- 共用ではないマスを生成する「変換スキル」
- 1枚は用意しておきたい「アンデット」
- 最大HPを増やしてからのコンボが爽快な「オーバーロード」
- 戦いの幅が広がる「召喚スキル」
- 「代償ダメージ」を受けて強力なスキルを発動!
- 放置しておくと危険な「時限スキル」
- 置く場所を指定できないようにする「混乱」
- じわじわと相手のHPを削りとる「呪い」
特殊なスキルで新たな戦術を開拓しよう!
新しいガチャイベントが開催されてプレイヤーが一番気になるのは、「追加されたキャラ駒にどういった性能が備わっているか」という点だろう。
とくに最近だと、マス変換スキルに新たな効果が追加されたほか、時限スキルのような特殊な性能の駒が新しく増えてきた。
そのような駒を使いこなせれば、デッキの戦術の幅は大きく広がるので、使い方と対処法を覚えておきたい。
共用ではないマスを生成する「変換スキル」
通常のマス変換スキルは、相手だけでなく自分にも影響が出るため、自爆してしまうリスクがあり、使いこなすのが難しいという印象が強かった。
しかし、アルキメデスやモルアナといった最凶決戦の登場により、特定の対象にのみ効果を与える特殊マスが登場した。
これらのマス変換スキルをもつキャラ駒は、既存のものとも組み合わせやすいため、属性によっては新たな戦術も考えれるだろう。
活用法:属性ごとの戦い方を意識しよう
マス変換スキルは、相手を追い詰めることは出来ても直接ダメージを与える効果ではないので、火力で押し切られてしまう可能性も高い。
そのため、相手が特殊マスを避けて、悪手を打ってきたときに、うまく仕留められるように強力なコンボスキルがあると心強い。
対策法:定石どおりの攻め方を忘れない
マス変換系のスキルをメインとしたデッキは、相手の攻め方を強制的に変えることが目的。
逆にいうと、こちら側が定石どおりの攻め方さえ貫いてしまえば崩れやすいという弱点も存在する。
そのため、マス変換スキル自体に惑わされなければ、逆に相手を追い詰めることも可能だ。
1枚は用意しておきたい「アンデット」
アンデッドスキルとは、「対象が受けるHP回復を毒ダメージに、毒ダメージはHP回復にする」という変わった効果だ。
対人戦ではマッチングする相手のデッキによっては、毒や回復スキルがない場合があるので、このスキルを使えない状況もある。
しかし、毒スキルの駒が出る決戦イベントや、魔や混合パで見かけるアズリエル対策としてはかなり有効なので、1枚はデッキに採用しているという人もいる。
活用法:魔属性の最凶決戦では大活躍
活躍の場が限られるアンデッドスキルだが、魔属性の最凶決戦イベントでは必須といっても過言ではない。
なかでも竜駒のベノムバジリスクとラーニは、毒がやっかいな決戦イベント開催中にリーダーにしておくことで助っ人として喜ばれるので、スキルも必ず上げておくといいだろう。
通常だと即死になりかねない毒ダメージも、アンデッド効果でHPを大幅に回復する効果に早変わり!
対策法:盤面に出てきたらすぐにひっくり返そう
このアンデッドスキルだが、今のところ対策する手段は少ない。
とはいえ、ひっくり返してしまえば無効化できるので、もし使われたらすぐにひっくり返してしまおう。
また、特定の決戦イベントなどで、アンデッドが使われるのがわかっているものは、辺や角に置かれないように打ち方に気を付けよう。
最大HPを増やしてからのコンボが爽快な「オーバーロード」
特殊なスキルのなかでも、始めたばかりのプレイヤーがとくに分かりづらい効果といえば、オーバーロードの使い道だろう。
「自身の最大HPを数%上昇させる」という効果は、最初のうちは、正直強さを感じにくいはず。
しかし、特殊ダメージを与える効果をもつキャラ駒のなかには、自分の最大HPの値に応じてスキルが発動するものも存在し、最大HPを上昇させることで、それらを出しやすくできる。
活用法:耐久を目的としたデッキと相性バツグン!
