールシーンがあったわけで、AIはその前後のシーンを編集点の候補に選択するというわけです。</p>
<p>これ以外にもシンプルな手法としては、人気選手の顔です。</p>
<p>登録されたその選手がアップになった前後を編集点として切り出すわけです。人気選手のアップは、ライブ放送時、何らかの活躍をしたあとが多いですからね。</p>
<p>より高度で複雑な「いかにもAIっぽい判断が決め手」となる編集ポイントとしては「群集が大騒ぎしている映像の前後シーン」「何度もリプレイで流しているシーン」などが挙げられていました。</p>
<p>最新版では映像だけでなくサウンドについても配慮するようにしているそうで、サウンドがぶつ切りにならないポイントでカットしたり、あるいは「ワーっ」という歓声が上がった前後のシーンで切り出すといったことにも対応しているのだとか。</p>
<p>ちなみに、このReely、すでにアメリカの放送局で導入事例があるそうで、いずれ、AIが切り出した国際スポーツ中継を見ることがあるかもしれません。</p>
<div id='gallery-41' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-15.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="682" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-15.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Reelyのデモの様子。複数のビデオストリームに対しての並列同時編集が可能なのだとか。さすがAIといったところ</span></p>
<p>最近は、スマホに256GBクラスのmicroSDカードを入れることもできますし、今回取り上げたMate 10 Proもそうでしたが、その撮影画質の品質もよくなっていますから、スマホで動画を撮ることは日常化しています。</p>
<p>しかし、撮影した動画の編集をスマホ上でやるのは難度が高いですから、こうした編集を自動で実践してもらいたいというニーズはけっこうあるように思えます。</p>
<p>スポーツ映像と違って、「各ユーザーが各自に撮影した多様な動画」において「なにをもってハイライトとするか」については定義が難しそうですが、たとえば、人物の顔が自撮り風になっていたりする場面とか、大勢の人が笑顔になっているとか、美しい情景の場面とかはハイライトといえそうです。</p>
<p>それこそ、有名なビデオブロガーとかYouTuberの動画から「ハイライトシーンとはこういうものだ」というものを学習させても面白そうですね。</p>
<p>ちなみに、実際にこのテーマに取り組み始めた企業や製品も存在します。</p>
<p>それが自動編集機能を備えた社名と同名のアクションカメラ<a href="https://getgraava.com/" target="_blank">「Graava」</a>です。</p>
<p>Graavaの自動編集機能はそれほど高度なAIが使われているわけではなさそうですが、こうした技術に将来性を感じている企業はすでに出てきているということですね。</p>
<div id='gallery-42' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-16.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-16.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<div id='gallery-43' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-17.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="682" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-17.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-18.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="682" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/05/gd359524_-18.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第49回: HUAWEI Mate 10 ProのAIチップから想像するスマホAI利用の将来"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Graavaの製品写真</span></p>
<p>スマホに搭載されるAI支援チップの活用アイディアは、まだまだ未開拓な領域なので、今後の展開が楽しみですし、実際、今年以降、さまざまなアプリがでてくるような予感がしています。</p>
]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う</title>
		<link>https://games.app-liv.jp/archives/343849</link>
		<pubDate>Wed, 28 Feb 2018 01:34:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[西川善司のモバイルテックアラカルト]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://games.app-liv.jp/?p=343849</guid>
		<description><![CDATA[<p>ボクはスマホ専門のレビュアーではないため、常に最新スマホに触れているわけではありませんし、新製品スマホに買い替える頻度もそう高くはありません。ただ、そうはいっても、2年縛り契約の更新月とか、あるいは端末が壊れてしまったりすると、買い換えを検討することはあります。その際の「スマホ選び」については本連載の第10回、15回で触れたことがありました。実は、第15回の掲載から約2年が経った今、ボクはまたスマホを乗り換えることになったのでした。今回はそんな話です。</p>第10回「大画面☆マニアとしての西川善司的スマホ選び」 第15回「2016年はFREETELのSAMURAI KIWAMI×MVNOにします」 Galaxy Note8を選択するに至った経緯 今回、なぜスマホの買い換えを [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>ボクはスマホ専門のレビュアーではないため、常に最新スマホに触れているわけではありませんし、新製品スマホに買い替える頻度もそう高くはありません。ただ、そうはいっても、2年縛り契約の更新月とか、あるいは端末が壊れてしまったりすると、買い換えを検討することはあります。その際の「スマホ選び」については本連載の第10回、15回で触れたことがありました。実は、第15回の掲載から約2年が経った今、ボクはまたスマホを乗り換えることになったのでした。今回はそんな話です。</p><ul>
<li>
<h4><a href="https://games.app-liv.jp/archives/39878" target="_blank">第10回「大画面☆マニアとしての西川善司的スマホ選び」</a></h4>
</li>
<li>
<h4><a href="https://games.app-liv.jp/archives/82669" target="_blank">第15回「2016年はFREETELのSAMURAI KIWAMI×MVNOにします」</a></h4>
</li>
</ul>
<h2>Galaxy Note8を選択するに至った経緯</h2>
<p>今回、なぜスマホの買い換えを検討したかというと、今まで約2年間使ってきたFREETELの「SAMURAI KIWAMI」（以下、KIWAMI）の動作が2017年12月前後から安定しなくなってきたからです。</p>
<p>バッテリーの保ちが悪くなってきたのは経年劣化だとして、よく勝手に再起動してしまうことが多くなってきたのです。</p>
<p>初期化（リセット）しても症状が変わらないですし、この症状が出始めたのが、FREETELの経営破綻の報道前後だったので、修理に出すのも気が引けまして、結局「買い換え」を検討したのでした。</p>
<p>で、何にするかですが、ここが問題です。</p>
<p>ボクのスマホに対するこだわりは、この連載で幾度も書いてきていますが、あえて再び書きますと、重要なのは「大画面であること」そして「それなりに高解像度であること」です。</p>
<p>受話はそれなりにしますが、発話はあまりしないので、電話としての使い勝手は二の次です。しかし電話機能がないというのは困ります。</p>
<p>ちなみに、極端な話、通話できればタブレットでも構わないとは思っています。</p>
<p><a href="https://games.app-liv.jp/archives/179102" target="_blank">本連載第25回「8インチタブ「MediaPad M2 8.0」をメインスマホとして使うことになったワケ」</a>では、KIWAMIが故障して修理に出している間、携帯電話がなくて困ったので、通話できるタブレットを購入した……という話題をお届けしたこともありましたっけ。</p>
<p>さて、ボクにとって「具体的に何インチからが大画面なのか」といいますと、6.0インチからと勝手に決めています。</p>
<p>解像度は2,560×1,440ピクセルからですね。</p>
<p>2年くらい前ならばフルHD（1,920×1,080ピクセル）でもよかったかもしれませんが、長らく使っていたFREETELのKIWAMIが2,560×1,440ピクセルでしたから「これ以上にしたい」というのは絶対条件となりました。</p>
<p>そこで、いろいろと検討した結果、候補にあがったのはサムスンの「Galaxy Note8」、LGの「V30＋」、NTTドコモの2画面スマホ「M（Z-01K）」です。</p>
<div id='gallery-44' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">LG V30＋（2017年10月のドコモ発表会より）</span></p>
<div id='gallery-45' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-1.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-1.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">ドコモの2画面スマホ M（Z-01K）</span></p>
<p>ボクは大画面☆マニアであることは業界では有名ですが（笑）、同時に多画面☆マニアでもあります。</p>
<p>なので、M（Z-01K）はかなりほしかったのですが、発売が2018年2月。LGのV30＋も1月でした。</p>
<div id='gallery-46' class='gallery galleryid-343849 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-2.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="682" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-2.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<div id='gallery-47' class='gallery galleryid-343849 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-22.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-22.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">西川善司の仕事場の多画面環境</span></p>
<p>購入検討をしていたのは2017年の12月でしたから、2017年12月の時点で購入可能なのはサムスンのGalaxy Note8一択と言うことになってしまいました。</p>
<p>まあ、もともとボクは人生最初のスマホが初代Galaxy Noteでしたし、ペン入力対応は魅力的に思っていたので、悪くない選択だと思い、決断したのでした。</p>
<h2>Galaxy Note8への買い替えのタイミングで回線もMNPすることに</h2>
<p>Galaxy Note8は、画面サイズは6.3インチ、解像度は2,960×1,440ピクセルというアスペクト比にして約2:1という縦長端末になります。</p>
<p>このドットピッチでアスペクト比16:9に換算すると約5.6インチくらいに相当しますかね。大画面といえば大画面なのですが、そうと言えなくもない微妙な縦長スマホという感じです。</p>
<p>映像パネルは有機ELパネルですが、サブピクセルが千鳥足配置（ペンタイル構造）になっています。</p>
<p>実効解像度は2,960×1,440ピクセルの約66%といったイメージですかね。</p>
<div id='gallery-48' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-5.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="406" height="181" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-5.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">RGBサブピクセルのストライプ配置とペンタイル配置。高解像度有機ELパネルはペンタイル配置が多い</span></p>
<div id='gallery-49' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-6.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="701" height="533" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-6.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">筆者のGalaxy Note8をデジタル顕微鏡で撮影した写真。ペンタイル配置であることが分かる</span></p>
<p>既に各メディアで報道済みなので、スペックについての言及は、軽くなぞる程度に留めておきますが、Galaxy Note8のSoC（メインプロセッサ）はQualcommのSnapdragon 835（MSM8998）で、製造プロセスは10nm LPP FinFETプロセスです。</p>
<p>まあ、すでに第2世代10nm LPP FinFETプロセスで製造されるSoCの予告もありますが、現行品としては最新製造プロセスによって製造されるもので、卓越した省電力性能と最大演算性能を両立していそうです。</p>
<p>CPUはARMの2命令デコードのスーパースカラパイプラインを採用したCortex-A73（2.35GHz）×4基と省電力コアのCortex-A53（1.9GHz）×4基の8コア構成。</p>
<p>GPUはAdreno 540で、最大理論性能値は710MHz駆動時で500GFlopsオーバー。ゲーム機のPS3のGPU（RSX）が224GFLOPSでしたから、その2倍の性能があることになります。凄い時代ですね。</p>
<p>内蔵ストレージは64GB。メインメモリは6GBもあり、Windowsパソコン並みですね。OSはAndroid7.1です。</p>
<p>実は、Galaxy Note8に決めたのにはもう1つ隠された理由があって、それはGoogle純正のVR（Virtual Reality：仮想現実）ソリューション「Google Daydream View」に対応していることが公言されていたことです。</p>
<p>Galaxyシリーズは、サムスン謹製の「Gear VR」というVRソリューションも提供されていますが、Google自らが提供するDaydreamにも対応するところが魅力的に思えたのです。ある種、スマホVRソリューションのダブル対応ですからね。</p>
<div id='gallery-50' class='gallery galleryid-343849 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-21.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="391" height="450" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-21.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p>ボクは、VR関連技術も専門に追いかけていますから、スマホVRに広く対応しているGalaxy Note8は選択して間違いがないだろうとも思ったわけです。</p>
<p>このあたりについては後述します。</p>
<p>さて、<a href="https://games.app-liv.jp/archives/82669" target="_blank">第15回「2016年はFREETELのSAMURAI KIWAMI×MVNOにします」</a>でお話ししたとおり、ボクは携帯電話回線はMVNOの「OCN モバイル ONE」を利用していました。</p>
<p>Galaxy Note8はSIMフリー版が並行輸入品しかなく、国内正規販売されているものは国内大手キャリア対応品のみです。</p>
<p>ただ、販売価格を見てみると新規契約で約76,000円、MNPで約26,000円でしたから、ここはMNPで契約することにしました。</p>
<p>月々の支払いは多少上がりますが、端末を安く入手できることで相殺されると考えることにしました。</p>
<p>ちなみに、「OCN モバイル ONE」は最低利用期間が半年（6ヵ月）ですから、違約金等は発生していません。MNP転出手数料の3,240円は掛かりましたが。</p>
<h2>Galaxy Note8の使い勝手</h2>
<p>Galaxy Note8の使い勝手ですが、全体的にプロセッサのパフォーマンスが高いため、「サクサクと動いて小気味よい」というのが第一印象です。</p>
<p>メインメモリが6GBもあるので、よく使うアプリをほぼ全起動してもオンメモリ動作してくれているようで、最初に起動したアプリを再び呼び出したとしても、そのアプリが再起動することなく、すぐにタスク復帰してくれます。</p>
<p>KIWAMIでは、いちばん過去に起動したアプリがよく再起動していたので、これが改善されたことには最初に気が付きました。KIWAMIも、当時としては最大級のメインメモリ4GB仕様だったんですけどね。</p>
<p>ボクは日本語入力は「JISかなキー配列」入力派なので、<a href="http://gorry.haun.org/android/nicownng/" target="_blank">ソフトウェアキーボードアプリ「nicoWnnG IME」</a>を使っています。</p>
<p>このアプリでは、文字入力の際に「かな」キー配列のソフトウェアキーボードがスマホ画面に表示されるのですが、画面を縦長持ちにしたときには、画面の横幅が事実上のキーボードの横幅になり、これが狭いと、キーごとの幅も小さくなるためタッチ操作では押しにくくなります。</p>
<p>KIWAMIの本体寸法はH159.5×W82.9×D8.9（mm）で、横幅は82.9mm。対してGalaxy Note8はH163×W75×D8.7（mm）で、横幅は75mmとなり、Galaxy Note8は狭額縁デザインとはいえ、KIWAMIより表示されるキーボードの横幅は微妙に狭くなりました。なので正直、自分の指によるタッチ操作でのかなキー入力は精度が落ちた気がします。</p>
<div id='gallery-51' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-8.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="768" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-8.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">KIWAMIで「nicoWnnG IME」のソフトウェアキーボードを表示させたときの様子</span></p>
<div id='gallery-52' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-9.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1213" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-9.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Galaxy Note8で「nicoWnnG IME」のソフトウェアキーボードを表示させた時の様子。微妙にだがキーサイズが小さくなった</span></p>
<p>ただ、Galaxy Note8にはペンが付属しているので、これを使えば入力しづらいことはありません。ピンポイントでしっかりとソフトウェアキーボードのキーを押していくことができます。</p>
