魔獣を倒し、素材を集めて強くなる!たまらない要素が満載
本作『ガーディアンズ』は、『ブレイブ フロンティア』を生み出した、早貸久敏氏が総監督を務めるMMORPG。
早貸氏が2016年に立ち上げたデベロッパー・アイディスとLINEのタッグによる共同タイトルとなっている。
プレイヤーは冒険者「ガーディアン」となり、人々の平和を守るために仲間と協力しながら巨大魔獣を討伐していく。
「広大なフィールドを自由に冒険できる」「ジョブによる多様性がある」「仲間と協力して戦える」など、MMORPGに欠かせない要素を盛り込みつつ、それらを手軽に楽しめるのが特徴だ。
本作は、広大なフィールドをほかのプレイヤーと一緒に冒険する「ワールドモード」と、特定のパーティメンバーと共に強大なモンスターに挑む「クエストモード」の2つで展開される。
前者でレベリングや素材集めをしつつ、後者で腕試しをしてガーディアンとしてのランクを上げていくというのが基本的な流れになる。
敵からのドロップやクエスト報酬などからは素材アイテムを入手することができ、必要数集めることで、装備品を強化することができる。
コツコツと素材を集めて強力な装備を目指すというのも、本作の目標の1つとなるだろう。
マルチプレイで仲間と巨大魔獣に挑戦!
巨大魔獣を仲間とリアルタイムに共闘して倒していくのも本作の醍醐味。
自分でクエストを受注するか、だれかのクエストに参加し、最大4人で挑戦していくことになる。
パーティー内ではチャットやスタンプでコミュニケーションできるので、ここで編成や作戦などを話し合うことも可能だ。
パーティーを編成したら、いよいよバトル開始。対象となる巨大魔獣を時間内に討伐できればクエストクリアになる。
ボスの動きにご用心
本作のボスは、プレイヤーとの距離やHPの減り具合などに応じてさまざまな攻撃アクションを行う。
特に、強力な範囲攻撃を行う前などは、その範囲があらかじめ表示され、攻撃まで若干の間もある。
単純にボスに攻撃し続けるだけではなく、行動を注意深く見て臨機応変に対応していくことも、プレイヤーの技術が問われる戦略要素となっている。
ボスは仲間を呼んだり、瀕死になると攻撃力が大幅に上昇する。最後まで油断はできない!
クエストは基本的にマルチプレイ前提の強さに設定されているため、仲間といっしょに戦っていく機会が非常に多くなる。
勝利する上では、パーティ内における自身の役割を把握し、仲間を生かすような立ち回りが欠かせない。
こういったところは、MMORPGならではの面白さ、難しさであると言えるだろう。
ジョブや武器が戦い方に大きく影響する
プレイヤーは自身のジョブを自由に選択していくことができる。βテストでは4つのジョブを選択可能だ。
各ジョブは、覚えるスキルが違うほか、装備品も異なる。
特に武器は、攻撃範囲に大きく影響するため、ジョブによって戦い方がまったく違うものになるといっていい。
パーティにおける役割などに関わる要素なので、ジョブの構成なども攻略のポイントとなりそうだ。
また、ウィザード以外のジョブは、2種類の武器を装備できるのも特徴的なところ。
たとえばレンジャーなら、弓を使うか斧を使うかで、通常攻撃の範囲が変わる。同じジョブを使っていても、プレイヤーによって戦い方や育成方針が分かれる要素となるだろう。
4種の特色の異なるジョブ
チュートリアルで選択できる、4種類のジョブも簡単にご紹介。正式サービス時には上位ジョブなどの実装も予定されているようだ。
ソルジャー
片手剣や大剣による強力な物理攻撃が得意な近距離攻撃ジョブ。
ほかのジョブよりHPや防御力も高いため、最前線で敵の攻撃を集中させるタンクの役割もできる。
レンジャー
弓で遠距離攻撃しつつ、敵を毒や暗闇状態にして戦況を有利にしていくジョブ。
防御力が低いため、敵から距離をとって戦うのが基本的なスタンスだが、前述のとおり斧を装備させることで戦い方が一変する。
物理攻撃に特化した凶戦士のような戦い方をするのも面白そうだ。
プリースト
メンバーのHPを回復することができる支援系ジョブ。
回復以外にも、味方のステータスを上げたり、状態異常を治したりといった支援系のスキルを多く習得するため、ボス戦などには欠かせない存在となる。
完全な後衛ジョブというわけではなく、攻撃もある程度はこなすことが可能で、特に槍による素早い攻撃はザコ敵相手なら問題なく倒せる。攻防にバランスがいいという印象だ。
ウィザード
魔法系の攻撃スキルを駆使して戦う遠距離アタッカー。
複数の属性をもった攻撃スキルを操ることができるため、特定の敵の弱点を突くことができるのが魅力。
遠くから一方的に敵を攻撃できる、強力なダメージソースとなる存在だ。
手軽さとストレスをほどよく楽しめるタイトル
探索、素材集め、ジョブ、共闘など、MMORPG好きのツボを突くものが多数盛り込まれた『ガーディアンズ』。
クエストスキップやオート攻撃(オート狩り)など、スマホゲームでは一般的になりつつある機能が除外されているところが、逆に新鮮に感じられた。
自身で操作しながら狩場に籠り、レベリングや素材集めをするのは、大変ではあるが乗り越えたときの喜びも大きい。
そんな昔ながらのMMORPGを思い起こさせてくれる内容と、片手で手軽に操作できるというところスマホならではのよさが融合された作品。
“手軽すぎる”最近のRPGに食傷気味の方はぜひ注目しておいてほしい。
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