ステージに突如「デーボス軍」襲来!
イベントは、いきなり「勇敢戦隊ブレイブフロンティア」のPVからスタート!
『獣電戦隊キョウリュウジャー』のメンバーが、『ブレイブ フロンティア』のキャラクターに扮し、さまざまな戦隊モノの「お約束」とともにデーボス軍と戦っていく。
取材陣は呆気にとられながらも、あまりの勢いに引き込まれていった。
「勇敢戦隊ブレイブフロンティア」動画はこちら
https://youtu.be/uftrSWaNMec
動画が終わると、発表会スタート。MCの横町藍さん、高橋英士プロデューサー、広報のかおりんごさん、声優の市来光弘さんが登壇し、順番にあいさつ。
ここからブレフロ2のゲーム紹介……と思いきや、突如PVに出ていたデーボス軍がステージに襲来!
かおりんごさんが連れ去られそうになってしまう。
しかし、かおりんごさんのピンチに、キョウリュウジャーが駆けつける!
デーボス軍と激戦を繰り広げ、撃退に成功!
デーボス軍は無事に撃退され、会場に平和が訪れる。
続いて、キョウリュウジャーのメンバーがステージに登壇!
竜星さんたちは、久々にキョウリュウジャーで集まることができ、うれしかったとコメント。
キョウリュウジャーは、初代『ブレフロ』と同じく2013年に放映されたスーパー戦隊シリーズ。
キャッチコピーが「ブレイブ」ということで、ブレフロとは同じブレイブを背負う者同士、今回のコラボが決まったそう。
特設サイトでは当時の番組制作スタッフによる幻の33.5話「たたかいのフロンティア」が公開されているので、こちらもチェック!
幻の33.5話「これぞブレイブ!たたかいのフロンティア」
https://youtu.be/C_3oVprAH1g
『ブレフロ2』は2月22日に配信!
そして、イベントはようやくゲーム紹介へと突入。
ブレフロ2のPVが流れ、リリース日が2月22日(木)と発表!
続いて、ゲーム概要の紹介の後、スクリーンには8つのキーワードが表示される。
「極」「技」「音」「敵」「金」「二」「絆」「話」のキーワードに合わせて、ブレフロ2の内容が紹介されていった。
「話」
ブレフロ2のストーリーは、前作から20年後という設定。新キャラだけでなく、1からのキャラクターも多数登場!
「二」
ブレフロ2では、主人公に加えて幼馴染の「リン」というキャラクターも登場。主人公とリンの2つの視点から、物語が展開していくとのこと。
「敵」
高橋プロデューサーいわく、今作の敵は「神」とのこと。はじめはまったく正体がわからないが、ストーリーの進行とともに徐々に判明していき、スケールの大きな戦いになっていく。
「技」
前作の「アルティメットブレイブバースト(UBB)」が進化し、2ではこの「クロスブレイブバースト(XBB)」にパワーアップ!
複数のメンバーをそろえると発動でき、敵に絶大なダメージを与える!
「金」
ぎょっとするようなキーワードだが、本作はダイヤ(課金アイテム)でガチャを回す形式ではなく、好きなキャラクターを購入する形式。
確実に好きなキャラクターを手に入れられる、ありがたいシステムだ。
なお、ガチャ要素がまったくないわけではなく、ゲームをプレイしていくとたまる「絆ポイント」により、「絆召喚」を行えるとのこと。
絆召喚限定のキャラクターもいるそうで、こちらもかなり強いとか。
「絆」
主人公とリンのパートナーとなるキャラクターも公開された。
パートナーはバトルでいっしょに戦ってくれて、序盤は彼らの力が重要になるらしい。
また、パートナーはゲーム中に手に入る餌を与えることで、パワーアップしていくそう。
「音」
本作では、伊藤賢治氏を始めとする、豪華な作曲家陣が集結!