<p>まあ、スマホで長文を打つ機会はそれほどないのですが、そんなときはペンを使うことにしました。やはり、ソフトウェアキーボードのキーを指タッチで使うことまでを考えると、縦持ち時の画面サイズの横幅はもう少しほしかった気がします。</p>
<p>さて、ペンの話が出てきたので、ペンの使い勝手にも触れたいと思います。</p>
<p>これは、予想外に使いやすくて気に入っています。自分にしかわからないような手書きのメモをとる際に便利なのです。</p>
<p>というのもGalaxy Note8では、本体底面からペンを抜くと、それに連動してペン入力関連のアプリのランチャーが起動するのです。</p>
<p>ボクがもっぱら便利に使っているのは標準ソフトの「Galaxy Notes」という手書きメモアプリです。</p>
<div id='gallery-53' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-10.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-10.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">紙の手帳代わりに殴り書きするようなメモを取るのに便利なGalaxy Note8の標準アプリ「Galaxy Notes」</span></p>
<p>テキストデータ化できるわけでもなく、ただ書き殴ったメモが取れるだけのアプリですが、とにかくスピーディーにメモが取れるので紙の手帳感覚で使えるのが気に入っています。</p>
<p>少し前までのスマホでの手書きペン入力は遅延がありすぎて、ユーザーが動かしたペンの軌跡と、これに追従して画面に描かれる線分の軌跡が違いすぎて興ざめなことが多かったのですが、Galaxy Note8ではメインプロセッサの性能が高い恩恵もあって、かなり低遅延で追従性がいいです。</p>
<p>画数の多い漢字もしっかり書けます。ほぼ「紙の手帳の代わり」として使えるようになっているかと思います。</p>
<div id='gallery-54' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-11.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="1765" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-11.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">筆者のGalaxy Notes一覧。なんだかほとんど「ストリートファイターV」のプレイメモになっているような……</span></p>
<p>ボクは、取材時には紙の手帳にメモを取ることも多かったのですが、Galaxy Note8になってからは、これでメモを取ることも増えてきましたね。</p>
<p>バッテリーの持ちについては、まずまずといったところです。</p>
<p>映像再生や音響機能を積極活用するとバッテリーの消耗が早いですが、普段使いでは、1日以上は持つことが多いです。</p>
<p>バッテリー容量は3,300mAhで、最近の大画面スマホとしては標準的な容量ですが、新しい機種なので、省電力制御が優秀なんでしょうね。</p>
<h3>Galaxy Note 8でVRを楽しむ!?</h3>
<p>今回のスマホ選びで、Galaxy Note8にした理由の1つに、VR対応があります。</p>
<p>Galaxy Note8は、VR対応ソリューションとして、サムスン純正のGearVRとGoogle謹製のDaydream Viewがあり、VR対応については全方位に優れています。</p>
<p>ボクはCG技術などを専門にしていることもあり、仕事柄、VR技術にも触れる機会が多く、ここは外せない要素でした。</p>
<p>日本では長らく、Daydream Viewの入手性が芳しくありませんでしたが、2017年12月になり、突如として<a href="https://vr.google.com/intl/ja_jp/daydream/smartphonevr/" target="_blank">日本語のDaydream View公式オンライン購入サイト</a>も立ち上がったことで状況が変わりました。</p>
<p>第一世代のDaydream Viewは2016年末にリリースされたわけですが、第二世代のDaydream Viewは、Galaxy Note8への正式対応を謳いつつ、2017年末から発売が開始されたのです。</p>
<p>ちょうど、ボクがGalaxy Note8の入手タイミングと重なったこともあって、Galaxy Note8の購入とほぼ同時に新版Daydream Viewを手に入れました。</p>
<div id='gallery-55' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-12.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="766" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-12.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">実際にボクが手に入れた新版Daydream View</span></p>
<p>ちなみに、新版（第二世代）Daydream Viewは、今回のボクのスマホ購入候補として上げていたLGのV30系にも対応していますし、ASUS ZenFone AR、Motorola Moto Z系、HuaweiのMate 9系などにも対応しています。</p>
<p>なお、詳細な対応機種リストは<a href="https://vr.google.com/intl/ja_jp/daydream/smartphonevr/phones/" target="_blank">Daydream Viewの公式サイト</a>を参照してください。</p>
<p>「スマホ向けのVRコンテンツなんてそんなにないでしょ?」というツッコミがありそうですが、最近はそんなこともないのです。</p>
<p>ゲームでは、2016年に世界各国でベストVRゲーム賞を受賞した『Rez Infinite』が2017年12月にDaydream View向けにリリースされました。</p>
<p>Rez Infiniteは、ハイテンションなエレクトリックダンスミュージックにシンクロして、レトロでサイケデリックな3Dグラフィックスが360°全方位に展開する3Dシューティングゲームです。</p>
<p>この作品は最初、ソニーのPlayStation VR（PSVR）向けにリリースされて話題を呼びましたが、スマホ版（Daydream View版）になっても、PSVR版とほぼ同体験が楽しめるようになっていて感動的です。</p>
<p>ゲーム好きならば、これだけのためにDaydream Viewを買ってもいいくらいです。</p>
<p>PSVR版でやっていた踊るようなプレイも、PSVRより軽量なDaydream Viewならばやりやすいですしね。</p>
<div id='gallery-56' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-13.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-13.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<div id='gallery-57' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-14.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-14.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<div id='gallery-58' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-15.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-15.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Rez InfiniteがついにスマホVRでプレイできるようになった。Daydream Viewユーザー必携のVRゲームだ！</span></p>
<div id='gallery-59' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-16.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-16.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Daydream Viewでは専用コントローラーが付属し、Rez Infiniteではこれを使って敵をレーザーで攻撃する。Oculus RiftやHTC VIVEなどに付属する専用コントローラーに及ばないものの、Rez Infiniteのゲームメカニクスではこれでじゅうぶんプレイできる</span></p>
<p>もう1つは、2月に韓国の平昌で開催された2018年冬季オリンピックです。</p>
<p>実は今回の冬季オリンピックはインテルの技術協力でかなり多くの競技がVR放送されていたのをご存じでしたか？</p>
<p>そう、Daydream Viewを使ったスマホベースのVRソリューションで、オリンピック競技を実写系の360°VRコンテンツとして楽しめたのです。</p>
<p>インテルは「True VR」と呼ばれるVR放送技術を推進していて、今回は、1眼あたり4K解像度のカメラを総計12基、180°の円弧状のフレームに組み付けた「True VRカメラ」と呼ばれる装置を競技場の各所に配置して、競技の模様をVRでリアルタイム配信していたのです。</p>
<p>このTrue VRカメラは1基で前後左右180°＋αの画角の撮影をカバーし、このTrue VRカメラを背中合わせに配置すると前後左右360°の画角がカバーされる仕組みです。</p>
<div id='gallery-60' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-17.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="682" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-17.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">ラスベガスで1月に開催された家電ショー、CES2018でも公開されたインテルが開発した「True VRカメラ」</span></p>
<p>このTrue VRカメラは、12基の4Kカメラを2眼ずつペアとして3D立体視撮影する仕組みだったため、今回、撮影・配信された映像は360°立体視に対応していたのが特徴です。</p>
<p>一般的な市販の360°カメラの映像は単眼撮影されたものなので、平面視ですからね。迫力が違うというわけです。</p>
<p>日本では、この放送をNHKが担当していました。</p>
<p>現在でも競技の様子を360°（ないしは180°）撮影した実写VR映像がアーカイブで提供されているので、興味のある人はNHKの特設サイトをチェックして見てください。</p>
<div id='gallery-61' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-18.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="977" height="867" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-18.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<ul>
<li>
<h4><a href="https://www.nhk.or.jp/olympic/360/index.html" target="_blank">NHK平昌オリンピック360°映像特設サイト</a></h4>
</li>
</ul>
<div id='gallery-62' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-19.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="498" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-19.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">平昌冬季オリンピックの閉会式もVR生放送された。この画面は、まさにDaydream Viewでその配信を楽しんでいる最中の画面をキャプチャしたもの</span></p>
<p>スキーやスノーボードといったアクロバティックな競技の映像はもちろんですが、日本国内でもかなり盛り上がったカーリングの様子も面白いです。</p>
<p>テレビでは簡単そうにも見えるカーリングですが、VR映像で見ると競技場の広さや長さに驚かされます。金メダルを獲得したフィギュアスケートの羽生結弦選手の採点を待つ姿もVR映像に残っていますよ！</p>
<div id='gallery-63' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-20.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="682" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/02/gd343849_-20.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第48回: 大画面☆マニア「Galaxy Note8」を買う"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Daydream Viewで平昌冬季オリンピックのライブラリVRコンテンツを楽しむ筆者</span></p>
<h2>おわりに</h2>
<p>というわけで、2017年末……というか2018年から、ボクのスマホはGalaxy Note8になりました。</p>
<p>最新になったことで、これまでは（KIWAMIでは）手を出しづらかった、新しい技術やアプリ、ソリューションに手を出していけそうです。</p>
<p>ゲームも含めて、このスマホで体験できる何か新しいことに遭遇した時には、この連載でカバーしていきたいと思っています。</p>
<p>(C) 2018 SAMSUNG All Rights Reserved.<br />
(C) 2016, 2017 Enhance Games<br />
(C) NHK All rights reserved.</p>
]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！</title>
		<link>https://games.app-liv.jp/archives/334097</link>
		<pubDate>Thu, 04 Jan 2018 09:01:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[西川善司のモバイルテックアラカルト]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://games.app-liv.jp/?p=334097</guid>
		<description><![CDATA[<p>年が明けて2018年1回目の本連載は「2018年のモバイルテックはこうなる？」的な回にすることにしました。AIチップ、VR-HMD、液晶・有機ELと、いくつかのテーマに分けてみていきたいと思います。</p>スマホへの搭載が進む「AIチップ」ってなに？ 2017年は「人工知能（AI）処理の支援ロジックをスマートフォンに組み込んでいく」という流れが誕生しました。 9月にはMateシリーズでお馴染みのHuaweiが、スマートフォ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>年が明けて2018年1回目の本連載は「2018年のモバイルテックはこうなる？」的な回にすることにしました。AIチップ、VR-HMD、液晶・有機ELと、いくつかのテーマに分けてみていきたいと思います。</p><h2>スマホへの搭載が進む「AIチップ」ってなに？</h2>
<p>2017年は「人工知能（AI）処理の支援ロジックをスマートフォンに組み込んでいく」という流れが誕生しました。</p>
<p>9月にはMateシリーズでお馴染みのHuaweiが、スマートフォン向けSoC（CPUやGPUやメモリインターフェースなどコンピュータの動作に必要な機能をひととおり1チップに集約させたプロセッサのこと）として「Kirin 970」を発表しましたが、ここにはNeural Processing Unit（NPU）と呼ばれる、AI処理支援ロジックを統合していることを明らかにしました。</p>
<p>このKirin 970はHuaweiの最新スマホの「Mate 10 Pro」に採用されています。</p>
<p>ほぼ同タイミングで、アップルも新型スマホの「iPhone X」のメインプロセッサ「A11」には、AI処理支援ロジックとして「Nerual Engine」を融合したことを発表しました。</p>
<p>GoogleやNVIDIAも、AI処理支援ロジックとしてTensor Processing Unitを開発し、自社プロセッサへの組み込みを実践しています。</p>
<p>これらのAI処理支援ロジックは、あえて抽象化した名前として「AIチップ」などと呼ばれています。</p>
<p>AIチップというと、なんだか「自ら思考する人工知能」が1チップに収まったようなイメージが湧きますが、実際のプロセッサとしての構造はGPUに近く、ベクトル計算器を集積させたものに過ぎません。</p>
<p>それはそうですよね。携帯電話に載せるプロセッサがSF映画に出てくるような精巧なロボットの頭脳であるはずがありませんものね。</p>
<p>現在のAIのアーキテクチャの主流は機械学習型のAIなわけですが、これらを実践するにあたっては、行列の積和算を大量に行います。</p>
<p>なので、前出のAIチップというのは、実体としては4×4の行列の積和算を同時に大量に行えるプロセッサに近いものと言えます。</p>
<div id='gallery-64' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-8.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="255" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-8.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<div id='gallery-65' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-9.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="306" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-9.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">4×4行列の積算を図解したもの。AIチップではこれらの計算を一度に大量に並列に行うことができる</span></p>
<p>「機械学習型AIといえばグラフィックスプロセッサ（GPU）で実践するのが流行していたはずだけど？」と思い出した人もいることでしょう。</p>
<p>そのとおりです。</p>
<p>確かに、GPUでも4×4の行列の積和算は高速に行えますが、もともとGPUはグラフィックス描画のために開発されたものですから、演算精度を32ビット浮動小数点を基準にして設計されています。</p>
<p>それに、GPUにはテクスチャアクセスに特化したロジックやディスプレイ出力回りのロジックも含まれています。</p>
<p>機械学習型AIで行う計算では、グラフィックス描画の機能は不要ですし、演算精度も実はGPUほどの精度は必要ありません。</p>
<p>それこそ、演算精度に限っては16ビット浮動小数点（FP16）や、8ビット整数で十分なのです。</p>
<p>つまり、スマホに組み込まれるAIチップは、GPUに搭載されているグラフィックス関連の機能を省き、演算精度や演算器の規模も簡易化したものになっています。</p>
<p>だからこそ、スマホに載せられるわけです。</p>
<p>「スマホにもGPUは搭載されているのだから、そちらを活用しても同じことはできるよね？」という疑問を持った方もいることでしょう。</p>
<p>かなり鋭いです。</p>
<p>確かにそのとおりなのですが、スマホに搭載されたGPUは、主にグラフィックス処理をしなければならず、AI処理を実行しているときに、スマホ画面のスクロールとかが遅くなったりしては操作感としては芳しくないですよね。</p>
<p>なので、現状はGPUとAI処理支援ロジックは別々になっているのです。</p>
<div id='gallery-66' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-1.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-1.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">NVIDIAのGPUやTegraに搭載されるAI処理支援ロジックはTENSOR COREという名称。実践するメインの計算は4×4の行列の積和算である</span></p>