自分のHPの量に応じたダメージを与えるスキルと、オーバーロードスキルは相性が良い。
これらのスキルを活かすには、最終的に増やしたHPをキープしておく必要があるため、回復デッキのような耐久がメインとなるデッキに編成しておくのがおすすめだ。
組合わせて使いたい駒の例としては、以下のとおり。
名称 | スキル | 割合 | 属性 | |
---|---|---|---|---|
ラビリー | 自分のHPに依存した特殊ダメージ | 14% | 魔A | |
新春レムカ | 自分のHPに依存した特殊ダメージ | 55% | 神S | |
アルカード(闘化) | 自分のHPに依存した特殊ダメージ | 11% | 魔A | |
アリオーシュ | 自分のHPに依存した特殊ダメージ | 11% | 魔A | |
シーラーザード | 自分のHPに依存した回復スキル | 3% | 神A |
これらの駒はすべて、スキルの発動時の自分のHPが高いほど、強力な性能になっていく。
おまけに、オーバーロードのスキルが使える駒のほとんどが神属性なので、デッキを組むだけで自然と初期のHPも高くなるはず。
回復や防御、デバフなどのスキルで高いHPを維持し、準備が整ったタイミングで上記のキャラ駒で大ダメージを狙ってみよう。
うまく自分のペースを維持できると、新春レムカだけで勝負を決めてしまうことも可能だ
※ただし、耐久デッキは駒をすべて使い果たすほど長期戦になるため、対戦時間もかなり長くなり、粘り強い戦いが求められる点に注意しよう
対策法:相手のHPに依存するキャラ駒で大ダメージ
回復デッキやデバフを活かした耐久デッキと戦う場合、相手は高いHPを維持しようとしてくる。
フルカスやヨシノ(闘化)、アダラブルハ(進化)といった、相手のHPに対応したダメージを与える駒が効果的なので、回復が追いつかなくなるぐらいのダメージを与えて食らいつこう。
相手HPに依存するダメージのスキルとコンボスキルを組みあわせた場合、すさまじいダメージが出ることも
戦いの幅が広がる「召喚スキル」
2016年12月の超駒パレードから登場したセツナ以降、増えてきている召喚スキルにもさまざまな効果がある。
例えば、セツナのように強力なコンボスキルを持つ駒を召喚するものから、闘化ヨシノのように毒スキルを持つ駒を召喚するものもある。
召喚スキルを使うと、相手が召喚された駒を消そうと、打ち方を変えることもあるため、トリッキーな攻めで相手を翻弄していこう。
活用法:出すタイミングを見極めよう!
ハインリーネのように、ひっくり返した駒に召喚するスキルの場合、できるだけ効果は最大で発動できる複数枚返せる場面で使いたくなるはず。
ただ、定石どおりに攻めていくと3枚ひっくり返せる状況は滅多にこない。
そのため、いつ定石を無視しつつ、召喚スキルを最大限に活かせるかを、対戦中に見極めて使おう。
基本的に中盤から仕掛けてみると、相手がひっくり返せない場所に召喚スキル駒が登場し、かなり有利に戦えることも
対策法:厄介なスキル持ちから処理していくこと
召喚スキルをもつ駒は、本体と召喚された駒のスキル・コンボスキルを確認すれば、最終的にどちらが盤面に残っていると厄介かは分かるはず。
そのため、強力なスキルをもつ駒から優先的にひっくり返していこう。
「代償ダメージ」を受けて強力なスキルを発動!
指定されたダメージを受ける代わりに、強力なスキルが発動できる「代償スキル」をもつ駒は、竜駒に多く揃っておりフィニッシャーとして使われることが多い。
ただ、残りHPが少ないと自滅してしまう可能性や最大HPが高いデッキだと代償ダメージ自体が増えてしまうため、状況を確認したうえで使うタイミングを判断しよう。
活用法:強力なコンボスキルと組合わせたいフィニッシャー
基本ATKの高い竜駒に揃っているので、ほとんどの人がアタッカー兼フィニッシャーとしてデッキに入れていることが多い。
なかでも貫通スキルをもつベルーガは、定期的に逆転コインで交換できるようになっているため、蘭陵王をリーダーとした混合デッキが相手の際は、高確率で出されると思っておこう。
逆転コインで交換できる駒であれば忍竜もフィニッシャーとしては優秀なので、余裕があるならそちらも揃えておくといい
対策法:デバフスキルでダメージを軽減しよう
代償スキルの駒は、高火力のものが多いが、デバフスキルがあれば受けるダメージを軽減できる。
ただし、ひっくり返される駒が多かったり、強力なキャラクターのスキルによっては5,000以上のダメージを受けてしまうこともある。
そのため、ブレスドソーディアンやテラーナイトのような、フィニッシャーとも組み合わせやすい駒を配置して、相手の攻撃を耐えた次のターンに大ダメージで逆にとどめを狙いたい。
