特殊なスキルに合わせたデッキを作ろう
駒の中には、タイミングや打ち方が効果に影響を及ぼす特殊なスキルを持つものが存在する。
これらのスキルは、強力である一方で、タイミングを誤れば効果が出ないどころか、マイナスになってしまうこともある。
そのため、せっかく入手しても、デッキにうまく編成できない人も多いだろう。
今回は、そんな駒の使い方のポイントを解説するので、ぜひとも特殊な駒を使ったデッキ編成にチャレンジしてほしい。
クイル・クエンで生成したダメージマスはどうすべき?
クイル・クエンは盤面に出したとき、自分の周囲のまだ駒が置かれていない場所をすべてダメージBマスに変換するスキルを持っている。
コンボスキルには、手駒に魔駒が1枚以上あるとき、盤面にある駒の総数×140の特殊ダメージを与えられるため、魔属性が主体としたデッキに入れるのがベストである。
ただ、自身が生成したダメージマスで自爆してしまうこともあるため、使いこなすのが難しい駒ではある。
HPが減少している時に発動できるスキル持ちと相性バツグン!
クイル・クエンが生成したダメージBマスは、相手の打ち方を強制的に変えられるので、変換したマスが多いほど効果的。
そのため、定石から外れた展開になりがちで、相手に悪手を打たせやすい。
そのため、こちらはダメージBマスを踏むことをいとわない攻め方をすることで、有利に進めていくことが可能になる。
自身のHPの減少が激しくなるため、アラジンやアエーシェマのような「自分のHPが減少している」と発動できる特殊ダメージ持ちの駒をいっしょに編成するのがおすすめだ。
クイル・クエンを活かすためのデッキと戦術
こちらが実際に組んだ、クイル・クエンを活かすためのデッキ。
先ほど例にあげた「自分のHPが減少している」と発動できる特殊ダメージ持ちは、神属性に多いため、魔属性と同じバランスで編成している。
フィニッシャーとしても、アルンやレムカがいるため、火力不足にもそこまで悩まされないはずだ。
配置すべき場所としては、駒が少ない序盤がおすすめ。
特にリーダーにしておくと、初手から出すことができ、相手は2ターン目からの打ち方に悩まされるだろう。
なお、クイル・クエンのスキルが発動されると、もともと設置されていた特殊マスも変換できるため、回復マスを消しつつ逃げ道をふさいでいく、といった戦術にもつながる。
ダメージマスを生成したあとは、多くの対戦相手が踏むのをためらうはず。
以降もクイル・クエンが残っている場合は、コンボスキルを狙いつつ、積極的にダメージを与えていけば、有利な試合運びで勝利を狙っていける。
ベノムバジリスクの効果を活かすには?
ベノムバジリスクは、盤面で表になっている3ターンの間(スキルレベル最大時)、自分が受ける回復を毒ダメージに変え、毒ダメージを回復に変える。
非常にクセのあるキャラクターだ。
通常攻撃が1.6倍になるコンボスキルは強力だが、1枚ちょうどひっくり返せるマスでしか発動できないため、使うタイミングが難しい。
火力の高い魔駒と相性バツグン!
ベノムバジリスクは、スキルの性質上、回復などの効果を持つ神属性とは組みにくく、また竜属性デッキだと、HPが低くなるため、効果が出る前に勝負がついてしまう。
そのため、デッキのHPを上げつつ、スキルの影響を受けない魔属性の駒といっしょに編成するのがおすすめだ。
そのうえで、マスティマや窮奇といった魔属性のなかでも火力の高い駒と組ませて、コンボスキルを狙ってみよう。
ベノムバジリスクを活かすためのデッキと戦術
ベノムバジリスクのスキルは、リンクスキルではないため、魔属性デッキにも入れやすい。
対戦相手が毒スキルを使ってこない場合、スキル自体が機能しなくなってしまうが、その時はコンボスキルを発動するために配置しておこう。
魔属性の駒には、毒スキルやカウンターに優れているスキル持ちが多い代わりに、アタッカーとなる駒が少ないので、火力の底上げとして効果を発揮するだろう。
相手が毒スキルで戦ってくるタイプだった場合、相手が毒スキルを持つ駒を盤面に4~5体ほどそろえたタイミングでベノムバジリスクを出そう。
スキルが上がっていれば、3ターンで6,000以上のHP回復を狙っていける。
また、効果が続いている間に回復マスを踏んでしまうと、逆にダメージを受けてしまうため、駒の置き場所には注意が必要だ。
なお、効果を最大限に活かすためにも、角や外周などの取られにくい箇所に置くこともポイント。
扱いは難しいが、毒デッキには猛烈な強さを持つため、試しに組み込んでおくのも悪くないだろう。
サディエルのターン制防御スキルを出すタイミングとは?
