コマンドを駆使して恋人の待つ星へ……
インディーズレーベル「SESAME GAMES」が『PULSARS』は、信号を発信する基地(パルサー)に、コマンドを設置して、宇宙船をゴールとなる星まで誘導する、パズル要素を含むゲーム。
宇宙船は自動的に前方に進んでいくのだが、パルサーが発信する信号を受け取ると、それに従って動き方が変化する。
パルサーに設置したコマンドは、届く範囲を任意に調整することが可能で、コマンドの種類と範囲の2つの要素が組み合わさり、宇宙船の進行ルートは自由度が高くなっている。
そのおかげで、ゴールまでどのように誘導するかを悩ませるゲーム性が生まれているのだ。
コマンドの種類は、直線とカーブの2つに大別される。
直線コマンドは、その方向にまっすぐ進み、カーブコマンドは進みながら進行方向が曲がっていくので、この違いを把握してコマンドを組み合わせていくのが実に面白い。
ゴールにたどり着く前に、上下左右の画面端にぶつかってしまうとゲームオーバー。再度、コマンドをセットして正解ルートを見つけていくという流れだ。
今回、試遊したバージョンでは、ゲームオーバー時のコマンドが保存されず、再プレイ時には0からコマンドの種類と範囲をセットしなければならなかったが、開発者の後藤誠氏によると、失敗時のコマンドを記憶して、再プレイ時に微調整しやすくするよう改修をする予定だという。
進行ルートのひらめきと、試行錯誤の繰り返しがゴールへのアプローチとなり、宇宙船がゴールできるか見守っているときのハラハラ感も結構クセになる。
また、登場する宇宙船は、星の爆発に巻き込まれるところを回避し、恋人の待つ星へ帰還することを目指しているというバックボーンも、宇宙船を何とか星へ誘導したいという意欲を駆り立てる。
モバイルとMac向けに開発されているので、リリースされたらぜひプレイしてみてほしい。
『PULSARS』ティザームービー
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