前作に引き続き、2でも音楽に力を入れているそうなので、音ありでのプレイ推奨だ。
「極」
本作のやりこみ要素として、ストーリークエスト、アリーナ、フロンティアハンターの3つの要素が紹介された。
アリーナは前作にもあったが、今回はオートではなく手動でプレイできるとのこと。
しかも、最大で5連戦まで行うことができ、勝つたびに報酬がダブルアップしていくような形式。
しかし、次のバトルにHPやブレイブゲージが引き継がれるため、長期的な戦略が求められる。
さらに、対応端末についてもアナウンスされた。
対応端末
iOS
- OS:iOS8.0以上
- Support:64bit
- 対象端末 iPhone X/iPhone 8/iPhone 8 Plus/iPhone 7、iPhone 7 Plus/iPhone SE/iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 6、iPhone 6 Plus/iPad(第5世代)/iPad Pro各種、iPad Air 2、iPad Air、iPad mini 4
Android
- OS:Android4.4以上
- Support:64bit + 32bit
- 対象端末 RAM3GB以上のAndroid端末
iPhone5は対応しておらず、AndroidもRAMが3GB以上必要ということで、古い端末を使っているかたは注意。
公式サイトでカウントダウン企画を実施!
本作は2月22日のリリースが決定しているが、事前登録は実施せず、代わりに公式サイトでカウントダウン企画が行われる。
毎日、公式サイトで12:00(正午)に情報の更新があるそうなので、ファンの方は見逃すな!
カウントダウンRTキャンペーン
公式ツイッターの指定されたツイートをRTすることで、ダイヤや絆ポイトがもらえる!
10,000RT達成すれば、ダイヤ5個と絆ポイント5,000をプレゼント!
紙&Web説明書を配布!
ゲームといえば説明書、ということで、書店にて説明書を無料配布!
しかも、書店で配られる紙の説明書には、絆ポイント1,000のおまけがついてくる!
1と2をつなぐストーリーを描いたマンガをwebで公開!
ブレフロ2の10年前と、物語直前のストーリーを描いたマンガを、公式サイトにて公開予定。
カウントダウンイベントの中で公開されるそうなので、こちらも見逃せない!
『ブレフロ2』のサウンドを期間限定販売!
Google Play Music、iTune Store、Amazon Musicにて、期間限定でフルオーケストラバージョンのサウンド2曲を限定販売!
1曲150円で購入できるので、ひと足先に2のサウンドを聞いてみよう。
また、PC版の配信が決定したことなども発表され(詳細は下部の高橋Pインタビューにて)、特典情報のまとめが公開された。
なんと!『ブレイブ フロンティア』がギネス記録に認定!
ひととおりの発表を終えると、最後にさらなるサプライズ!
なんと、初代『ブレイブ フロンティア』が、「最も多い操作可能なピクセルアートキャラクターを持つモバイルゲーム」という項目で、ギネスに認定された。
その数、なんと627体ということで、堂々の認定となった。
最後は、全員集合して記念撮影が行われ、盛りだくさんなイベントは幕を閉じた。
発表会の様子は配信のアーカイブで見ることができるので、見逃してしまった方はこちらをチェック!
『ブレイブ フロンティア2』リリース発表会(You Tube Live)
https://youtu.be/KU32byuXQtY
高橋英士プロデューサーにあれこれ聞いてみた
発表会後、高橋Pに直接お話をうかがうことができた。コラボ決定に至ったいきさつなど、気になる話が続々!
驚きの獣電戦隊キョウリュウジャーコラボについて
――発表会の最初に獣電戦隊キョウリュウジャーコラボが発表されて驚きでしたが、あれは高橋さんの発案だったのでしょうか。
高橋英士氏(以下、高橋):はじめは広報のかおりんごさんから、『キョウリュウジャー』のみなさんがメンバーの誕生会で集まってて話題になっていますよ、ブレフロ2で企画してみますか! という話を聞いたところからですね。
今でも人気が高くて、私自身も全話観ていて玩具も持っていたので、面白いプロモーションができないかと思って、試しに日頃からお付き合いのある広告代理店に話をしてみました。
はじめは、「何いっているんだ」的な反応だったんですけど、ブレイブつながりなど、親和性が高いんです、という話をしてみたら通って、東映さんにも快く協力していただいてここまで形にできました。
ぶっちゃけ、僕が見たかっただけです(笑)。
――今後、今回のキョウリュウジャーのようなコラボは予定されていますか?
