大会システムを革新!本格的なeスポーツへ!
[以下、リリースより]
NetEase Gamesが開発・運営する大人気バトルロワイヤルゲーム『荒野行動』にて、東京ゲームショウ2020開催を迎え、ゲーム業界にとって大きな節目であるこの時期に、eスポーツの新たな計画を発表いたします。
本作では2019年に開催した第1回荒野CHAMPIONSHIPを始め、数々のeスポーツ大会を開催し、成功させ、決勝戦の総視聴者数が延べ1,000万人を超えるほど日本でも最大クラスの規模を誇るeスポーツ大会となっています。
これまでeスポーツに力を注いできた我々は、よりプロ化、規範化した大会システムを立てる上で、eスポーツの基盤を拡大すると同時に、大会主催者や選手たちが所属するチームやスポンサーなど『荒野行動』に関わるすべての人たちと手を携えて、相互利益をもたらすeスポーツエコシステムを構築しようと考えています。
大会システムを革新し、より本格的なeスポーツへと昇華させる
公式が主催する荒野CHAMPIONSHIP以外にも、すでにKWL(Knives out Wednesday league)やFFL(Fennel Friday League)などのプレイヤー主導の大規模なリーグ戦が定期的に開かれており、αDやMantisといった実力・人気ともに兼ね備えた有名チームが誕生しています。
このように、公式・非公式を問わず競技性の高い大会が頻繁に行われ、プレイヤーや視聴者たちの注目を集める人気チームが存在していることは、『荒野行動』という作品にとって大きな財産となっています。
そんな本作におけるeスポーツシーンは、トッププレイヤーたちがその実力をいかんなく発揮する場であると同時に、プレイヤー間のSNSなどでの話題となり、それがプレイヤーたちの絆に結び付いていると考えています。
急速に発展を遂げてきた本作のeスポーツシーンですが、これをもう1段階ステップアップさせるためには、冒頭でも触れたように『荒野行動』に関わるすべての人に相互利益をもたらすエコシステムを構築する必要があると考えました。
このエコシステムによって、本作の大会はより開放的なものとなります。
公式が快適な環境を提供する上で、大会を開く主催者やそれを協賛するスポンサー、大会に参加してハイレベルなプレイで盛り上げる選手およびチーム、視聴者でありながらときには選手や主催者にもなるプレイヤーなど、様々な能動的かつ多元的な主体が積極的に参入するからこそ、互いに共存共栄して、eスポーツをさらなる発展させることができるのです。
具体的には、まずは公式が各大会を4種類にカテゴライズして、より規範化された大会システムを立てるとともに、大会の開催頻度もさらに高めます。
大会を規模や目的に応じて区分することで、よりも多くのプレイヤーが気楽に、あるいは真剣にeスポーツの楽しさを味わえるようになるでしょう。
また公認制度を導入して、多くの主催者が大会を開きやすくします。
その結果、選手および潜在的選手であるプレイヤーが大会に参加する機会が増える一方、主催者とスポンサーの収益性もある程度担保されるようになります。
さらにチームポイントシステムを採用し、大会の規模に合わせたポイントを獲得できるようにします。
チームの実績がより明確に評価されるようなシステムを構築することで、より多くのチームおよびプレイヤーのeスポーツシーンへの参加意欲を掻き立てます。
これによって魅力的なプレイヤーが増え、その活躍を見ようとする視聴者が増え、大会はさらに大きな盛り上がりを見せてくれるはずです。
大会を規模によって4種類に区分。自主大会を支える公認制度を導入
我々が推し進めるeスポーツエコシステムにおいて、“大会”は中核に位置する存在です。
ハイレベルな試合で視聴者を引き込むだけでなく、選手やチーム、そして一般のプレイヤーをもeスポーツという枠組みに吸収する媒体でもあるのです。
しかし、すべてのアクターがつねに一定レベルの大会を求めているわけではありません。
そこで、大会の規模や目的に応じてカテゴリ分けすることとしました。
今後行われる『荒野行動』の大会は、日本全国大会、公式リーグ戦、公認大会、コミュニティ大会の4種類に分けられます。
■日本全国大会
荒野CHAMPIONSHIPが該当します。
1年に1度開かれる日本最高レベルの大会で、すべてのプレイヤーが参加可能です。
なお、2021年の第3回荒野CHAMPIONSHIPでは優秀な成績を収めたチームによりよい特典を与えたり、観衆とファンの大会参加度を引き上げるゲーム内でも施策を打ったりと、すでに企画を立て始めていますので、ぜひご期待ください。
■公式リーグ戦
荒野CHAMPIONSHIPは1年に1度の特別な大会です。
普段は見られないからこそ盛り上がるという側面もありますが、ハイレベルなチームどうしの戦いをもっと見たいというのもまた自然な欲求だと言えるでしょう。
そこで、これまでも継続的に開催していた“荒野High League”をさらにグレードアップ。
大会の頻度が毎月5回に増え、手に汗握る素晴らしい対決を毎週末楽しめるようになります。
また、予選、チーム戦、決勝戦と段階を設けることで、実力のあるチームが十分に実力を発揮し、昇格していくルートを用意。
チーム間の良質で公平な競争を担保したうえで、四半期ごとに総額300万円を超える賞金や限定のゲーム内アイテム“マント”を贈呈し、大会で実績を残したチームの実力を称えます。
さっそく、2020年10月より荒野HIGH WINTER LEAGUEが開幕。
すでにエントリーが開始されていますので、詳細は下記の公式サイトをご覧ください。
