グリーがSupercellとの特許紛争に関する見解を発表

  • 2018年01月24日

グリーは、Supercellが運営するアプリ『クラッシュ・ロワイヤル』および『クラッシュ・オブ・クラン』の特許に関する見解を発表。現在、特許権侵害があったとして、同アプリ内での特許の使用差止要求を東京地方裁判所に申立て中だ。

損害賠償請求も順次行っていく構え

[以下、リリースより]

Supercell社が公式Twitterアカウントおよび同社が運営するアプリ『クラッシュ・ロワイヤル』および『クラッシュ・オブ・クラン』内において発信している、同社と弊社の間の特許権侵害に関する紛争について、以下の通りご説明申し上げます。

弊社では、上記の2アプリを含めSupercell社が日本で配信中のゲームアプリにおいて、非常に多数の弊社保有特許を侵害している可能性があることを発見しました。

2016年9月にSupercell社に対してその事実を伝えるとともに話し合いでの解決を提案いたしました。

しかしながら、Supercell社は話し合いを拒否し、ゲームアプリの配信を継続したため、やむなく、上記特許のうち『クラッシュ・ロワイヤル』ならびに『クラッシュ・オブ・クラン』において使用されている十数件の特許の使用差止の仮処分を東京地方裁判所に申立て、損害賠償請求も順次提訴しております。

今般、Supercell社の判断で『クラッシュ・ロワイヤル』および『クラッシュ・オブ・クラン』の一部機能の停止がなされ、当該ゲームアプリのお客さまに不便が生じている点については、ゲーム会社である弊社としても大変残念に考えております。

Supercell社が早期に弊社との話し合いに応じて両社間で適切な合意がなされ、事態が解決されることを切に願っております。

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