<p>ちなみに、NVIDIAのSoCのTegraシリーズは、Tegra X2以前はAI処理支援はGPUコアで実践させるアーキテクチャになっていますが、次世代TEGRA（開発コードネーム「Xavier」）では、Kirin 970やA11のように、専用のAI処理支援ロジックを実装するデザインに変更されるようです。</p>
<p>GPUが今よりももっと性能が向上すれば、AI処理支援までを兼任させることはできるでしょうが、今は「別々に実装した方が効率がいい」という方針になっているのです。</p>
<p>2018年は、総称「AIチップ」と呼ばれるAI処理支援ロジックを搭載したSoCがいろいろと出てきそうですし、それらのSoCを採用したスマホはいろいろと出てくるはずです。</p>
<p>2018年内にエントリークラスにまでこうした流れが波及するかどうかは分かりませんが、少なくとも上位機のスマホには「なかば必須」となるくらいの勢いで採用が進むと思われます。</p>
<h2>スタンドアロン型VR-HMDがいろいろ出てきそう！</h2>
<p>続いてはスマホにおいても無縁ではなくなってきた感のある「仮想現実」（VR：Virtual Reality）についての話題です。</p>
<p>2017年は、Googleの「Daydream View」が日本でも発売され、ひそやかではありますが、スマホをはめ込んでVR-HMD化して活用する「スマホVR」というプラットフォームが立ち上がった感があります。</p>
<div id='gallery-67' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-12.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="682" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-12.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Daydream View</span></p>
<p>そして2018年は、VR対応ヘッドマウントディスプレイ（HMD）に新しいスタイルが本格的に台頭します。</p>
<p>それが「スタンドアローン型」のVR-HMDです。</p>
<p>Oculus RiftやHTC VIVE、そしてソニーのPSVRは、VRコンテンツを楽しむためには別途ホストコンピュータであるWindowsパソコンやゲーム機であるPS4が必要でした。</p>
<p>このホストコンピュータをVR-HMDに統合したものがスタンドアローン型VR-HMDというわけです。</p>
<p>マイクロソフトがリリースしている「HoloLens」や、前述したスマホをはめ込んでVR-HMD化するDaydream Viewなどは、スタンドアローン型VRの一種と言えます。</p>
<p>2017年後期には、このスタンドアローン型VR-HMDの登場予告が相次いだのです。</p>
<p>Oculusは<a href="https://www.oculus.com/go/" target="_blank">Oculus GO</a>、HTCは<a href="https://www.vive.com/cn/product/vive-focus-en/" target="_blank">VIVE FOCUS</a>、Googleも<a href="https://vr.google.com/intl/ja_jp/daydream/standalonevr/" target="_blank">Daydreamスタンドアロン</a>を発表し、2018年のリリースを予告しています。</p>
<div id='gallery-68' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-10.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="620" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-10.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Oculus GO</span></p>
<div id='gallery-69' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-11.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-11.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">VIVE FOCUS</span></p>
<p><iframe loading="lazy" title="Introducing WorldSense: Move naturally in VR" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/aJD34uGPQf8?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">Daydreamスタンドアロンのティザームービー。Lenovo製のDaydreamスタンドアロンヘッドセットが登場予定</span></p>
<p>Oculus Goは、Gear VR互換となるそうで、VIVE FOCUSは独自の「VIVE WAVE」というフレームワークを展開します。</p>
<p>DaydreamスタンドアロンはいうまでもなくDaydreamプラットフォームベースとなります。</p>
<p>これらの3つのプラットフォームを基軸として、2018年はホストコンピュータ内蔵型VR-HMDがいろいろと出てくると思われます。</p>
<p>マイクロソフトもWindows Mixed Reality（Windows MR）に力を入れているので、Windows10ベースのスタンドアロン型&#8221;MR&#8221;-HMDが出てくるかもしれません。</p>
<p>Oculus Go、VIVE FOCUS、Daydreamスタンドアロンはいずれもそれほど高価なものではないようなので、うまくすれば一般にも普及して、「被って使う携帯端末」として認知されるようになるかもしれません。</p>
<h2>VR-HMDの映像パネルの液晶化が進むのはなぜ？</h2>
<p>HMDにからめて、もう1つの話題も提供したいと思います。</p>
<p>ボクのもう1つの専門分野であるディスプレイパネル技術がらみの話題です。</p>
<p>2016年は「VR元年」などともてはやされ、ソニーはPS4向けVRシステムとしてPSVRをリリースしました。Windows PC向けにはOculus Rift、HTC VIVEがリリースされました。</p>
<p>これら3つの「VR-HMD御三家」は、全て有機ELパネルを採用していました。</p>
<p>前述したスタンドアロン型VR-HMDのOculus Go、VIVE FOCUS、Daydreamスタンドアロンのうち、Oculus Goは液晶パネルを採用します。</p>
<p>VIVE FOCUSは有機ELパネルです。</p>
<p>Daydreamスタンドアロンは公式発表は今のところないのですが2017年5月に「<a href="https://www.nikkei.com/article/DGXLZO17042970Z20C17A5TI1000/" target="_blank">Googleがシャープの液晶パネルを自社製VR-HMDに採用</a>」という報道が出たので、液晶パネルになる見込みです。</p>
<p>それにしても、なぜここに来てHMDの液晶化への流れが起きたのでしょうか。</p>
<p>「液晶パネルの方が価格が安いから？」と思った人は、半分正解です。</p>
<p>しかし、もう少し深い理由もあります。</p>
<h3>画素精細度において不利な有機ELパネル</h3>
<p>そもそも、VR-HMD御三家が有機ELパネルを採用したのは、画素の応答速度が桁違いに速いからでした。</p>
<p>RiftとVIVEは片目あたり、1,080×1,200ピクセルの3.5インチ有機ELパネルを2枚（両目分）、PSVRでは単一の1,920×1,080ピクセルの5.7インチ有機ELパネルを2眼で半分ずつ見せる実装形態となっていました。</p>
<p>両眼解像度はRiftとVIVEが2,160×1,200ピクセルで約260万ピクセル、PSVRは1,920×1,080ピクセルなので約207万ピクセルです。</p>
<p>また画素密度を表すppi値は、RiftとVIVEのものが461ppi、PSVRは386ppiでした。</p>
<p>一見、RiftとVIVEのものの方がppi値が高く思えますが、実は、RiftとVIVEの有機ELパネルはペンタイル（千鳥足）配列と呼ばれる、画質よりもコストを重視したデザインで、青と赤のサブピクセルが公称全体解像度の半分程度しかありませんでした。</p>
<p>なので、いうなれば実効ppiは307ppi程度しかなく、PSVRの方が映像表現力は上でした。「RiftやVIVEよりもPSVRの方が映像が綺麗だ」といわれるのは、実はこれが主たる理由だったのです。</p>
<div id='gallery-70' class='gallery galleryid-334097 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-13.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="934" height="660" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-13.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">映像パネルのサブピクセル構造の違い。左の「RGBストライプ」型はRGB（赤緑青）のすべてが同一個数のため解像感に優れる。右の「ペンタイルRGB」型はGだけがフル解像度でRサブピクセルとBサブピクセルは、複数のGサブピクセルで共有（平均値で駆動）するため、解像感に乏しい</span></p>
<p>とても評判の高かった御三家VR-HMDでしたが、表示映像に対しては「解像感が足りない」という意見も少なからずありました。</p>
<p>これは映像パネルを拡大して見るという現在のVR-HMDの構造からくる問題です。</p>
<p>これを改善するためには、今までのもの以上に高解像度の映像パネルを使用する必要があります。</p>
<p>つまり、高いppi値の映像パネルが必要となってくるわけです。</p>
<p>2018年以降に登場するPC向けGPUは、4K解像度を90fps以上で描画する性能を実現するとみられます。</p>
<p>そうなれば、新世代VR-HMDの両眼解像度は4K程度のものがマッチすることになります。</p>
<p>スマホ向けのSoCに内蔵されるGPUも、CG（≒ゲームグラフィックス）のレンダリングを4Kでやるのは直近では無理だとしても、4K解像度の実写VRコンテンツを取り扱うことは近未来的に可能になってきます。</p>
<div id='gallery-71' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-3.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1536" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-3.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<div id='gallery-72' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-4.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="682" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-4.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">2020年くらいに実用化を目指している5G携帯電話網では、スマホVRで8KのVRコンテンツをリアルタイム配信することを目指している。写真はCEATEC2017で公開されたその試作モデル。スマホVRやスタンドアロンVR-HMDにおいても、高解像度映像パネルのニーズは高まっている</span></p>
<p>ただ、解像度が高くなるからと言ってVR-HMDのボディサイズを大型化することは望まれませんよね。</p>
<p>つまり、現状のボディサイズと同等かそれ以下で、より高い解像度の映像パネルが求められることになるわけです。</p>
<p>御三家VR-HMDの映像パネルが大体400ppi前後の精細度だったとことを踏まえれば、少なくともその2倍の800ppiクラスが要求されることになります。</p>
<p>実は、800ppiを実現する高精細パネルを有機ELパネルで製造するのは難しいのです。</p>
<p>この画素密度が実現出来る映像パネルはというと、現状では液晶しか選択肢がありません。</p>
<p>もちろん技術革新によって、より高精細な有機ELパネルの登場はあり得るのですが、少なくとも現状というか短期的に、両眼解像度が4K（3,840×2,160ピクセル）の有機ELパネルを800ppiで製造することは困難です。</p>
<p>なので、高解像度HMDの映像パネルには液晶パネルの採用が進む動向が強まっているのでした。</p>
<h3>液晶パネルは2019年までに1,000ppiへ到達？</h3>
<p>高ppiの液晶パネルの開発競争は加速しています。</p>
<p>なにしろ液晶パネルメーカーは、昨今「HMDに特化した液晶パネル」の開発に力を入れています。</p>
<p>たとえば2017年12月、JDIは、VR-HMD専用液晶パネルを発表しました。</p>
<p>サイズは3.6インチで解像度は1,920×2,160ピクセル。精細度は803ppi。</p>
<p>パネルサイズ、アスペクト比はRiftやVIVEとほぼ一致しますから、従来のHMDボディサイズのまま両眼解像度を4K化したHMDを構成できることが訴求されていました。</p>
<p>液晶の配向モードはIPS型ですが、新開発の超高速応答速度IPS型パネルになっているそうです。</p>
<p>JDIは、この技術をベースに2019年までには1,000ppiオーバーのVR-HMD専用液晶パネルのリリースも予告していました。</p>
<div id='gallery-73' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-5.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="682" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-5.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">JDIが発表したVR-HMD専用液晶パネルを用いたVR-HMD試作機。90fps駆動に対応</span></p>
<p>液晶パネルメーカーと言えばシャープも有名ですよね。</p>
<p>そんなシャープは2017年、JDIのパネルと同一解像度の1,920×2,160ピクセルのVR-HMD専用液晶パネルを用いた試作VR-HMDを公開しました。</p>
<p>こちらはパネルサイズは2.87インチ。精細度は1,007ppiですからJDIのものを超えていることになります。</p>
<p>液晶を駆動する半導体にはシャープが誇るIGZOを用いています。</p>
<p>こちらはもうGoogleが採用に向けて動き出しているという報道も出てきています。</p>
<div id='gallery-74' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-6.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2018/01/gd334097_-6.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第47回: 2018年のモバイルテックを勝手に予測！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">シャープが発表したVR-HMD専用液晶パネル。2016年にパネル単体の発表を行ったが、2017年には、NTTドコモと共同開発した試作VR-HMDを公開した</span></p>
<p>一般に、「液晶対有機EL」というと、テレビのことを連想しがちですが、実は、HMD製品においても、この「戦いの構図」は激しさを増しているのです。</p>
<h3>おわりに</h3>
<p>今回予測した技術テーマは、スマホを構成する要素技術のほんの一部に関することですが、いずれにせよ、スマホは今年も進化していくはずです。</p>
<p>僕も、昨年は人生初のアップル製品としてiPad Pro（12.9インチモデル）を購入しましたし、まだこの連載では未報告ですが、新しいスマホに買い替えていて「ボク個人をとりまくモバイルテック」も進化しました。</p>
<p>今年もさまざまな新技術に出会えることを期待したいものです。</p>
<p>次回は、その新スマホの話をしたいと思います。</p>
]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！</title>
		<link>https://games.app-liv.jp/archives/333010</link>
		<pubDate>Mon, 25 Dec 2017 03:49:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[西川善司のモバイルテックアラカルト]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://games.app-liv.jp/?p=333010</guid>
		<description><![CDATA[<p>この連載で、iOS版の「ストリートファイターIV」のプレイレポートを紹介したことがありましたが、あのときの「結び」で、iOS端末で使えるゲームコントローラーデバイスを使って見たい、と述べました。そのとき、一例として取り上げたのがGAMEVICEの「Game Controller for iPad Pro」でした。今回、メーカーのご厚意により、コントローラの実機を貸し出していただいたので、実際に自分のiPad Proに取り付けて使った際の評価レポートをお届けしたいと思います。</p>噂のゲームコントローラー「GAMEVICE」をセットアップ GAMEVICEの「Game Controller for iPad Pro」にはいくつかのモデルバリエーションがあります。 iPhone6系からiPhone  [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>この連載で、iOS版の「ストリートファイターIV」のプレイレポートを紹介したことがありましたが、あのときの「結び」で、iOS端末で使えるゲームコントローラーデバイスを使って見たい、と述べました。そのとき、一例として取り上げたのがGAMEVICEの「Game Controller for iPad Pro」でした。今回、メーカーのご厚意により、コントローラの実機を貸し出していただいたので、実際に自分のiPad Proに取り付けて使った際の評価レポートをお届けしたいと思います。</p><h2>噂のゲームコントローラー「GAMEVICE」をセットアップ</h2>
<p><a href="https://gamevice.com/" target="_blank">GAMEVICE</a>の「Game Controller for iPad Pro」にはいくつかのモデルバリエーションがあります。</p>
<p><a href="https://gamevice.com/collections/mobile-console-gaming/products/gamevice-for-iphone" target="_blank">iPhone6系からiPhone Xにまで対応したiPhone用</a>、<a href="https://gamevice.com/collections/mobile-console-gaming/products/gamevice-for-ipad-mini" target="_blank">iPad mini対応モデル</a>、<a href="https://gamevice.com/collections/mobile-console-gaming/products/gamevice-for-ipad-air-pro-9-7-inch" target="_blank">9.7インチiPad対応モデル</a>、<a href="https://gamevice.com/collections/mobile-console-gaming/products/ipad-pro-10-5-inch" target="_blank">10.5インチiPad Pro対応モデル</a>、<a href="https://gamevice.com/collections/mobile-console-gaming/products/gamevice-for-ipad-pro-12-9-inch" target="_blank">12.9インチiPad Pro対応モデル</a>という感じで、ラインナップは豊富です。</p>
<p>今回、ボクが貸し出しを受けたのは、自分の買った12.9インチのiPad Proに対応したモデルの「GMV-GV161」です。</p>