腕に覚えのあるプレイヤーは、ぜひリーグ戦にエントリーしてくださいね。
コンテンツ使用権限を与えられた大会
eスポーツエコシステムの基盤を構築し、さらに拡大していくためには、eスポーツの楽しみをより多くのプレイヤーや選手とともに分かち合うことが重要です。
それには、上記ふたつの公式主催大会だけでは不十分であると考えます。
よって、コンテンツの使用受諾制度を設立いたします。
正式にコンテンツを使用できる範囲を拡大し、多くの主催者に便宜を図ることで多種多様な大会が開かれることを期待しています。
コンテンツの使用権限を与えられた大会は、その目的に応じて以下のふたつに分類されます。
■公認大会
公認大会は、公式が正式に認めた主催者が開催する大会です。
希望者は事前に大会内容を公式に提出し、審査を受けます。
無事に通過すれば、公認であることを周知してスポンサーを募ることができます。
また、公認大会のなかでも公式からとくに影響力があると認められた大会は、後述するチームポイントシステムに申請・加入することができます。
これにより、その大会の価値はさらに高まることでしょう。
■コミュニティ大会
公認大会とおなじくプレイヤーが主催する大会ですが、なかでも“娯楽性”や“社交性”を重んじる大会がカテゴライズされます。
大会参加、および主催の敷居を可能な限り引き下げるべく、主催者は大会の基本情報を登記し、大会開催条約に同意さえすれば、簡単に大会を開くことができます。
なお、公認大会およびコミュニティ大会の申請プロセスをより便利でスムーズなものにするためのプラットフォームを2020年10月より公開しますので、自主開催を希望する方は、ぜひこちらをご利用ください。
KSP(KNIVES OUT SEASONAL POINT)によるチームポイントシステムを採用
バトルロイヤルというジャンルは、ほかのジャンルに比べて1試合の参加チーム数が多く、ランダム性も高いです。
そのため、チーム本来の実力を発揮できる場をしっかりと用意し、その結果に見合う正しい報酬を獲得できるようにするために、入念な設計が必要となります。
そこで『荒野行動』では、新たにチームポイントシステム“KSP(KNIVES OUT SEASONAL POINT)”を採用。
大会はTOP、MAJOR、MINORと3つのレベルに分けられ、それぞれに1,100ポイント、300ポイント、100ポイントが与えられます。
各チームはこれらの大会に参加し、上位に入賞することで順位に応じたポイントを獲得できます。
このチームポイントシステムも、2020年10月より適用されます。
荒野High League(TOPレベル)、KWL(MAJORレベル)、FFL(MAJORレベル)でポイントが獲得できるほか、MAJOR・MINORレベルの大会開催の申請も受け付けています。
参加希望の方は、ぜひ大会企画をknivesoutesports@service.netease.comにご送信ください。
なお、KSPは四半期を1シーズンとして合計獲得ポイントを競います。
シーズン終了時には順位付けを行い、上位6チームには2021年の荒野CHAMPIONSHIP決勝戦段階の出場権と、チーム発展契約基金が公式より贈られます。
詳しくはこちらをご確認ください。
KSPは多くの大会で活躍するチーム・選手を客観的かつ公平に判定するための基準になります。
また、選手ひとりひとりの成長や、多元的なチャンスを選択する際の指標にもなるでしょう。
また、KSPはすでに頂点にいる選手だけが獲得できるものではなく、可能性は広く用意されています。
たとえば、大会を視聴してeスポーツに魅せられたプレイヤーが、公認大会でKSPを獲得し、ゆくゆくは公式リーグ戦に参加することも往々にしてあるでしょう。
これは大会の視聴者にとってマンネリ化を防ぐ刺激であり、潜在的選手であるプレイヤーには希望を与える光であり、選手やチームにとっては現状に甘んじず研鑽を積むためのモチベーションにもなります。
つまりは、健全なエコシステムを持続的に成り立たせることができるのです。
改めて、eスポーツ産業は飛躍的な発展を遂げていると断言します。
今日においてeスポーツは、選手やファン、主催者や公式などすべての関係者にとって、単なる試合ではなくなっています。
それは気軽に楽しむ娯楽であり、真剣に取り組む競技でもあり、あるいは友人らと語り合う社交の場でもあります。
もはや非常に多くの人たちにとって、eスポーツは生活の一部となっているのです。
くり返しになりますが、この素晴らしいeスポーツ産業をさらに発展させるためには、そこに関わるさまざまな立場の人たちが手を取り合う必要があります。
今回私たちが示した新たな計画は、そのきっかけです。
『荒野行動』では今後、選手やチームに対してよりいっそう多次元的かつ公正公平な大会を高頻度で提供していきます。
そうして開かれた大会では、視聴者の皆さんが熱狂する良質な試合をお見せできることでしょう。
さらに、eスポーツ事業の協力者にはより便利な参加環境を提供したいと考えます。
こうして、参加する選手やチームはもちろん、視聴者や協賛企業、関わるすべての人が相互に利益を得られるような大会運営を目指していきます。
eスポーツの力で、活力にあふれた前向きな社会を創り上げていきたいと考えていますので、ぜひ皆さんのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
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