汚染された世界で機械の遺言が受け継がれる
本作の舞台は、汚染された大気に覆われた惑星。ここには生物は存在せず、4足歩行の機械が闊歩している。
汚染された大気は、雨の降る日だけ澄みわたり、そのときだけ機械は歩くことができるのだ。
そして、仲間の残骸から遺言を拾い集めて、また歩き続けるのが本作の流れとなっている。
しかし、歩くうちに自らもだんだん壊れていき、最終的には遺言を残す側へとなってしまう。
この遺言は、ユーザーが自分で入力して設定することができる。つまり、拾い集める遺言は、実際にほかのユーザーが残したメッセージというわけだ。
また遺言を拾う際、残骸となっているユーザーが集めた遺言と、そのユーザー自身が設定した遺言のどちらかを選択して手に入れられるシステムとなっている。
例えば、すごくシリアスな重い感じの遺言を拾っているのに、自身は「パスタ食べたい」のようなどうでもいい軽い遺言を残すといったユーザーが現れるかもしれない。
はたまた、遺言をまたいで物語が紡がれるといったムーブメントが起こることもあるかもしれない。
ところにょり氏の過去作とも、一風変わった作品になることは間違いないだろう。
「本州が梅雨入りするまで」にリリースを目指しているとのことなので、もう間もなくお目に掛かれるはずだ。
A 5th Of BitSummit 開催概要
- 名称:A 5th Of BitSummit(フィフス オブ ビットサミット)
- 日程:2017年5月20日(土)・21日(日)
- 時間:10:00~17:00
- 会場:京都市勧業館「みやこめっせ」1階 第2展示場
- 主催:BitSummit 実行委員会
一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会(JIGA)(Q-Games Ltd./PYGMY STUDIO CO., LTD./VITEI BACKROOM Inc./O-TWO inc./17-Bit/Digital Development Management, Inc./Indie MEGABOOTH)
株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングス
株式会社インピタス
京都コンピュータ学院
京都府 - 制作:株式会社オリコム
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