<p>このGAMEVICEコントローラーは、左コントローラーと右コントローラーを端末本体の左右を挟み込むように装着して使います。</p>
<p>左右のコントローラーは、ゴムのよう強い伸縮性材質のバンドで結ばれており、iPad Proに挟み込むと、このゴムバンドのテンションでガッチリとはまります。</p>
<p>なので、比較的、強くレバー入れやボタン押しを行ってもずれたりはしません。</p>
<p>なかなかよく考えられて設計されている印象です。</p>
<div id='gallery-75' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="526" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">GAMEVICEコントローラーの全体像。左右のコントローラー部はゴムバンドのようなハーネスで接続されている</span></p>
<p>左コントローラーにはアナログスティックと十字キーパッド、そしてショルダーボタンとトリガボタンが実装されています。</p>
<p>最近のゲーム専用機では定番となっている、アナログスティックの押し込み操作には非対応でした。</p>
<div id='gallery-76' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-1.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="539" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-1.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">左側コントローラー部。アナログスティックと十字キーが実装されている</span></p>
<div id='gallery-77' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-2.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-2.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">左側コントローラーの先端部にはショルダーボタンとトリガーボタンも搭載されている</span></p>
<p>右コントローラーにも｢押し込み操作非対応」のアナログスティックが1つ、[A][B][X][Y]の4つのボタンがあります。</p>
<p>ショルダーボタンとトリガボタンがあるのは左側コントローラーと同様です。</p>
<p>左コントローラー側にはもう1つ[MENU]ボタンというのがあります。</p>
<p>これはゲームによって実行される機能は異なりますが、押すと、ゲームを中断（ポーズ）したり、あるいは設定メニューを開いたりすることができます。</p>
<p>ちょうど、ゲーム専用機のコントローラーの[START]とか[SELECT]みたいなイメージですかね。</p>
<div id='gallery-78' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-3.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-3.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">右側コントローラー部。アナログスティックと4つのボタンが上面に配置される</span></p>
<div id='gallery-79' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-4.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-4.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">右側コントローラー部の先端部にもショルダーボタンとトリガーボタンも搭載されている</span></p>
<p>1つ気を付けたいのは、iPad Proを何らかのケースに入れていると、GAMEVICEコントローラーを取り付けることはできない点です。</p>
<p>逆に言うと、GAMEVICEコントローラーを取り付けたiPad Proは、ボディ面が剥き出しになるので本体に傷が付く危険性は高まります。傷付くことに過敏な人は、GAMEVICEコントローラーの取付には抵抗があるかもしれません。</p>
<p>後継モデルではこのあたりが柔軟に対応できるように改善されればうれしいですね。</p>
<p>あるいは、左右コントローラーを橋渡ししているゴムバンド部がボディ全体を覆うような、保護ケースの役割を兼任してくれてもよさそうです。</p>
<p>さて、右側のコントローラー部にはLightningのオス端子が付いていて、iPad Pro側の同メス端子に接続した上で、iPad Proに被せます。</p>
<div id='gallery-80' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-5.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-5.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">右側コントローラーの内側にはLightning端子のオスがあり、これでiPadと接続する仕組み </span></p>
<div id='gallery-81' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-6.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-6.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">GAMEVICEコントローラーを装着してもゲームサウンドがこもって聞こえにくくなったりすることはない。それは、ちゃんとスピーカーの開口部を避けたデザインになっているためだ。よく考えられている</span></p>
<p>セットアップはほぼ不要。そのまま接続後から使えるようになります。ペアリングは不要です。</p>
<p>そう、つまり、GAMEVICEコントローラーはLightning端子による有線接続なんですね</p>
<p>GAMEVICEがいうには「完全有線接続のため遅延はない」とのことです。</p>
<p>Lightning端子がGAMEVICEに占有されてしまうと、iPad Proへの電源供給はできなくなってしまうのか……と思いきや、GAMEVICEコントローラーにもLightningのメス端子が付いていて、ここにACアダプタを接続することでちゃんと充電が行えました。</p>
<div id='gallery-82' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-8.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-8.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-7.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-7.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">右側コントローラーの手前部分にはLightningのメス端子が付いていて給電が可能</span></p>
<p>ただし、 ここにHDMIアダプタを接続してのiPad Pro側の映像のHDMI出力などは行えませんでした。</p>
<p>なので、iPad Pro側のゲームをテレビ出力しながら、GAMEVICEコントローラーでプレイすることはできないと言うことです。この点はちょっと残念ですね。</p>
<div id='gallery-83' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-9.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="683" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-9.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">HDMIアダプタは接続できても、機能せず。なのでテレビに接続してプレイすることはできないようだ</span></p>
<p>接続すると、GAMEVICEとの接続が求められ、また、GAMEVICEコントローラーのコンパニオンアプリ「GAMEVICE LIVE｣のインストールを促されます。</p>
<p>このアプリ自体は、GAMEVICEコントローラーに対応したゲームタイトル事典のようなもので、このアプリ自体に特殊な機能はないようです。</p>
<div id='gallery-84' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-10.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="767" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-10.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">GAMEVICEアプリのホーム画面。イチオシタイトルや新作タイトルが表示される</span></p>
<div id='gallery-85' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-11.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="767" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/12/gd333010_-11.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">検索画面でGAMEVICE対応タイトルの検索もできる</span></p>
<p>とはいえ、このアプリに掲載されているゲーム群は、特に設定をせずとも、起動した直後からGAMEVICEコントローラーを普通に使うことができるので、どれを遊んでみようかな……と、ゲームカタログ的に眺めるのには楽しいと思います。</p>
<h2>懐かしのシューティング『レイストーム』をプレイ</h2>
<p>実際に、ゲームを購入してプレイしてみました。</p>
<p>最初に挑戦したのは、TAITOがリリースしているシューティングゲームの名作『レイストーム』です。</p>
<p>この作品をゲームセンターで夢中になったという人と、初代プレイステーションでやりこんだという人がいるかと思いますが、リリースはアーケード版（ゲームセンター版）の方が先です。</p>
<p>ゲーセン小僧のボクであっても、この作品は初代プレイステーションでの思い出が強いです。</p>
<p>このゲームでは、半透明グラフィックスを多用していたために、初代プレイステーション版はアーケード版と比べて当該シーンで処理落ちが激しかったのです。</p>
<p>しかし、初代プレイステーションはマイチェン後の後期型モデル（SCPH-5500以降）からはGPUが性能強化され、半透明パフォーマンスも向上。本作の処理落ちがけっこう解消されました。</p>
<p>この作品には初代プレイステーションを買い替えた思い出があるため、アーケード版よりも強く記憶に残っているのです。</p>
<p>実際にプレイしてみると、腕前は格段に落ちているものの、懐かしいプレイ感覚が蘇ります。</p>
<p>照準マーカーを複数の敵機に合わせてロックオンし、その後、レーザーを発射すると、同時に曲線が敵機へと伸びていき、同時多発的に爆炎が発生して、敵が破壊されていきます。</p>
<p>まるで、仕掛け花火や噴水ショーのような、カラフルなエフェクトが舞い踊る様を見ていると、ゲームの腕前に関係なく、気持ちよくなれます。</p>
<p>本作をGAMEVICEコントローラーでプレイすると、自機の操縦を十字キーで行うことができ、通常ショット、ロックオンレーザー、ボム（無敵になって画面内の敵を全方位攻撃する）を個別のボタンで出せます。</p>
<p>本作では、ショットとレーザーを1ボタンで発射できて、さらに被弾しそうになると自動でボムを発射してくれるオートモードが搭載されていますが、いずにせよ、自機移動操作を十字キーで行えるのは快適です。</p>
<p>アナログスティック操作に対応していないのは謎ですが、画面タッチのバーチャルゲームパッドでのプレイ操作よりはプレイしやすいので、まぁ、これ以上は文句は言わないでおきましょう。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="「レイストーム」編～12.9インチのiPad ProにGAMEVICEコントローラをはめ込んで実際にプレイしてみる" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/95lEiKACKls?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">iOS版はゲーム内容と楽曲がオリジナルとは少し違うアレンジモードを選択できる。せっかくなのでアレンジモードをプレイ。ちなみに、オリジナルモードも収録されているのでファンも安心</span></p>
<p>そうそう、このゲームはBGMが格好いいことでも当時、話題になりましたが、本作ではBGMをアーケード版の原曲とアレンジ版の楽曲の両方が収録されています。</p>
<p>久しぶりにプレイして懐かしくなってしまい、自室のCD棚からサントラをひっぱり出してきて、この原稿もそれを聞きながら書いています（笑）。</p>
<p>ちなみに、レイストームには前作や後継作が存在し、それらすべてのBGMが秀逸でした。</p>
<p>今回のプレイがきっかけで｢レイ」シリーズのBGM関連の情報を集めていたら、2017年10月12日に本作レイストームを含む歴代「レイ」シリーズのBGMを収録した<a href="http://zuntata.jp/lineup/ray/index.html" target="_blank">「レイズ・ミュージック・クロノジー」</a>が発売されていたという情報に遭遇。</p>
<p>「おっ」と思ったのですが、もう今は売り切れだとのこと。残念。もう少し早く、この｢懐かしい」気持ちになっていたら手に入れられたのに……（笑）。</p>
<h2>『ストリートファイターIV チャンピオンエディション』はプレイしやすくなるのか？</h2>
<p>この連載で、iOS版『ストリートファイターIV チャンピオンエディション』（以下、ストIV／CE）のプレイレポートは一度やってはいるのですが、前回取り上げたときは画面内に出現させたバーチャルゲームコントローラーでのプレイでしたか。</p>
<p>今回は、このGAMEVICEコントローラーでプレイしてみることにしました。</p>
<ul>
<li>
<h4><a href="https://games.app-liv.jp/archives/311030" target="_blank">【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！</a></h4>
</li>
</ul>
<p>この作品も、特に設定することもなく、ゲームを起動すると普通にGAMEVICEが使えるようになっていました。</p>
<p>左側コントローラーが移動／コマンド入力に割り当てられていて、アナログスティック、十字キーどちらも使うことができます。好みにもよりますが、自分は十字キーの方が扱いやすい印象でした。</p>
<p>オリジナルのストIVでは弱・中・強のパンチとキックを使い分けるゲームメカニクスでしたが、ストIV／CEでは簡略化されて、パンチとキックが1ボタンずつ、そしてオリジナルでは同時押しで発動した当て身攻撃の「セービングアタック」が別ボタンに割り当てられ、キャラクターごとの必殺技をお手軽に出せるボタンとして[SP]ボタンが新設され、4ボタンでプレイするように調整されています。</p>
<p>GAMEVICEコントローラーの右側コントローラーにはボタンが4つ[A][B][X][Y]とありますが、これらが[A]＝キック、[X]＝パンチ、[Y]＝スペシャル（SP）、[B]＝セービングアタックの割り当てになっています。GAMEVICEのショルダーボタンやトリガボタンは使いません。</p>
<p>プレイした感じの快適さは、画面タッチのバーチャルパッドでプレイしていたころとは雲泥の差です。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="「ストリートファイターIV　チャンピオンエディション」編～12.9インチのiPad ProにGAMEVICEコントローラをはめ込んで実際にプレイしてみる" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/gudVcrYVYso?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">プレイの様子。オンライン対戦もあるがこの動画撮影が早朝だったこともありマッチングされず。なのでシングルプレイの映像となっている</span></p>
<p>左右移動は、バーチャルパッドでもなんとかなりましたが、上下段ガードの使い分け、ジャンプ攻撃といった、素早いレバー操作は、手応えのある物理パッド（リアルパッド）だと格段にやりやすいです。</p>
<p>バーチャルパッドの問題点は「今、自分がレバーをどの方向に入れているかを知覚しづらい」ことです。</p>
<p>物理パッドだと、指先の手応えで十字キーやアナログスティックがどういう方向に押されているかを知覚できますから、次にすべき指の操作を連続的に行えるのです。</p>
<p>バーチャルパッドだと、そのバーチャルパッドが描かれている画面領域に対して定期的に視線を向けて、今自分の指の操作がどうなっているのかを確認しないと、次の指の位置が定まりません。これではゲームに対する集中力を維持するのも大変です。</p>
<p>結論として、GAMEVICEコントローラーは格闘ゲームにも、よいと感じます。</p>
<h2>NEOGEO格闘ゲーム『餓狼 MARK OF THE WOLVES』をプレイ</h2>
<p>GAMEVICEアプリを眺めていたら、懐かしいゲームを発見してしまいました。ジャンルは格闘ゲームでストIV／CEと被りますが、もう一作プレイしてみることにしました。</p>
<p>そのタイトルはSNKからリリースされている『餓狼 MARK OF THE WOLVES』（餓狼MOW）です。</p>
<p>ボクはけっこうSNKの格闘ゲームが好きで、リアルタイムでけっこうゲームセンターでプレイしていました。</p>
<p>しかし、いくつかの作品は、近所のゲームセンターに入荷しなかったこともあり、経験が抜け落ちている作品もあります。この餓狼MOWは、そんな作品の1つです。</p>
<p>SNKの人気格闘ゲームの『THE KING OF FIGHTERS』シリーズに、この餓狼MOWのキャラクターも参戦していたりするのですが、いまいちピンと来ていませんでした。</p>
<p>iOS向けにこの作品がリリースされているとは思いませんでしたから、つい温故知新的にプレイしてみたくなった次第です。</p>
<p>もともと、このゲームはNEOGEOという家庭用ゲーム機向けにリリースされていた（アーケード版も存在。ほぼ同スペックのシステム基板上で動作していた）のですが、NEOGEOは4ボタンのゲーム機だったので、GAMEVICEコントローラーの[A][B][X][Y]がそのまま割り当てられていました。</p>
<p>なので、こちらもショルダーボタンやトリガーボタンは使わないのですが、もともと使わないゲームでしたから、ゲームメカニクス上の妥協点はないことになります。</p>
<p>実際にプレイしてみると、かなり好印象です。</p>
<p>本物はアーケードスティックでプレイするゲームでしたから、GAMEVICEコントローラーのアナログスティックや十字キーでの操作感にはやや違和感はありますが、じゅうぶんにプレイできます。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="「餓狼:MARK OF WOLVES」編～12.9インチのiPad ProにGAMEVICEコントローラをはめ込んで実際にプレイしてみる" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/sHkwWS3bsp4?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">この作品はマルチプレイモードに対応するものの、ネット対戦対応ではなくローカル対戦のみの対応なので、こちらも映像はシングルプレイモードにて</span></p>
<p>このゲームでは4つのボタンが、大小のパンチと大小のキックに割り当てられているのですが、小パンチと小キックの同時押し、大パンチと大キックの同時押しのいわゆる「縦に2ボタン同時押し」操作系が存在します。</p>
<p>タッチ操作ベースのバーチャルパッドでは、この操作は難しいため、同時押しボタン操作に相当する追加のバーチャルボタンが画面に描かれる仕様になっていました。</p>
<p>しかし、GAMEVICEコントローラーの場合は、親指で簡単に縦2ボタン同時押し操作ができるので楽ちんです。</p>
<p>それと、個人的な感想ですが、ため技は十字キーの方が出しやすく、レバー回転系のコマンド技はアナログスティックの方が出しやすいと感じます。</p>
<p>また、上下ガードの切換やダッシュなどのレバー連続入力も十字キーの方が入れやすいですかね。</p>