高橋:企業理念に「ゲームは愛だ!」を掲げており、常に誰かの愛で企画が生まれています。
こういった”エイリムらしい”プロモーションは、今後も手掛けていきたいと思っております。
――いまTwitterを確認したらトレンド入りしていましたが、感想はいかがですか?
高橋:ファンの方に喜んでいただけたみたいで、よかったですね。
初めは別の企画案もいろいろあったんですけど、最終的にはオリジナルの話を作ることになって我々も「ホントですか!?」ってなりました。
そうであれば、もうゲームの宣伝とかはどうでもいいですから、キョウリュウジャーをバッチリ作って下さいと(笑)。
みなさんに面白いと思っていただければうれしいです。
ドット絵についてのこだわり
――『ブレフロ』がドット絵でギネス認定されましたが、これはもともと狙っていたのですか?
高橋:前から狙っていましたね。1年くらい前からです。
キャラクター数のカウントなどは時間がかかるので、しっかり時間を取って、審査していただきました。
――ギネスを申請することになったとき、周囲の反応はいかがでしたか?
高橋:周りは半信半疑でしたし、「どうやって取るんですか?」というリアクションだったと思います。
そして「キャラクター数がかなり多いんじゃないか?」という話が上がって、それはわかりやすい数字だと思い、アプローチしてみました。
キャラクター数は他のゲームもかなり多いタイトルがあるので、しっかり調査しましたね。そこは大変でした。
――ギネス申請の際、他に競合するタイトルはあったのですか?
高橋:今回認定された「最も多い操作可能なピクセルアートキャラクターを持つモバイルゲーム」という申請自体が初エントリーだったので、記録を抜くという要素はなかったです。
――ドット絵のクオリティが素晴らしいですが、ドット絵に対するこだわりについてコメントをいただけますでしょうか。
高橋:これはどちらかというと、グラフィックチームのこだわりですね。
彼らがよく言うのは、「1ドットのせめぎ合い」という言葉です。
ドット絵は、1ドットを打つか打たないかで大きく印象が違ってくるので、この点の調整というのがすごく難しい。
彼らの挑戦を見ているとものすごくて、いつも尊敬しています。
課金ガチャなし!?気になるキャラクター入手法
――本作には課金式のガチャがなく、ダイヤでキャラクターを購入する形式ですが、購入にはどれくらいのダイヤが必要でしょうか。
星3(ランク3)の1キャラ、20ダイヤを基準に考えています。割引などがあるので、それ以下で買えることもあります。
レアリティが上がって星5のキャラクターが購入できるようになったら、必要なダイヤ数も当然変わりますが、ダイヤの数は、レアリティごとに固定で考えています。
このキャラクターは高くてこっちは安い、ということはしません。
――ダイヤのレートは前作と変わらないのでしょうか。
高橋:変わらないですね。ただ、最高価格の枠を増やしているので、ダイヤの単価は若干ですが下がっています。
――この設計は早い段階から決めていたんですか?
高橋:決めていました。『2』をやると決まった時点からですね。
――チーム内での反応はいかがでしたか?
高橋:いや、引いてましたね(笑)。一番引いてたのは偉い人たちですけど(笑)。
本作のゲーム性として、コンプガチャのような形式はゲームの仕様を阻害する部分があったので、そこが大きかったです。
ただし、ガチャというのは楽しいものなので、絆ポイントガチャという形で残しました。
新システム「クロスブレイブバースト」について
――クロスブレイブバーストについて、ユーザーにこの技を見てほしい! というのがあれば、お願いします。
高橋:1つは、さきほど発表会でもお見せした、ランシアとラムザの技ですね。
煮込むというところと、煮込まれたのに復活するところが面白いので、ぜひ見てほしいです。
かっこいい技が多いので、面白い系の技には目が行くと思います。
あと、通常は星5まで育てないとクロスブレイブは発動できないんですが、「オールスターアタック」は初期にドロップする「モエルス」たちというスライム系のキャラクターで、メンバーがそろえば発動できるので、初心者にもおすすめですね。
――クロスブレイブバーストは、どれくらいプレイすれば発動できるようになりますか?
高橋:課金額などにもよりますが、人によっては数時間で打てるようになるかもしれません。
課金アイテムでキャラクターの成長を早められるので、進化の素材さえ集められれば早いです。
ただ、無課金プレイでも、何十時間もかかるようなことはないですね。
コンシューマーでの展開は!?
