- 「GPS信号をさがしています」は設定を再確認
- スリープからの復帰に失敗するときは
- トレーナーレベルがリセットされて1に!?
- ポケストで新しい道具がもらえないときは
- 今後のアップデートに期待したい不具合が!?
「GPS信号をさがしています」は設定を再確認
いちばんよくあるトラブルで、かつイライラしまうのが「GPSの信号をさがしています」というメッセージが出て、ゲームが進められなくなったときだろう。
ポケモンGOでは端末のGPS機能を使って現在地情報を取得し、ゲームに連動させているため、このエラーが出ている状態では何も操作できなくなってしまう
GPSによる現在位置の検出は、GPS衛星を使った測位と、ネットワーク接続している基地局の情報をもとに行われている。そのため、GPSはオンなのにエラーが表示される場合には以下のような理由が考えられる。
- 電波が弱い場所などにいて、インターネットにうまく接続できていない
- ポケモンGOにGPS（位置情報）の利用を許可していない
- 通信設定で位置情報の精度が低いモードになっている
- 屋内や地下など、位置情報が取得しにくい場所にいる
これを解消するために試したいのは、まず機内モードのオン／オフの確認。
場所を移動したり、インターネットへの再接続を行ったりすることで、エラーを解消できる場合もある。
GPS機能そのものがうまく動いていない場合には、端末の設定を正しくやり直す必要があるだろう。
1.ポケモンGOに位置情報の利用を許可する
GPS機能がオンになっていても、位置情報を利用する許可を与えていないとゲームに反映されない。位置情報の許可設定を、あらためて確認してみよう。
アプリを初めて起動する際に、位置情報の利用について許可を求められる。このときに「許可」を選ばないと『ポケモンGO』はプレイできない
iOSの場合
[設定]→[プライバシー]→[位置情報サービス]でGPS機能がオンになっていることを確認（オフならオンに切り替え）。さらに、ポケモンGOの設定が「使用中のみ」になっていることをチェックする。「許可しない」になっていれば、こちらも切り替えを！
Androidの場合
[設定]→[アプリ]→[ポケモンGO]と進み、[許可]の項目をチェック。[位置情報]をタップして、オンになっていることを確認しておこう。カメラ、ストレージ、連絡先についても併せて確認しておくといい
位置情報の測位を高精度に設定（Android）
Androidの場合、位置情報の測位モードを変更することができる。[設定]→[位置情報]を確認して、[モード]を「高精度」に切り替えると、GPS、Wi-Fi、Bluetooth、モバイルネットワークのすべてを使ってより詳細な位置を測位できるようになる。
「バッテリー省エネ」を選びたくなってしまう人も少なくないだろうが、ポケモンGOをしっかりと遊ぶには「高精度」がおすすめ
2.Wi-Fiをオンに切り替え
測位モードを「高精度」に設定した場合、Wi-Fiの電波も測位に利用される（iPhoneではデフォルトでWi-FiとBluetoothを使用）。GPSとWi-Fiを併用した測位によって、現在地の精度が高まっていく。
Androidの場合、Wi-Fiを有効にすることでGPSまわりのエラーが各段に少なくなるというウワサも。実際にWi-Fi回線に接続して通信を行うわけではないので、安心して活用しよう
3.アプリあるいは端末を再起動
どうしてもエラーが解消されない場合は、ゲームあるいは端末の再起動を試してみよう。ある意味で最終手段ともいえるが、長時間のスリープから復帰するのに失敗している場合も有効だ。
ただし、ゲームの状態などはすべてリセットされてしまう。レアなポケモンが出現していた場合などは、残念だがあきらめるしかないだろう。
スリープからの復帰に失敗するときは
画面を消したまま長時間放置していると、ポケモンGOの復帰に失敗することがある。具体的には、画面の左上のマークが回転し続け、何も起こらない状態になってしまう。
このとき、ポケストやジムをタッチすると、そのままゲームがフリーズして状態に。
こんなときは、先に記述したとおりにゲームまたは端末を再起動する以外に解決方法がない。
モンスターボールのマークがいつまでも回り続けている。辛抱強く待ち続けるというのも1つの手だが……、筆者の場合はここからゲームを続行できたことはない。サクッと再起動するのがおすすめ
なお、ゲームの設定で「バッテリーセーバー」をオンにしているとフリーズしやすいという話もあるが、実際にはオフにしていてもしばしば起こる。とはいえ、オフにしておくに越したことはないだろう
ベトベターでフリーズ？
うわさの範疇を出ないのだが、ポケモンの一覧から「ベトベター」を選ぶとアプリがフリーズするという話がある。
Game Deets編集部でベトベターを持っているスタッフに確認したのだが、とりあえず異常は発生しない模様。
ただ、画面が若干重くなるような印象は受けたので、可能性としては端末の性能次第でフリーズする場合があるのかもしれない。
こちらがベトベター。いかにもバグの原因になりそうな禍々しい姿ではあるが……。なお、ベトベターの隣にいるポケモンをタップしてもフリーズするという報告もあるので、注意しておこう
トレーナーレベルがリセットされて1に!?