<p>なので、プレイしているうちにいつの間にか、ボクは、アナログスティックと十字キーを出したい技に応じて使い分けるような操作系をするようになっていました。こういう遊び方もアリかもしれません。</p>
<h2>アケコン版GAMEVICEコントローラーの登場を願う！</h2>
<p>GAMEVICEコントローラーは、思っていた以上に（失礼！）、よくできたまともなコントローラーでした。見くびっていました。すみません（笑）。</p>
<p>これまで「どうせタブレットやスマホではまともに遊べないし……。」という「あきらめ」を解消してくれるので、「いろんなiOS向けのゲーム作品をプレイしてみたい」という気にさせてくれます。</p>
<p>ただ、要望もあります。</p>
<p>サイズ的にiPhone用は無理だとしても、iPad用には左側コントローラーの十字キー部分をアーケードスティックにしたバージョンも出してほしいと思いました。</p>
<p>というのも、今回の仕事で、GAMVEVICEアプリの対応ゲームリストを見ると、1990年代から2000年代初頭までのアーケードゲームの復刻タイトルが多いことに気が付き、これらはやはりアーケードコントローラーのレバーでプレイしたいと強く思うようになったのが理由です。</p>
<p>今回、『レイストーム』をピックアップしましたが、タイトーからは他の「レイ」シリーズの『レイフォース』『レイクライシス』も出ていますし、セガからは「ソニック」シリーズや『ゴールデンアックス』が出ています。</p>
<p>SNKもけっこうラインナップが充実していて『THE KING OF FIGHTERS &#8217;98』や『真サムライスピリッツ』、当時ボクも大好きだったアクションシューティングの「メタルスラッグ」シリーズは「1」「2」「3」「X」が出ているようです。</p>
<p>特に、4ボタン構成のGAMEVICEコントローラーは、NEOGEOタイトルと相性がいいような気がします。</p>
<p>アケコン版GAMEVICEコントローラー登場の初夢を見ることを祈りつつ、今年最後のこの連載を締めくくりたいと思います。</p>
<p>それでは皆さんよいお年を!</p>
<p>(C)2017 GAMEVICE<br />
(C) TAITO CORPORATION 1996, 2017 ALL RIGHTS RESERVED.<br />
(C)CAPCOM U.S.A., INC. 2011, 2017 ALL RIGHTS RESERVED.<br />
(C)SNK PLAYMORE CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.</p>
]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）</title>
		<link>https://games.app-liv.jp/archives/328449</link>
		<pubDate>Fri, 01 Dec 2017 07:59:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[西川善司のモバイルテックアラカルト]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://games.app-liv.jp/?p=328449</guid>
		<description><![CDATA[<p>2017年10月3日（火）～6日（金）までの4日間、幕張メッセにて開催されたCEATEC 2017。今回も、前回から引き続き、CEATEC2017で見かけたモバイル技術のレポートを続けたいと思います。</p>2020年の東京オリンピックはスマホVRで視聴可能に？ 2020年の東京オリンピックは、NHKが8Kで放送することを目指していて、その準備は着々と進められています。 「え？」と思われそうですが、2018年12月からは試験 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>2017年10月3日（火）～6日（金）までの4日間、幕張メッセにて開催されたCEATEC 2017。今回も、前回から引き続き、CEATEC2017で見かけたモバイル技術のレポートを続けたいと思います。</p><h2>2020年の東京オリンピックはスマホVRで視聴可能に？</h2>
<p>2020年の東京オリンピックは、NHKが8Kで放送することを目指していて、その準備は着々と進められています。</p>
<p>「え？」と思われそうですが、2018年12月からは試験放送ではなく、8Kの実用放送が始まります。</p>
<p>ちなみに、現在、発売されている4Kテレビや8Kテレビ（今はシャープ製の1モデルだけですが）では見ることはできませんので、2018年に発売されるこの8K放送に対応したテレビ製品の購入が必要です。</p>
<p>既存の4Kテレビ製品や8Kテレビ製品では、2018年に発売される対応チューナーを購入すれば見ることができます……と言いたいところですが、視聴するには左旋電波を受信できるアンテナも必要ですので敷居は高そうです。</p>
<div id='gallery-86' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-1.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-1.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<div id='gallery-87' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="557" height="800" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">CEATEC2017では来年から実用放送が始まる8K放送に関連したブースも公開されていた</span></p>
<p>さて、東京オリンピックは8K放送だけでなく、全天全周の360°ビデオでも配信できないか、検討が進められています。</p>
<p>しかも、スマートフォンを利用した、いわゆる「スマホ」VR的なデバイスをターゲットにしていて、5G回線で視聴できることを目指して関連技術の開発が進められているのです。</p>
<p>この近未来的な実験デモを行っていたのは、シャープとNTTドコモの2社でした。それぞれのブースでほぼ同一のデモを行っていたのですが、対外的には「2社共同開発」ということになっているそうです。</p>
<p>ブースで体験できたVR-HMDは、シャープが開発した1,008ppiという凄まじい高解像度のIGZO液晶パネルを2枚搭載したもので、1枚あたりのサイズは2.87インチ、解像度は1,920×2,160ピクセルです。</p>
<p>両眼で3,840×2,160ピクセル……すなわち4K解像度と言うことですね。</p>
<div id='gallery-88' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-3 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
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				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-3.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-3.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
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			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
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			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">試作VR-HMDを装着してコンテンツを楽しむ筆者。VR-HMDのボディは3Dプリンター製。このVR-HMDに搭載されている液晶パネルは、昨年のCEATEC2016で展示されていたものと同一だと思われる</span></p>
<p>ブースで公開されていたのは、7,680×3,840ピクセル（アスペクト2:1の8K）で60fps撮影された全天全周映像のうち、ユーザーが見ている画角約100°前後の視界を1,920×2,160ピクセル×2眼分で切り出してVR-HMDにリアルタイム表示させる……というデモでした。</p>
<p>ユーザー体験としては、片目あたり1,920×2,160ピクセル、両眼で4KのVR映像を見ていることになります。</p>
<p>筆者も体験しましたが、ユーザーを取り囲むようにして演奏される雅楽演奏や、砂浜で繰り広げられる琉球舞踊などが楽しめました。</p>
<div id='gallery-89' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-5.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="899" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-5.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">昨年、シャープが次世代VR-HMD向け液晶パネルとして公開した1,008ppi液晶パネル。これが今回、試作されたVR-HMDに採用されていたようだ</span></p>
<p>このデモの映像コンテンツだけを見ただけでは「両眼でフルHD前後の解像度の現行VR-HMD製品よりはちよっと綺麗な360°ビデオだね」というだけの感想で終わってしまいますが、これが屋外でリアルタイム携帯電話網で配信されるコンテンツを想定したもの……と聞けば「すごい」と驚いてしまうことでしょう。</p>
<p>NTTドコモは、2020年ごろに次世代携帯電話通信網の5G回線の実用化を目指しており、その通信速度は理論最大値で約10Gbpsにまで達します。</p>
<p>しかし、一般ユーザーの1人あたりの実効帯域はもっと低いはずで、さすがに8K／60fps撮影された全天全周映像をまるごと各ユーザーのスマートフォン（スマホVR）に配信することは困難でしょう。</p>
<p>しかし、5Gは通信速度だけでなく超低遅延性能もウリにしていて、現在の4Gの10倍は高速化され1ms以下になると言われています。</p>
<p>これだけ低遅延だと、VR-HMDを被ったユーザーの頭部の向きをリアルタイムに映像サーバー側に返すことができるので、サーバー側でスマホVRをかぶったユーザーがコンテンツのどのあたりを見ているのかを検出し、8K／60fps撮影された映像のうち、ユーザーが見ているところだけを切り出して送れる……というわけなのです。</p>
<p>もちろん、8K／60fpsの映像をまるごと送るよりはデータ量も削減されるので通信データ量の削減にもなります。</p>
<div id='gallery-90' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-6.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-6.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">5G回線時代に360°の8K／60fpsビデオを携帯電話網でスマホVR向けに配信するための工夫</span></p>
<div id='gallery-91' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-7.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-7.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">5G回線時代は低遅延通信が可能なので、VR-HMDを被っているユーザーの見ている視界をリアルタイムで検出し、その範囲の映像だけをサーバーから切り出して伝送する仕組みとする</span></p>
<p>2020年の東京オリンピックは、競技場ど真ん中に仕掛けられた360°カメラで撮影された映像を、おうちや出先の屋外でスマホVRで楽しめるようになるかもしれないのです。</p>
<p>スタジアムの座席でのライブ観戦は、「その場所に来た」という臨場感はありますが、参加選手達と同じ視点で楽しめるVR観戦は、もしかしたら、それに優るとも劣らぬリアル感を楽しめることになるのかもしれません。</p>
<p>今からワクワクさせられますよね。</p>
<h2>スマホで遊ぶ「ラジコン×AR」ゲームが登場？</h2>
<p>バンダイナムコは、ゲームファンならば誰もが知っている企業ですが、CEATEC2017に出展しているということには、多くの来場者が「なんだろう？」と思ったはずです。</p>
<p>ただ、展示内容はCEATEC2017の開催テーマの1つであるCPS（Cyber Physical System）にぴったりハマるテーマを展示していたのです。</p>
<p>「CPSってなに？」という人もいるかもしれません。</p>
<p>CPSとはなにか……については実は前回の本連載で簡単に紹介していますが、本稿でも軽く解説すると「IT技術と現実世界を相互干渉させることができるようなテクニック」のことです。</p>
<ul>
<li>
<h4><a href="https://games.app-liv.jp/archives/323521" target="_blank">【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）</a></h4>
</li>
</ul>
<p>このバンダイナムコブースで展示されていた製品名は「メカモン」です。ポケモンじゃなくて「メカモン」です（笑）。</p>
<div id='gallery-92' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-8.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-8.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">バンダイナムコブースでは「メカモン」が出展されていた！</span></p>
<p>バンダイナムコが考えるCPSがどんなものかといえば、やっぱり「遊び」「ゲーム」に関係するものでした。</p>
<p>順を追って解説しましょう。</p>
<p>メカモン（MEKAMON）は、スマホで操作する4足歩行のラジコンロボットです。</p>
<p>4足歩行といっても、犬や猫のような4本足ではなく、カニとかクモのような歩き方をします。</p>
<p>この4足ロボット、スマホ操作で歩きまわすだけでなく、別の人が操作する4足ロボットと戦わせることができるのです。</p>
<p>戦うと言っても4本足では「殴る蹴る」といった動作はできませんよね。</p>
<p>となれば、使うは飛び道具です。</p>
<p>そう、メカモンには機関銃やミサイルを装備することができ、敵からの攻撃を防ぐためのシールドも実装させることが出来ます。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="MekaMon - Introduction &amp; Features" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/x538wK7En5k?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">メカモンの公式プロモーション映像</span></p>
<p>「BB弾でも撃つのか」と思った人もいるかもしれませんが、違います。</p>
<p>メカモンに取り付けられる銃火器はそれっぽい形状はしていますが、ただのプラスチック製でバネも火薬も仕込まれていないのです。</p>
<p>実は、発射される弾丸はスマホの画面を通すと見えるバーチャルなCG製なのでした。</p>
<div id='gallery-93' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-9.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-9.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">メカモンはスマートフォンで操縦する</span></p>
<p>海外のテレビ番組などで行われている本格的なロボットバトルでは相手のロボットを物理的に破壊するものがありますが、さすがにこれを一般ユーザー同士でやるには無理があります。</p>
<p>せっかくの高価なロボットを1バトルするたびにめちゃめちゃにされては負けた方は泣くに泣けませんからね。</p>
<p>しかし、バーチャルワールドでやる分には、攻撃を喰らっても傷1つ付きませんから、大事なロボット（メカモン）が壊れることはないわけです。</p>
<p>ただ、実際にゲームとして面白くなるように、攻撃を喰らうとスマホ画面に爆炎がメカモンの上に描かれますし、ダメージが蓄積されればメカモンの動きは遅くなってしまいます。</p>
<p>お互いの攻撃の命中判定は、メカモン達に内蔵された4基の赤外線センサー、3軸ジャイロセンサー、3軸地磁気センサーを駆使して正確に行われるそうです。</p>
<div id='gallery-94' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-10.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-10.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">メカモン操縦時のスマホの画面。武器使用はもちろん、伏せるといったよく使う動作はショートカットボタンに割り当てて一発で発動できるように工夫できる。操作パネルのカスタマイズもARメカモンバトルに勝つための重要な要素となるのかも？</span></p>
<p>それにしても、何も置かれていない、ただの平坦な床の上で攻撃しあっても面白みに欠けますよね。</p>
<p>そこでメカモンのシステムでは、床に置いたコードマーカー付きマットを認識して、スマホ越しにみるとCGの障害物を描き出してくれるような機能も提供されるのだそうです。</p>
<p>つまり、自分のメカモンをCGで描かれた壁や建物に隠しながら敵を迎撃できたりすることができるわけです。</p>
<p>武装スロットは本体や脚部などに合計で7つあり、このパーツを組み替えることで、ロボットの性能をバーチャルに変化させることができ、これもメカモンバトルの面白さを盛り立てる要素になっているのだとか。</p>
<p>メカモンのロボットとしての基本運動性能はどれも同じなのですが、装備した武装がたとえば「重たい装甲パーツという設定」だったり、あるいは「強力な重銃器という設定」だったりすると、あらかじめその武装パーツに設定されている特性パラメータがシステム側に反映されて、動きがのろくなる制御が行われるのだとか。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="【西川善司のモバイルテックアラカルト】バンダイナムコブースでのメカモンのデモンストレーションの様子" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/Ru7693eKe6A?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">ブースでのメカモンのデモンストレーションの様子</span></p>
<p>重装備メカモンは動きは遅くなりますが、その分、装甲力（耐久力）のパラメータは上がるので攻撃を受けても頑丈な振る舞いになるわけです。</p>
<p>逆に軽量な武装で身を固めれば、その設定が反映されキビキビ移動できるようになるようです。</p>
<p>武装パーツには電気的な仕組みでパラメータが書かれていて、メカモン本体に装着するとそのパラメータが読み出される仕組みのようでした。</p>
<p>開発元はイギリスのベンチャー企業のReach Roboticsで、イギリス本国や北アメリカ地区ではすでに発売が開始されていて、価格はアメリカだと299.95ドルとのこと。</p>
<p>日本では、バンダイナムコが正規代理店になるようで、日本導入に向けて準備を進めているようです。</p>
<p>空飛ぶクワッドコプター（ドローン）を用いて、こうしたバーチャル世界でドッグファイトをさせるゲームプロジェクトを進めているベンチャー企業がありましたが、安全面とか遊びやすさの面で、こちらの地を這うロボット「メカモン」の方が敷居は低く、低年齢層でも遊びやすそうです。</p>
<div id='gallery-95' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-11.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-11.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">メカモンのカスタマイズ例として展示されていたモデル。Reach Roboticsでは今後、カスタマイズパーツも順次リリースしていくのだとか。こうしたカスタマイズ性はミニ四駆に似ていて、日本のマニア層にはウケるかも!?</span></p>
<p>個人的には、せっかくバンダイナムコがコラボレーションするのであれば、ガンダムとか、ああいう日本の人気ロボットアニメとコラボレーションすると盛り上がりそうな気がします。</p>
<h2>イヤフォンと健康管理IoTを合体させたら面白そう</h2>
