メンバー2人のアンダー彼氏になるまでの甘酸っぱい激闘10日間
乃木坂46は、AKB48と同じく、秋元康プロデュースによるアイドルユニット。
本作は、そんな乃木坂46のメンバーたちとの恋愛が楽しめる、夢のようなスマホゲームだ。
ちなみに筆者はこの仕事を受けたとき、乃木坂46についてはセンターを務めることが多い生駒里奈しかわからないレベルであった。
こんな自分で大丈夫なのかと思いながら、とにかく仕事ならやらなければならない。
そんな今回のルールがこちら。
- 10日以内にメンバー2人の「アンダー彼氏」になる
- 無課金で攻略
まずアンダー彼氏という単語の意味が気になるが、どうやら彼氏の一歩手前的な意味らしい。
乃木坂46でも、表ステージで主に出演する「選抜メンバー」と、その一歩手前の「アンダーメンバー」に分かれているため、それにかかっている言葉なのだろう。
今後のアップデートで「彼氏」になるイベントが用意されるらしいが、現状(2016年5月16日時点)ではアンダー彼氏が最上位となっている。とにかくそれを目指すのが、今回の目標だ。
さらに、厳しい条件を提示してくることで有名な編集担当から、「攻略といっしょに乃木坂46の魅力を伝えろ」という、無課金攻略より難しいお題も提示されてしまった。
果たしてうまく伝えられるだろうか……。
とりあえず、乃木恋をスタート!
まずは、メンバーの中から「推しメン」を決めるところから始まる。だがしかし、そこにいきなり最大の難関が存在していた。
乃木坂46のメンバー数をご存知だろうか。筆者がプレイしている2016年5月現在のメンバー数は37人。その中から最初に推しメンを選ぶことになるのだ。
筆者からすれば「初対面の女子から彼女を選べ」という、とんでもない状況になっているのである。あ、でもそういうシチュエーションは嫌いではないかもしれない。
一応簡単な紹介は書かれているものの、あまりに情報が少なすぎるので、筆者なりに乃木坂46を調べていくことにした。
結果、1時間ほどチュートリアルすら始められず悩んで選んだのが、「ななせまる」の愛称でおなじみの「西野七瀬」さんだ。
目を惹くタイプのちょっとクセのある顔立ちの美人であることと、大阪出身(筆者の好みで関西弁を期待)ということで、思いっきり自分の好みで1人目を決定。
ちなみに推しメンは1日1回変更できるので、そこまで悩まなくてもよかったことには後から気がついた。
ゲームシステムは、スマホゲームの王道ともいえる、クエストを進めていくいくスタミナ消費型のカードゲーム。
プレイヤーは、乃木坂46のメンバー全員が所属する「乃木坂学園芸能科」唯一の男子クラスメイトとなり、彼女たちのマネージャーをするというストーリーだ。
クエストを進めると、アイドルとして努力を続ける彼女たちの、いろいろな一面を垣間見ることができる。
また、クエスト進行中にときどき発生する「ときめきチャンス」では、メンバーと仲よくなれる親密度アイテムをもらえるイベントが発生。
それを使って親密度を上げると恋愛ストーリーが発生し、プレイヤーとメンバーとの関係が進展していく。
メンバーとの関係性は、「顔見知り」→「友だち」→「気になる異性」→「アンダー彼氏」というように進む。今回は、2人のメンバーにアンダー彼氏と認めてもらうのが目標だ。
本作では、クエスト以外に、「ライブバトル」と呼ばれるプレイヤー同士のカードバトルもプレイできる。
ライブバトルでは、メンバーのカードで「福神」(いわゆる中心メンバー)を結成し、相手の福神デッキとステータスとスキルの総合力で対決する。
また、レアリティの高いカードには「オリジナルストーリー」と「オリジナルボイス」もあるので、それを目当てでお気に入りの子のカードを集めるといった楽しみ方もできる。
だいたい基本的な知識を得たところで、本格的に乃木恋開始。
1~6日目
今回の目標である、アンダー彼氏到達には、とにかく親密度アイテムを集めなければならない。そのため、スタミナ管理とコマめなプレイが重要になってくる。
ただ、最初はどれぐらいの頻度で親密度アイテムが出現するかもわからないので、西野七瀬さんを推しメンにしつつ、まずは普通にクエストを進めることにした。
またクエストを進めていると、乃木坂メンバーがそれぞれ自己紹介や会話を行うため、乃木坂初心者でも、少しずつ彼女たちのことがわかるようになっていく。
できれば、37人全員のよさを伝えたいところだが、本記事は無課金攻略のほうがメイン。残念ではあるが、推しメンに絞って、その魅力を書いてみようと思う。
筆者が1人目の推しメンに選んだ西野七瀬さんこと、ななせまるは、一見するとクールビューティに思えるが、実はかなりの引っ込み思案で人見知りな性格とのこと。
