- 暗黒スキル(自分)紹介/おすすめ駒
- 攻撃力アップ(自分が呪われているとき)紹介/おすすめ駒
- 捕食スキル紹介/おすすめ駒
- 竜鱗スキル紹介/おすすめ駒
- 暗黒系デッキ編成のポイント・課題
- デッキ編成例:ヴィグラス耐久
- デッキ編成例:暗黒速攻
- デッキ編成例:捕食チャージ
自身が呪われることで始まる竜デッキの新たな戦い方
ストラクチャーセット「master of DARKNESS」や「暗黒コレクション」では主に、
- 自分の手駒を呪い状態にする暗黒スキル
- 自分の手駒が呪い状態のときに倍率が上がる攻撃力アップスキル
- ダメージ量の一定割合HPを回復する捕食スキル
- 呪い・毒・吸収スキルのダメージを軽減する竜鱗スキル
といったスキルが追加されている。いずれにも共通しているのは、自身が呪い状態であるとき真価を発揮するスキルであるというところ。
この4スキルを駆使することで、じっくり耐えながら大きな一撃を出していくような、速攻型の竜デッキにはない戦い方ができるデッキを編成することができる。
まずは、編成するにあたって、まずは各スキルの仕様や、どんな駒が所持しているかをおさらいしていこう。
1.自分を呪う暗黒スキル
暗黒スキルには、自分を対象にしたものと、相手を対象にしたものの2種類が存在する。
今回紹介するのは、自分を呪い状態にするもの。「呪われると攻撃力アップ」や竜鱗、捕食などの発動条件を満たすための、暗黒系デッキになくてはならないスキルだ。
おすすめ暗黒スキル(自分)持ち
呪い状態にできる駒数 | 発動条件 | 入手先 | ||
---|---|---|---|---|
ヴィグラス | 毎ターンランダムで1つ | リーダーで手駒にある間 | DARKNESS | |
進化ヘルヴォル | 手駒すべて | 手駒が2枚以上呪い | 超駒 | |
進化ジルニトラ | ランダムで2つ | デッキがすべて竜属性 | DARKNESS | |
闘化桜骸丸 | ランダムで2つ | デッキがすべて竜属性 | 強駒 | |
ガイアス | ランダムで1つ | 手駒が1枚以上呪い | プレミアム | |
シイネア | ランダムで1つ | デッキがすべて竜属性 | EXP |
※DARKNESS:ストラクチャーセット「master of DARKNESS」/プレミアム:プレミアムガチャ/EXP:エクストラパックガチャ
※ストラクチャーセット「master of DARKNESS」は2018年8月現在販売期間外
リーダーバフ駒のヴィグラスは、暗黒系デッキで編成する駒の発動条件を非常に満たしやすくしてくれる。
「呪い2つ以上」のような、発動条件が厳しい駒を使いたいときに利用していくといいだろう。
それ以外の駒の中では、発動条件がゆるく、手駒を2つ呪い状態にできる進化ジルニトラと闘化桜骸丸は使いやすい。
進化ヘルヴォルも呪い供給という点では強力だが、発動自体に呪い駒2枚が必要になる。かなり重い駒になりそうだ。
2.攻撃力アップ(自分が呪われているとき)スキル
自分が呪われているときに出すことで、攻撃倍率がアップするスキル。
「その駒自身が呪われているとき」に倍率が上がる場合と、「手駒の呪い駒数に応じて」倍率が上がる場合の2種類のものがある。
いずれも発動条件が厳しい分、ATK、倍率ともに高い駒が多く、強力な一撃が放てるのが魅力。暗黒系デッキのフィニッシャーとして使っていこう。
おすすめ攻撃力アップ(自身が呪われているとき)スキル持ち
ATK | 非呪い時 ダメージ | 呪い時 ダメージ | 入手先 | ||
---|---|---|---|---|---|
闘化シェンメイ | 1,796 | 3,969 (1.7倍) | 5,837 (2.5倍) | 超駒 | |
闘化ジルニトラ | 1,751 | 3,414 (1.5倍) | 5,007 (2.2倍) | DARKNESS | |
闘化朧 | 1,652 | 3,436 (1.6倍) | 4,724 (2.2倍) | イベント | |
