e-Sports観戦の新しい形が有馬温泉で実現
[以下、リリースより]
昨今、テレビや新聞では、野球などのスポーツのようにゲームを楽しむ「e-Sports」の情報が目に付くようになりました。
これまで、ゲームは愛好者のみのレジャーとされてきましたが、世界では優勝賞金が10億円以上という大会もあり、ゲーマーだけでなく、熱狂的なファンも存在し、新たな市場としても注目されています。
2022年の中国・杭州で開催されるアジア大会では、正式種目として採用されることが決定しており、日本では2019年の茨城国体で都道府県対抗の「e-Sports」のイベントが行われることも発表されています。
ますますこの世界に、熱い視線が向けられています。
ただ、これだけ世間では「e-Sports」が話題に上るようになりましたが、実際にはその“熱い現場”を体験したことがない方が大半であるのが現状です。
まだまだ日本ではオンラインで行われるゲーマーを中心としたコミュニティーベースの大会がメインで、一般の方が気軽に「e-Sports」を体感できるスペースが設けられているとは決して言えません。
そこに一石を投じたのが、有馬温泉「御所坊」。
その専務である金井庸泰が、「注目が集まるe-Sportsを気軽に楽しめるスペースを提供できないか」との思いから、関西では例を見ないe-Sportsが観戦できるバー「BAR DE GOZAR」を5月30日に正式オープン。
店名の「GOZAR」という言葉はポルトガル語で「享受する、満足する、楽しむ」という意味で、「楽しめる酒場」となります。
そして「御座る」という日本語ともかけているところが、金井の遊び心ともなっています。
このe-Sportsバーではゲームのプレイ動画を配信する「Twitch」の放映許諾を得て、その映像を迫力あるスクリーンで放映します。
もちろん、これまでのバール的要素も残しており、「BAR DE GOZAR」ではこれまで提供してきたフィッシュ&チップスなどのメニューやビール、ワインなどのアルコール類も用意しています。
「御所坊」が提案する観戦スタイルとは
「BAR DE GOZAR」では「Twitch」の映像が店内に広がりますが、ゲームを行うゲーム用のパソコン等は備え付けられていません。
ゲーマーのためだけの施設を造ることも出来ますが、それではe-Sportsという世界が世間一般の方には伝わりにくい。
そうではなく、有馬温泉ならではの地の利を生かして、湯上りにぶらりと立ち寄るバーでゲームになじみのなかったお父さんが「おや、これがテレビでやっていたe-Sportsってやつなのか」と思ってもらえるようなライト層へのアプローチを形にしたのが、このバーなのです。
内装も有馬温泉ならではの落ち着いた和の空間をイメージしています。
有馬温泉がある神戸は登山やゴルフなど西洋からの新しいスポーツの窓口でした。
そういった意味からこの「e-Sports」という新たなスポーツが日本で広がるきっかけを作るのは、有馬温泉になるかも知れません。
まずは見ることで「e-Sports」を体感してもらい、「e-Sports」を話のネタにしてもらう。
プロ野球やサッカーのように。
肩肘はらずに気楽に楽しむ「e-Sports」への関り方。
誰もが触れることができる有馬温泉だからこそのアプローチを「御所坊」が提案します。
2階に上がれば極上ハンバーガーも
「金の湯」から湯元坂へ。
その一帯が有馬温泉散策の中心地で、いわゆる温泉街の街中にあたります。
湯元坂への入口「金の湯」の前に位置するのが「有馬玩具博物館」です。
そして、「BAR DE GOZAR」は、「有馬玩具博物館」1階に5月30日に正式オープンします。
2階には国内和牛の中でも希少価値のある「但馬玄(たじまぐろ)」をパティとして使用する極上のハンバーガーが楽しめるハンバーガーレストラン「サボール」もあります(営業時間は11:00から15:00となっています)。
同店は、基本的に注文を聞いてからパティを焼いたり、ポテトを揚げたりするのですが、店内でのお召し上がりは勿論、ファストフードのようにテイクアウトして食べ歩きを楽しむこともできます。
知られざる有馬のおもちゃの歴史を紹介する「有馬玩具博物館」の見学時に利用してもらうことも可能です。