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オープン間近の「VR PARK TOKYO」で6つのVRアトラクションを体験!アクション女優のパフォーマンスも

12月16日(金)に、アドアーズ渋谷店の4FにてVRアトラクション施設「VR PARK TOKYO」がオープンする。正式オープンに先立ってメディア向けの体験会が開催され、6つのオリジナルVRアトラクションを体験することができたので、ここにレポートしよう。

VR専門のエンタメ施設が渋谷に登場!

「VR PARK TOKYO」は、アドアーズとGREEの協業によりオープンするVRアトラクション施設。アドアーズ渋谷店の4Fで12月16日より営業を開始し、現在は事前予約が行われている。

GREE取締役執行役員の荒木英士氏によると、昨年より本格的に開始したVR事業に関して、アーケード・アミューズメントを生かすのが重要ととらえ、アドアーズとの協業に至ったとのこと。

「VRのコンテンツを楽しむためには、高価なPCやヘッドセットを買わなければいけないことが大きなハードルになっている。数百円~二千円ほどの値段で楽しめる機会が増えれば、より多くの人にVRコンテンツを楽しんでいただけますし、VR市場が発展するきっかけになると考えています」と、荒木氏は今回の取り組みの重要性を説いた。

GREE取締役執行役員の荒木英士氏。まずは渋谷でVR施設をオープンするが、今後は日本全国に展開していきたいと展望を語った

対して、アドアーズはおよそ1年ほど前からVR事業の構想を始め、今年の8月にGREEとの提携を発表、いよいよVR PARK TOKYOがオープンといった経緯でVR事業へ参入する。

アドアーズ・代表取締役社長の上原聖司氏は、GREEと提携した理由について、「数あるVR開発会社の中でも、GREE VR StudioでVR事業の先端を走っておられたGREE様と提携することが最適と考えた」と話す。

上原氏は「人が多く集まる都心でやることに意味がある」とし、渋谷でVR事業をスタート。アドアーズは、ほかにも駅前に多くの店舗を構えており、そういった店舗での展開も視野にいれている

VR PARK TOKYOは、70分の体験時間のうち好きなアトラクションが遊び放題というシステムとなっており、料金体系は下記のとおりでタイムテーブルも決まっている。

  • 70分遊び放題(2名以上で入場):1人あたり2,900円
  • 70分遊び放題(1名以上で入場):3,300円
  • 残り時間30分未満での途中入場:1人あたり1,500円
受付時間入場終了時間
10:10~10:3010:3011:40
11:30~11:5011:5013:00
12:50~13:1013:1014:20
14:10~14:3014:3015:40
15:30~15:5015:5017:00
16:50~17:1017:1018:20
18:10~18:3018:3019:40
19:30~19:5019:5021:00
20:50~21:1021:1022:20
22:10~22:3022:3023:40

アトラクションは、オープン時に6種類を用意。1月中旬までにもう1種類が追加される予定だが、70分では4つ程度、急いで遊んでも全部遊べるかどうかといったボリューム感とのこと。

フロアにはドリンクバーも設置してあり、自由に飲むことができる

1人用だけでなく対戦&協力プレイのアトラクションも!

ここからは、VR PARK TOKYOで遊ぶことができるアトラクションを紹介していこう。

1人用のものだけでなく最大4人で遊べるアトラクションまでもが用意されていて、カップルやグループでの利用を想定していることがうかがえる。

対決!ハチャメチャスタジアム VR

GREEが提供する『対決!ハチャメチャスタジアム VR』は唯一の対戦アトラクションで、2人プレイが可能だ。

ピッチャーとバッターに分かれ、野球盤のルールで対戦するコンテンツとなっており、バッター側はヘッドセットを付けてバッティングのVR体験が楽しめる。

HTC VIVEのコントローラーをバットに見立ててスイング! ボールが迫ってくる感覚はかなりリアルだ

ピッチャーは、バッターボックス脇に設置されたタッチパネルで球種を選択。バッターは、分身魔球や光速ストレートなど、現実の野球では味わえない球種をバッターボックスで体験することになる

協力!GHOST ATTACKERS VR

こちらもGREEが提供するアトラクションで、ゴーストを退治するガンシューティングアクションとなっている。

2人で協力し合うことが可能で、1人がヘッドセットを装着してVRシューティング、もう1人がタッチパネルでゴースト退治をサポートする。

周囲から襲ってくるゴーストを撃って排除していくというゲーム性。360度のあらゆる方向を警戒しなければならず、シンプルなゲーム性だが意外と難しい

協力プレイではタッチパネルを使用

SALOMON’s CARPET VR

『SALOMON’s CARPET VR』は、乗馬マシーンとVRを組み合わせたVRライドアトラクション。『Hashilus』などで知られる株式会社ハシラスの提供によるものだ。

魔法のじゅうたんに乗って冒険するというゲーム性なのだが、MSIのバックパック型PC「VR One」を用いることで、コードレスで自由に動きながら冒険のコンテンツを楽しむことができる。

MSIによると、VR Oneの総重量は約3.6kg。やや重いバックパックを背負っているような感覚だ

コードレスのため、ストレスなく周囲を動き回れるようになっている

また、足場が魔法のじゅうたんのように動き、送風機による風や水しぶきもの感覚も利用して、よりリアルな体験が味わえるアトラクションだ。

足場を傾けることで魔法のじゅうたんを再現。アナログな工夫が没入感を引き立てている

DIVE HARD VR

『DIVE HARD VR』は、超高層ビルから脱出するガンアクションゲーム。ボスを倒してヘリに乗り込めばミッションクリアとなる。

ビルからせり出している鉄骨が実際に床に敷かれており、ヘッドセットを付けることによって、高所でのバトルをリアルに感じることができる。

ヘッドセットの中では、高層ビルの上からの眺めが広がる。高所恐怖症の人にも、ぜひ体験してみてもらいたい

CIRCLE of SAVIORS BEGINNERS

剣や魔法を駆使して戦う大迫力のアクションゲーム『CIRCLE of SAVIORS BEGINNERS』。

今回は、アクション女優の辻彩加さんが体験。アクション映画さながらの動きで、敵を次々に倒すパフォーマンスを見せてくれた。

アクション女優の辻彩加さん

ちなみにタイトル名にある「BEGINNERS」とは、一部の機能を制限していることから付けられたとのこと。

アドアーズ渋谷店の1Fでは、すべての機能が楽しめる完全版の『CIRCLE of SAVIORS』が稼働予定だ。

OBAKEREA VR Creeping Terror

『OBAKEREA VR Creeping Terror』は、最大4人が同時に体験できるホラーアトラクション。ゲーム要素はなく、シアター型のコンテンツとなっている。

VR技術を駆使して最大限の恐怖を体感できるとのことで、その怖さは体験した人の悲鳴が会場内に響くほどだ。

こちらはチュートリアルムービー。設定などの世界観を理解したうえで、VRコンテンツをスタートできる

このアトラクションはコントローラーが不要なこともあってか、VIVEではなくGear VRを使用している

以上がオープン時に稼働予定のVRアトラクションとなっているが、1月中旬にはバンジージャンプが体験できる『Bungee Jump VR(仮)』も登場予定とのこと。

いずれにしろ、家庭では体験できないコンテンツばかりなので、VRに興味がある人でなくとも足を運ぶ価値ありといった印象だ。その際には事前予約をしておくことをおすすめする。

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