新会社「βακα」の今度の展開に注目!
[以下、リリースより]
このたび、株式会社カラー(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:庵野秀明)と株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木隆司)の共同出資にて、株式会社バカー(以下βακα)が設立されましたことをお知らせします。
βακαは『殺戮の天使』をはじめとする、『電ファミニコゲームマガジン』上で公開中の10代向けゲーム展開に携わっていたメンバーが中心となって設立されました。
主な事業は、インディーゲームを中心とした個人によるコンテンツ開発の支援と、メディアミックスを含む国内外へのコンテンツ展開です。
フリーゲーム『殺戮の天使』につきましては、関連書籍の累計発行部数120万部突破、今月15日に中国で簡体字版をリリースしており、本年中のアニメ放送開始も決定しております。
設立にあたり、βακαでは編集者、Web/アプリディレクター、海外パブリッシング担当者等の人材募集を開始致しました。
特に作家とともに作品を世に出し、事業の根幹を担う編集者を強く求めております。
詳しくはWebサイトをご覧ください。またWebサイトでは会社設立を記念して、インディーゲームの新人賞作品募集も開始しております。
設立にあたって
現代のコンテンツ産業には2つの大きなトレンドがあると私達は考えます。
1つはハリウッド映画や所謂AAAタイトルのゲーム作品等に見られる、企業によるコンテンツ開発の大規模化・長期化です。
複数の企業が連携しながら多くの人員・予算を結集し、マーケティングデータに基づいて作品を作るようになりました。
もう1つはインディゲームやVOCALOID作品など、個人が開発したコンテンツの隆盛です。
PhotoshopやUnity等ミドルウェアの発達と、SNSや動画投稿サイト等プラットフォームの普及によって、多くの才能ある個人がヒット作家となる可能性が開けました。
しかし個人のコンテンツ開発それ自体を企業が支援する適切なあり方は、まだ見つかっていないのが現状です。
そこで私達は、コンテンツ開発を行う個人を直接支援し、クリエイティビティを最大化するためにβακαを設立しました。
会社設立にあたっては、カラーの庵野秀明氏とドワンゴの川上量生氏に助言を頂き、両社出資のもとで立ち上げました。
社名のβακαは、ギリシア語で「詰め物」を意味する言葉です。
インターネットの登場以降、コンテンツを盛る容器の数・種類は爆発的に増えましたが、何を詰めるべきかは見えないままです。私たちはそれこそを考え続けます。
コンテンツ産業において、個人のコンテンツが企業のコンテンツに伍するには様々な困難が伴いますが、私達はそこに挑みます。
それこそが従来のコンテンツ産業が作ることのできない作品、コンテンツ産業が見過ごしてきた層に感動をもたらす作品を生む、唯一の方法と考えているためです。
また個人の作家性があるコンテンツは世界中で求められており、コンテンツの海外展開を開発段階から支援することも私達の役割です。
βακαでは作家と作品が生まれる場に立ち会い、世界中のフィクションを必要とする世代に二人三脚で発信していく仲間を募集しています。
「世界中の人の心を動かす作品をゼロから創りたい」「最もフィクションを必要とする10代のために作品を創りたい」という志を持った方は、奮って採用にご応募ください。
斉藤大地
新会社の概要
- 社名:株式会社バカー
- 設立:2018年2月15日
- 資本金:7,000万円
- 役員構成:
代表取締役 斉藤大地
取締役 庵野秀明(株式会社カラー 代表取締役社長)
取締役 川上量生(株式会社ドワンゴ 取締役CTO)
監査役 藤井雅樹(牛島総合法律事務所 パートナー)
相談役 中村光一(株式会社スパイク・チュンソフト 代表取締役会長)
主な事業内容
コンテンツの開発およびメディアミックスを含む国内外展開
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