プレイヤーによっては、ゲームの起動時にトレーナーレベルが1に戻ってしまっていることがあるかもしれない。
しかし、あわてずに確認を！ こんなトラブルに出くわした人は、ポケモンGOで2つのアカウントが作成されている可能性がある（複数のGoogleアカウント、またはポケモントレーナークラブアカウント）。
いったん、ポケモンGOの「設定」からサインアウトをタップすると、スタートメニューからあらためてどのアカウントでプレイするかを選択できるので、チェックしてみよう。
あまり意識することはないかもしれないが、複数のアカウントを切り替えてプレイすることも可能。その場合は、ログインするアカウントを間違えないように！
ポケストで新しい道具がもらえないときは
手持ちのモンスターボールが少なくなってきたので、ポケストで補充しよう……。そんなとき、「持ち物がいっぱいです」と表示されて、新しい道具を手に入れることができなかったという経験はないだろうか？
実際にこのメッセージが表示されるまでは、バッグがいっぱいになっていることには気づきにくい。50XPは獲得できるものの、貴重なモンスターボールの入手機会をみすみす逃してしまうのは惜しい
ポケモンGOでは、モンスターボールをはじめとする各種を道具は所持できる数が決められている。
初期状態での道具の上限は350個。ポケコインで「バッグ アップグレード」を購入すれば枠を50ずつ増やしていくことができるが、その前にまずは手持ちの道具を整理してみよう。
意外と気づきにくいのだが、手持ちの道具は画面右側に並んだゴミ箱のアイコンをタップすることで捨てることができる。数字を長押しすれば、一気に数の指定を増やすことも可能だ
ジムでバトルをする機会が少ない人であれば、「キズぐすり」などの回復アイテムが余っていく。どうせまた手に入るのだから、思い切って全部捨ててしまうのもアリ。
また、ポケモンを捕まえやすくなる「ズリのみ」も余りがちなので、こちらは積極的に使っていくのがおすすめだ。
タマゴは道具にカウントされることはないが、任意で捨てることはできない。こちらは地道にふ化させていこう。
今後のアップデートに期待したい不具合が!?
マップの表示がおかしい
ゲーム内では現在、道路が到る所で寸断されているなど、マップの表示がおかしくなっている状態だ。
ただ、こちらに関しては正式なアナウンスがなく、一部では「住人の方たちへの配慮のため、わざと道路をわからなくしているのでは？」という声もある。
個人的には、現実とゲームのリンクが薄くなってしまうような印象を受けるので、できれば初期の状態に戻してほしいところだ。
道路が寸断されて、まるで飛行機の滑走路のようになっている。なお、道路や建物がいっさい表示されない場合は、インターネットへの接続がうまくいっていないことが疑われるので、端末の設定などを見直してみよう
レーダーはいまだ機能せず
画面の右下には、近くにいるポケモンたちが表示される。ここをタップすると、各ポケモンのアイコンの下に「足跡」がある。
これは本来、そのポケモンがいる場所への距離を示しているもの。そのポケモンに近づいていくと、足跡の数は3→2→1と減っていくはずなのだが、ゲームの配信時からこれが機能していないことが判明している。
レアなポケモンを逃したくないというときに、非常に役立つシステムとなっているので、一刻も早く正常な状態に修正してもらいたいと個人的にも思う
このほかにも、ポケモンの表示がおかしくなる、Bluetoothで接続したイヤホンで音楽や効果音が歪んで聞こえる、購入したアイテムが反映されないという声が聞こえてくる。
こういった問題が発生したら、いったんゲームを再起動してみるのが手っ取り早い解決法だ。
これは想像の範囲を出ないのだが、ポケモンGOをプレイしているときは端末の温度がかなり暑くなり、夏の気候とも相まって、一部の不具合を引き起こしているような気がしている。
(C) 2016 Niantic, Inc.
(C) 2016 Pokemon.
(C) 1995-2016 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
