26人のプリンスたちが間もなくお目見え! 『カクテル王子』の発表会が開催
『カクテル王子』(以下、カクプリ)は、都会の喧騒の中にたたずむ一軒のバーを舞台にしたタイトル。主人公(プレイヤー)はそのバーのマスターとなり、カクテルを擬人化したイケメンバーテンダーたちとともに、店を切り盛りしていくことになる。
発表会では、ギークスの代表取締役社長を務める曽根原稔人氏が登壇。ゲームの配信にあたって、数多くのタイトルを配信するgumiを協業パートナーとすることを発表した。
gumiが女性向けゲームの配信を手掛けるのは、意外にもこれが初めてとのこと。
gumiの代表取締役副社長である川本寛之氏は、「今回のパートナーシップに選ばれたのは非常に光栄であり、新たな層のゲームファンの方に向けて本作を届けられることに感謝しています」とあいさつした。
さらにプロジェクトの今後の展開について、『カクプリ』のプロジェクトマネージャーから説明が行われた。
『カクプリ』のストーリーは、すべてスマホゲーム版が原作と位置づけられている。『月刊シルフ』での連載は全5話(完結済)で、メインストーリーの前日譚だ。
そして今後のグッズ展開として、100mm缶バッジ(一二三書房、7月末)、プリンセスカフェコラボ(ミニアニ、実施中)、激推し!缶バッジ(ホビーストック)、ファミマプリント(8月10日より販売予定)が発表された。
さらに! 実際のバーとのコラボも決定。また「AGF2017(アニメイトガールズフェスティバル2017)」への出展も発表された。どちらも、詳細は後日あらためて発表される予定だ。
この後は、ゲームシステムなどの紹介。発表会の後に実際にプレイする機会をいただいたのだが、非常にわかりやすいUIとスムーズな動作で、ストレスなく楽しめたことをお伝えしておこう。
ちなみにバーでの接客パートは、なかなか難しくもあり、楽しくもあるミニゲームになっていた。
『カクプリ』のゲームシステムは、大きく分けて「ストーリーパート」「ハコニワパート」「接客ゲームパート」の3つで構成されている。
ストーリーパートでは、メインストーリーのほかに「店員別ストーリー」と「イベントストーリー」が用意されている。
店員別ストーリーは、バーの店内でハートマークのついたキャラクターをタップしたり、プレゼントをあげたりして親密度を挙げることで、アンロックされる。またイベントストーリーは、サービス開始後に順次追加されていく予定だ。
ハコニワパートでは、「BARデッキ」に組み込んだお気に入りのキャラクターのさまざまな仕草を眺めて楽しめる。
また店内では、時おりゴミ箱のマークが表示され、これをタップして掃除することで売上を獲得できる。さらに、多種多様な家具を配置したり、店員をつまみ上げて、いる場所を変更したりすることも可能だ。
さらに、ほかのユーザーの店を訪問してその様子を眺めたり、注文を行ったりすることも。注文を行うと、相手の売上がアップすると同時に、自分のスタミナ(接客ゲームのプレイに必要)も回復するという、双方にメリットがある仕掛けだ。
ハコニワパートの画面左側にある「接客」ボタンをタップすると、接客ゲームを通じて、より多くの売上を得ることができる。
もう1つ、「特別客」の接客という要素もある。こちらもミニゲームとなっているのだが、客の注文に応じて伏せられたカクテルをタップして開けていく、記憶ゲームのような内容だ。こちらもなかなか、一筋縄ではいかないだろう。
気になるリリース時期は、もう間もなく。「本当にもう少しだけお待ちください」とのことなので、『カクプリ』に注目する人は続報を楽しみにしておこう。
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