お手軽IoT「au HOME」は普及するか?子育てママにアピール
KDDIは、7月31日より提供開始している家庭向けIoTサービス「au HOME」のサービス内容を、この秋より拡充することを発表した。
au HOMEは、「誰でも手軽に始められるホームIoT」を目指しており、スマホアプリと無線通信アダプタなどのIoTゲートウェイ、各種au HOME対応デバイスにより、”ちょっと心地いい”暮らしをサポートするものだ。
この秋以降、以下のようなさらに便利な機能の数々が順次提供される予定だ。
- auでんきとの連携
- 通販サイトWowma!との連携
- 位置情報をもとに家を最適な状態に
(例:帰宅タイミングに合わせてエアコンや照明をON) - Google Homeの対応
発表会にはゲストとして元モーニング娘。の後藤真希さんが登場。
2児の母である後藤さんの子育てにまつわる話題やau HOMEの魅力について語り、発表会に花を添えた。
後藤さんは、子育て中は手が離せない場面が頻繁に訪れるので、Google Home対応により音声で家電を操作できることについて、「手がもう1つ増えるようなもの」だと利便性を語る。
同じくモーニング娘。OGで出産を控えている保田圭さん、石川梨華さんにもおすすめするなど、子育てママにとって魅力的なサービスであることが強くアピールされた発表会となった。
また、子どもを留守番させる時期に備え、外出先から自宅の様子を確認できるネットワークカメラ機能に注目しているとのことだ。
なお、au HOMEの利用料金は月額490円(税抜)。
これは、au HOMEアプリの利用料金というイメージで、実際には各種デバイスが必要になる。
安価で手軽なことを1つの特徴とするau HOMEだが、ネットワークカメラや赤外線リモコンなどを購入しなければサービスの本領は体験できない。
数千円~1万円ほどの機器が複数必要になることは留意されたい。
また、auは2017年冬モデルとして以下の4機種をラインアップ。
スマートフォン
- isai V30+(LG)
- AQUOS R compact(SHARP)
フィーチャーフォン
- AQUOS K(SHARP)
- GRATINA(京セラ)
それぞれ12月中旬以降、順次発売される。
先行して発売されたGalaxy Note8やXperia XZ1も含め、幅広いユーザー層をカバーするラインアップと言えるだろう。
isai V30+は、LG V30+に独自ブランド名の「isai」をネーミングして発売するものだが、GoogleのVRプラットフォーム「Daydream」に対応するハイスペックモデル。
12月下旬発売予定だが、発売日から1月31日までに購入すると、5,000相当のau WALLETポイントキャッシュバックキャンペーンが実施される。
(C) KDDI CORPORATION.ALL RIGHTS RESERVED.