駒のバランスを調整して手駒事故を減らそう
クラスマッチやカップ戦において、デッキのバランスはとても肝心である。
いくら強力な駒をそろえていたとしても、スキルやコンボスキルの発動条件を満たせなければ、まったく効果を発揮できない。
そこで、全体的な駒のバランスやコストなどを意識しながら、どんな環境でも安定して戦えるデッキ編成を属性ごとに紹介していこう。
この2つのデッキだと皆さんはどちらを使うだろうか。左のデッキに対して、右のデッキはS駒が多いぶん、B駒も多くなっている
神属性デッキを組むうえでの注意点
1.残りHPが発動条件の駒だけで固めない
神属性で強力な駒というと、闘化後のジークフリートやエンデガなどの名が挙がる。
ただ、これらの駒はスキルやコンボスキルの発動条件が「HPが何%以下のとき」という条件があるため、相手からダメージを受けないことには活かすことができない。
とくに、これらのスキルは回復デッキと致命的に相性が悪く、相手からのダメージが少ないために、スキルを発動できない状態になるケースがある。
結果的に、HP差によって敗北してしまうこともあるだろう。
そのため、回復デッキと当たっても戦えるように、発動条件が異なるアタッカーの駒も編成しよう。
2.オーラバフ持ちを入れすぎない
蘭陵王やムーニアはもちろん、現状(2016年12月)の神属性にはオーラバフ持ちのキャラ駒も増えてきている。
特殊ダメージを与えるスキルの中には、自分のATKに依存して威力がアップするものもあるので、オーラバフが手駒にあるほど強力になっていく。
ただし、4つしか持てない手駒を圧迫していくため、勝負を決めたい状況なのに出せる駒がないという事故が起きやすくなってしまう。
そのため、キムン・カムイやアラクのような盤面に出すタイプのバフも組み込んでおこう。
バランスのいい神属性デッキ
以上のことを踏まえて、完成した神属性デッキがこちら。
HPが減少するほど特殊ダメージの威力がアップしていく駒は、全体的なスキルとコンボスキルを見ても4体のみとなっており、ほかはどのタイミングでも強さが発揮できる形に。
また、アルンとクリムゾントニトルスを入れておけば、同属性デッキが相手のときにも対応できるのでオススメだ。
対人戦にて役立つ!? レベル調整のメリットとは?
ちなみに、復刻しつつある決戦イベントの中でも優秀な祝融だが、レベルを77で止めておくことで蘭陵王やムーニアよりもATKが少なくなり、ルキア対策が可能に。
クラスマッチとカップ戦の両方で活かせるため、余裕がある人はレベル調整したキャラ駒も用意しておくといい。
魔属性デッキを組むうえでの注意点
1.リンクスキルの駒数
魔属性で強力な駒には、アズリエルやカーリーなどがいるが、これらの駒はどちらかというと混合デッキでこそ力を発揮しやすい。
魔属性のみでデッキを編成する場合には、闘化ガルムを筆頭に、カウンターや封印などを組み合わせることで、見た目はバランスが良さそうなデッキになるだろう。
しかし、盤面の駒数など、発動に条件がある「リンクスキル」の駒が増えてきているので、編成の仕方には細心の注意を払わなければならない。
2.1つのコンセプトに特化したデッキを作ろう
魔属性のリンクスキル持ちは、実践的な駒でも大きく分けて2種類の効果を持っている。
- 盤面に出ている魔属性の駒の数で発動
- デッキに入っている魔属性の駒の数で発動
加えて、攻め方にも毒や罠・カウンター、マス変換というように、さまざまな方向性があるため、効果の近い駒を固めるなどコンセプトに合わせて編成しよう。
また、カウンタースキルの駒や、コンボスキルを持っている罠駒は汎用性が高く、さまざまなコンセプトのデッキに入れられる。
以下に、汎用性の高い罠・カウンタースキルを持つ駒をまとめた。
名称 | 属性 | スキル詳細 | |
---|---|---|---|
アダラブルハ | 魔S | 受けた通常攻撃の140%を返す | |
トルトゥーラ | 魔S | 受けた通常攻撃と特殊ダメージの110%を返す | |
ルサリィ | 魔A | ひっくり返されたときに受けた通常攻撃の140%を返す | |
サマー・ルサリィ | 魔A | ひっくり返されたときに受けた通常攻撃の150%を返す | |
ブランジェッタ | 魔A | ひっくり返されたときに受けた通常攻撃の120%を返す | |
イザナミ | 魔A | ひっくり返されたときに受けた通常攻撃の110%を返す | |
ラミア | 魔A | ひっくり返されたときに受けた通常攻撃の120%を返す | |
ポーリュプス | 魔A | ひっくり返されたときに受けた通常攻撃の140%を返す | |
ダークアサシン | 魔A | ひっくり返されたときに受けた通常攻撃の130%を返す |
バランスのいい魔属性デッキ
上記のことを踏まえて、完成した魔属性デッキがこちら。
クイル・クエンで生成したダメージマスと、カウンターや罠スキルを絶えず設置していき、相手の自滅を狙うといったシンプルなコンセプトになっている。
ただ、それだけでは火力不足になりがちなので、闘化ガルムやインフェルノタイガーといったフィニッシャーになれる駒は、最低でも2体以上は用意しておきたい。
竜属性デッキを組むうえでの注意点
1.スキル発動がしやすい駒を優先して編成しよう
竜属性を使っていると起きやすい事故の原因は、複数枚ひっくり返さないとスキルが発動しない駒ばかりになってしまうというケースが多いだろう。
囁き系のスキルが修正される前と比べて、今の環境ではいかに素早く相手のHPを削りきれるかが重要となるため、スキルを発動できないターンが発生するのは致命的。
そのため、発動条件がやさしいものを優先したデッキ編成を目指していこう。
2.貫通スキル持ちは必須
また、貫通スキルの駒があれば、カウンター・罠や防御スキルを無効化して大ダメージを与えられるようになる。
貫通スキルを持つ駒たちは、ATKなどのステータスが元から高いのが大きな特徴。
おまけにコンボスキルも強力なので、盤面に出ている状態でもむだになりにくいのもポイントだ。
バランスのいい竜属性デッキ
最大限に火力を出していける竜属性デッキがこちら。
闘化したことでレジェよりも強力なリーダーバフとなった闘化デネヴを筆頭に、ATKの高いキャラクターを活かしつつ、序盤から大ダメージを与えていけるのが魅力だ。
シンプルに相手のHPを削っていくだけなので、定石に縛られず、臨機応変に攻めるべきタイミングを逃さないようにしよう。
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