読みやすさの秘訣はスペースの活用
『ひとりぼっち惑星』では、他プレイヤーに向けて自分の作った声(メッセージ)を送ることができる。
TwitterなどのSNSでは、声を受け取ったプレイヤーが次々と投稿しており、思わず笑ってしまうようなものから、考えさせられる内容のものまでバラエティー豊かな声が披露されている。
「せっかくだから、何か声を送信してみたいけど、どんなものを送ったらいいのかわからない」というプレイヤーも多いだろう。
スペースを使った「分かち書き」が基本
平仮名で声を作る場合、念頭に置いておいてほしいのは、文章に細かくスペースを入れることだ。
声には平仮名以外の文字はもちろん、句読点も使えないので、ただ文章を入れただけでは単語の切れ目がわかりにくく読みにくい文章になってしまう。
下記を意識してスペースを適宜入れて文章を読みやすくしてほしい。
- 文節(「わたしはネ/いまネ/あなたのネ」と「ネ」を入れても自然に聞こえる部分)
- 固有名詞や5文字以上の単語の直後
- 本来ならカタカナにする単語の直後
- 文章の切れ方で意味が変わってしまう部分(例:「ぱん つくった(パン作った)」と「ぱんつ くった(パンツ食った)」)
文字でインパクトを演出する方法
ひらがなの文章だけでは表せないインパクトを与える方法として、文字で違うものを表現するというのも1つの手。
ただ、アスキーアートのようなものを作ろうとすると労力がかかる上、普段から作り慣れている人でないとかなり時間がかかる。
手軽にできる見せ方は、文字を使って大きな文字を見せる方法と、「へ」と「く」で吹き出しを作ってしまう方法。
特に後者の方法は気軽に使いやすく、話のオチのインパクトを強めてくれるのでおすすめだ。
共感してもらいやすい話題のテーマを選ぼう
自分が送った声は誰が受け取ってくれるかわからない。そのため、内輪ネタの話や、受け取った人が元ネタがわからないと理解できない話はあまりウケにくい。
Twitterなどでシェアされやすい声のテーマは下記の3つ。
- ギャグ
- 料理のおすすめレシピや生活の豆知識などの情報
- 日常では口にできない心の叫び
興味深いのは、さまざまな人が普段口にできない心の叫びをつづった声だ。
これは、多くの人の共感を誘っており、コンビニ店員やイラストレーターの心の叫びをつづった声のツイートは、ゲームをプレイしていない人にも広まっている。
匿名性の高い声だからこそ、日ごろ抱えている思いを吐き出してみるのもいいだろう。
筆者が受け取った珠玉の「声」集
ここからは筆者が受信した声の中から心に刺さったものをピックアップして紹介するので、声を送る際に参考にしてみてほしい。
(C)Shogo Senouchi