世界155か国で好評配信中のSRPGが日本上陸
東京ゲームショウ2016のGAMKINブースで出展されていたのは、欧米圏を中心に世界155か国で配信中のシミュレーションRPG『X-Tactics』のプレイアブル。
2016年秋には日本での配信が予定されており、今回の東京ゲームショウのために、専用のステージが用意されていた。
東京ゲームショウ用のステージは全部で3つ。今回は少しだけ難易度の高い2をプレイさせていただいた
攻撃に防御にとアクション性も高い
ゲームの基本は、横画面のオーソドックスなシミュレーションRPGで、四角形のマス目を移動し、攻撃範囲にいる敵にアタックという流れで、シミュレーションRPGに慣れている人ならば、すぐに始められそうだ。
丸に十字のマークが攻撃できる範囲。画面上部分にはキャラクターの行動順が表示されるなどタクティカルなバトルができそうだ
しかし、攻撃にはアクションパズルの要素があり、画面上に出ているシンボルを、手裏剣のようなギミックを避けながらなぞっていくようになっている。
シンボルをなぞる順番によって、スキルが発動するため、手裏剣をよけながら、どのように指を動かすか考えるのが楽しい。
画面上に出ているシンボルの順番になぞればスキル発動。すべてのシンボルを一筆でなぞりきるとダメージにボーナスが入るようだ
また、防御にもリズムゲームのような要素があり、敵の攻撃のタイミングに合わせてタップすることで、ダメージを軽減できる。
敵の動きに合わせて画面をタップ。シンプルながらシミュレーションRPGだけでは終わらない楽しさがある
もちろん、ステージ中のドラム缶を爆発させれば周囲の敵にダメージを与えられるなど、ギミックの要素もあり、シミュレーションとしても、しっかりと作りこまれている印象だ。
ブースで説明をしてくれたお兄さんから「面白いことになるから、ドラム缶を攻撃してみてください」と言われ至近距離から破壊した筆者。次の瞬間、敵味方ともに大ダメージとなった
位置情報でミッションをゲットし天候や時間によって敵の強さが変化
本作の大きな特徴である、GPSや天候との連動要素についても体験することができた。
位置情報、天候、時間などリアルな情報と連動しており、自分がいる場所に合わせてステージミッションを受けることができる。
また、雨が降っていると炎系統のモンスターが弱体化したり、夜になると強くなるモンスターがいたりするなど、プレイヤーがいる場所の天候と時間によってゲーム中に変化が起こる仕組みになっているという。
ゲーム中に表示されたのは会場である幕張メッセ周辺の地図。今回の展示ではまだ未実装だったが、リリース後はXマークをタップするとミッションを受けることができるようになるという
キャラクターも、日本のアニメやコミックスを思い起こさせるデザインとなっており、かわいらしく魅力的
日本でのリリースは2016年秋を予定している本作。現在、事前登録を受け付けている最中なので、シミュレーションゲームファンならば、ぜひともチェックしておきたい。
東京ゲームショウ2016 一般公開日概要
- 日程:一般公開:9月17日(土)、18日(日) 10:00~17:00
- 会場:幕張メッセ
- 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- 共催:日経BP社
- 特別協力:ドワンゴ
- 入場料:一般公開:前売1,000円/当日1,200円(税込)
※小学生以下は入場料無料
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