闘化ヘルヴォル | 1,735 | 発動しない | 4,511 (2倍) | 超駒 | |
ニンブス | 1,325 | 2,584 (1.5倍) | 3,445 (2倍) | 暗コレ |
※数値は1.3倍のリーダーバフ込みのもの
※DARKNESS:ストラクチャーセット「master of DARKNESS」/暗コレ:暗黒コレクションガチャ
※ストラクチャーセット「master of DARKNESS」は2018年8月現在販売期間外
火力は闘化シェンメイがダントツ。暗黒系デッキ最強フィニッシャーとして、ようやく輝くときがきたという感じだ。
イベント入手の闘化朧も、1枚返しという条件はあるが、コンボスキルが発動させやすいので、ほかにフィニッシャーがいないときはおすすめ。
闘化ヘルヴォルは、呪われていないと発動できないが、貫通効果を持ち合わせている。防御や通常攻撃罠・カウンターは暗黒系デッキの弱点なので、その対策ができる点は強力だ。
おすすめ攻撃力アップ(手駒の呪い駒数)スキル持ち
ATK | 最小 ダメージ | 最大 ダメージ | 入手先 | ||
---|---|---|---|---|---|
闘化トレグレニグ | 1,895 | 3,449 (1.4倍) | 5,420 (2.2倍) | 超駒 | |
スプレイドー | 1,575 | 2,662 (1.3倍) | 4,505 (2.2倍) | EXP | |
闘化アキレウス | 1,611 | 2,932 (1.4倍) | 4,817 (2.3倍) | 希望の唄 | |
折刃 | 1,350 | 2,281 (1.3倍) | 3,510 (2倍) | 暗コレ |
※数値は1.3倍のリーダーバフ込みのもの
※暗コレ:暗黒コレクションガチャ/EXP:エクストラパックガチャ
このタイプはまだ数が少ないため、今後の追加に期待したい。
この中では、発動させやすい上に火力も出せる闘化トレグレニグ一択。たとえ最大ダメージを出せなくても、じゅうぶんフィニッシャーとして機能する破壊力は大きな魅力だ。
3.捕食スキル
捕食スキルは、与えたダメージ量の一定割合分のHPを回復するスキル。吸収と似ているが、こちらは固定値ではなく、ダメージ量に応じて回復量も増減する。
上手く使えば、竜デッキとは思えない耐久力を発揮することができる。
なお、吸収と同じようにアンデッド効果中はダメージを受けてしまうところには注意したい。ラーニなどとの併用は避けた方が安全だ。
おすすめ捕食スキル持ち
ダメージ (倍率) | 回復量 (割合) | 必要 呪い数 | 入手先 | ||
---|---|---|---|---|---|
闘化マリーツィア | 1,502 (1.1倍) | 3,153 (210%) | 1枚以上 | 暗コレ | |
闘化納涼・フロワ・イエロ | 2,322 (1.5倍) | 1,858 (80%) | 1枚以上 | 期間限定 | |
闘化ミニエラ | 3,572 (2.0倍) | 1,072 (30%) | 1枚以上 | 暗コレ | |
ユグルパ | 1,251 (1.1倍) | 2,002 (160%) | 2枚以上 | DARKNESS | |
フォイムント | 1,237 (1.1倍) | 1,979 (160%) | 1枚以上 | 暗コレ | |
ヴァロメント | 1,163 (1.1倍) | 1,511 (130%) | 2枚以上 | EXP |
※数値は1.3倍のリーダーバフ込みのもの
※暗コレ:暗黒コレクションガチャ/DARKNESS:ストラクチャーセット「master of DARKNESS」/EXP:エクストラパックガチャ
※ストラクチャーセット「master of DARKNESS」は2018年8月現在販売期間外
回復量が最も多いのは闘化マリーツィア。使いようによっては1万近いダメージを回復させることも可能だ。長期戦を狙う暗黒系デッキの回復役として利用してみよう。
闘化ミニエラは回復量は控えめだが、ATKがほかの捕食スキル持ちより高い。アタッカーとして使いつつ、回復もできる強力駒だ。
