Xperia、Galaxy、AQUOSにハイエンドなフラッグシップ機が登場
今回発表された新機種は、Android端末は「Galaxy S7 edge SC-02H」「Xperia X Performance SO-04H」「AQUOS ZETA SH-04H」「arrows SV F-03H」「Disney Mobile on docomo DM-02H」の5機種。
タブレットは「arrows Tab F-04H」、モバイルWi-Fiルーターでは「Wi-Fi STATION HW-01H」が登場した。
このうち「Galaxy S7 edge SC-02H」「Xperia X Performance SO-04H」「AQUOS ZETA SH-04H」の3機種は、SoCにクアルコムの新型である「Snapdragon 820」を搭載したハイエンドモデルだ。
まずは、それぞれのモデルにおけるフラッグシップ機である上記3機種を紹介する。
Galaxy S7 edge SC-02H
Galaxyモデルのフラッグシップ機である「Galaxy S7 edge」は、Quad HD(1,440×2,560ドット)の高解像度ながら、5.5インチのスリムな形状を持つ。
約110分でフル充電が可能な上、「省電力モード」「ウルトラ省電力モード」「緊急時長持ちモード」の3つの省電力設定を持ち、充電不足にも対応。
さらにスマートフォンとしては世界で初めて、一眼レフカメラ技術を搭載している。
スマホゲーム向け機能
スマホゲーマーにとって見逃せない機能が、「Game Launcher」と「Game Tools」だ。
Game Launcherは、インストールしたスマホゲームをまとめて確認できる以外に、端末の解像度やfpsを落とすことで、ゲームのパフォーマンスを上げることが可能。
また、Game Launcherには動画検索機能が備わっており、Galaxy S7 edge内にインストールされているスマホゲームを自動認識し、Youtubeの関連動画を自動検索できる。
これを使うことで、自分がプレイしているスマホゲームの攻略動画などを、簡単に見つけることができる。
一方、Game Toolsは、ゲーム中に行える独自のオプション機能。ここでは、「ゲーム中の通知の制限」「履歴キー、戻るキーのロック」「ゲーム画面の最小化」「画面キャプチャ」「ゲーム画面の録画」を行うことができる。
スマホゲーマーなら、「Galaxy S7 edge」への買い替えを一考してもいいかもしれない。
- ディスプレイ:約5.5インチ
- ディスプレイ解像度:Quad HD(1,440×2,560ドット)
- サイズ(高さ×幅×厚さ):約151×約73×約7.7mm
- 重量:約158g
- バッテリー容量:3,600mAh
- OS:Android 6.0
- CPU:MSM8996(2.2GHz+1.6GHz)4コア
- 内蔵メモリ:ROM:32GB/RAM:4GB
- 外部メモリ:microSDXC(最大200GB)
- 最大通信速度:受信375Mbps/送信50Mbps
- 発売日:5月19日
ちなみにドコモでは、期間中に「Galaxy S7 edge」を予約購入した人を対象に、「Gear VR」がもらえるキャンペーンを開催中。
VRゲームに興味がある人は、ぜひ応募してみよう。
Galaxy S7 edge予約購入キャンペーン
「Galaxy S7 edge」を期間中に予約購入し、申し込みサイトからの手続きが完了すれば、Gear VRかdポイントを7,000ポイントもらえる!
予約期間 : 2016年5月11日(水)~2016年5月18日(水)まで
※ドコモオンラインショップで予約の場合は、2016年5月16日(月)までに予約された方が対象。
購入期間 : 2016年5月19日(木)~2016年6月30日(木)まで
※ドコモオンラインショップで購入の場合は、2016年5月17日(火)の事前購入手続き分から対象。
応募期間 : 2016年5月19日(木)~2016年7月18日(月)まで
適用条件 : 上記期間内に予約購入し、申し込みサイトからの手続きが完了していること
AQUOS ZETA SH-04H
シャープのフラッグシップ機である「AQUOS ZETA SH-04H」は、従来の角ばったデザインから、丸みをおびた持ちやすい形状に変化。
120Hz駆動の「ハイスピードIGZO」と30fps動画を最大120fpsまで補正する「フレームプラス」を搭載し、流れるようになめらかな映像を実現した。
カメラには超高性能F1.9レンズを使用し、高画質な撮影を可能に。また、撮影までの起動が約0.4秒、ピントが合うまで約0,02秒と、高速化にも対応している。
- ディスプレイ:約5.3インチ
- ディスプレイ解像度:フルHD(1,080×1,920ドット)
- サイズ(高さ×幅×厚さ):約149×約73×約7.6mm
- 重量:約155g
- バッテリー容量:3,000mAh
- OS:Android 6.0
- CPU:MSM8996(2.2GHz+1.6GHz)4コア
- 内蔵メモリ:ROM:32GB/RAM:3GB
- 外部メモリ:microSDXC(最大200GB)
- 最大通信速度:受信337.5Mbps/送信50Mbps
- 発売日:6月上旬
Xperia X Performance SO-04H
ソニーの「Xperia X Performance SO-04H」は、SoCに「Snapdragon 820」を搭載。内蔵メモリは3Gで、解像度は1,080×1,920ドットのフルHDだ。
フロントカメラの画素数は、約1,320万画素と今までで最大。ハイレゾ、デジタルノイズキャンセリングで、臨場感あふれる音を楽しめる。
- ディスプレイ:約5.0インチ
- ディスプレイ解像度:フルHD(1080×1920ドット)
- サイズ(高さ×幅×厚さ):約144×約71×約8.6mm
- 重量:約165g
- バッテリー容量:2,570mAh
- OS:Android 6.0
