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スマホユーザーの4人に1人が毎日ゲームプレイ!プラネットのスマホゲーム意識調査結果が公開

  • 2018年02月28日

プラネットは「スマートフォンゲームに関する意識調査」の結果を公開した。調査項目は、最も「ほぼ毎日」ゲームしている人が多い年代は?、休日に2時間以上ゲームする年代は、最も「恋愛シミュレーション」が好きなのは、意外なあの職業など、全7項目だ。

24.9%のユーザーが課金経験ありと回答

[以下、リリースより]

国内1,200社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営するプラネットは、日用品にまつわるトピックスをお届けする「Fromプラネット」の第80号として、スマートフォンゲームに関する意識調査の結果をご紹介します。

最も「ほぼ毎日」ゲームしている人が多い年代は?

スマートフォン(以下、スマホとも表記)があれば、いつでもどこでも手軽にできる、スマホゲーム。

今回は、スマートフォンゲームについてアンケートを行い、ゲームをする頻度や場所、よくするゲームの種類やスマートフォンゲームの魅力などをまとめました。

始めに、ふだんスマートフォンでゲームをするかどうかを聞きました。

すると、「ほぼ毎日」から「月に2〜3回以下」までの数値を合わせた、“スマートフォンでゲームをする人”の合計は48.8%。

スマホを持っている人の約半数はゲームをしていることがわかりました。

さらに、「ほぼ毎日」と答えた人は26.5%で、スマートフォンを持っている人の4人に1人以上でした。

男女別では、“スマートフォンでゲームをする人”の合計が男性では45.5%であるのに対し、女性では53.2%。

「ほぼ毎日」の数値も女性が男性を上回り、男性では22.4%でしたが、女性では32.1%。男性より女性のほうがスマホゲームをしている人が多いことがわかります。

性年代別では、年代が高くなるとともに「ゲームをしたことがない」が多くなり、女性では若年層ほど「ほぼ毎日」が多くなる傾向が見られました。

男性では40代で「ほぼ毎日」が最も高く、34.4%。女性の30代ではさらに高く、38.2%と4割近くいました。

表1

休日に2時間以上ゲームする年代は……

ふだんスマートフォンでゲームをしている人に、ゲームをする時間について聞きました。平日では、最も多かったのが「30分以上1時間未満」23.9%、次いで「15分未満」23.5%、「15分以上30分未満」20.7%の順でした。

“1時間未満”の数値を合わせると、68.1%と7割近く。比較的短い時間でゲームを楽しんでいる人が多いと言えそうです。

手軽に始められて、パッとやめられるのが、スマホゲームの特徴なのかもしれません。

ただし性年代別に見ると、男性では年代が低くなるほど、「30分以上1時間未満」や「1時間以上2時間未満」など、ゲームをする時間の長い人が多くなる傾向が見られました。

さらに休日の結果を見ると、男女ともに特に30代で、「2時間以上3時間未満」「3時間以上」という長時間の項目が他の年代に比べて高くなっていました。

“2時間以上”の数値を合わせると、男性の30代で28.7%、女性の30代では29.7%と3割近く。仕事のない休日、時間をかけてスマホゲームをしている30代が少なくないことがわかります。

表2

最も「恋愛シミュレーション」が好きなのは、意外なあの職業

どんなゲームをよくしているか、ゲームの種類を聞きました。

最も多かったのは「パズル」49.4%で圧倒的1位。2位「位置情報」16.1%、3位「パズルRPG」12.5%の順になりました。

1位の「パズル」は特に女性で63.8%と高く、男性との差は26.3ポイントもありました。「パズル」系のゲームにはキャラクターのかわいいものが多く、女性受けしている理由の1つなのかもしれません。

男女差にさらに注目すると、「パズル」以外のほとんどの項目で、男性の数値が女性を上回っていました。

その差が最も大きかったのは「スポーツ・レース」で、男性では10.3%ですが、女性では0.9%と1%未満。次いで「RPG/MMORPG/アクションRPG」でも、男性が8.5ポイント上回りました。

女性に比べて男性には、“アクション系”や“バトル系”のゲームを好む傾向がうかがえます。

職業別でも傾向の違いが見られました。

「パズル」で最も高かったのが、「専業主婦(主夫)」の62.8%。男女別の結果で、「パズル」は女性の数値が男性を大きく上回っていましたが、「専業主婦」に女性が多いことが反映した結果と思われます。

一方、「位置情報」で最も高かったのが「会社役員・経営者」の20.5%。「会社役員・経営者」は、「RPG/MMORPG/アクションRPG」と「戦略シミュレーション」でも、最も高くなっていました。

特に「戦略シミュレーション」については、他の職業では1ケタが並ぶ中、唯一11.4%と1割を超えていました。人を育てたり、アイテムを手に入れて戦略を立てたりする要素に“会社経営”や“企業哲学”とどこか通じるものがあるとも考えられそうです。

意外なことに、「恋愛シミュレーション」は、お硬いイメージの「公務員」で最も高くなっていました。手軽にできるゲームだからこそ、現実と離れた“非日常”を楽しみたいのかもしれません。