こちらは短期決戦にも対応できるデッキで利用するといいだろう。
4.竜鱗スキル
竜鱗スキルは、これまで軽減するすべのなかった呪い・毒・吸収スキルのダメージを減らすことができる。
一方で、自身が呪い状態、かつ盤面で表になっている間のみ効果を発動するため、竜デッキで使用するには若干重いところがネック。
竜鱗発動まで耐えられるだけのHP、回復手段も用意しておきたいところだ。
ちなみに、呪い数が条件の竜鱗スキルの場合は、竜デッキ以外でも利用可能。呪い対策として指しておくのもアリだ。
おすすめ竜鱗スキル持ち
持続ターン | 軽減率 | 発動条件 | 入手先 | ||
---|---|---|---|---|---|
闘化シャンティ・ハリ | 表になっている間 | 40% | デッキが竜単色 | プレミアム | |
冒険・マルガレータ | 表になっている2ターンの間 | 20% | デッキが竜単色 | 期間限定 | |
進化タラサ | 表になっている間 | 40% | 1枚以上呪い | 決戦 | |
エルケス | 表になっている3ターンの間 | 50% | 2枚以上返し | カップ戦 | |
ドゥンラー | 表になっている間 | 45% | 2枚以上呪い | 暗コレ | |
ガル・イーラ | 表になっている間 | 55% | 1枚以上呪い | DARKNESS |
※プレミアム:プレミアムガチャ/暗コレ:暗黒コレクションガチャ/ストラクチャーセット「master of DARKNESS」※ストラクチャーセット「master of DARKNESS」は2018年8月現在販売期間外
一刻も早く呪いダメージを軽減したいため、できるだけ発動条件がゆるいものを優先したい。
S駒なら無条件で出せる闘化シャンティ・ハリ、A駒なら手駒が1枚以上呪いのとき発動できるガル・イーラがおすすめだ。
呪い駒が2枚以上必要な条件の場合は、ヴィグラスリーダーのデッキでないとなかなか発動に至らない。編成しすぎると手駒事故のもとになるので注意が必要だ。
暗黒系デッキ編成時のポイント
暗黒系デッキは、自分に呪いを付与してから大ダメージ、大回復を狙っていくため、うまくかみ合わないと真価を発揮することができない。
バランス調整の非常に難しいデッキなので、編成時のポイントを押さえておこう。
その1. 呪いをどの駒で供給するか
まずは、ほかのスキルの発動条件となる呪いをどの駒で供給するか、というところを決めていく。特にリーダーバフのヴィグラスを使うべきかを最初に決めてみよう。
判断基準とするのは、いくつ呪いが必要なのか。発動に呪いが必要なスキルの条件を確認しておこう。
その2. 暗黒、捕食、竜鱗をどのくらい編成するか
暗黒は基本的に不可欠だが、捕食と竜鱗は使わない、という選択も可能。戦い方が大きく変わるので、目指すコンセプトに近い編成を選択してみよう。
- 捕食・竜鱗なし(耐久性:低、速攻性:速):
従来の速攻型のテイストを残しつつ、呪い状態のときに攻撃力が上がるスキルを使って、より高いダメージを狙っていく。短期決戦向けのデッキになる。 - 捕食あり(耐久性:中、速攻性:やや速):
捕食で回復もできるようにするデッキ。その分延命できるので、じっくりコンボを組む余裕が生まれる。 - 捕食・竜鱗あり(耐久性:高、速攻性:遅):
捕食に加え、竜鱗も駆使することで、竜デッキらしからぬ耐久力を実現する。チャージ竜のような、虎視眈々と大きな一撃を狙っていくデッキ。
その3. ダメージを稼ぐための駒も必要
捕食や竜鱗を組み込むことである程度耐久できるが、それだけでは火力は出ない。耐久するだけでは勝てないところには注意しよう。
呪いによって攻撃力の上がるスキルやバフスキルなど、一撃を出せる駒、そのためのサポート駒も必ず用意しておこう。
まだ課題も……
新駒の追加で、竜デッキの新しい戦い方が提示されたものの、まだまだ理想の暗黒系デッキを作るためには、課題も多いように感じる。
デッキ編成を考える前に、こちらについても把握しておこう。
暗黒系デッキの課題(2018年8月現在)
