シミュレーション要素が融合した新感覚ランアクション
『Rodeo Stampede』は、投げ縄とカウボーイハットで武装したロデオスターが、サバンナを暴走するライオンやトラ、クマといったさまざまな動物たちの群れに挑んでいくランアクションゲーム。
プレイヤーは、勢いよく走る動物の背にぶら下がり、振り落とされないようにしがみつきながら、それらを次々と乗りこなしていくことが目的となっている。
また、頭の上に「NEW」と表示されている動物の背に一定時間乗ることで、その動物を手なずけることができる。
暴走が収まった動物たちは、空飛ぶ動物園(通称スカイズー)において飼育できる。この動物園を訪れる観光集団に楽しんでもらいながら、経営の安定と拡大を図っていこう。
飛び移るタイミングがハイスコアを伸ばすコツ
サバンナを走る動物たちは、頭の上に「NEW」という表示がない限り、長い間ぶら下がっているといずれ振り落とされてしまう。
赤い「!」のマークが見えたら、すばやく別の動物に飛び移ろう。
ただし、他の動物に飛び移る際に表示される黄色いサークルは、乗り換える回数が増えるほど投げ輪の届く距離が短くなってしまう。
また、道も広くなったり狭くなったりするほか、川を渡ってスピードが落ちてしまうこともある。そのため、その状況に適した動物に乗り換えれるかどうかという、プレイヤー自身の判断力も試されるのだ。
生息地のレベルを上げて性能をアップ
仲間にした動物たちは、スカイズー内にあるそれぞれの生息地にて生活するようになる。
この生息地は、一定のゴールドを支払うことでレベルアップさせることができる。レベルが上がると、その動物に乗った際に特殊な能力が発動したり、入場料を追加でもらえたりといったさまざまなオプションが付与されていく。
序盤に乗ることができる動物たちの特徴と追加効果は以下のとおり。
ウシ
シマウマ
ダチョウ
ゾウ
特定のミッションをこなして動物園を拡張しよう
サバンナを爆走したり、各動物たちの生息地レベルを上げたりしていると、特定のミッションがクリアとなり、スカイズーが拡張される。さらに探索できる場所も増えていく。
探索場所が増えると新たな動物たちと出会えるため、生息地を建造してあげれば観光集団からの収入もより多くなる。
マップを見れば次にやるべきことが表示されているという点は、本作のようにストーリーがないカジュアルゲームを初めてプレイする方にもわかりやすいはずだ。
自分のプレイングが成長したことを日々感じられる
本作の第一印象は、「よくあるランアクションゲームか……」といった感じで、正直なところでいえば「量産されたカジュアルゲーム」程度にしか思っていなかった。
しかし実際にプレイしてみると、メインとなるのはサバンナを暴走する動物たちを仲間にしていくことなので、基本的には自分の記録を更新していくことが目的となる。
……のだが、いちばんの目標は動物園を最大まで拡張することになっている。
そのため、シミュレーション要素を含んだまったく新しいランアクションゲームで遊んでいるような感じで、筆者自身も新鮮な気持ちで楽しむことができた。
- 使用した端末機種:iPhone SE
- OSのバージョン:iOS 9.3
- プレイ時間:約5時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
(C) Featherweight Games 2016