DeNAの新作バトルフィールドTCG『デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)』をOBTで先行プレイ【ゲームプレビュー】

8月5日から8月15日にまで、『デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)』のオープンβテスト(以下、OBT)を実施中(Androidのみ)。ここではテストに参加してみた、ファーストインプレッションをお届けする。

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戦場での攻防で勝敗が決まる新感覚バトルフィールドTCG

『デュエル エクス マキナ(DUELS X MACHINA)』は、縦画面に広がる2×3のバトルフィールドを舞台に、戦略的な前後左右へのカード配置で勝利を目指していくTCG。

プレイヤーは、自らに宿る「マナ」の力と、「カード」を自在に操る才を使って、混乱する異世界「デュナミス」を救うことに。

従来のカードゲームタイトルと異なる点として、本作のユニットはそれぞれ正面の敵、もしくはプレイヤーしか基本的にダメージを与えることができないことが挙げられる。

そのため、バトルフィールドのどこにカードを置いて、どのスキルと組み合わせるかなど、奥深い戦術と読み合いが楽しめる。

ゲーム中は「マキナ」と名乗る石板の案内人と行動していく。彼女と共にさまざまな勢力の領域を巡っていきながら、自分にあったデッキを見つけるための冒険へ旅立とう!

ガーディアンの持つ固有スキルが勝敗を左右する

決戦(デュエル)では、ユニットやスペルといった2種類のカードを使ってバトルを展開していき、最終的に相手のライフを0にしたほうが勝利となる。

操作はフィールドに出したいカードをタッチ、ドラッグでプレイしていくだけ。

各カードに備わっているスキルは、条件さえ満たしていれば自動的に発動してくれるため、プレイヤーは毎ターンたまっていくマナに応じて手札のユニットを場に出していくだけでいい。

有利な状態でバトルフィールドを制圧しており、マナに余裕があるターンなどでも、なるべくユニットを後衛に固めておく方が安定した攻めを継続できた

また、ゲーム中にはオリンポス、アスガルド、トリニティ、ルクソール、イズモといった5種類の勢力が存在しており、プレイヤーキャラクターにはそれぞれ固有のスキル「ガーディアンパワー」が備わっている。

必要なマナさえあれば自分のターン中はいつでも発動することができるのだが、フィールドにユニットがいないと効果が薄いため、基本的には切り札といっしょに活用していくことになりそうだ。

プレイヤーキャラクターとなる各勢力のガーディアンは、ストーリーをクリアしていくことで開放されていく。それぞれ固有スキルも違うので、プレイスタイルや作成しているデッキに応じてさまざまな組み合わせが考えられそうだ

ストーリー以外では対人戦がメイン

メインとなるストーリー以外にも、友人との対戦や模擬戦といった腕試しが楽しめる「カジュアルモード」や、他のプレイヤーとのランク戦や期間中に行われる大会など、対人戦をメインとした「コロシアム」も搭載されている。

カジュアルモード

ランダムで選ばれた相手との練習試合ができる「フリーマッチ」や、ルームを作成およびすでに存在するルームに参加して対戦する「ルームマッチ」が楽しめるモード。

一般的なスマホ向けTCG同様に、新しいデッキの性能を確かめる際や対人戦慣れしてないプレイヤーはフリーマッチ、近くの友人たちと対戦をしたい場合はルームマッチを活用していくことになりそうだ。

OBT当日だったため、マッチングするか不安だったものの、他のユーザーもいち早く自分のデッキを見つけている様子で、待ち時間もかなり少ない印象だった

コロシアム

ユーザー同士によるランク戦や、期間内に行われている大会など、上記のカジュアルモードと比べるとガチの対人戦を楽しむことが可能。

OBT期間中に開催されているイベントをクリアすると、「パワージェム」や「マナのかけら」といった報酬が獲得できるため、強力なカードが入ったデッキを作りたい方にはうってつけといえる。

コロシアムではすでにオリジナルデッキを使ったプレイヤーが多く、チュートリアルで作成されたデッキでは勝つことが難しい印象を受けた

ボードゲームをやっているかのような新感覚カードゲーム

TCG作品には珍しい縦画面のバトルフィールドで繰り広げられるバトルや、相手の動きを予想しながらカードをプレイしていく戦術の読み合いなど、奥深い頭脳戦を楽しめる本作。

本稿作成のために数時間プレイしたが、プレイヤーの数も多く、気になっていたマッチング問題についてもまったく気になることがなかった。

また、OBTに参加したプレイヤーには、正式リリース後にゲーム内アイテム「パワージェム」20個がプレゼントされるようだ。

「パワージェム」は、50個でカードを5枚召喚することができるので、まだプレイしていない方は8月15日までに参加しておこう!

使用した端末:Xperia Z3
OSのバージョン:Android 5.0.2
プレイ時間:約5時間
記事作成時のゲームのバージョン:1.0.4(OBT)
課金総額:0円

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