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Google Play「2016年 ベストゲーム」受賞式で『ポケモンGO』がベストゲームに!

12月8日、Google Play Best of 2016の授賞式が開催された。先立って発表された各部門の優秀作品の中から大賞が、さらには2016年のベストゲーム発表された。

2016年ベストゲームは社会現象にもなったポケモンGO

Google Playベストゲームは下記7部門で選出。今回の授賞式に先立って、Play Storeでは各部門の優秀作品を公開している。

  • ベスト対戦ゲーム
  • ベストイノベーティブゲーム
  • ベストインディーゲーム
  • ベストトレンドゲーム
  • ベストエキサイティングゲーム
  • ベストアトラクティブゲーム
  • ベストグラフィックゲーム

昨年までもPlayストアのサイト上では部門ごとにベストタイトルを発表しているが、授賞式を行うのは今年が初の試み。これは日本と韓国のみで行われたオリジナルイベントという。

過去には小冊子が、Nexus 5を取り扱うキャリアで配布されたこともある

当時はジャンル分けもより多彩で、「ベストネコゲーム」というものも

ベストグラフィックゲーム『プロ野球スピリッツA』

アジアパシフィック GooglePlayゲーム マーチャンダイジング統括を務める三浦正剛氏よりトロフィーが贈与。

受賞したコナミは、「このような賞をいただきましてありがとうございます。『プロ野球スピリッツA』は、もともとコンソールのグラフィックをそのままモバイルで再現することを目標に作ったゲームです。私たちの狙いが評価されたということは、大変うれしく思っています。」とコメントし、よろこびを表現した。

ベストアトラクティブゲーム『キャンディークラッシュゼリー』

ベストアトラクティブゲーム部門で大賞を受賞したのは、Kingの『キャンディークラッシュゼリー』。

King Japan代表取締役の枝廣憲氏は、「グローバルカンパニーであるGoogleさんは、日本でもPlayストアといういちばん大きなマーケットを作っておられ、僕らもグローバルカンパニーとして追いつきたいと思ってがんばっております。今年は、ベストゲーム大賞ではないということで、来年は『キャンディークラッシュGO』でも出してがんばろうかなと思っております(笑)。」と、スパイスの効いたジョークで会場を沸かせた。

ベストエキサイティングゲーム『ドラゴンプロジェクト』

ベストエキサイティングゲームの大賞にはにはコロプラの『ドラゴンプロジェクト』が選出。

コロプラは、「『ドラゴンプロジェクト』は開発中もエキサイティングな出来事がありました。もともとはもっとハンティングアクションに寄ったアクションゲームだったのですが、リリース数ヵ月前にアクションMMOに改造するという出来事がありました。」と、開発秘話を壇上で明かした。

ベストインディーゲーム『AbyssRium』

ベストインディーゲーム大賞は、癒しがコンセプトのクリッカー系ゲーム『AbyssRium』が受賞。

岩をタップして生命力をためていき、サンゴ礁など生み出すことでアクアリウムを育てていくゲーム性で、VRモードも搭載している。

残念ながら開発者が欠席のため、受賞コメントは得られなかった。

ベストトレンドゲーム『ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ』

人気アニメ『ソードアート・オンライン(SAO)』を原作としたアクションRPG『ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ』がベストトレンドゲーム大賞を受賞。

バンダイナムコエンターテインメントは、「まさかベストトレンド大賞をいただけるとは思ってなかったです。開発チームや社内のメンバー、『SAO』という素晴らしいIPに改めて感謝します。本作だけでなく、SAOというIP自体がトレンドになっているということが大きいと思っていますし、来年は映画も控えているので、そこに向けてがんばっていきます。」と、力強く語った。

ベストイノベーティブゲーム『ポケモンGO』

続いて、ベストイノベーティブゲーム大賞の発表へ。ここからのプレゼンターは、GooglePlayアプリおよびゲーム事業開発担当ディレクターのパニマ コチカー氏にバトンタッチ。

VR対応RPG『オルタナティブガールズ』など、革新的な作品がノミネートされたが、やはりそれらを抑えて『ポケモンGO』が受賞。

Nianticは、「イノベーティブ部門で受賞できたことを大変うれしく思います。ポケモンGOはゲームの枠を超えたものとして捉えていて、親子の会話や会社での会話のタネがないような人たちの間でもコミュニケーションが生まれたり、外に出るきっかけになればいいなと思っています。これからもアップデートしていくので楽しみにしていてください。」とコメント。

まだまだアップデートで新しい楽しみを用意していることを匂わせた。

ベスト対戦ゲーム『シャドウバース』

2016年はTCGを中心に、対戦要素のあるモバイルゲームが数多くリリースされ、e-Sportsの種目として取り上げらるタイトルもあるほど。

そんなある意味、今年を象徴する「対戦」というジャンルで大賞を受賞したのは、TCG『シャドウバース』。

Cygamesとしてもe-Sportsは意識しているようで、「大変光栄に思います。『シャドウバース』は、日本のeスポーツを引っ張て行けるタイトルとなるべく、今後も努力してまいります。」と受賞コメントを語った。

2016年ベストゲームは『ポケモンGO』

最後に、各部門にノミネートされたゲームの中から決まる2016年ベストゲームの発表へ。

ベストゲームに選ばれたのは、やはり『ポケモンGO』! ベストイノベーティブゲーム大賞との2冠を達成する結果となった。

「ローンチ直前は、うまくいくかどうか緊張していましたが、実際にローンチしてみると世界中で受け入れていただいて、ポケモンGOをきっかけに公園にたくさんの人が集まったりしてくれてうれしいです。自閉症で苦しむお子さんが、ポケモンGOをきっかけに他の人に話しかけたり外に出かけるといった、ゲームを超えた現象が起きたことにも驚いていますし、うれしく思います。」

日本でのサービス開始から4ヵ月程度しか経っておらず、当初プランしていたものがまだ全部できていないとのことで、これらの開発を進めていくとのこと。

具体的な機能や新要素については語られなかったが、引き続きアップデートを行っていくようだ。

ベストシェアアプリには『Miitomo』

本授賞式では、ゲーム以外のアプリの部門も受賞が執り行われたのだが、ベストシェアアプリ部門の大賞には、任天堂の『Miitomo』が選出された。

任天堂初ののスマートデバイスアプリとして注目を集めた本アプリ。まもなくiOSで配信開始される『スーパーマリオラン』との連携にも期待される。

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