最新のVRデモ・HDRデモを2つのイベントで展示!
[以下、リリースより]
エンターテインメント業界向けにデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開するシリコンスタジオは、6月22日から24日にかけて開催される「第24回 3D&バーチャルリアリティ展」および6月29日から7月1日にかけて開催される「第2回 先端コンテンツ技術展」に出展し、当社が取り組むHDR技術のデモおよびVR技術のデモを中心に、当社が持つ3DCG技術に関する展示を行います。
VRデモの展示について
VR技術の展示では、当社のリアルタイムレンダリングエンジン「Mizuchi」の技術デモ「Museum」のVR版および、3DCGを用いたインタラクティブコンテンツやARの制作に強みのあるキャドセンターと連携して開発したバーチャルモデルルームのVR技術デモを展示いたします。
バーチャルモデルルームのデモには、壁紙を変えたり、ドアや床の質感を変えたり、ソファなど家具の一部をリアルタイムに変更できる機能が実装されています。
リビングルームデモのスクリーンショット
ソファ、照明、ドアの色、床材、棚の色などをリアルタイムに変更できます。
HDRデモについての展示について
HDR技術の展示では、「Mizuchi」の技術デモ「Museum」のHDR版をコンテンツとして使用し、映像を表示する機器には、EIZOのHDRモニタ試作機を使用いたします。
SDR(Standard Dynamic Range)モニタを横に並べて展示しますので、HDRとSDRの違いを実際に目で見て確認いただくことができます。HDR方式は NHK(日本放送協会)と BBC(英国放送協会)が協同で推進しているHybrid Log-Gamma(HLG)です。
※モニタに表示した様子を撮影した写真
Mizuchi 技術デモ「YURI」の展示について
Mizuchiの技術デモとして開発を進めているリアルタイムデモ「YURI」を展示いたします。「YURI」は、極めてフォトリアルな人物表現を可能とする技術で開発されており、肌、髪、眼、衣服などの質感を確認することができます。
出店概要
- イベント名称:第24回 3D&バーチャルリアリティ展(公式サイトはこちら)
- 開催日:2016年6月22日(水)~ 6月24日(金)10:00 ~ 18:00
- 会場:東京ビッグサイト 東京都江東区有明 3−11-1
- 小間番号:東ホール 1-3
- 主催:リードエグジビションジャパン
- イベント名称:第2回 先端コンテンツ技術展(公式サイトはこちら)
- 開催日:2016年6月29日(水)~ 7月1日(金)10:00 ~ 18:00
- 会場:東京ビッグサイト 東京都江東区有明 3−11-1
- 小間番号:西ホール 2-27
- 主催:リードエグジビションジャパン
Mizuchiについて
Mizuchiは、物理ベースレンダリングの考え方をサポートするレンダリングエンジンです。特に、光の反射を正確に扱うことで可能となる圧倒的な質感表現に強みがあります。
リアルタイムグラフィックスでありがながら、金属、木材、ガラスなど多様な材質を実物さながらの質感で表現することができます。
柔軟な設計になっており、ゲームはもちろん、映像や非エンターテイメント分野向けコンテンツ制作においても利用できます。
また、高度な光学的表現を可能にするポストエフェクトミドルウェア「YEBIS 3」も組み込まれています。
HDRについて
HDR(High Dynamic Range)は、映像における輝度のレンジを拡大する技術です。
現行規格であるSDR(Standard Dynamic Range)と比較すると、およそ100倍もの輝度信号を記録することができるため、従来は黒く潰れていた日陰の部分を視認できるよう描写した上で、同時に日向の部分も白飛びさせることなく明瞭に表示することも可能となります。
HDRで記録された映像をHDRに対応するモニタで表示することで、肉眼で見たものに極めて近い映像表現がモニタ上で可能となります。
Hybrid Log-Gammaについて
NHK(日本放送協会)と BBC(英国放送協会)が協同で推進しているHDR方式の1つです。HDR表現が可能なことはもちろん、生放送で使用できることや、従来のテレビ方式とも高い互換性が維持されていることなどが特徴です。
NHKでは、2016年から開始が予定されているBSでの4K・8Kの試験放送において、この技術が使用できるよう、放送方式の標準化や設備の整備が進められています。
(C)Silicon Studio Corp., all rights reserved.
※MizuchiおよびYEBISは、シリコンスタジオ株式会社の登録商標です。
※その他、記載されている名称は各社の商標または登録商標です。