ダメージ以外の面でも痛い「呪い」スキル
「呪い」は、相手の手駒を呪い状態にするスキル。呪い状態の駒が手駒にある間は、1体につきHPの3%分のダメージを与え続けることができる。
現状、呪い状態を解除するには対象の駒を盤面に出すしか対処法がなく、相手の出したくない駒を盤面に出さざるを得ない状況を生み出せる。
ダメージ以外の面でも影響の大きいスキルといえるだろう。
また、呪い状態の駒には、さらに呪いが重ねてかかることも。
1つの駒で複数の呪い効果(ダメージ)を受けることになるので、こうなってしまったらすばやく盤面に出したほうがいいだろう。
呪いが条件になるスキルも存在する
呪いスキルと並行して、「相手が呪い状態の駒を持っている」ことが発動条件となるスキルも追加されている。
強力なスキルが多い反面、ほとんどのプレイヤーは呪い駒を早めに処理する傾向が強く、出すタイミングが重要となる。
相手の手駒が呪い状態のときに発動するスキル
名称 | 必要呪い駒数 | スキル | |
---|---|---|---|
レクソーブ | 1枚以上 | 2,400の特殊ダメージ | |
アルコ | 1枚以上 | 160%の特殊ダメージ罠(特殊ダメージで攻撃されたときに発動) | |
闘化ジュリス | 2枚以上 | 3,500の特殊ダメージ | |
ボルクス | 2枚以上 | 毎ターン1,200の毒ダメージ | |
トゥナ・トゥナ | 2枚以上 | 相手の手駒をランダムで3つ呪い状態にする |
この中でも、「手駒に2枚以上呪い状態の駒がある」という発動条件は、満たすのがなかなか難しい。
相手に処理される前に、いかにして複数の手駒を呪い状態にできるかがカギとなるだろう。
複数を呪い状態にするためのポイント
相手の手駒に呪いがあることが条件のスキルを発動するためには、複数の駒を呪いにすることがコツ。
そのためには、複数の駒を同時に呪い状態にできるスキルの使いどころが重要となる。
次のような状況を利用するのがおすすめだ。
- 呪いのコンボスキルが発動できる
- オーラバフ駒に呪いがかかっている
- 先に罠を張って呪われた駒を出しにくい状況にする
1.呪いのコンボスキルが発動できる
最初は、コンボスキルで呪いにできる駒と、呪いスキルを持った駒をつないでいくオーソドックスな手法。
最も簡単で、意図して狙うこともできる状況であるともいえる。
ただし、「ランダムに呪い状態にする」というスキルやコンボスキルの場合、同時に発動させても同じ駒に呪いが重複してかかることもある。
これに関してはどうしようもないので、重ならないことを祈るしかないのが現状だ。
2.オーラバフ駒に呪いがかかっている
これは、「オーラバフを失うのは惜しい」という相手の心理を利用する方法。
相手が呪いを重要視していない間に、さらに重ねていくことを狙っていこう。
3.先に罠を張って呪い駒を出しにくい状況にする
最後は、罠を警戒させて、呪いがかかった駒を出しにくくする方法。呪いを選ぶか、罠を選ぶかという2択を迫ることができる。
特に、進化ヨシノやフルカスなどの割合特殊ダメージスキルを持ったリーダーが相手のときに利用しやすい。
ボルクスを使った呪い・毒デッキ編成例
最凶決戦で入手できるボルクスは、盤面で表になっている間、毎ターン1,200の毒ダメージを与え続けるというとんでもないスキルの持ち主。
強力だが、「相手の手駒が2枚以上呪い状態」である必要があるため、ボルクスを生かすためには呪いスキルを持った駒が必須となる。
ボルクスのスキルを確実に発動させるようなデッキを考えると、闘化ロスカやクローマ(魔)、ルービスといったS駒や、呪いコレクションで入手できるA駒が多数必要となってしまう。
編成難易度が非常に高いので、ここではストラクチャーセット「Master of CURSE」で入手できる呪い駒を利用した、比較的作りやすい呪い・毒デッキを紹介していく。
ストラクチャーセット「Master of CURSE」で入手できる呪い駒
名称 | 呪い対象 | 発動条件 | |
---|---|---|---|