ターン制の防御スキルの駒は、ひっくり返されなくても効果を発揮するため、序盤から終盤まで幅広く活躍できる。
その中でもサディエルは、最凶決戦イベントにて獲得可能なキャラクターなので、所持しているプレイヤーも多く、クラスマッチやカップ戦でも頻繁に見かけるはずだ。
しかし、相手の攻撃を最大限防ぐためには、どのタイミングでどんな位置に出せばいいのか悩んでしまうのが、この駒の抱えている問題だろう。
防御系のスキルと相性バツグン!
サディエルはシールド系としてはもちろん、自分のHPが減少するほど威力が上がる特殊ダメージのコンボスキルも備わっている。
ただし、自身だけでは最高でも3ターンしか受けるダメージを抑えられない。
そのため、同じようにダメージ減少スキルと強力なコンボスキルを兼ね備えたブレスドソーディアンや、ハーピストエンジェルと組み合わせて使っていこう。
サディエルを活かすためのデッキと戦術
通常攻撃と特殊ダメージの両方に対応できることを考えると、攻守ともにすきがない神属性デッキに編成するのがおすすめだ。
回復スキル持ちと同じように、シールド系だけで固めてしまうと火力不足になってしまうため、リーダーには蘭陵王(ムーニア)を選択しておきたい。
サディエルが初手から手駒にある状態なら、画像のような外周に設置しておくことで、早い段階からコンボスキルのルートを作ることができる。
3ターンの間はこちらが受けるダメージがすべて軽減されているため、火力の高いアルンやオキクルミのような駒を続けて出せれば、終始有利にバトルを進めていくことも可能だ。
また、画像左のように自分の駒と駒の間に強力なコンボスキルを持つ駒を配置されるなど、コンボスキルルートが確定してしまう状況に追い込まれることがある。
コンボスキルの内容によっては、一気に勝負を決められてしまう可能性もあるため、リカバリー手段として、手駒の中に防御スキルの駒を残しておくのも有効だ。
罠スキルが修正された今こそが輝くオルグドラゴン
オルグドラゴンは、2枚以上ひっくり返せるマスに置くことで、盤面にある相手の罠スキルをランダムで4つ(スキルレベル最大時)無効にできる。
かつての罠スキルは、盤面に出したときのATKを確認さえすれば何の駒かを判別できたため、オルグドラゴンを使っている人は多くなかった。
しかし、2016年10月14日(金)より、罠スキルを持つ駒のATKが統一され、さらに性能も強化されたため、そのスキルに注目が集まっている。
回復デッキやデバフスキルと相性バツグン!
オルグドラゴンは、自分のHPが減少していないほど通常攻撃が上昇し、最大で1.8倍(コンボスキルレベル最大)になるといったコンボスキルも持っている。
火力のサポート役として、有効な駒だ。
そのため、自身のHPをより高く保つことが重要になる。神属性の回復デッキに組み込むのも手だ。
その場合、ターン性の防御スキルをもつハヌマーンや、盤面で表になっている間は効果が続くミーナのようなデバフ持ちと組み合わせ、HPの減少を抑えながら戦おう。
オルグドラゴンを活かすためのデッキと戦術
罠スキルによる影響をもっとも受けやすい竜属性デッキに入れたいところだが、竜デッキはいかに素早く相手のHPを削りきるかが重要となるため、コンボスキルの効果を発揮しづらい。
一方、上記で紹介したような防御やデバフスキル持ちと組み合わせた場合、罠スキルの無効化はもちろん、火力アップにもつなげられるため、むだなく扱っていけるのだ。
罠スキルのATKが統一されたことから、ひっくり返すべきかどうか、または通常ダメージと特殊ダメージのどちらで反応するのかなど、仕掛けられた側の判断が問われる場面が増えた。
オルグドラゴンを使ってそれらの駒を無効化することができれば、実質キャラクター駒を消したも同然なので、有利に戦いを進められる。
配置する際に気を付けるべきなのは、自分自身も火力が高いため、マーナガルムなどの駒を自分でひっくり返してしまうと手痛いダメージを受けてしまう。
また、最大限に性能を発揮するならコンボスキルのことを考えて、序盤のうちから外周の取られにくい場所に設置しておくといい。
また、スキルで無効化できる数よりも多くの罠が配置されていた場合、どの罠を無効化するか選ぶことができないため、相手の罠の数には注意しよう。
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