チャージスキルで竜デッキの新たな戦いができる
竜駒の「チャージ」は、手駒で持ち続けるほどダメージの倍率が上昇していくスキル。
高倍率状態で出すことが前提だが、コンボを組まなくても高い火力が出せるというところが魅力だ。
10月の新ストラクチャーセットなどで、チャージスキルを持った駒、チャージスキルを生かすための駒が大量に追加されている。
コンボをガンガン狙っていく従来の速攻型の竜デッキとは、また違った戦い方ができるようになったと言えるだろう。
新たに追加された駒一覧
ストラクチャーセット「master of BURST」
※ 2017年10月10日(火)12:00~2017年10月20日(金)11:59の期間中に960円で購入可能
新ガチャ「爆コレクション」
闘化解放キャラクター
新コロシアム「竜爪杯」
チャージスキルを持った竜駒
チャージスキルは、最大倍率で盤面に出せるのがベストではあるが、それにはけっこうなターン数がかかってしまう。
「最大倍率になるのが早い」「最大で出せなくてもダメージが高い」といったところにも注目していこう。
チャージスキルを持った駒は以下のとおり。
名称 | 倍率 | 最小 ダメージ(※) | 最大 ダメージ(※) | 最大 倍率まで |
|
---|---|---|---|---|---|
ドラグレオ | 2~3.3倍 | 3,108 | 5,128 | 4ターン | |
オルメレフ | 1.2~3.6倍 | 2,090 | 6,270 | 6ターン | |
闘化静音 | 1~3.5倍 | 1,798 | 6,292 | 5ターン | |
闘化ミューニ | 1.6~3.2倍 | 2,643 | 5,286 | 4ターン | |
闘化景光 | 1.6~3.6倍 | 2,858 | 6,431 | 5ターン | |
進化グランティス | 2~3.2倍 | 3,326 | 5,322 | 4ターン | |
進化張飛 | 1.4~3倍 | 2,391 | 5,124 | 4ターン | |
闘化ゲルドリウス | 1.2~3倍 | 2,070 | 5,174 | 5ターン | |
グロムグロー | 1.2~2.5倍 | 1,875 | 3,906 | 4ターン | |
ファントムドラゴン | 1~2倍 | 1,660 | 3,321 | 5ターン | |
シュエリー | 1.1~1.8倍 | 557 | 912 | 4ターン |
※リーダーバフとして闘化デネヴを使用することを想定し、1.4倍した数値を記載している
チャージスキルといっしょに使いたい駒
続いて、チャージ竜デッキに活用できる駒を紹介していく。新時代の竜デッキをさっそく試してみたい方は参考にしてみてほしい。
盤面で表になっている間かかるバフ
盤面で表になっている間ATKにバフがかかる駒は、コンボを決めなくてもチャージスキルの火力を高めてくれるので相性がいい。
S駒には常時発動するもの、A駒には一定ターン継続するものが多い。デッキのバランスを見て編成していきたいところだ。
効果が一定ターン継続する駒
名称 | バフ倍率 | 継続ターン | 備考 | |
---|---|---|---|---|
進化ノイレ | 1.3倍 | 2 | 貫通付与 | |
呂蒙 | 1.3倍 | 3 | 直前の相手のターンに1枚ちょうど返されている場合に発動 | |
エディーナ | 1.3倍 | 2 | ||
闘化アラジンとランプ(サニア) | 1.2倍 | 2 | ひっくり返した駒にサニアを1つ召喚 | |
イモードラ | 1.3倍 | 2 | ||
サマー・アルン | 1.3倍 | 3 | ||
ブライダル・エリン | 1.1倍 | 3 |
A駒に関しては、どれも一長一短という性能。
チャージに特化するのか、速攻型としても攻められるようにするかなど、自分のデッキが何を重視するかで選択していこう。
チャージスキルを重視するなら、スキルの継続ターンが長いサマー・アルン、HPの高いエディーナ、コンボスキルが使いやすい呂蒙がおすすめだ。
効果が常時発動する駒
名称 | バフ最大倍率 | 備考 | |
---|---|---|---|
闘化サマー・リーン&ゲイル | 1.3倍 | ||
オルロ・ソルシエ(竜) | 1.1倍 | コンボスキルで最大3倍 | |
レオノーラ | 1.4倍 | 盤面の駒数が少ないほど倍率アップ | |
闘化ルミスゲイオス | 1.4倍 | 自分のHPが減少するほど倍率アップ | |
ハイサラマンダー | 1.3倍 | 自分のHPが減少していないほど倍率アップ | |
金色・ルゥ | 1.2倍 | 盤面の駒数が少ないほど倍率アップ | |
ムスタバ | 1.2倍 | 自分のHPが減少するほど倍率アップ |
常時発動型のバフ駒は、盤面の駒数やHPによって効果が変わるものが多い。