- どの駒に呪いが付くかがランダムで、重なってしまうことも(「呪いではない駒を呪う」みたいな暗黒スキルがほしい)
- 捕食や竜鱗、「呪いで攻撃力アップ」駒が引けないと機能しない、引くまでの間も呪いダメージは受け続ける
- 闘化ヘルヴォルのような一部の駒を除き、通常攻撃罠・カウンターをまともにくらう
とはいえ、編成する駒によって戦い方が大きく変わるところは、魔デッキのような面白さも味わうことができる。
より便利な駒の追加に期待しつつ、暗黒系デッキのさまざまな戦い方を楽しんでみてほしい。
デッキ編成例
暗黒系デッキは、新駒が多数必要となるため、かなり編成難易度は高め。
理想形とともに、いろいろと駒がそろっていない筆者の現実的なデッキも紹介してみたので、こちらも参考にしてみてほしい。
ヴィグラス耐久デッキ(理想形)
編成駒 | |||
---|---|---|---|
ヴィグラス | 闘化ヘルヴォル | 闘化ミニエラ | 闘化マリーツィア |
闘化トレグレニグ | 進化ジェンイー | エルケス | 折刃 |
フォイムント | ドゥンラー | ガル・イーラ | マーリン |
闘化アラジンとランプ | 闘化ランドタイラント | ムスタバ | ムスタバ |
暗黒・捕食・竜鱗をすべて詰め込んだオーソドックスな暗黒系デッキ。
呪いはリーダーのヴィグラスで供給。捕食、竜鱗で耐えつつ、闘化トレグレニグや闘化ヘルヴォルで大ダメ―ジを狙っていく。
注意したいのは、ヴィグラスの呪いが重なることも多いところ。竜鱗があるとはいえ、毎ターン受ける呪いダメージは放置しすぎると危険。
呪われた駒を出すという選択もときには必要だ。
筆者の現実的デッキ
火力も出しつつ攻撃できるミニエラがいないため、スプレイドーを起用してより攻撃的にした編成。
通常攻撃罠はムスタバや竜鱗駒であらかじめ解除し、ここぞというところで発動しないように心がけている。
暗黒速攻デッキ(理想形)
編成駒 | |||
---|---|---|---|
闘化デネヴ | 進化ジルニトラ | 闘化桜骸丸 | 闘化シェンメイ |
進化ジェンイー | 折刃 | ニンブス | シイネア |
心核の守護者(竜) | エルツドラッヘ | ハロウィン・ランドタイラント | 呂蒙 |
闘化アラジンとランプ | 闘化ランドタイラント | ヴュロン | ヴュロン |
闘化デネブリーダーの速攻デッキに、暗黒駒や闘化シェンメイを入れた編成。
普通の竜デッキのように序盤からコンボを組むように戦いつつ、呪いがうまく絡めばより高い攻撃力を発揮する。
マッチングしやすい速攻型の竜デッキにも競り負けないところが魅力だ。
筆者の現実的デッキ
闘化シェンメイの代わりに闘化トレグレニグを編成。罠対策として貫通付与のコンボスキルを持ったフェルナンドも起用している。
呪いが手駒にまんべんなくかかるかは運次第だが、闘化トレグレニグなら、最大倍率の一歩手前でもかなりのダメージを期待できる。
捕食チャージデッキ(理想形)
編成駒 | |||
---|---|---|---|
オルメレフ | 闘化ミニエラ | 闘化マリーツィア | ヴォルグラーデ |
進化ジェンイー | フォイムント | シイネア | 心核の守護者(竜) |
イービルフラウ | 呂蒙 | 闘化アラジンとランプ | ファウルーナ |
闘化ランドタイラント | サマー・アルン | ヴュロン | ヴュロン |
オルメレフをリーダーにしたチャージ竜デッキ。捕食で回復することで、通常のチャージ竜よりさらに長いターンを戦うことができる。
捕食駒はいずれも呪い1つで発動可能なので、暗黒駒もA駒、B駒で問題ない。耐久しながらバフ駒の準備を整え、チャージ駒の大ダメージで一気に削りきるような戦い方をしていこう。
筆者の現実的デッキ
ヴォルグラーデがないため、盤面バフの進化ブライダル・ノイレで代用。
耐久力は下がったが、捕食駒を引ければ、進化グランティスの最大倍率発動まではじゅうぶん耐えられる。あとは盤面バフを設置しつつ、高火力の一撃を狙っていく。
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