- CPU:MSM8996(2.2GHz+1.6GHz)4コア
- 内蔵メモリ:ROM:32GB/RAM:3GB
- 外部メモリ:microSDXC(最大200GB)
- 最大通信速度:受信375Mbps/送信50Mbps
- 発売日:6月中旬
ミドルエンドだが特長のある2機種とタブレットを紹介
ここでは、フラッグシップ機種以外のミドルエンドの端末2機種とタブレット、さらにモバイルWi-Fiルーターの仕様を解説。
リーズナブルながら、光る特長を持った機種がそろっているので、初めてスマホを購入する人にもおすすめだ。
arrows SV F-03H
富士通のarrowsシリーズで、耐久性とデザインにこだわったモデル。SoCに「Snapdragon 410」を採用し、スペックを落とすことで価格を抑えている。
鉱石を思わせるラグジュアリーなボディに、バイクのブレーキなどにも採用される「ハードアルマイト処理」を行い、高い耐久性を実現。また防水や防塵にも対応している。
- ディスプレイ:約5.0インチ
- ディスプレイ解像度:HD(720×1280ドット)
- サイズ(高さ×幅×厚さ):約144×約72×約7.8mm(予定)
- 重量:約140g台(予定)
- バッテリー容量:2,580mAh
- OS:Android 6.0
- CPU:MSM8916(1.2GHz)4コア
- 内蔵メモリ:ROM:16GB/RAM:2GB
- 外部メモリ:microSDXC(最大200GB)
- 最大通信速度:受信150Mbps/送信50Mbps
- 発売日:6月下旬
Disney Mobile on docomo DM-02H
ディズニーランドのエレクトリカルパレードをテーマに、色彩やデザインをディズニー一色に統一したモデル。
背面にはミッキー&ミニーのイラストを、フロント下部にミッキーのアイコンを設置。また、閉じたまま電話応答のできる、ディズニーオリジナルカバーも同梱している。
本機にはディズニーオリジナルスタンプやフレームが、プリインされており、ディズニー好きにはたまらないアイテムとなっている。
- ディスプレイ:約5.2インチ
- ディスプレイ解像度:フルHD(1,080×1,920ドット)
- サイズ(高さ×幅×厚さ):約148×約73×約7.9mm(予定)
- 重量:約130g台(予定)
- バッテリー容量:2,900mAh
- OS:Android 6.0
- CPU:MSM8937(1.4GHz+1.1GHz)8コア
- 内蔵メモリ:ROM:16GB/RAM:2GB
- 外部メモリ:microSDXC(最大200GB)
- 最大通信速度:受信150Mbps/送信50Mbps
- 発売日:7月上旬
arrows Tab F-04H
すべり止めの「grip edge」を側面に装着し、立てかけてもすべりにくいのが特徴のAndroidタブレット。
虹彩認証「Iris Passport」を世界で初めてタブレットに搭載。両手がふさがっていても、画面を見るだけで簡単にロック解除が可能になった。
- ディスプレイ:約10.5インチ
- ディスプレイ解像度:WQXGA(2,560×1,600ドット)
- サイズ(高さ×幅×厚さ):約266×約175×約6.8mm(予定)
- 重量:約430g台(予定)
- バッテリー容量:6,000mAh
- OS:Android 6.0
- CPU:MSM8992(1.82GHz+1.44GHz)6コア
- 内蔵メモリ:ROM:32GB/RAM:3GB
- 外部メモリ:microSDXC(最大200GB)(予定)
- 最大通信速度:受信262.5Mbps/送信50Mbps
- 発売日:7月下旬
Wi-Fi STATION HW-01H
NTTドコモが6月下旬から提供する3.5GHz帯に対応しているモバイルWi-Fiルーター。
購入してすぐに使用でき、4,750mAhの大容量バッテリーを搭載。長時間の移動にも利用できる。
- サイズ(高さ×幅×厚さ):約64×約100×約22mm
- 重量:約173g
- バッテリー容量:4,750mAh
- 通信方式【LTE(最大)】:受信370Mbps/送信50Mbps
- 通信方式【FOMA(最大)】:受信14Mbps/送信5.7Mbps
- 通信方式【無線LAN】:IEEE802. 11a/b/g/n/ac(2.4/5GHz)
- 発売日:6月下旬
スマートフォンを快適にする4つの新たな技術
今回の発表会では、新機種以外に、新たに行われる4つの技術も発表された。その内容は以下のとおり。
VoLTE(HD+)
超広帯域対応の次世代通話用コーデック「EVS」を活用し、今まで以上の超高音質な通話を実現。
対応機種
- Galaxy S7 edge SC-02H
- Xperia X Performance SO-04H
- AQUOS ZETA SH-04H
スグ電
スマートフォンをタップせずに、直接耳に当てたり、画面を下に向けるだけで、応答、発信、切断などが行える。
対応機種
- Galaxy S7 edge SC-02H
- Xperia X Performance SO-04H
- AQUOS ZETA SH-04H
- arrows SV F-03H
おすすめ使い方ヒント
ユーザーのニーズに合わせて、ヒント機能が画面上にポップアップする。
対応機種
- Galaxy S7 edge SC-02H
- Xperia X Performance SO-04H
- AQUOS ZETA SH-04H
- arrows SV F-03H
- Disney Mobile on docomo DM-02H
- arrows Tab F-04H
PREMIUM 4G
新たな周波数帯である3.5GHz帯が追加されたことにより、受信最大375Mbpsの高速データ通信が可能に。
対応機種
- Galaxy S7 edge SC-02H
- Xperia X Performance SO-04H
- Wi-Fi STATION HW-01H