チャージ竜デッキは、10ターン以内にバトルが決まることが多いので、盤面の駒数に関しては、レオノーラのような駒数が少ないほど効果を発揮するスキルのほうが火力が出るように感じる。
残りHPに関しては相手によるが、チャージスキルで火力を出すことを考えると、HPが減少するほど効果を発揮するような駒のほうが適している。
闘化ルミスゲイオスやムスタバなど、今まで日の目を見なかった駒を採用するのも面白い。
数ターン後に効果を発揮するバフ
いわゆる時限バフ。ほかのバフ駒やコンボスキルと重ねやすいというところがメリットだ。
複数の時限バフを同じターンで発動するようにするなど、チャージ駒が最大限の火力を発揮できるよう、盤面上でも準備を進めていこう。
名称 | バフ倍率 | 発動ターン | 備考 | |
---|---|---|---|---|
闘化ガルディラ | 1.8倍 | 2ターン後 | ||
闘化サマー・ノイレ | 1.6倍 | 2ターン後 | 貫通付与 | |
ノクタニア | 1.6倍 | 1ターン後 | 貫通付与 | |
ライネ・ブラント | 1.5倍 | 3ターン後 | ||
ゴルディアクロー | 1.3倍 | 2ターン後 | ||
ファウルーナ | 1.4倍 | 2ターン後 | ||
フリューコーダ | 1.3倍 | 1ターン後 |
1~3ターン後に発動するような、ターン数の短い駒のほうが使いやすいだろう。
特に、編成しやすいA駒でコンボスキルも強力なファウルーナがおすすめ。コンボ確定ルートを作れると大ダメージが稼げるはずだ。
なお、魔デッキが相手の場合、時限バフの発動に合わせて通常ダメージ罠や進化ルキア、進化ヒアソフィアなどを使われることが多い。
あからさまにバフを重ねすぎると、その分警戒も強くなるというところには留意しておこう。
オーラバフ
まだ数は少ないが、リーダーバフ以外にも手駒にある間にATKを上げてくれるオーラバフ駒は存在する。
持っているだけでバフがかかる点でいうと、最も手軽に火力を上げられる手段であるといえる。
名称 | バフ倍率 | 備考 | |
---|---|---|---|
ヴォルグラーデ | 1.2~1.4倍 | 自分のHPが減少するほど効果が上がる | |
闘化サマー・デネヴ | 1.3倍 | 竜駒以外も対象 | |
ジーク&クリム(竜) | 1.1~1.3倍 | 自分のHPが減少していないほど効果が上がる | |
闘化ランドタイラント | 1.3倍 | ||
進化ランドタイラント | 1.2倍 | 竜駒以外も対象 |
B、C駒にもガノシギラやサラマンダーといったオーラバフ持ちはいるが、チャージ竜デッキで使うことを考えると、できるだけHPが高い駒を入れておきたい。
爆コレで追加されたヴォルグラーデは、HPが2,216と非常に高い。デッキの耐久力を上げる点でも有用だ。
デッキ編成例
新駒の追加で、竜デッキの新しい戦い方が提示されたものの、まだまだ理想のチャージ竜デッキを作るためには、課題も多いように感じる。
デッキ編成を考える前に、こちらについても把握しておこう。
チャージ竜デッキを組む上での課題(2017年10月現在)
- チャージスキルの発動条件が「デッキの駒がすべて竜属性のとき」(ファントムドラゴンを除く)
- 竜駒のみでデッキを組むため、チャージスキルを生かすために必要な「デッキとしての耐久力」がない
- 竜駒のスキルには耐久に適したものがほとんどない(防御、回復、デバフ、吸収などが使えない)
現状、これらの課題を改善しようと考えると、少しでもHPが高い竜駒を入れるくらいしか解決方法がない。
そのため、チャージ竜デッキを組む上では、駒のHPの高さというところも意識しておこう。
チャージ竜デッキ(コスト200)
バフ駒を絡めながら、チャージスキルで大きな一撃を狙っていくデッキ。できるだけHPが高い駒を起用していこう。
序盤にチャージ駒がないと厳しい戦いになるので、少しでも事故の確率を防ぐためにS駒3体をチャージ枠に費やしている。
一方で、A駒はバフ駒中心の編成でチャージスキルを生かしていく。
ただし、それのみだとチャージ駒が来ない場合火力が出せなくなるので、闘化雷葉やクロリスなどを入れて緊急用のフィニッシャーとしている。
貫通は、数枚入れても来ないときは来ないため、思い切って外している。進化ノイレやノクタニアといった貫通を付与できる駒を入れてみるのも選択肢の1つだ。
コスト200未満の代案
闘化デネヴの代わりにレジェを入れてチャージS駒の数を減らさないようにしている。
S駒の安定火力枠(闘化雷葉)が減った分は、高倍率が出せるバレンタインアラジンで補うようにした。
このデッキに関しては、一撃必殺というよりは、そこそこ痛い攻撃を重ねていくイメージだ。
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