戦術にあわせてデッキ編成の幅を広げていこう
特定の素材を使用することで、一部のキャラ駒を新たな姿へと変化させられる「闘化」は、通常の進化とは異なるパラメーターやスキルとなるため、駒によっては使い方ががらりと変わる。
駒によっては、進化と闘化のどちらが強いなど、さまざまな意見があるが、今回は両方持っておくことで、デッキごとに使い分けられる駒を紹介していこう。
進化と闘化の違い:神属性編
1:ジークフリート
どちらも神属性をメインとしたデッキで活躍してくれるジークフリートは、通常の進化後だと発動条件の厳しいリンクスキルによって、扱いづらさが目立っていた。
スキルを発動させようにも盤面に自分の神駒が4枚以上あることが条件なので、相手が有利なバトル展開に流れを持っていかないように注意しなければならない
しかし、闘化させると自分のデッキが神属性単色になってしまう代わりに、組合わせ方次第では中盤からでも大きなダメージを与えられる性能に変化する。
純粋な扱いやすさでは闘化一択だが、進化のほうは発動条件さえ満たせば安定したダメージが与えられるため、後半に勝負をかけるデッキを編成するならば、進化を使うのもアリだ。
デッキの編成例とおすすめ戦術
左は削り合いになるほど後半有利になるデッキだが、大きくHPを削られることがない回復デッキには弱い。
その点、闘化ジークフリートを軸とした右のデッキは、ATKを強化してくれる駒が豊富なおかげで、コンボルートによっては一撃で勝負が決まるほどの破壊力を発揮できる。
2:ベガ
自分の駒数に応じてスキルの効果があがっていくベガだが、その運用方法は進化と闘化で大きく異なる。
例えば、闘化ベガのスキルは、「2ターンの間、相手のATKが35%減少する」という強力なデバフ持ち。
スキルの発動条件がないので、序盤から大ダメージを狙ってくる竜属性デッキや、ヴィクトリアのような「ATKに依存した特殊ダメージ」などにも有効だ。
ただし、進化のベガは、盤面の駒の総数が22枚以上という発動条件があるが、攻撃と回復を兼ね備えるので、回復デッキには進化ベガを採用するのが有効だ。
デッキの編成例とおすすめ戦術
進化ベガは自分の駒数×210の特殊ダメージを与えるスキルを持っており、回復デッキ同士の戦いになったときに、HPの差をつけるのに有効。
右のデバフデッキは、最速でヘイランを設置した状態からデバフや防御スキルで受けるダメージを減らし、ヴァイセや狩魔 冥で勝負を決めにいくのが目的となっている。
序盤から闘化ベガを使用して、相手の攻撃を防いでいこう。ただし、ほかのターン制のデバフスキルが発動しているときは、効果が切れるまでは盤面に出さないようにしよう。
進化と闘化の違い:魔属性編
1:ヨシノ
相手のHPに依存したダメージを与える進化ヨシノは、初手が最も大きなダメージを出せるが、X打ちでも狙わない限り、すぐにひっくり返されてしまう。
しかし、コンボスキルを繋げていくほど敵用ダメージBマスが生成されていくので、ダメージマス変換デッキのリーダーに設定し、序盤の段階でコンボが狙えそうな場所に置いていこう。
進化ヨシノは特殊ダメージを与えるだけでなく、コンボスキルも強力な駒なので、画像のようにほかのマス変換スキル持ちが手駒にいるならX打ちで攻めるのもアリだ
一方の闘化ヨシノは、自分のターン開始時の盤面にある自分の駒のうち、キャラ駒でない場所にランダムで2つ「悪鬼・カグラ」を召喚するというもの。
召喚されたカグラはコンボスキルをつなぐことで、永続的に増殖できるため、HPをリードしておけば相手は処理に追われることになる。
どちらも強力なスキルだが、進化ヨシノは特殊ダメージを主体としたデッキやアズリエルと組ませて、序盤からHPを削っていくような編成と相性がいい。
逆に闘化ヨシノは、毒に特化したデッキと組み合わせることで、その性能を大いに活かせるはずなので、それぞれデッキの戦術にあわせて使い分けてみよう。
2:エクローシア
エクローシアは、進化した状態だと2枚以上ひっくり返せるマスで相手のコンボスキルをランダムで3つ封印できるスキルをもつ。
コンボスキルも相手の駒数×210の特殊ダメージを与えるという効果になっており、A駒のアヌビスをさらに強化したような性能になっている。
闘化させることで、今度はひっくり返した相手に220%のダメージにして返す非常に強力なカウンタースキルを持つ駒に変化する。
コンボスキルも組み合わせた駒の通常攻撃に応じた特殊ダメージを与える効果となっているため、忍竜やアルンをフィニッシャーとして入れておこう。
進化と闘化の違い:竜属性編
1:デネヴ
デネヴは、進化と闘化のどちらも竜デッキで使うことが基本となる駒だ。
通常進化したデネヴはフィニッシャーとして使うことが多く、盤面に1枚でも竜駒があれば、攻撃力の倍率は1.96倍とほぼ2倍に近いダメージを出せる。
竜デッキをメインとして使っており、強力なフィニッシャーがいない場合は、進化の状態で使うといいだろう。
闘化させると、レジェ以上の性能をもつリーダーバフスキルに変化し、その倍率は1.4倍になる。
また、基本ATKが1,515と高いことから手駒ロックスキルをもつ「ルキア」が刺さりにくいのも大きなポイントで、クラスマッチやカップ戦など、幅広い活躍が可能だ。
しかし、竜属性デッキではフィニッシャーとなる駒を複数持つことが重要なので、フィニッシャーとなり得る駒が複数揃ってから闘化するのがおすすめだ。
2:ノイレ
強力な竜S駒でありながら、属性に縛られることなく活躍してくれるノイレは、デッキのコンセプトや所持している駒の種類によって、使い分けられるのが魅力のキャラクターだ。
例えば、進化ノイレだと、自身が盤面に出るターンもあわせて2ターンの間、自分の竜駒ATKがアップするうえに貫通効果も付与される。
そのため、1枚で2枚ぶんの貫通スキルの駒としての運用できる。
一方の闘化ノイレは、最大HP30%ものダメージを受ける代償スキルになってしまうが、出したときの通常攻撃ダメージが2.5倍まで跳ね上がる。
その攻撃力を活かしたハーピストエンジェルやブレスドソーディアンとの組み合わせは、一撃で勝負を決められるほどの破壊力があるため、混合デッキのフィニッシャーとしても優秀だ。
デッキの編成例とおすすめの戦術
各ノイレの駒をまとめてみると、以下のようなデメリットが存在する。
- 進化ノイレ:自身のスキルに発動条件はないが、出した次のターンに竜駒を出せないとムダになってしまう
- 闘化ノイレ:竜駒を中心としたデッキではHPが低くなってしまいがちで、自身の代償スキルのダメージで自滅してしまう危険性がある
以上のことから前者は竜デッキに、後者は混合デッキに入れることで、無駄なくその性能を使いこなすことができるだろう。
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