――PC版の発表がありましたが、コンシューマーでの展開も考えてらっしゃいますか?
高橋:当然、なくはないですよね。最近はスマートフォン版とPC版で同時展開しているシリーズも多いので、やりやすいというのはありました。
PC版から裾野が広がっていって、今後『ブレフロ』か、それ以外のタイトルでも可能ならコンシューマー版を出していきたいという想いはもちろんあります。
――今後、グローバルな展開はありますか?
高橋:スマートフォン向けは当然予定しております。また、PC版については、今後、DMM GAMESさんとのお話で、海外版の展開を相談することもあるかもしれません。
音楽についてのこだわり
――今回は、音楽にだいぶ力を入れられているようですが、高橋さんとしてはいかがでしょうか。
高橋:前作の橋本彦士さんの音楽がユーザーさんにかなり好評だったので、2も手抜きはできないというのは大前提としてありました。
で、2も同じように作っていてはダメだろうということで、シナリオと絡めて、錚々たる作曲家の皆さまに曲作りをお願いしました。
やっぱり、個性豊かなキャラクターを作るには、複数の作曲家さんにお願いするべきかな、と思いまして。
橋本さん個人ともけっこう早い段階から話をしていたので、今回、とても豪華な作曲家のみなさまに参加していただくことができました。
あえて『2』にしたわけは?
――今回、あえて新作としてリリースしようと思った理由は何でしょうか。アップデートなどで対応することも考えられますが。
高橋:以前、『テラバトル』の坂口さん(※)と対談をする機会をいただいたんですが、スマートフォンのゲームでも、シリーズ化があってもいいんじゃないか、というお言葉を頂戴しまして。
3年前くらいのことですが、「確かにそうだな」と。で、どうせ新しくするなら、リニューアルではなく新作にしてしまおうと考えました。
バージョンアップやデータ更新で対応するのも、限界があるんですよね。
ゲームがレベル1から始まるのって、ワクワクするじゃないですか。またゼロから始まるのに(笑)。
ゲームって、始めたときがひとつの最高潮だと思うんですよ。それがやりたかった。
※坂口さん(坂口博信氏):『テラバトル』の開発・運営を手掛けるミストウォーカーの代表取締役社長
マンガの編集者になっていた可能性も!?
――ゲーム業界に入っていなかったら、何をしていたと思いますか?
高橋:ゲーム業界でなかったら、マンガの編集者……になってみかたかったかなぁ。
絵は無理なので、編集ですね。集英社に入って、マンガの編集者になりたかったです。
――高橋さんははじめから、ゲーム業界を目指していたんですか?
高橋:学生時代はマンガにも興味があったので、集英社さんに新卒応募したこともありますね。
でも、面接の前の日に酔っ払って、寝坊して受けられなかったんですけど(笑)。
あの日飲まなかったら、集英社さんに入れてもらえたかなぁ。
――ひょっとしたら、ブレフロに会えなかった可能性もありますね。
高橋:もしかすると、大ヒットマンガの担当編集になっていた可能性もありますよ?(笑)
でも、今では集英社の皆さまのご協力で、ブレフロのマンガも製作することができています。
集英社の方々と飲みに行くと、何時間でもジャンプ(週刊少年ジャンプ)の話できます(笑)。
週刊少年ジャンプを読むのは、人生で今まで1回も欠かしたことがないです。目が見えなくなるまで続けます(笑)。
ブレフェスは夏!
――2月22日にリリースですが、その付近で「ブレフェス」などのイベントは予定されていますか?
高橋:その付近ではないですね。ブレフェスは夏です。夏はブレイブフロンティア全体の周年なので、イベントはほぼ夏に予定しています。
その情報も、公式サイトなどで随時お届けしていくと思います。
高橋Pから読者のみなさんにメッセージ!
――ユーザーにメッセージをお願いします!
高橋:ブレフロの記事を読んで、今までプレイしてこなかった人たちも、2ということを気にせず手にとっていただければと思います。
1をプレイしていた人たちも、確実に楽しませることができると思いますので、結局はぜひやってください、という……(笑)。
――本日はありがとうございました。
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