推しメン専用の恋愛ストーリーパートでは、引っ込み思案で周囲にあまり溶け込めない彼女が、プレイヤーの応援を力に、積極的になろうと努力する様子をうかがい知ることができる。
かなり泣き虫で、ゲーム内でも、悔しかったり感動したり驚いたときなど、感情が揺れ動くたびによく泣いている印象だ。
そんなちょっと不安定なところが、ファンたちの保護欲をかきたてるのか、人気も上位に位置している。
不器用ながらも、何事にも全力でがんばってしまう性格の西野さんを、プレイヤー諸君はしっかりと支えてあげよう。
西野さんについて、ついつい熱く語ってしまったが、本来の目的である攻略の方も順調に進行中。
まずは、6日目にして、西野さんのアンダー彼氏になることに成功した。
ちなみにアンダー彼氏になると、メンバーに「告白する」シーンのムービーが、そして親密度を100まで上げると「告白される」シーンのムービーを見ることができる。
ムービーは両方とも、今までの苦労がすべて報われる素晴らしい出来なので、ぜひとも自分の力で拝見いただきたい。
西野さんを攻略したところで、次のアンダー彼氏達成のために、ひとまず攻略法を探ってみる。
まず、西野さん攻略時のプレイ内容は、スタミナとBP(バトルポイント)があるうちは、ひたすらクエストとライブバトルをプレイし続けるという形だった。
クエストで「ときめきチャンス」の発生を狙うのはもちろんだが、ライブバトルの勝利報酬でも、親密度アイテムがもらえるのだ。
また、ライブバトルに勝利すると「ライブバトルチケット」をもらえるのも、無課金プレイヤーにとって重要なポイントだ。
このライブバトルチケットで引けるガチャは、なんと最高レアリティである★7カードが当たる可能性があるのだ。
★7でなくても、★5以上が出現する確率も低くないため、これだけでデッキの強化はじゅうぶんに行える。
以上のことを考慮し、だいたい1日に10回前後のログインで、アンダー彼氏までかかる日数は5、6日といったところ。
残り4日なので、もっと時間を短くできる方法を模索することにした。
7~9日目
まずは、2人目の推しメン選びからスタート。
西野さんのクエストを進める中で、そこそこメンバーを把握してきたのもあり、どのメンバーにするか非常に悩んでしまう。
そして1時間近く悩み抜き、選んだ推しメンは「北野日奈子」さん。
クエストでのメインストーリーが面白かったのと、ハイテンションキャラではあるが、どこか素朴な感じがする笑顔が気になったのが、選んだ理由だ。
そんな北野日奈子こと、きいちゃんは、明るさがウリの天真爛漫キャラ。ゲーム内の会話シーンからもハキハキしている感じが伝わってくる。
また「がおー!」という謎の必殺ポーズをよく使う。若干スベっている気もするが、そういうところも魅力に感じてしまうから不思議だ。
ちなみに、実際の彼女もコスプレや明るいノリで場を盛り上げるタイプ。まだ選抜入りが少なく、これから人気が増してくる(であろう)彼女に、これから注目していただきたいところだ。
さて2人目となる今回は、残り日数も少なくなってきたので、スピード重視のプレイを心がける。
その方法は、「ときめきチャンス」の発生を重視して、ひたすらスタミナ消費の少ないクエスト第1章をプレイし続けるというもの。
第2章以降はクエストを進めるたびにスタミナを2消費するが、第1章だけはスタミナ1でクエストを進められるのだ。
またこの方法だと、道中でカードを大量に入手できるため、福神メンバーの強化がかなりはかどった。
そのためライブバトルでの勝率も上がり、報酬として親密度アイテムをゲットできる確率も高まるという、一石二鳥の結果に。そして……。
西野さんにかけた時間のわずか半分で、北野さんのアンダー彼氏となることができた。できるだけ早くアンダー彼氏を目指したい人には、同じ方法をおすすめする。
なお、このやり方だとクエストが先へ進まないため、本作の醍醐味である乃木坂メンバーのストーリーを開放できないという致命的な欠点があるので注意してほしい。
まとめ
今回は、乃木坂46初心者の筆者が本作をどれだけ楽しめるかという、自分なりの裏テーマを持って挑戦したが、好感が持てるメンバーばかりでかなり楽しめた。
まだまだ乃木坂46ファンの入口に入ったばかりの筆者だが、今では乃木坂46メンバーが出演するテレビを予約してしまうぐらいにはなってしまった。
特に北野さんこと、きいちゃんは、まだまだテレビ番組でお目にかかることが少ないので、逆に注目していきたいと思っている。
きいちゃんが、全力で「がおー!」を披露しているところが、全国で日常的に流れることを期待したいところだ。ちなみに少しぐらいスベっても、筆者はまったく気にしないから安心してほしい。
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