任天堂のDNAをすべて受け継いだ『ニンテンドースイッチ』は3月3日発売!
「Nintendo Switch プレゼンテーション 2017」は、任天堂の次世代ゲーム機『Nintendo Switch』(以下、ニンテンドースイッチ)のビジネスプレス向けの発表会。
今回は、この発表会で公開された、ゲームの性能や遊び方などを詳しく紹介していこう。
発売日や価格は以下のとおり。
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発売日:2017年3月3日
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価格:29,980円(税別)
なお、ニンテンドースイッチの予約は、1月21日から開始されるとのことなので、発売日に確実に購入したいという人は、できるだけ早めに予約しておこう。
プレイ環境は3種類から自由に選択可能
ニンテンドースイッチでは、付属のアクセサリやデバイスなどは購入せずに、ゲーム機のみで3種類の遊び方ができる。
- TVモード:テレビ画面に本体をつないで、家庭用ゲーム機としてのプレイ
- テーブルモード:テレビの代わりに、本体の液晶を使ってどこでもプレイ
- 携帯モード:コントローラーを液晶の左右にセットして、携帯ゲーム機としてのプレイ
家でひとりで遊びたいとき、友だちとワイワイ遊びたいとき、外で遊びたいときのすべてに対応しているので、自分のプレイスタイルに合わせて自由にゲームができるようになっている。
これまでに発売された、歴代の任天堂ゲーム機(ファミリーコンピューターからWii Uまで)のすべての特徴を受け継いでいるということで、まさに任天堂の集大成ともいえるゲーム機になっているようだ。
ボイスチャットもできる進化したオンラインサービスに注目
ニンテンドースイッチでは、専用のスマートデバイスアプリ(※)を使うことによって、より進化したオンラインサービスを受けられるとのこと。
詳細はまだ不明だが、ボイスチャットも簡単にできるようになるようなので、オンライン対戦や協力プレイでは、これまでにない盛り上がりが期待できるかもしれない。
※オンラインサービスは、2017年の秋までは無料で、それ以降は有料になる予定。
新世代コントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」
ニンテンドースイッチのコントローラー「ジョイコン」は、専用のグリップから外すことによって、通常の使い方とは少し離れた、ユニークな使い方ができるようだ。
このように面白い変形ができるジョイコンの使い方には、次の3タイプがある。
その1:グリップにつければいつものコントローラーに
まずは、両手持ちでゲームをプレイするときの基本スタイル。見た目は、頭の中でイメージするゲームのコントローラーとほぼ同じだろう。
その2:1つのジョイコンを2人でシェアして対戦
2つに分かれたコントローラーは、モーションセンサーによって、体の動きなどを感知してくれるため、WiiUなどで人気の、実際に体を動かしながら遊ぶタイプのゲームも遊ぶことができる。
進化したHD振動機能によって体感できる世界がパワーアップ
ジョイコンには、通常の振動機能がさらにグレードアップした「HD振動機能」が備わっている。
ものすごく細やかな振動を再現できるため、グラスに氷を入れるときの感触や、水を注ぐときの感触を味わうことができるようだ。
その3:液晶にセットして携帯ゲーム機として操作
最後に、携帯ゲーム機としての使い方だ。本体から取り出せる液晶画面の左右にジョイコンを接続することによって、横持ちの携帯ゲームのように遊ぶことができる。
ゲーム機本体とコントローラー、どちらもさまざまな形態にスイッチしながら遊べるのが、ニンテンドースイッチの最大の特徴であり、魅力になっている。
新作ゲームの情報も続々と公開に!