表3

男性は「時間つぶし」、「専業主婦」は「達成感」のため

スマートフォンゲームの魅力は何かを聞いてみました。

1位は「時間つぶしになる」50.7%、2位「ストレス発散になる」32.8%、3位「頭の体操になる」23.1%という結果でした。

男女差に注目すると、1位の「時間つぶしになる」は、男性の数値が女性をやや上回りましたが、2位以下の「ストレス発散になる」「頭の体操になる」「達成感が味わえる」「友人と共通の話題ができ、盛り上がる」では、女性の数値のほうが高くなりました。

女性のほうが、スマホゲームに何らかのプラスの価値を見いだしているようです。

前の調査の結果(表3)で、男性に比べ女性は「パズル」ゲームをしている割合が高く、職業別では「専業主婦」で高くなっていました。

たしかに「パズル」ゲームは、シンプルでいて「ストレス発散」や「頭の体操」になり、どんどんクリアしていくことで「達成感」も味わえます。

日頃あまり評価されることのない“主婦業”の女性は、ゲームの世界に「達成感」を求めているのかもしれません。

表4

ハマる理由があります:“キャラクターがかわいい”“クリアできると快感!”

はまっているスマホゲームについて、自由回答で聞きました。

すると、スマホゲームの魅力を聞いた前の調査の結果(表4)と通じるようなエピソードが多数寄せられました。

「集中させられる感が何とも言えない感覚を生んでいる」「キャラクターがかわいくてハマっている」「挑戦してクリアできたときなど、快感」「ちょっとした気分転換」など、具体的なエピソードや体験談の数々から、スマホゲームに夢中になってしまう理由が見えてきました。

よくゲームをする場所:女性は「リビング」、男性は?

今度は、スマホゲームをよくする場所はどこかを聞きました(表5)。すると、1位「リビング」43.0%、2位「自分の部屋」25.2%、3位「電車やバスなどの交通機関」15.6%という結果でした。

1割以上だった項目はこの3つにしぼられ、スマホゲームをよくする場所はほぼこの3か所に代表されると言えそうです。

男女差に注目すると、「リビング」は男性34.0%に対し、女性では53.5%で、女性のほうが19.5ポイント上回っていました。

反対に、男性のほうが女性より高く、その差が最も大きかったのが「電車やバスなどの交通機関」で、11.6ポイント差。スマホゲームの魅力を聞いた前の調査の結果(表4)で、男性は「時間つぶしになる」が女性より高くなっていました。

女性に比べて男性は、電車やバスで移動中の「時間つぶし」にスマホゲームをしている人が多いと考えられます。

実際、電車やバスなどの車内でスマホゲームをしている人を見かけることは少なくありません。

そこで、こうした公共交通機関でスマホゲームをしている人を見てどう思うかを聞いてみました(表6)。

最も多かったのは「別に何とも思わない」の60.1%。「家でやればいいのにと思う」と冷ややかな目で見ている人が18.3%いるものの、「腕があたったりするので、やめてほしい」などと否定的な人は10.6%と1割程度。

迷惑に感じている人は意外に少数派だとわかりました。他人に対して、よく言えば寛容、悪く言うと無関心な人が増えているのかもしれません。

また、スマホゲームは機器のサイズもコンパクトで、音楽のようにイヤホンから音漏れすることもなく、他人に迷惑をかけずに楽しめるものと考えてもよさそうです。

表5

表6

4人に1人が“課金経験”あり!

スマートフォンゲームは無料で始められるものがほとんどですが、アイテムの購入など有料になる場合もあります。そこで、スマホゲームで課金したことがあるかどうかを尋ねました(表7)。

すると、「いいえ」が73.9%と圧倒的多数。お金をかけずにスマホゲームを楽しんでいる人が多いようです。

一方で、「はい」と答えた人は24.9%。4人に1人程度は、有料アイテムを購入していることがわかりました。

性年代別に見ると、男性では、年代が低くなるにつれて「はい」と答えた人の割合が高くなり、若い人ほど、ゲームにお金をかける傾向があることがうかがえます。

さらに、具体的にゲームに使っている金額を聞きました(表8)。最も多かったのは「1円以上1,500円未満」の56.2%で、過半数を占めました。

お金をかけると言っても、常識的な範囲の課金でスマホゲームを楽しんでいる人が多数派だと言えそうです。

ただし、性年代別に見ると、男性の40代では「10,000円以上50,000円未満」が10.3%、「50,000円以上」が1.7%。男性の50代でも「50,000円以上」が1.5%いました。

自分の自由になるお金が多少増えてくる年代の男性の中には、ゲームに高いお金をかけてしまう人もいるようです。

表7

表8

“食事中やお風呂でもゲーム” “請求が数万円に”:スマホゲームでのエピソード

スマホゲームで遊んだエピソードを自由回答で教えてもらいました。

「食事中やお風呂、布団に入って寝る直前までやっていた」「クリアした瞬間『よし!』と大声を出してしまった」など、ゲームにハマったことのある人なら共感できそうなエピソードが多数。「請求が数万円になった」と、“いい勉強”をしてしまった人もいるようです。

一方で、位置情報ゲームのおかげで「健康的になり、健康診断の結果がよくなった」のように、思いがけない成果のあった人も。

手軽にできて、気分転換やストレス発散、運動不足解消になることもあるスマホゲームは、ハマりすぎない程度に、バランスよくつきあうのが楽しみ方のコツなのかもしれません。

株式会社プラネットとは

メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。

Fromプラネットとは

株式会社プラネットが発信しているニュースレターです。日用品に関する、旬なトピックスや意外な利用シーンなどをご紹介しています。