アクションストラテジーRPG『ブレイブリークロニクル』をCBTで先行プレイ!【ゲームプレビュー】

NHNハンゲームから今夏に配信予定の『ブレイブリークロニクル』。そのクローズドβテスト(CBT)に参加してみた。戦略性とアクション性を兼ね備えたバトルや、ファンタジックな世界観の魅力をお伝えしていく。

一瞬の判断がバトルを左右するアクションストラテジーRPG

『ブレイブリークロニクル』は、全キャラクターが最高レアリティーまで成長する育成要素や、街づくり、レイドボスなど、多くのスマホRPGで人気のコンテンツをばっちり搭載した大作だ。

その中でほかのタイトルにはない魅力として、ユニット(キャラクター)をステージ内で自由に移動できる戦略性の高いバトルだろう。

キャラクターを動かすことで敵の攻撃を避けることができるのだが、指示した場所にキャラクターがぞろぞろと動いていく様子は、まるでリアルタイムストラテジーを遊んでいるような感覚だ。

基本的に通常攻撃は自動で行われる。好きなタイミングでスキルを使い、パーティーを勝利へと導こう

王道ファンタジー風なストーリーも見ものとなっており、大賢者アステラによって命を取りとめた主人公・カリスと、その仲間たちの冒険が描かれる。

突如現れたバステトの圧倒的な力の前に、アステラは自分もろとも次元の狭間へと閉じ込めることが精いっぱい……

ナビゲーター的存在であるアステラの弟子リオをはじめとする仲間とともに、アステラを探し出す冒険が始まる

バトルでは敵の動きを見極めることが重要

バトルは基本的にオートでも楽しめるが、キャラクターを動かせたり、攻撃対象を選択したり、スキル発動タイミングなどをプレイヤーが決められるのが本作の特徴だ。

キャラクターを動かせることの最大のメリットは、敵の攻撃を避けることが可能な点。敵が大技を繰り出す際には、当たり判定の範囲が地面に赤く表示される。

その範囲外に味方キャラクターを動かせば、ノーダメージで切り抜けることができ、余裕を持って戦うことができる。

フィールド内の好きな場所をタップすると、味方キャラクターがその場所へ移動。敵が攻撃の体制に入ったら、すぐさま移動させよう

また、複数の敵が同時に出現する際に、厄介な敵の方へ移動して先に片づけるといった戦い方など、場面に合わせて活用することができる。

このおかげでバトルが単調にならず、飽きずに続けられそうな印象を受けた。

ちなみに、スキルのオート使用や2倍速機能も実装されており、素材集めなどでの周回はこれらの機能で手間を省くことができる。

スキル使用時には、カットイン演出がバトルを盛り上げる。設定で演出をオフにすることもできるので、気になる人はオフにしてバトルを快適にしよう

キャラクター育成と街づくりでしっかりやり込める

キャラクターの育成は、全キャラクターが最高レアリティーの星5まで育つタイプ。1つのタイトルをやり込むプレイヤーでも、長く育成を楽しめそうだ。

ガチャなどで手に入るキャラクターは、ほとんどが星1か2の状態で排出され、まれに星3が出てくるくらい。いずれにせよ、最終段階まで育てるためには、レベル上げや素材集めなどが必要だ

スキル強化や装備も重要な要素。装備は同名のものでもステータスに差が見られたため、最終的には厳選する必要があるかも?

バトルでのフォーメーションによって、攻撃力や防御力にボーナスが付与される。このフォーメーションも強化の対象だ

また、ゲームのホーム画面となる街では、さまざまな施設を建設して発展させることができる。

施設を建てると、ゲーム内通貨が時間経過でたまっていったり、バトル時に特定の職業のステータスが上昇したりといった効果が発動される。

単なる街づくりではなく、バトルにも影響してくるので、こちらも力を入れたい要素だ。

どの場所に何を建てるかは自由。タウンのレベルを上げると、施設を置ける場所が広がっていく

各施設は建設した後にアップグレードしていくと効果が上昇。アップグレードに使う素材アイテムはイベントクエストで入手できるが、こちらはプレイヤーランク10から挑戦できる

育成と街づくり、どちらもボリュームがあり、RPGファンも納得のやりごたえに仕上がっている。

初心者でも進めやすい工夫も

やることが多いゲームと聞くと、敬遠してしまう人もいるかと思う。

しかし序盤のうちは、条件を満たすと報酬がもらえる「レコード」をこなしていくだけで自然に多種多様な要素に触ることができ、徐々に覚えていけるようになっている。

建設や育成などを行うと、レコードが達成されて報酬を獲得。ゲーム序盤に陥りがちな、お金不足もこれで解消できる

こういった工夫のおかげで、序盤はスムーズに進めることができた。

また、ホーム画面に表示されている「レイド」のアイコンが非常に目を引いた。

これはプレイヤーランクが25にならないと開放されないのだが、今回はそこまで進めることができなかったため、正式リリース時にちゃんと遊んでみたいところ。

なお今回のCBTではホーム画面が専用のレイアウトになっており、正式サービス時には「レイド」や「討伐隊」などのコンテンツは冒険モードからアクセスできるようになる。

残念ながら、今回のCBTの期間では挑戦することができず。公式サイトを見る限り、巨大なボスに挑むモードと予想できる

バトルのシステムが独特で面白いゲームなので、こういったバトル系のコンテンツには期待せずにいられない。

今夏配信予定とのことで、正式リリースはもう目前。新感覚のバトルRPG体験がすぐそこまで迫っている!

レイドとは

レイドボスと対決するレイドは、通常ボスと戦う場合の2倍以上のフィールドで戦う大型コンテンツ。

ボスの攻撃方法も、通常のボスクラスとは比較にならないほど強力でド派手になる。

難易度も分かれているので、強くなった際のチャレンジ要素としてぜひトライしてみたい!

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