App Store10周年記念!App Annieが10年を振り返るレポートを公開

  • 2018年06月04日

アプリ市場データを提供するApp Annieは、アップル「iOS App Store」の10年間の歴史を振り返るレポートを公開した。 本レポートではApp Storeでこれまでリリースされたアプリの本数、 ダウンロード数や収益の推移などをまとめて分析しており、Google Playと比較するとダウンロード数の規模は小さいものの、高い収益性を誇っていることなどがわかる。

これまで450万本を超えるアプリがリリース

[以下、リリースより]

アプリ市場データを提供するApp Annieは、アップル「iOS App Store」の10年間の歴史を振り返るレポートを公開しました。

本レポートではiOS App Storeでこれまでリリースされたアプリの本数、ダウンロード数や収益の推移などをまとめて分析しています。

アプリ市場を語る上で欠かせない大きなプラットフォームをApp Annieのデータで振り返りましょう。

レポート全文では本リリースで紹介するグラフを含む、iOS App Storeに関わる10のデータを紹介しています。

以前はゲームが8割以上占めていたが、 近年は非ゲームアプリがリリース数に占める割合が増えています。

ダウンロード数・消費支出ともに成長

消費支出の過去6年の平均成長率は52%。Google Playと比較するとダウンロード数の規模は小さいものの、高い収益性を誇っています。

利用者が100万ドル以上課金するアプリ数が年々増加

米国が消費支出とダウンロード数ともに累計トップ

累計で見るとiOS App Storeは米国で最も収益をあげたようです。日本はダウンロード数、収益ともに3位にランクインしました。

消費支出の世界地域別シェア

アジア太平洋地域が、iOS App Storeの消費支出の60%近くを占めます。

2014年10月に中国でiPhone6とiPhone6Plusが発売されて以来、 アジア太平洋地域はダウンロード数と消費支出のシェアを急速に拡大しました。

iOS App Storeの今後の可能性

2022年には消費支出が757億ドルに達し、 2017年から80%増加する見込みです。

App Annieについて

『App Annie(アップアニー)』は、アプリビジネスに役立つアプリ市場データと分析を提供する世界No.1の情報プラットフォームです。アプリ市場の情勢、自社アプリの競合優位性をより深く把握するため、100万を超えるユーザーに利用されています。

米・サンフランシスコに本社を置き、世界15都市で事業を展開しています。

現在までにセコイア・キャピタル、Institutional Venture Partners、IDGキャピタル・パートナーズ、eVentures、GreenspringAssociates、グレイクロフト・パートナーズなどの世界中のベンチャーキャピタルから1億5,700万米ドルの資金調達を実施しました。