<p>スマホと連携させて活用するIoTデバイスの花形、というか主流製品はやはりApple Watchに代表されるような腕時計型デバイスでしょうか。</p>
<p>依然と人気の高い活動量計（アクティビティトラッカー）デバイスも、最近ではこの腕時計型IoTに統合されつつありますよね。</p>
<p>電気製品の世界では、2つの機能が1つに集約される展開は「よくある」進化のパターンです。</p>
<p>今や当たり前のように使っているテレビの録画機能も、けっこう最近まで、テレビとビデオ録画機として別々にリリースされていましたからね。</p>
<p>さて、そんな「IoT時代の新たなる未来展開」（!?）を予感させるものがシャープのブースで展示されていました。</p>
<p>「Bitescan」と名付けられたこのデバイスは、一見すると　アップル製品向けの完全ワイヤレスイヤフォンの「AirPods」にそっくりです。</p>
<p>最近、スマホと組み合わせて使うイヤフォンやヘッドセットにこういう感じのデザインの製品増えましたよね。</p>
<p>で、こうした前振りをしておきながら、Bitescanはイヤフォンでもヘッドセットでもないんです（笑）。</p>
<div id='gallery-96' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-12.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-12.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">シャープの「Bitescan」。一見するとワイヤレスヘッドセットのよう</span></p>
<p>このBitescanは、装着したユーザーがものを食べるときにどのくらい咀嚼（そしゃく：ものを食べるときに行う噛む動作のこと）をしているか、を計測するデバイスなのです。</p>
<p>耳にかける装着スタイルはイヤフォンなどとそっくりですが、デバイス下部の耳元に密着する部分に赤外線式の測距センサーが組み込まれていて、耳元の皮膚の動きを検知して「噛んでいるかどうか」を判別する仕組みになっています。</p>
<p>ものを食べるときに「よく噛まないで飲む」というのが肥満などの生活習慣病の原因の1つとなっているそうで、逆に「よく噛んで食べる」は健康に繋がるのだそうです。</p>
<p>「よく噛んで食べる」と胃腸の働きが促進され、さらには満腹が早期に得られやすく食べ過ぎの抑止に繋がり、顎の筋肉が発達することになってフェイスラインがすっきりとして小顔効果にも結びつくのだとか。</p>
<p>ブースのデモでは、被験者がお菓子のグミを食べさせられ、その飲み込む動作までの時間や噛む回数を計測して動物にたとえて診断することを実践していました。</p>
<p>あまり噛まないですぐ飲み込む人は「丸呑みヘビさん」、早くよく噛む人は「ちゃきちゃきウサギさん」といった具合で、なんだか昔流行った動物占い的な診断で笑えました。</p>
<div id='gallery-97' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-13.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-13.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Bitescanをセットしてグミを食べている筆者</span></p>
<div id='gallery-98' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-14.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="600" height="900" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-14.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">結果は「ちゃきちゃきウサギさん」だった</span></p>
<p>このBitescan、咀嚼回数計測IoTとしては、魅力は低いですが、それこそ、イヤフォンとヘッドセットとしての機能もあれば、耳元に身に付ける動機付けが強くなりますし、商品としての訴求力も上がりそうです。</p>
<p>実際、シャープでは、そうした展開も視野に入れて、製品化に向けた開発を行っていきたい、と述べていました。</p>
<h2>おわりに～来年2018年は何が流行る？</h2>
<p>前後編の2回に渡っていろいろ見てきましたが、スマートフォンと連携して活用する技術や製品がいろいろ出展されていたことがわかったのではないでしょうか。</p>
<p>今回の前後編のレポートでは触れてはいませんが、今後、個人的に活気づきそうだと感じている製品ジャンルは「エージェントロボット」です。</p>
<p>エージェントロボットというのは、人間が日々の生活をする上で、アシスタントとか秘書になってくれるロボットのことです。</p>
<p>『スターウォーズ』でたとえればR2D2やC3POでしょうかね。</p>
<p>「そんなロボットが家庭に入ってくる未来なんてもっと先では？」と思った人もいることでしょう。</p>
<p>しかし、「そうしたロボット」は今年から続々家庭に入り始めています。</p>
<p>いや、正確には形状は手足の付いたロボットではなく、現在、普及し始めているのは「AI搭載スピーカー」のスタイルが主流ですけれども。</p>
<p>いずれ、回を改めてお話したいと思いますが、このジャンルの製品は、エージェントロボットにつながっていくと思っていまして、来年のCEATECでは、このタイプ製品が手を変え品を変え、で出てくるのではないかと思っているのです。</p>
<p>果たしてどうなるか。来年のCEATEC2018のレポートで答え合わせをしたいと思っています。</p>
<div id='gallery-99' class='gallery galleryid-328449 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-15.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-15.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-16.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="900" height="600" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd328449_-16.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第45回: CEATEC2017に見た最新モバイルテックたち（後編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">バンダイナムコブースにあった「ガンシェルジュ ハロ」はガンダムのうんちくについて語れるだけでなく、目覚まし機能、ワイヤレススピーカー機能も搭載し、「Apple HomePod」「Google Home」「Amazon Echo」に代表されるスマートスピーカー的な機能も有する。将来的には家電制御のようなエージェント機能も搭載していきたいとのことで、こうしたキャラクター玩具からエージェントロボットを普及させる道を探っているようにも思える。「ガンシェルジュ ハロ」は意外にも戦略的な商品として開発されているのかもしれない!?</span></p>
]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）</title>
		<link>https://games.app-liv.jp/archives/323521</link>
		<pubDate>Mon, 06 Nov 2017 08:34:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[西川善司のモバイルテックアラカルト]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://games.app-liv.jp/?p=323521</guid>
		<description><![CDATA[<p>2017年10月3日（火）～6日（金）までの4日間、今年も幕張メッセでCEATEC2017が開催されました。昨年、レポートしたときにも解説しましたが、もともとCEATECは家電ショーとして開催されてきましたが、近年は「CPSとIoTの展示会」というコンセプトになっています。今回は、スマートフォンに関係の深い、展示物をセレクトして紹介したいと思います。</p>ユニークなIoTからスターウォーズARまで！ 昨年のCEATEC2016については以下の記事でレポートしていますが、CEATECは、何の略かというと「Combined Exhibition of Advanced Tec [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>2017年10月3日（火）～6日（金）までの4日間、今年も幕張メッセでCEATEC2017が開催されました。昨年、レポートしたときにも解説しましたが、もともとCEATECは家電ショーとして開催されてきましたが、近年は「CPSとIoTの展示会」というコンセプトになっています。今回は、スマートフォンに関係の深い、展示物をセレクトして紹介したいと思います。</p><h2>ユニークなIoTからスターウォーズARまで！</h2>
<p>昨年のCEATEC2016については以下の記事でレポートしていますが、CEATECは、何の略かというと「Combined Exhibition of Advanced Technologies」の頭文字を取ったものだそうです。</p>
<ul>
<li>
<h4><a href="https://games.app-liv.jp/archives/194775" target="_blank">【西川善司のモバイルテックアラカルト】第28回: 家電ショウから「CPSとIoTの展示会」となったCEATEC JAPAN 2016レポート</a></h4>
</li>
</ul>
<p>昨年、レポートしたときにも解説しましたが、もともとCEATECは家電ショーとして開催されてきましたが、近年は「CPSとIoTの展示会」というコンセプトになっています。</p>
<p>「CPS（Cyber Physical System）ってなんだ？」「IoT（Internet of Things）ってなんだ？」という方は昨年の記事を参照頂きたいですが、簡単に言うとCPSはIT技術と現実世界を相互干渉させることができるようなテーマのことで、最近の事例でいえばAIとか自動運転とかVR、ARなんかが含まれるようです。</p>
<p>IoTは最近身近になってきましたが、ネットワーク（インターネット）に繋ぐことができるさまざまなデバイス全般を指します。</p>
<p>最近の事例だと、音声会話が可能なAI技術搭載のスマートスピーカーなんかがわかりやすい事例ですね。</p>
<h2>シャープがスポーツファンのためにリリースしたスマホ連携型IoT「funband」</h2>
<p>8K関連の展示が目立っていたシャープブースですが、スマートフォンに強く関連したデバイスの展示もありました。</p>
<div id='gallery-100' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">シャープブース</span></p>
<p>ボクはまったく知らなかったのですが、シャープは、スポーツファンに向けたIoT製品「<a href="https://funband.jp" target="_blank">funband</a>」を今年6月からリリースしていたんですね。知ってましたか？</p>
<div id='gallery-101' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-1.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-1.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">シャープのユニークなIoTデバイス「funband」。価格は税別1万円。1年間はサーバー接続料は無料。2年目以降は月額100円となる</span></p>
<p>このfunband、パッと見、腕時計型の活動量計（アクティビティトラッカー）のようですが、ちょっと違います。</p>
<p>実は、これスポーツ観戦ファンのためのIoTグッズなのです。funbandの「fun」とはスポーツファンの「ファン」から来ているのです。</p>
<p>現在は広島東洋カープ、福岡ソフトバンクホークス、横浜DeNAベイスターズのファン向けにリリースされていて、これを装着して球場に行くと、打席に立っている選手の打率などの情報をはじめとする、試合進行に連動したコンテンツが画面上に表示される仕様になっています。</p>
<div id='gallery-102' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-2.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-2.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">搭載ディスプレイは100×40ピクセルカラー液晶パネルで文字情報の他簡単な図版も表示ができる。5つのイルミネーションLEDはフルカラー発光対応。ピンチの時には、赤く点灯してスリルを演出することも。振動表現にも対応</span></p>
<p>funbandのホストコンピュータとなるのは当然スマートフォンです。</p>
<p>funbandをスマホとBluetooth接続し、AndroidとiOSの両方に対応したアプリをインストールすることで使えるようになります。</p>
<p>funband自体には、加速度センサー　ジャイロ（角速度）センサーが搭載されており、手を振って応援する動作を検知することができるそうです。</p>
<p>球場にいるファン全体の応援の盛り上がり傾向や、どの選手のときに応援が盛り上がったかの情報が参照できるのだとか。</p>
<p>もちろん、スマホ側のアプリ画面には試合の動向をグラフィック解説する画面も出てくるので、アプリは試合状況を把握するのにも便利なはずです。</p>
<p>スタンド席からだと、意外にフィールドで戦っている選手たちの状況が伝わってこないときも多いですからね。</p>
<p>野球の試合のイニングカウント、7回はラッキーセブンと呼ばれ、応援が白熱するときなのですが、このときは、funband上面に仕込まれたフルカラーLEDがピカピカとイルミネーションが点滅して応援を盛り上げてくれます。</p>
<p>現在は、サッカーなどの他のスポーツへの展開や、2020年の東京オリンピックへの対応なども検討しているのだとか。</p>
<p>スポーツ応援に特化したIoT、とてもユニークで、将来性の高さを感じます。</p>
<div id='gallery-103' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-3.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-3.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">funbandが最初に広島東洋カープに採用された理由は、このfunbandが広島で開発されたためなのだとか。横浜DeNAベイスターズでの採用は、スタッフ内にDeNAファンがいて積極営業が実ったためらしい。ブースにいたスタッフが裏話を披露してくれた</span></p>
<h2>レノボからスターウォーズゲーム専用のスマホゴーグル型「AR」が登場</h2>
<p>レノボといえば、今やスマホメーカーであり、パソコンメーカーの大手としてなかなかの存在感を有した企業ブランドです。</p>
<p>パソコンに関しては、かつてのIBM ThinkpadとNEC LAVIEなどのブランドを獲得しただけでなく、最近では富士通のパソコンブランドも統合していく方針が発表され、勢いが止まりません。</p>
<p>そんなレノボが、そういった製品とは系統の異なる、なんとも面白い製品を発表していました。</p>
<div id='gallery-104' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-4.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-4.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">レノボブース</span></p>
<p>それはなんとSF映画『スターウォーズ』の世界観のゲームが楽しめるAR-HMD（AR：拡張現実、HMD：ヘッドマウントディスプレイ）製品『<a href="https://www3.lenovo.com/jp/ja/jedichallenges/" target="_blank">STAR WARS JEDI CHALLENGES</a>』です。</p>
<p>といってもスマホをはめ込んで使う、いわゆる「スマホゴーグル」系の製品になります。</p>
<div id='gallery-105' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-5.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-5.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">日本でも11月発売予定。価格は約3万円。キャラクター使用権を正式取得した公式製品であること、2眼式カメラを搭載したAR対応スマホゴーグルであること、そしてなにより、映画の小道具並みに作り込まれたライトセーバーの「柄」コントローラーが付属することを考えると妥当な価格か？</span></p>
<p>スマホゴーグルというと、スマホをはめ込んでVR-HMDとするスマホVRゴーグルが有名ですよね。認知度の高い製品としてはサムスンのスマホ、Galaxyシリーズ対応の「Gear VR」があります。</p>
<p>この『STAR WARS JEDI CHALLENGES』は、VR-HMD化するスマホゴーグルではなく、AR-HMD化するスマホゴーグルなのがユニークな点です。</p>
<p>そう、スマホ補組み込んで使うゴーグルなのに、現実世界の視界がちゃんと見えていて、その上にCGが合成されるのです。</p>
<div id='gallery-106' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-6.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-6.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">『STAR WARS JEDI CHALLENGES』に付属するAR対応のスマホゴーグル。右はスマホをセットするアダプタ</span></p>
<p>GearVRのようなVR-HMD型のスマホゴーグルでは、両目の眼前にスマホ画面を配置してしまう構造ですが、この『STAR WARS JEDI CHALLENGES』ではスマホを両目の眼上、つまりは、おでこにくっつけるように配置するところが違います。</p>
<p>おでこに接するスマホは、画面を下向きに配置され、スマホの映像は下向きに映っていることになります。</p>
<div id='gallery-107' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-7.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-7.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">アダプタはカートリッジのような構造をしている。対応スマートフォンはiPhone6系／7系、Galaxy 7系／8系など。詳細は公式サイトを参照のこと</span></p>
<p>さらに『STAR WARS JEDI CHALLENGES』では、眼前に斜めにハーフミラーを配置しています。ハーフミラーとは「半分反射して半分透過する鏡」です。</p>
<p>このハーフミラーの機能により、スマホの画面映像と、両目の眼前の現実世界の景色の両方が合成されて見えるようになるわけです。よく考えられていますよね。</p>
<div id='gallery-108' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-8.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-8.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">装着状態。一般的なスマホVRゴーグルと比較して「突きでている感」が強いのは、スマホ本体をおでこ側に水平にセットする構造のためだ</span></p>
<p>「STAR WARS(TM) JEDI CHALLENGES」の発売当初から提供されるゲームは「ライトセーバー・バトル」「ホロチェス」「戦略バトル」の3つで、それぞれアクションバトルゲーム、ターン制のチェス、リアルタイムストラテジーといったゲームジャンルになります。</p>
<p>https://youtu.be/BQc8CZDt9Qg</p>
<p><span class="caption">「ライトセーバー・バトル」。レーザーソードのライトセーバーを駆使して敵を撃退せよ</span></p>
<p>https://youtu.be/WPWnQGqkk3c</p>
