キミと奏でる、音と魔法の学園RPG
『ららマジ』は、30人ものヒロインたちと絆を育む「音と魔法の学園RPG」。この日の発表会が行われた3331 Arts Chiyodaは旧練成中学校を改装したアートスペースとなっており、メインステージも学校の教室を模した飾り付けとなっていた。
発表会は学校の授業のような形式で「どんなゲームか、一緒に学んでいこう」というコンセプトで進行。4人の生徒役として、「結城菜々美」役の水瀬いのりさん、「神代結菜」役の田辺留依さん、「橋本ひかり」役の三澤紗千香さん、「小田桐アミ」役の角元明日香さんが登場した。
まずは『ららマジ』のゲーム紹介ということで、4人のゲストからそれぞれ、「世界観」「ストーリー」「ゲームの流れ」「開発スタッフ」などが紹介された。
https://youtu.be/yFlev7JSm3M
ゲームの舞台となるのは、東奏学園(ひがしかなでがくえん)で多種多様な楽器を扱う「器楽部」。
プレイヤーは、楽器の調律を手掛ける「チューナー」としてこの部活に入部し、さまざまな形でコミュニケーションをとりながら、少女たちの心をむしばむ「呪い」と戦っていくことになる。
ストーリー
それはまるで「魔法の音だった」――。
その演奏に魅入られ少女たちの楽団「器楽部」へ入部したあなた。しかし、少女たちの心は演奏から遠ざかっていた。
少女たちの「心の音」を調律できるのは、選ばれた英雄だけ。
少女たちを救い、絆を育み、最高の音楽を目指す。
幾多の世界を巡る冒険と青春が、いま幕を開ける。
ゲームは本格ストーリー+青春ドラマの2パート構成となっており、チューナーは音楽の精霊を自称する「ホニャ」の助けられながら「ノイズ」と呼ばれる敵と戦っていく。
また部員たちとの交流をつづる現実世界のメインストーリーはフルボイスとなっており、バトルだけではないさまざまな楽しみがたっぷりと用意されている。
開発スタッフ
- 原案・開発・運営:Wright Flyer Studios
- 原作:A-1 Pictures
- キャラクターデザイン:飯塚晴子
- 構成・メインシナリオ:西村悠
- サウンド:伊藤賢治
続いて、ゲーム中に登場するヒロインたちの一部を紹介するPVが上映。「ゆんゆんゆんゆんゆん……」と、何者かと交信する「月島塁」の様子に全員からツッコミが入れられていた。
https://youtu.be/X9yxSVsCqS0
収録の際の感想について、水瀬さんは「熱いセリフが多くて、汗をかいてしまいました。か弱さと、テンションの高さの両立が難しかったです」と話してくれた。
三澤さんは「設定が細かく決まっていたのでイメージはしやすかったですが、結菜のマイペースな部分に合わせていくのが難しかったです」と語った。
また田辺さんは「ただ弱いだけでなない、やさしさ、やわらかさを意識しました。収録中はイラストを見ながら、同じ表情を作りながら演じました」と語ってくれた。
さらに角元さんは「最初は元気という部分を強めにしようと収録に臨んだのですが、もっとお調子者の割合を増やしてほしいと言われました。戦闘ボイスがヒャッハー系で(笑)、ごきげんユカイな子です。飛び抜けたことをやらせていただけるキャラクターなので、私も一生懸命自分のストッパーを外して演じました」と感想を述べていた。
続いて、トークのテーマは楽器の話題に。本作ではそれぞれのキャラクターが自分の楽器を武器にして戦う仕組みとなっているが、その種類は鉄琴や琴など、実にさまざま。
角元さんは吹奏楽部でクラリネットの経験があるとのことで、中学高校時代に5年ほどたしなんでいたそうだ。また田辺さんはフルートを持っていて、ドレミくらいは吹けるとのこと。ちなみにカスタネットやトライアングルもOKで、木琴や鉄琴も「ドレミなら……」と話していた。
三澤さんは、5年間ほどピアノを練習したことがあるものの、その上達具合の遅さからペダルも黒鍵も触らせてもらえなかったそうだ。ほかにもチューバやギターにも触ったことがあるそうだ。
いっぽう、水瀬さんはまったく楽器の経験がないそうで、「吹奏楽部は流行っていたので、入りたくなかった」という謎の発言が。学生時代はパソコン部や演劇部、テニス部に所属したものの、ラケットの素振りと上下関係の難しさに悩まされたそうだ。
さらに発表会では、ゲームの実機プレイも披露された。解説はWright Flyer Studiosでゲームプランナーを務めるひよこさん。水瀬さんがゲストを代表して、ストーリー序盤のステージにチャレンジしてくれた。
画面には、ヒロインの1人が登場。タップするとさまざまなセリフと表情で反応してくれる。またバトルが始まると、テンポよくタップするだけで攻撃を繰り出すことができる(移動はフリック)。
また画面の下にはヒロインたちのアイコンが表示されているが、これをタップすれば戦うキャラクターを交代させることも可能だ。
ボスとの対決では、必殺を発動! ヒロインごとに多種多様な技が用意されているので、どのように使い分けるかを考える深い戦略性もありそうだ。
さらに光の玉を集めてゲージがMAXになると、アンサンブルモードなるものを発動することができる。5人のキャラクターが一斉に戦うというド派手なモードだ。
ほかにも、ダッシュでの回避や長押しでのガードなどもあり、アクションRPGとして手軽に、かつ奥深くプレイできそうな仕上がりとなっている。
ちなみにヒロインたちにプレゼントを贈って絆レベルを高めるという、ある意味おなじみのモードも存在する。
実機プレイでは、「ドレス」の召喚(ガチャ)も披露された。個別のイラストがドレスごとに用意されているほか、星4以上のドレスには特別なお話も付いてくるという。
そして今回のスペシャル企画として、4人の声優陣によるオリジナルボイスドラマの朗読も行われた。この朗読は立体音響のバイノーラル方式によってニコニコ生放送の視聴者にお届け!
番組を視聴していた人は、おもわず赤面してしまうようなセリフを、耳元でささやかれるようにたっぷりと味わうことができたはずだ。
そして最後に発表が。1月21日(土)と22日(日)、J秋葉原駅構内にて『ららマジ』のキャラクターと出会える触れ合いイベントが開催される。来場者にはオリジナルグッズのプレゼントも用意されるとのこと。詳細は公式サイトなどで告知されるので、ぜひチェックしておこう。
(C) Wright Flyer Studios/ (C)A-1 Pictures