逆転オセロニアβテスト版【ゲームレビュー】

村田明紀
2015年12月04日

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オセロバトルゲーム『逆転オセロニア』のβテスト配信がAndroid限定でスタート。個性豊かなキャラクターたちがオセロの駒となり、回復や罠といった多彩なスキルを使って大迫力のバトルが展開される。ゲーム性やグラフィックなど、βテスト版とは思えない完成度の高い作品となっている。

負けてるときほど面白い！進化したオセロバトルで勝利をつかもう

本作は、オセロの駒から召喚されるキャラクターの多彩なスキルと、自身の戦略を駆使して戦うゲームである。駒をひっくり返すことで攻撃ができ、先に相手のHPを0にした方が勝ちと、ルールはいたってシンプル。しかし、スキルの組み合わせ方次第で戦況は大きく変わるので、一発逆転を狙うことも可能だ。

ゲームをはじめると、いっしょにバトルを進めていく仲間を選択していくのだが、その選択方法がとてもユニーク。それは、2択（はい／いいえ）の簡単な質問に答えてキャラクターとの相性診断をするというものだ。質問事項は全部で10個、一部を抜粋すると……

良い行いをしても、いちいち人に知らせないほうだ
他人には興味があるほうだ
世界を良くするためにという動機で行動できる

などといった、一見キャラ相性には関係のなさそうな質問が続く。すべて答え終わると自分に合ったキャラクターを紹介してくれるが、素直にそのキャラクターを選ぶかはプレイヤー次第だ。

筆者の診断結果は「保守・堅実タイプ」らしい。そして、おすすめされたのがこの「ザフキエル」というキャラクターだ。もちろん、おすすめを仲間にするべきなのだろうが、別のキャラクターを選ぶことも可能

さまざまな形状のオセロ盤、マスによっては追加効果も

『逆転オセロニア』のバトルの基本的なルールは、ボードゲームのオセロと同じだが、使用する盤の形はステージによって変化する。中には正方形ではなく、角マスがなかったり、盤面に穴があいていたりするので、オセロが得意だという人でもセオリーどおりにはいかないだろう。

また、盤面には駒の攻撃力をアップさせる「属性マス」や、自身のHPを回復することができる「回復マス」が登場することもあるので、そのときはこれを戦略に組み込んでいくことが大切だ。

実際にこのゲーム独自の盤面でプレイしてみた感想としては、駒が置けるマスが通常のオセロより1周り少ないため、少しミスをするとすぐ角マスを取られてしまう印象だ。その分、1ステージのクリアにかかる時間は3分ほどでサクサク進められるため、ちょっとした空き時間でもプレイできるだろう。

盤面はチュートリアルでも登場したこの6×6マスが基本となり、ステージによって形が変化。もともと角だったマスがなくなると、角マスの数が増えるので、よく考えてから駒をおくようにしよう（角マス：画像の濃い灰色のマス）

戦況を変える多彩なスキル

オセロの駒から召喚されるキャラクターは「神」「魔」「竜」の3つの属性に分類されており、属性間の得手不得手はない。しかし、スキルは各属性ごとに特徴があるので、ステージによっては使い分けが必要になるだろう。

神：スキルを連携させると、大ダメージを与えるスキル
魔：相手のHPをじわじわ削る毒スキルや、一定条件を満たすと発動する罠スキル
竜：自分の攻撃力を高めて大ダメージを与えるスキル

必ずしもこれらのスキルを持っているわけではないので、バトルの前に手持ちの駒のスキルは確認しておこう。

スキルは駒を打ったときに条件を満たすと発動するが、自分の駒同士で挟んでひっくり返したときに発動するものもある

友だちや全国のプレイヤーと対戦

育成したキャラクターたちの腕試しは、クラスマッチを利用しよう。これはプレイヤー同士でバトルをして勝利すると星をもらうことができ、一定数集まるとクラスが昇格していく仕様になっている。昇格したクラスによって強化素材や限定キャラクターといった、さまざまな報酬を獲得できるのでぜひともプレイしてみてほしい。

試しにクラスマッチに挑んでみたが、結果はボロ負け……。クラス昇格後は、負け続けると降格するので要注意

クラスマッチ以外にも体力消費なしのバトルも可能だ。対戦相手が初めての人なら「星のかけら」をもらえるので、バトルの練習も兼ねて集めにいこう

βテスト参加で特典も

筆者はこの記事を書くために数時間プレイしただけだが、その間にも戦友（フレンド）申請は、ゲームを読み込み直すたびに来ていたので、すでにかなりの人が参加している模様。現在、βテスト参加でプレミアムガチャを1回引くことができる「星のかけら」、事前登録でSランクキャラクター「ジャンヌ・ダルク」がもらえるので、少しでも気になった人は今すぐ下記の項目をチェックしよう。