<p><span class="caption">「ホロチェス」。映画作中に登場した、ホログラフィックディスプレイ装置を使ったターン制のチェス</span></p>
<p>https://youtu.be/-p1usNKD-Rg</p>
<p><span class="caption">「戦略バトル」。同時多発的に複数の戦闘ユニットが闘い合うリアルタイムストラテジー</span></p>
<p>ARということになると、プレイヤーが移動したとしても、CG世界の見え方と、現実世界の景色の見え方の辻褄が合っている必要があります。</p>
<p>敵キャラクターが、ダイニングルームのテーブルの近く出現したら、プレイヤーが移動したとしても、敵はそのダイニングテーブルの近くに居続けるように見えなければなりません。</p>
<p>これにはCG世界と現実世界の位置合わせの仕組みが必要になります。</p>
<p>この機能を実現するのに最もシンプルな解決方法はQRコードのようなマーカーを現実世界に貼り付けたりするテクニックです。</p>
<p>ニンテンドー3DSの「ARゲームズ」がまさにそんな感じでしたよね。『STAR WARS JEDI CHALLENGES』では、こうしたマーカーは使いません。</p>
<p>その代わり、商品セットに付属する「トラッキングビーコン」と名付けられた球体の発光体を使います。</p>
<p>ソニーがPS3時代に発売した、PlayStation Moveのコントローラーの先っぽみたいなかんじですね。</p>
<div id='gallery-109' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-9.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="1500" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-9.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">『STAR WARS JEDI CHALLENGES』体験中の筆者。下に見える発光体が「トラッキングビーコン」と呼ばれる位置合わせ用のデバイス</span></p>
<p>「トラッキングビーコン」は床に置いておくことで、その位置が、『STAR WARS JEDI CHALLENGES』のゲーム世界では正面中央と見なされるのです。</p>
<p>この「トラッキングビーコン」は、HMD（ゴーグル）の左右両端付近に実装されたカメラで追跡されることになります。「トラッキング・ビーコン」を追跡するためだけのカメラなので、おそらくそれほど撮影解像度の高いカメラではないと思います。</p>
<p>ぶっちゃけていえば低コストなカメラだと思われますが、「トラッキングビーコン」を追跡するのにはじゅうぶんといえ、なかなかスマートな設計です。</p>
<p>この二眼カメラは、「トラッキングビーコン」だけでなく、プレイヤーが持つことになるライトセーバー型のコントローラーの剣先の発光体の位置も追跡し、この発光体の延長線上に、CGで再現されたレーザー「刃」を合成します。</p>
<p>プレイヤーが握ることになるライトセーバーの「柄」の部分は実体物ですが、その伸びる刃は、AR-HMDを通して見たときにだけ見えるCGというわけです。</p>
<div id='gallery-110' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-10.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-10.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">ライトセーバーの柄部分を握る筆者。先端が青く光っているが、これをトラッキングして、ここにCGのレーザー刃を合成する仕組み</span></p>
<p>このCG製のレーザー刃で敵キャラクタを切りつけることで敵を撃退したり、敵からの攻撃を防いだりすることができます。</p>
<p>ブースではボクも実際に「ライトセーバーバトル」を体験してみましたが、スマホはめ込み型の低コストで作られたAR-HMDのわりにはちゃんとゲームとしてプレイできます。</p>
<p>ライトセーバーの柄を振りまわしてもちゃんとCG剣先も追従してきますし、プレイしているうちに白熱してしまい、汗だくになってしまいました。</p>
<p>もしかすると、フィットネス効果も期待できるかも知れません（笑）。</p>
<div id='gallery-111' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon portrait'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-11.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="1500" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-11.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">体験中の筆者。ライトセーバーバトルは、敵に攻撃するだけでなく敵からの攻撃を避ける必要もあるため、アクション性が高く、運動量も高め。運動不足解消にいかが？</span></p>
<h2>IoTは「身に付ける」から「着込む」へ</h2>
<p>パナソニックもユニークなIoTデバイス『<a href="https://industrial.panasonic.com/jp/electronic-materials/products/wearable-maker-patch" target="_blank">Wearable Maker Patch</a>』を出展していました。</p>
<p>当然、こちらもスマホと連動して使うタイプのIoTです。</p>
<div id='gallery-112' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-12.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-12.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">パナソニックブースの『Wearable Maker Patch』展示コーナー</span></p>
<p>これまでのIoTと決定的に違うのは、『Wearable Maker Patch』は、「着るIoT」だということです。</p>
<p>簡単に言うと『Wearable Maker Patch』は、伸縮自在なプリント回路で構成されたIoTで、衣服に組み付ける（Patchする）ことが出来るIoTなのです。</p>
<p>現状のコンセプトでは「既存の衣服に組み付けることができる」となっていますが、もちろん、設計段階からIoT衣服として開発すれば、はじめからIoT衣服製品としても構成することもできるはずです。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="Wearable Maker Patch | #PanasonicCEATEC 2017" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/ow9l4JlQC1E?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span class="caption">『Wearable Maker Patch』公式動画</span></p>
<p>では、衣服にIoTを統合することで何が実現できるのでしょうか。</p>
<p>『Wearable Maker Patch』では、さまざまな機能をプリント回路として構築した事例をブースで出展していました。</p>
<p>『Wearable Maker Patch』にはBluetoothパッチ、水分センサーパッチなどがあるので、たとえば、これを赤ちゃん服に実装すれば、赤ちゃんのおしめが濡れたことを、母親のスマホに通達することができることでしょう。</p>
<p>加速度センサーパッチが付いていれば、赤ちゃんが目覚めて動き出したことを検知することもできるでしょう。</p>
<div id='gallery-113' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-13.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-13.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">『Wearable Maker Patch』のパッチパーツの事例紹介。各パッチを組み合わせて回路を形成することができる。回路パッチ同士の接点となるのはパッチ中の4つの小さな正方形部分</span></p>
<p>『Wearable Maker Patch』のパッチには、このほか、脈拍センサーパッチ、温度センサーパッチ、紫外線センサーパッチ、発光LEDパッチ、ブザーパッチ、タッチセンサーパッチなどがラインナップされています。</p>
<p>これは2つ以上組み合わせて回路を形成できるので、たとえば「触られたら光と音を出す」なんていう回路形成もできるわけです。</p>
<p>衣服に統合されてしまうとなると、気になる点もあります。たとえば「洗濯はできるのか？」とかです。</p>
<p>パナソニックの担当者によれば、洗濯に耐えうる防水加工がなされているそうです。200℃以上の高温にも耐えることができ、実際、衣服への組み付けはアイロン接着で行えるようです。</p>
<p>衣服は伸び縮みが要求されますが、プリント回路部は元の大きさに対して±20％の伸縮を2,000回行っても故障がない性能保証があるのだとか。</p>
<div id='gallery-114' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
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				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-14.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-14.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">実際に衣服に組み付けた衣服のサンプル。パッと見普通のシャツだが……</span></p>
<div id='gallery-115' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
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				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-15.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-15.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">ポケットの裏側に「Wearable Maker Patch」が組み付けられている。こちらはIoTとしてのパッチを隠す事例だが、あえて表側に組み付けてサイバーな雰囲気を見せつけるのも楽しそう</span></p>
<p>今のところ直近に発売する予定はないそうですが、最初は価格的には普通の衣服よりは高価なものになるはずです。</p>
<p>なので、最初は、工事現場、建設現場などの作業員向けのプロの作業服に統合することからはじめたい、と担当者は述べていました。</p>
<p>衣服もそうですが、これだけ薄くてコンパクトならば、カバン、傘、財布などの身の回り品に組み込んでも面白そうですよね。</p>
<p>置き忘れをしたら、スマートフォンに連絡してくれたりするだけでも、多くの人にとって便利だと思います。</p>
<div id='gallery-116' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
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				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-16.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="853" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/11/gd323521_-16.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第44回: CEATEC2017で見つけた最新モバイルテックたち（前編）"  title="" /></a>
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<p><span class="caption">複雑な回路を1つのパッチに組み込んだ事例。右上のガムのような長方形の物体はパッテリー（電源）だ。薄く伸縮にも対応したこのバッテリーはリチウムポリマー電池である</span></p>
<p>CEATEC2017では、まだまだほかにも興味深いモバイルに関する展示も行われています。後編では、CEATEC2017で見つけたさらなる最新モバイルテックたちを紹介します。</p>
]]></content:encoded>
			</item>
		<item>
		<title>【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！</title>
		<link>https://games.app-liv.jp/archives/320416</link>
		<pubDate>Wed, 25 Oct 2017 02:38:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[西川善司のモバイルテックアラカルト]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://games.app-liv.jp/?p=320416</guid>
		<description><![CDATA[<p>前回、筆者は人生初のアップル製品購入記をお届けしたわけですが、その主役を務めた「iPad Pro」（12.9インチ、512GBモデル）のネタを今回も続けたいと思います。</p>実況動画と記事でiOS版ストIVを徹底レビュー！ そもそもiPad Proを購入したのは、Web、動画や電子書籍を見るのが目的でした。 いわば、メディアパッド的な活用が主たる用途になっていて、うちにやってきて以来、「使わ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>前回、筆者は人生初のアップル製品購入記をお届けしたわけですが、その主役を務めた「iPad Pro」（12.9インチ、512GBモデル）のネタを今回も続けたいと思います。</p><h2 style="padding-left: 30px;">実況動画と記事でiOS版ストIVを徹底レビュー！</h2>
<p>そもそもiPad Proを購入したのは、Web、動画や電子書籍を見るのが目的でした。</p>
<p>いわば、メディアパッド的な活用が主たる用途になっていて、うちにやってきて以来、「使わない日はほぼない」というくらい活躍しています。</p>
<p>ベッドで寝落ちするまで、Amazonプライムビデオにて、昔懐かしのアニメとかを見るのが習慣になっています。</p>
<p>せっかくのiPad Proにもかかわらず、クリエイティブな活用はほとんどしておらず、ただコンテンツを消費するだけの廃人状態です。</p>
<p>なので、前回報告したようにApple Pencilを購入したにもかかわらず、ほとんど使っていません。</p>
<p>先日、iPad Pro購入記念に、友人のクリエイターさんが自ら制作した「iPadスタンド兼Apple Pencilケース」をプレゼントしてくれたのですが、本当にこのケースに入りっぱなし状態です（笑）。</p>
<div id='gallery-117' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="720" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">「初アップル製品の購入おめでとう」ということで、<a href="https://mitaimon.com/" target="_blank">いしたにまさきさん</a>からオリジナルグッズのiPadスタンド兼用Apple Pencilケースを頂きました</span></p>
<div id='gallery-118' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-1.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="720" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-1.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">内部の凹みにApple Pencilを入れておける構造。分離したそれぞれの切り欠き部分にiPad本体を差し込んでスタンドとして使える </span></p>
<div id='gallery-119' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-3.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="1000" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-3.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-2.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1200" height="1000" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-2.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">2つずつある切り欠きの角度に応じてiPadの保持角を選べるのも特徴</span></p>
<p>そんな状態のボクに、編集部から「iPad Proでゲームしてみてください」という提案がありました。</p>
<p>確かに、今や「最も普及しているゲームプラットフォームはスマートフォンやタブレットである」ともいわれる時代。</p>
<p>せっかく高価な最新iPad Proを購入したのだから、ゲームもプレイしてみなければもったいないというものです。</p>
<p>ただ、編集部から提案されたお題のゲームというのがなんと格闘ゲーム『ストリートファイターIV チャンピオンエディション』（以下、ストIV/CE）でした。マジか！</p>
<h2>『ストリートファイターIV チャンピオンエディション』とは？</h2>
<p>『ストIV/CE』は、ゲーム機からアーケード（ゲームセンター）にも展開された名作格闘ゲーム『ストリートファイターIV』シリーズのiOS移植版です。</p>
<div id='gallery-120' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-20.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="680" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-20.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">2008年にアーケードで稼働開始した『ストリートファイターIV』（以下、ストIV）のスマホ移植版を再調整した最新版で、2017年7月12日にリリースされた</span></p>
<p>ボクは、ストリートファイターシリーズの大ファンで、名作とうたわれる『ストリートファイターII』（以下、ストII）時代から対戦格闘にハマったクチです。</p>
<p>『ストII』流行時のボクはまだ初々しさ残る学生でしたが、新品だと23万円もするアーケードゲーム基板を購入するほどハマっていました。</p>
<p>その後、歴代のシリーズをプレイしてきまして、もちろん『ストIV』もプレイしました。最新作の『ストV』ももちろん対戦プレイをメインによくプレイしています。</p>
<p>『ストIV/CE』は、もともとリリースされていたiOS版の『ストIV』をスマートフォンで遊びやすく再調整した最新版だそうで、そもそもボクは、iOS端末に『ストIV』が出ていることも知りませんでした。</p>
<p>シリーズ最新作は『ストV』なので、ボクの中で『ストIV』は過去作というイメージではあるのですが「iOS端末に出ている」という事実には正直、そそられました。</p>
<p>「いったい、どんな出来映えなんだろう?」「ちゃんと遊べるのかな」「グラフィックスは大丈夫なのかな」……と、とめどなく出てくる好奇心を抑えられなくなり、すぐさまAppストアで検索です。</p>
<p>どうやら『ストIV/CE』は、無料プレイ形式ではなく600円の有料アプリなんですね。ほとんと有料アプリを購入することはないのですが、今回は思い切って自腹購入してみることにしました。</p>
<h2>『ストIV/CE』のグラフィックスシステム</h2>
<p>起動して、さっそくCPU戦をプレイしてみました。</p>
<p>使用キャラクターは、『ストII』時代から使い続けているスペイン忍術の使い手、美と死の伝道師のナルシスト「バルログ」様です。</p>
