選ばれし6名によるハイレベルな戦いを解説!
TGSのe-Sportsステージにて実施されたリアル対戦イベント。予選のサマーシャイン杯とは違い、デッキも自分のランクに応じたOKという内容となっている。
ここでは、実際に出場者したプレイヤーたちの試合を見ながら、トッププレイヤーたちの戦術を解説していこう。
Aグループ第1試合:..(ツードット)vsやまちゅ
1試合目に行われたのが、ムーニアをリーダーとした魔属性中心のデッキを扱うやまちゅ選手と、蘭陵王をリーダーとした神属性よりのデッキを扱う..(ツードット)の対決。
2人ともどんなデッキに入れても強力なアズリエルを入れており、先に引いた方に試合の流れも傾きそうだったのだが、2手目から出せた..(ツードット)選手がやはり終始有利なバトル展開を繰り広げて勝利という結果に。
逆にやまちゅ選手は、アズリエルの毒に加えてルエドでサマー・ルサリィのカウンターダメージも受けていたので、このタイミングから攻め方を変えていれば、まだ逆転のチャンスがあったかもしれない。
本来ならピンク枠内に置くような攻め方がほとんどのはずだが、まれに角をとられることを見越してダークアサシンのようなカウンターを黄色か緑枠内に置く戦術もある
Bグループ第1試合:世界のザキヤマvsモカ
Bグループの初戦も、蘭陵王がリーダーの世界のザキヤマと、ムーニアをリーダーとしたデッキ操るモカ選出の対決。
こちらはルキアでのリーダーの出し合いや、アヌビスでのコンボスキル封印合戦など、やられたらやり返すような試合展開が続く。
そんな中、モカが中盤に配置したファウストの位置にはすでにコンボスキルを発動できるルートができており、最終的にはミューニとの組み合わせで勝利という結果に。
世界のザキヤマは序盤から手駒が悪かった上に、相手のルキアによって蘭陵王を引き出されてしまうといったアクシデントがあったものの、素早く回復マスを活かしてHPのリードを奪っていった。
しかし、それが油断の原因となってしまったのか、イヴェットで特殊ダメージ対策をするも、20,000以上もの大ダメージによって削りきられてしまう。
Aグループ準決勝:饅頭丸vs ..(ツードット)
続いてはデッキの中身を大幅に変更している..(ツードット)と、シード枠の饅頭丸との対決。
事前に対策をしたという..(ツードット)のデバフと回復スキルによって、なかなかダメージが与えられない様子の饅頭丸だったが、終盤からに設置したアズリエルのコンボスキル華麗に決まり、最終的には勝利した。
..(ツードット)さんの敗因は、通常攻撃への対策はできていたが、特殊ダメージの対策ができていなかった点。イヴェットやアゲハなどの罠が入っていれば、試合の展開も変わっていたかもしれない。
Bグループ準決勝:ルンバvsモカ
Bグループの準決勝は、フルカスをリーダーとしたデッキを操るルンバ選手と、世界のザキヤマ選手に勝利したモカ選手の対決。
ルンバさんは今までの出場者とは違ってフルカスをリーダーとしており、初手からの大ダメージはもちろん、特殊ダメージの対策もバッチリだったおかげで、いかにも魔属性らしい攻め方でモカさんを翻弄していく。
その結果、悪い流れを読みとったのかモカさんはルキアで1ターン凌ごうと考えるも、引きずり出したアラジンとイザナミのコンボを決められてしまう。
その後は序盤に設置されていた罠によって自らが発動した特殊ダメージを受けてしまい、そのまま敗北という結果に。
決勝:饅頭丸vsルンバ
最後はお互いシード枠から決勝まで勝ち進んできた、饅頭丸選手とルンバ選手の対決に。
先ほどと同様にフルカスで大ダメージを与えていくルンバ選手に対し、序盤からアズリエルやカウンターを活かしてHPを離していく饅頭丸選手が圧倒する展開でそのまま勝利を掴んだ。
これは相性やデッキの総合力も関係しているが、初手でカウンターからのアズリエルという完ぺきな流れに持っていけた饅頭丸選手の手駒運も大きい。
オーラスキル持ち以外で人気だったのはアズリエルとヴァイセ!
ちなみに、全体を通して人気だった駒は、アズリエルとヴァイセである。
蘭陵王とムーニアは言わずもがなといった感じで、ほとんどの人がリーダーにしている印象だったが、デッキに入っている駒の中では、どのスキルも隙がないアズリエルと、手軽に大ダメージを出せるヴァイセが圧倒的に人気だった。
これらのキャラクターは今後も活躍しそうなので、まだ持っていないという方は、次のカップ戦までに揃えておこう!
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