ヴォルート | ランダムで2つ | この駒がリーダーで、盤面に置いたとき | |
ルーティル | ランダムで1つ | 自分のデッキがすべて魔属性 | |
レクソーブ | ランダムで1つ | 自分のデッキがすべて魔属性 | |
ツヴァイクフント | ランダムで1つ | 自分のデッキがすべて魔属性 | |
ハッセン | ランダムで1つ | 盤面に自分の魔駒が3枚以上 |
※レクソーブのみコンボスキル
コスト200編成
ヴォルートやルーティルを中心に相手を呪い状態にしつつボルクスを発動すること狙うデッキになる。
前述のとおり条件が厳しいので、アズリエルを中心とした毒駒や進化ラドラなどの別軸の攻撃手段を入れ、たとえボルクスが発動できなくても勝負できるようにしている。
新春アズリエルがない場合は、闘化ドルシーや闘化クイル・クエンが代替候補だ。
基本的には、罠やカウンターで攻撃を返しつつ、呪いや毒で毎ターン確実にHPを削っていく戦い方になる。狩魔冥や毒のS駒をフィニッシャーとして利用していこう。
なお、コスト180の呪い・毒デッキも考えてみたのだが、軸となるS駒が少なくなり火力に欠けてしまう。
闘化ブランジェッタがない場合は、呪いに特化させたほうがいいだろう。
特化させない呪いデッキはバリエーションが豊富
呪いをメインとして攻撃しないデッキは、ほかの魔駒の特徴を取り入れられるところが魅力だといえる。
今回は相方として毒をメインにすえたが、吸収やダメージBマス、デバフなど選択肢はかなり多い。
いくつかおすすめの駒を紹介するので、呪い駒が充実していない方は、ほかの魔駒を利用した自分だけの呪いデッキを作ってみてはいかがだろうか。
おすすめ吸収駒
名称 | スキル | 発動条件 | |
---|---|---|---|
ラドラ | 1,400の吸収 | なし | |
闘化シャイターン | 2,200の吸収 | なし | |
闘化タローマティ | 1,500の吸収 | 直前の相手のターンに2枚以上ひっくり返している | |
イーグヤーホ | 850の吸収 | なし | |
闘化前田まつ | 850の吸収 | 2枚以上ひっくり返せる |
呪いデッキは基本的に長期戦を狙う戦い方になるので、吸収スキルは延命措置として効果的。
特に、吸収量の多い進化ラドラや闘化シャイターンは、出すだけで大きなアドバンテージがとれる強力駒だ。
おすすめダメージBマス生成駒
マス種類 | 対象マス | ||
---|---|---|---|
モルアナ | 共用ダメージBマス | 盤面の通常マスをランダムで8個 | |
闘化剛羅 | 敵用ダメージBマス | 盤面の通常マスをランダムで5個 | |
進化クイル・クエン | 共用ダメージBマス | 周囲のまだ駒が置かれていないマスをすべて | |
金色リッチ | 敵用ダメージBマス | 盤面の通常マスをランダムで3個 | |
冥美 | 共用ダメージBマス | 盤面のまだ駒が置かれていないマスをランダムで4個 |
ダメージBマス生成スキルは、呪いで手駒を選択させた上、盤面の置く場所まで制限させる戦い方ができる。
ただし、共用Bマスは自分の首を絞める可能性もある。生成する場所を指定できる進化クイル・クエンなどは、相手が踏む可能性が高い場所に置いていこう。
おすすめデバフ駒
名称 | スキル | |
---|---|---|
ペルセポネ* | 盤面で表になっている間、相手のATKが20%減少 | |
闘化ラビリー | フルミネラ(相手のATK8%減少)を3体召喚 | |
レーテー | 盤面で表になっている間、相手のATKが15%減少 | |
クリスマスレーテー | 盤面で表になっている間、相手のATKが25%減少(3ターン) | |
フューネラ | 盤面で表になっている間、相手のATKが28%減少(1ターン) |
デバフスキルもバトルを長引かせる手段として呪いと相性がいい。
デバフ駒の多くはコンボスキルに吸収を持っているので、こちらも活用できるとよりバトルを有利進めることができるだろう。
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