<p>まず、職業柄チェックしたのは、その3Dグラフィックスの再現度です。大元の『ストリートファイターIV』はPS3/Xbox360でリリースされたゲームで、独特なタッチの3Dグラフィックスがウリ要素の1つでした。</p>
<p>iOS版の『ストIV/CE』は、それっぽく再現されていますが、少し違和感があります。確かに、雰囲気はよく再現されていますが、技を振ったときのコマの中落ち感があります。</p>
<p>その直後、「あ、そうか」と納得しました。</p>
<p>これ、プリレンダーグラフィックなんですね。</p>
<div id='gallery-121' class='gallery galleryid-320416 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-12.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="960" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-12.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">『ストIV/CE』はプリレンダーベースの2D格闘ゲームだった</span></p>
<p>3Dグラフィックスで各キャラクターのモーションを、技の判定が出始める重要なコマをメインに抜き出してキャプチャーしたものでグラフィックスを構成しているのです。</p>
<p>本家の3Dグラフィックスベースの『ストIV』だと、2つのキャラクターを画面端に寄せると、画角の関係で若干見え方が変わるのですが、『ストIV/CE』はそれがないので、ほぼ間違いないでしょう。</p>
<p>背景は、床/地面が一枚板のクワッドポリゴン、そして背景は舞台演劇の「描き割り」的な立て看板のクワッドポリゴンで、それぞれに1枚画のテクスチャを貼り込んでいる感じです。</p>
<div id='gallery-122' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-5.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="960" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-5.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">背景と床はぞれぞれ一枚画像ベースの描き割り表現</span></p>
<p>iOS端末は、幾世代にも渡って存在し、それぞれがいまだに現役で使われていて、その割に世代ごとのGPUのグラフィックス性能はけっこう違いますからね。</p>
<p>フル3Dグラフィックスでの実装は避け、最低限のGPU性能でプレイできるような移植をしたといったところでしょうか。</p>
<div id='gallery-123' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-6.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="960" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-6.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">ド派手なフラッシュ演出フィニッシュなど、オリジナルの要素はうまく調整したうえでそれっぽく移植されている</span></p>
<p>『ストIV』では、ウルトラコンボと呼ばれる超必殺技があり、技を発動した側のキャラクターが画面全体にクローズアップされ、短くもド派手なアクション演出が挿入されるのが醍醐味となっています。</p>
<p>このあたりの演出はなかなかプリレンダーでは難しいはずで、『ストIV/CE』では、どうやっているのか気になるところでした。</p>
<p>実際に確認してみたところ、これはオリジナルの当該シーンをプリレンダー化したショートムービーをカットインさせる演出に置き換わっていました。なるほど、というかんじですね。</p>
<div id='gallery-124' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-7.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="960" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-7.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
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			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">プリレンダーのショートムービーで再現されたウルトラコンボ発動演出</span></p>
<p>結論としては『ストIV/CE』は、グラフィックスシステムとしては「『ストIV』をプリレンダーベースで移植した2D格闘ゲーム」ということになるかと思います。</p>
<h2>気になる操作感は？</h2>
<p>実際のプレイフィールはどのような感じなのでしょうか。</p>
<p>そもそも、iOS端末はゲーム機ではないので、ゲーム操作用のスティックもボタンもありません。</p>
<p>ここは、まぁ、当初の想像どおりでした。</p>
<p>システム側が画面上に出現させたバーチャルなアーケードスティックとボタンを左右の手の指で触って操作するタイプ、いわば画面上のバーチャルコントローラーでプレイするスタイルになっていました。</p>
<div id='gallery-125' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-9.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="959" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-9.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">画面上のバーチャルコントローラーで操作する方式</span></p>
<div id='gallery-126' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-10.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="959" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-10.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">筆者のiPad Proは12.9インチモデルで画面が大きいため、バーチャルコントローラーのサイズも、この画面のように、標準サイズよりもだいぶ小さめに設定しないとプレイしづらかった</span></p>
<p>ただ、ストリートファイターシリーズは、長らく弱／中／強の威力に分かれたパンチ／キックボタンで操作する6ボタンシステムを採用していましたし、技を出すのにスティックの方向入力を組み合わせる必要がありますから、これをバーチャルコントローラーでやるのは大変そうです。</p>
<p>と思ったら、操作系にもiOS端末向けの大胆なチューニングが適用されていました。</p>
<p>まず、大前提として6ボタンの操作系は4ボタン操作へとスケールダウンしています。</p>
<p>オリジナルでは3つあったパンチボタンとキックボタンは1つずつにまとめられ、その代わり、レバー入れとボタン操作の組み合わせで、通常技のバリエーションが出せるような操作系に変更されています。</p>
<p>ただ、ボクがバルログで確認した範囲では、オリジナルのすべての技が再現されているわけではないようでした。たぶん、使う頻度の高い技の再現に絞った感じですかね。</p>
<h4>CPU戦を実況プレイ！</h4>
<p><iframe loading="lazy" title="Game Deets - iPad Proで『ストリートファイターIV チャンピオンシップエディション』CPU戦をプレイ！" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/fe-7Gyo3jdw?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>必殺技や特殊技などは、オリジナルの『ストIV』に準拠したコマンド入力でも出せますが、さすがにそれだけだと難しいので、レバー入れとスペシャル［SP］ボタンの組み合わせで簡単に出せる操作系が盛り込まれていました。</p>
<p>オリジナル版では同時押しで発動する「敵の攻撃を1発だけ耐えながらの攻撃」である「セービングアタック」は、［S］ボタンで出せます。</p>
<p>同時押しはバーチャルコントローラーでは難しいですから、わかりやすい救済措置です。</p>
<div id='gallery-127' class='gallery galleryid-320416 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-11.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="959" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-11.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">バルログの必殺技コマンドの一例。［SP］ボタンを押すことで、溜め系コマンドも簡単に発動できる配慮がなされている</span></p>
<p>同時押しといえば、オリジナル版では、スーパーコンボ（SC）ゲージを消費して高性能版の必殺技である「EX必殺技」を出す場合にも必要でしたが、これも、『ストIV/CE』では、レバー入れと［SP］ボタンで出せるようになっています。</p>
<p>また、正統にコマンド入力を使用とすると、かなり複雑なコマンド入力を求められるスーパーコンボ、ウルトラコンボといった超必殺技系も、レバー入れ操作と対応ゲージをタッチすることで発動できます。</p>
<p>まとめると「レバー入れ」+「ボタン押し」でかなりの技が出せるということになりますね。</p>
<div id='gallery-128' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
			<dt class='gallery-icon landscape'>
				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-4.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="960" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-4.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">オリジナルではボタン同時押しで発動した「セービングアタック」も『ストIV/CE』では［S］ボタンを押すだけで簡単に繰り出すことができる！</span></p>
<p>映像やサウンドが『ストIV』ベースなので、『ストIV』感は確かにあるのですが、実際のプレイ感覚は、別モノという感じです。</p>
<p>いい意味でも悪い意味でも「別の新作」という印象を持ちました。</p>
<p>CPU戦をプレイした限りでは、「レバー入れ」+「ボタン押し」でけっこう簡単に技が出るので、ガチャガチャ操作しているだけでけっこう楽しげに遊べます。</p>
<p>ただ、簡単に技が出る関係で、出したくない技の暴発も多く、強くなるためには、オリジナル版とは異なった趣の鍛錬が必要になりそうです。</p>
<p>僕が使っているバルログは、『ストIV』シリーズでは「ためキャラ」と呼ばれる、一定時間特定の方向にレバー入れを行ってから、別方向にレバー入力を行うことで技が発動する操作系が採用されています。</p>
<p>しかし、バーチャルコントローラーでの入力はかなり難度が高く、「レバー入れ」+「ボタン押し」の操作系になったことで、まともに入力するよりは格段に技は出しやすいと思いました。</p>
<p>ただ、空中にジャンプしてから攻撃を行う「バルセロナアタック」系の操作は、いずれにせよ高難度で、バーチャルコントローラーでは攻撃を出す前に着地してしまうことが多く、バルログのスピードにプレイヤーがついていくのが大変という印象です。</p>
<h4>対人戦に挑戦！</h4>
<p><iframe loading="lazy" title="Game Deets - iPad Proで『ストリートファイターIV チャンピオンシップエディション』対人戦をプレイ！" width="500" height="281" src="https://www.youtube.com/embed/_akorfzxdy4?feature=oembed&#038;rel=0" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>バルログに限ったことではないような気もしますが、「別のゲーム」の「別のキャラクター」として考えて、攻略を進める必要がありそうな気がしました。</p>
<h2>今後もiPad Proでのゲームプレイ環境改善を調査したい！</h2>
<p>「レバー入れ」+「ボタン押し」の簡単操作が採用されてはいても、やはりバーチャルコントローラーでは、プレイしにくいものでした。</p>
<p>なので、「なにか遊びやすくする改善策はないものか」とネットを調べまくったところ、画面上のバーチャルコントローラーをゲーム機のゲームコントローラー風に操作するアクセサリーがいろいろと出ているようです。</p>
<p>この手のグッズは使ったことがないので適当に価格の安かった「LEEHUR スマホゲームジョイスティック」というものを購入してみて使ってみました。</p>
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				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-13.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="854" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-13.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">iPadの画面に貼り付けて使うゲームパッド「LEEHUR スマホゲームジョイスティック」。実勢価格は1,000円前後</span></p>
<p>使い方……というか、ボクが買ったヤツは構造自体シンプルで、ゲームコントローラーのパッド部分を吸盤で画面に取り付けるだけのものでした。</p>
<p>一瞬「ちょっといいかも」と思ったのですが、操作しているうちにこのパッド位置が、ゲーム画面上のバーチャルコントローラーのニュートラルからずれていってしまったり、吸盤が外れてしまったりと、まともに使うのは難しかったです。</p>
<div id='gallery-130' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
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				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-15.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="854" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-15.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
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				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-14.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="854" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-14.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">こんな感じで吸盤でくっつけて使う。画面保護シートが貼り付けられていたせいなのか、接着が安定せず。操作しているうちにずれてきたり、場合によってははがれてしまうことも</span></p>
<p>これは、iPad Proに画面保護シートを貼り付けている関係かも知れません。</p>
<p>最近の画面保護シートで気泡抜き機能のあるものは接着面に微細な起伏があったりして、吸盤接着との相性が良くないのです。ボクのケースはどうやらこのパターンのようでした。</p>
<p>かといって、この『ストIV/CE』のため……というか、この簡易パッドグッズ接着のために画面保護シートをはがすことには決心が付かず、結局、あきらめることに至っています。</p>
<div id='gallery-131' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-2 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
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				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-17.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="854" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-17.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
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				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-16.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="854" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-16.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">愛用しているAndroid端末用のゲームコントローラーをiPad ProにBluetooth接続してみたところ、繋がりはするのだが、『ストIV/CE』を含め、ゲームでは全く使えず。iOS端末向けでは、アップルのMFI（Made For iOS-device）認証されたゲームコントローラーしか使えないらしい</span></p>
<p>このプレイ環境改善にむけての調査の過程で、まるでNintendo Switchのように画面の両端にはめ込むタイプのゲームコントローラー、GAMEVICEの「Game Controller for iPad Pro」（GMV-GV161）を見つけたのですが、いつかこれを試したいと思っています。</p>
<p>12.9インチのiPad Proにも対応しているようですしね。</p>
<p>ちなみに、この製品はアップルの公式サイトでも取り扱いがあるので信頼度は高そうです。また、対応ゲーム一覧に『ストIV/CE』がリストアップされていたことにも興味がそそられます。</p>
<div id='gallery-132' class='gallery galleryid-1 gallery-columns-1 gallery-size-large'><dl class='gallery-item'>
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				<a href='https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-18.jpg'><img loading="lazy" decoding="async" width="1280" height="720" src="https://games.app-liv.jp/images/articles/2017/10/gd320416_-18.jpg" class="attachment-large size-large" alt="【西川善司のモバイルテックアラカルト】第43回: iOS版ストIVをiPad Proでプレイ！"  title="" /></a>
			</dt></dl><br style="clear: both" />
		</div>

<p><span class="caption">Gamevice Controller for iPad Pro</span></p>
<p>iOS端末には、格闘ゲーム以外にも、名作系／レトロジャンルのシューティングゲームやアクションゲームもいろいろと出ているようなので、今後、ボクとしても、iPad Proでの「ゲームプレイ環境の改善」は大きなテーマとして向き合っていきたいと思っています。</p>
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