PARANORMAL ACTIVITY
恐怖映画の中でも、「最恐」の呼び声高い「PARANORMAL ACTIVITY」。そのVR 版が日本にも初上陸。
HTC VIVEのヘッドマウントディスプレイと、AMDのグラフィックカードという最強タッグが組まれたゲームとなっている。
ゲームを体験する前に、6畳ほどの体験スペースに、イス1つとゴーグルのみが置かれているブースに驚かされた。VRに余計なものはいらないようだ
ゴーグルとヘッドホンを装着すると、手で握るタイプのコントローラを持たされる。おおまかな前進、後退はこれによって行われる
ゲームが始まると、古びた洋風の家の中を進んでいく。右側が体験者の様子、左側が体験者が見ている映像だ。ニコ超の会場とは思えない静けさが特徴的で、突然窓が割れたり、不気味な声が聞こえたりするので本当に驚かされる
途中で子供用のテントがあり、実際にしゃがんで進むことも。自分の身体が動くと視点などがそのままゲーム内に反映される。部屋のすみにあるセンサーで体験者の動きを感知しているとのことだ
座って何かするブースが多い中、実際に自分で動いてなにかする点が印象的であった。まさに、「体験できるゲーム」となっている。
ホラー実体験室 脱出病棟Ω
「ホラー実体験室 脱出病棟Ω」はVR技術を利用したお化け屋敷。2人~4人が同時にプレイしていく。女性の悲鳴が一際聞こえたのがこのブースだ。
VRアトラクションズでいちばん人が多かったのもこのブース。10:00の開始時点ですでにこの人だかりだ
複数の友だち同士でのプレイという制約があったため、残念ながら筆者は実際には体験できなかったが、窓のようなモニター越しのVR映像なしでもこの迫力
ブース自体は非常に小さいのだが、おそろしさにスペースは関係ないようだ。省スペースという点でもVR技術は先を行くものかもしれない。
乖離性ミリオンアーサーVR
「乖離性ミリオンアーサー VR」はスクエア・エニックスの同名スマホゲームをVR仕様にされたもの。
かわいいキャラクターが魅力だった作品が、そのままにVRで表現されている。
ヘッドホンとゴーグル、コントローラーを装着してプレイを行う。攻撃やメニューの選択はコントローラーを空中に振ることで行う
体験者の視点でないとわかりにくいが、キャラクターが非常に近いというのが筆者の印象。勝利時などはハイタッチしてくれるので照れくさくもうれしい
もともとグラフィックの美しいゲームではあったが、より身近に、精細にそれを感じられるようになっている。
VR時代のスタンダートを感じさせる作品。将来はこういったゲームがたくさん作られそうである。
ニコニコ超会議2016 開催概要
- 開催日:2016年4月29日(金・祝) 10:00 ~ 18:00
- 会場:幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1) 国際展示場1~11ホール、イベントホール
- 主催:ニコニコ超会議 実行委員会
- 超特別協賛:NTT
- 特別協賛:SUZUKI 大和証券
- 協賛:日本航空株式会社
- イカス号協賛:任天堂株式会社
- 後援:総務省 農林水産省 防衛省 文化庁 千葉県 千葉市 WORLD COSPLAY SUMMIT
- 入場券:【前売券】1,500円 【当日券】2,000円 【2日間通し券】2,500円(前売販売のみ)