デバフスキルには、ひっくり返されるまで永続的に発動するものや、限られたターンのみ効果が発揮されるものの2種類が存在する
放置しておくと危険な「時限スキル」
時限スキルには、盤面に出してから数ターン後に効果が発動されるという特徴がある。
時限スキルが発動できるターンにほかのバフやコンボスキルと重ねられると、複数の効果が組み合わさって一撃必殺の大ダメージを与えることも可能だ。
活用法:発動するまでに最大限の準備をしよう
時限スキルは、発動するまでに返されてしまうと効果がなくなるため、なかなか扱いづらい。
しかし、時限スキルは発動するまでに数ターン必要なので、それまでにテンジョウ(闘化)やレオノーラのようなバフスキルをもつ駒なども設置しておくと大ダメージが狙える。
対策法:ひっくり返すorコンボルートを消す
時限スキルは効果が発揮するまでに数ターン必要になるため、それまでにひっくり返して無効化したり、コンボスキルのルートを潰してダメージを最小限に抑えたりするのが有効。
また、時限スキルが発動するターンには、ベルーガ(闘化)やダウスタラニスといった強力なキャラ駒を高確率で出したいはず。
そのため、カウンターや防御スキルを使うなら、早いタイミングから出しておき、相手にプレッシャーをかけるのも1つの戦術だ。
置く場所を指定できないようにする「混乱」
闘化オルロ・ソルシエ(魔)の登場から、相手の手駒を「混乱」状態にするスキルが新たに追加されている。
混乱状態になっている駒は、盤面に出す際に、置く場所を指定することができなくなる。
盤面を不利にする可能性が高まるので、相手のキーとなる駒を出しにくくする効果がある、使われるとやっかいなスキルだ。
活用法:ダメージマス変換スキルを併せて使おう
置く場所がランダムに決まるということは、ダメージマスを意図的によけるということもできなくなってしまうということになる。
ダメージマスをたくさん生成するような駒といっしょに利用するのがおすすめだ。
やっかいな混乱スキルなのだが、発動条件が非常に厳しいものが多い。
- 闘化オルロ・ソルシエ(魔):盤面に自分の魔駒が4枚以上のとき発動
- 闘化ヴィルニー:自分のデッキの駒がすべて魔属性であり、3枚以上ひっくり返せるマスで発動
- 闘化ブライダルドルシー:角マスのみで発動
これを満たしやすいのはやはり魔属性デッキ。長期戦を見据えた戦いの中で、配置するチャンスをうかがっていこう。
対処法:混乱した駒は出さずにやり過ごす!
2017年8月現在、対人戦で出される駒の持つ混乱スキルは数ターンのみ効果を発揮するものが多く、すべての手駒が混乱状態になるものは存在しない。
そのため、混乱状態になった手駒は無理に出さずに、やり過ごしたほうが良いだろう。
やむなく出さざるをえない場合は、カウンターや罠駒など、ひっくり返されても影響の少ない駒から出していくのがいいだろう。
じわじわと相手のHPを削りとる「呪い」
闘化ロスカが召喚するルーシーを筆頭に、相手の駒を「呪い」状態にする駒が増えている。
さらに竜属性にも、同様にグランティスなど相手を呪い状態にする「暗黒」スキルが登場している。
呪い状態になった駒が手駒にあると、呪い1つにつき、ターン開始時に最大HPの3%のダメージを受けてしまう。
たかが3%と侮るなかれ、呪いは1体の駒に2つ以上かかることもあるため、何度も重ねがけをされると大ダメージになってしまう。
呪いスキルを持つ駒は、9月に販売されたストラクチャーセット「Master of Curse」と「呪コレ」のガチャによって、大幅に増えた。
そのため、呪いスキルを持つ駒を主体とした呪いデッキの使用率も高まっている。
活用法:X打ちを活用して1度に複数の呪いをかけよう
呪いスキルは1つだけでは、たった3%しかダメージを与えられない。また後述するが、呪われた駒を盤面に出してしまうことで、呪いは解除できる。
そのため、1枚の駒を呪っただけでは、相手にとってそれほど脅威にはならず、すぐに解除されてしまう。
そこで、コンボスキルに呪いスキルを持つ駒をXマスに打ち、コンボスキルを発動させるように呪いスキルの駒を打てば、1ターンに2つ以上の呪いをかけられる。
オセロ的には盤面が不利になりやすいが、呪いダメージを蓄積させることで、相手を焦らせ翻弄する戦い方を身に着けよう。
対処法:呪われた駒はさっさと盤面に出す
呪われた駒は、盤面に出すことで呪い状態を解除できる。
呪われてしまった駒は、手駒にキープしないようにするくらいしか、有効な対処法はない。
オーラバフなど手元にキープしたい駒に呪いがかかってしまった場合、自分の残りHPと蓄積された呪いの総数によっては、オーラバフを切ってしまうという選択も必要だ。
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