今回の発表会では、ユーザーが期待しているであろう、遊べるゲームタイトルも多く公開されていた。
最初に公開されたのが、カジュアルに誰でも遊べる『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』と、ボクシングのようなバトルアクション『ARMS(アームズ)』だ。
1-2-Switch(2017年3月3日発売)
『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』は、本体から液晶を取り出して遊ぶ、テーブルモードでプレイするゲーム。
2人で向かい合ってジョイコンを持ち、ゲーム画面ではなくお互いの動きを見ながら遊ぶタイプのゲームのようだ。
ゲームの詳細な内容はわからなかったが、本気の対戦ゲームというよりは、体を使って楽しめるパーティーゲームになりそうだ。
ARMS(2017年春発売)
『ARMS(アームズ)』は、2つに分けたジョイコンを使って遊ぶ、体感型のアクションゲームだ。
プレイヤーは、LとRのジョイコンをボクシングのファイティングポーズのようににぎって、実際にパンチを繰り出しながらキャラクターを操作する。
ひとりでCPU対戦や、ジョイコンをシェアしての2人対戦、ニンテンドースイッチを持ち寄っての対戦も可能で、もちろんネットにつないでオンライン対戦もできる。
Splatoon 2(2017年夏発売)
WiiUで大きな人気を博した『Splatoon(スプラトゥーン)』の続編がニンテンドースイッチで新登場。『Splatoon 2』では新しい武器に加えて、スペシャルウェポンも完全一新し、ステージも新しくなるという。
野上氏によると『Splatoon 2』は2017年夏の発売予定で、今作でも前作と同様、継続的なアップデートやイベント配信を行っていくようだ。
SUPER MARIO ODYSSEY(2017年冬発売)
もちろん、マリオシリーズの最新作もニンテンドースイッチで新登場。
ニンテンドースイッチ全体のプロデュースと同時に、『SUPER MARIO ODYSSEY』のプロデューサーも兼任している小泉歓晃氏によると本作は「見知らぬ国を旅しているような気持になる」という。
『SUPER MARIO ODYSSEY』は、2017年冬、クリスマスから年末年始ごろの発売を予定している。
そのほか、『ゼノブレイド 2』と『ファイアーエムブレム無双』のトレーラー映像も公開された。
とくに『ファイアーエムブレム無双』は任天堂の人気タイトルが、無双になるということでどのようなゲームになるのか続報が待ち遠しい!
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の発売日は3月3日に決定!!
今回のプレゼンテーションの最後には、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の最新トレーラーも発表され、その発売日は3月3日とニンテンドースイッチのローンチと同時になることが明かされた。
50社80タイトルが開発中!
また、任天堂以外にも、50社がニンテンドースイッチでのタイトル開発に参加を表明しており、80以上のタイトルの開発が進められているという。
今回のプレゼンテーションでは、そのなかから以下のタイトルの開発が新たに発表された。
スクウェア・エニックス
- 『ドラゴンクエストXオンライン』
- 『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』
- 『ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch』
- 『project OCTOPATH TRAVELER(プロジェクトオクトパストラベラー)』
アトラス
- 『真・女神転生』シリーズ最新作
ベセスダゲームスタジオ
- 『The Elder Scrolls V:Skyrim』
エレクトロニック・アーツ
- EA SPORTS FIFA
なお、今回発表になったタイトル以外にも現在、以下のタイトルがニンテンドースイッチで発売されることが発表されている。
- マリオカート8 デラックス
- いっしょにチョキッとスニッパーズ
- ウルトラストリートファイターII ザ・ファイナルチャレンジャーズ
- SUPER BOMBERMAN R
- 信長の野望・創造 with パワーアップキット
- 三国志13 with パワーアップキット
- いけにえと雪のセツナ
- ぷよぷよ テトリスS
- 魔界戦記ディスガイア5
- ドラゴンボール ゼノバース2
- みんなでワイワイ!スペランカー
今回、その全貌が明らかになったニンテンドースイッチ。この、新しいハードによって、どのような遊びが生まれ、どのような体験ができるのか発売の時が、待ち遠しい。
Nintendo Switch プレゼンテーション 2017 動画
https://youtu.be/1ti9rFafwTw?t=33m48s