コンボスキルが発動しやすいマス
序盤は何気なく外周に駒を配置している人も多いと思うが、外周の中でも中央に位置するマスは中盤から終盤でコンボスキルが発動しやすいので、ここに置く駒は非常に重要だ。
実際のオセロでも、これらの外周中央のマスを「B」と呼んでいる。
たとえば画像のBマス(祝融のマス)は、5方向からのコンボが期待できる。
相手の出方にもよるが、中盤から何度もコンボスキルが発動できることもあるので、このマスにはなるべく発動しやすいコンボスキルを持った駒を置いておこう。
また、角マスの隣のマス(オセロでは「C」と呼んでいるマス)はBマスよりは少ないが、こちらは3方向からのコンボが期待できる。
このマスの場合は、斜め方向のルートを見落としている人が多いので、相手の意表を突くコンボが決まることもある。
そのため、ここにファウストなどの強力なコンボスキルを持つ駒を置いておくと終盤に役立つはずだ。
コンボスキルが発動しやすいマスに置いておきたい駒は以下のとおり。
名称 | コンボスキル | 発動条件 | |
---|---|---|---|
ハーピストエンジェル | 通常攻撃ダメージの1.6倍の特殊ダメージ | HP50%以下 | |
ブレスドソーディアン | 通常攻撃ダメージの1.4倍の特殊ダメージ | HP50%以下 | |
サリエル | 通常攻撃ダメージの2倍の特殊ダメージ | HP25%以下 | |
アズリエル | 通常攻撃ダメージの1.5倍の特殊ダメージ | 2枚以上ひっくり返す | |
ファウスト | 通常攻撃ダメージの1.7倍の特殊ダメージ | 3枚以上ひっくり返す | |
レムカ | 通常攻撃ダメージの1.8倍の特殊ダメージ | 3枚以上ひっくり返す |
X打ちでコンボ
コンボスキルは、定石どおりに攻めていると序盤(1~3手目)では発動できないことがほとんどだ。
耐久力勝負がメインの神属性デッキや、毒でじわじわ攻める魔属性デッキなら、序盤から中盤であまりコンボスキルを使わなくても問題はないが、竜属性デッキの場合は話が変わる。
竜属性の駒のみでデッキを組むとHPが2万以上になることはほとんどないため、画像のような攻め方をしているとHPがもたない。
角マスの斜め内側にある「X」と呼ばれるマスに駒を置く、X打ちをして速攻をかけていくことが重要だ。
コンボスキルで一発逆転
上記で紹介したように序盤でX打ちをしなくても、中盤になればX打ちをせざるを得ない局面が必ず訪れる。
外周ばかりに置いていても決定打は与えられないので、手駒の状況次第で自らコンボスキルを発動させにいくのも大切だ。
画像の例の場合、外周を攻めるなら赤枠に置くべきだが、手駒のスキルが発動しないものばかりなので、矢印が指すマスにアルンを置いた。
相手が神属性ならば、アルンのコンボスキルをレムカで発動すると総ダメージは1万を余裕で超える。
もし、アルンをとられてしまったとしても左上の角はとれるので、こちらが不利になることはないだろう。
コンボスキルを誘発
手駒と盤面の状況によっては、強い駒を捨ててコンボスキルを誘発させることも大切だ。
画像とまったく同じ状況になるとは限らないが、相手にとらせることでコンボルートを作る戦術もあるということは覚えておこう。
コンボルートは自分でつぶさない
冒頭で紹介したコンボスキルが発動しやすいマスでも、コンボルートが相手か自分の駒で埋まっていれば発動できなくなってしまう。
相手にコンボルートをつぶされないように駒を置いていくのも大切だが、まずは自分でつぶさないように駒を置いていこう。
画像のような局面で、ポイズンウィッチをとれるマスは2ヵ所ある。
画像左の青丸に置いた場合は、オキクルミのコンボスキルを発動できるが、置いた駒のコンボルートは埋まっており、少ない。
そのため、置いた駒のコンボスキルを使いたいなら、画像右のサディエルの位置に置いたほうがコンボルートの選択肢が多く残されている。
ただし、この置き方はこちらのコンボルートを作ると同時に、相手の駒のコンボルート(緑の矢印)を作ってしまうので注意が必要だ。
画像ではコンボスキルに回復を持ったミーナだが、これが特殊ダメージが強力なコンボスキルを持つ駒だった場合は致命傷になってしまう。
青丸のマスに置いて、相手のコンボルートをつぶしてしまうのも手だ。
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