【1/15版】ストアウォッチャー

AppleとGoogleの公式ストアが毎週更新するおすすめゲームラインナップを一気に確認。両社のおすすめゲームを比較して、エクスクルーシブタイトルの発見や、より安く遊べる良作を探ってみよう。

App Store

全15タイトル、そのうち新顔が11とかなり多め。最近の流行に乗ったドット絵、ボクセルスタイル、ミニマルビジュアルの作品が目立つ。有料タイトルは2点のみ。その1つ、『Venture Kid』は今週リリースされたばかりの最新作。『ロックマン』シリーズでおなじみのプレイ感やステージ構成を踏襲しており、この手の作品が好きなユーザーなら買って損はなさそうだ。

もう1つの有料作品『Close Your Eyes』は線と点が散らばる抽象的なイメージのパズルゲーム。障害物やトラップが配置された表ステージと、それらがすべて消滅する裏ステージをタイミングよく切り替えながら、ボールの通り道を作ってゴールを目指す。

お手軽ゲーム系で1つおすすめを選ぶなら、『Cops & Robbers!』にしたい。エンドレスランナーの一種だが画面はほぼ固定。警察官の集団に追い回されながら、どこまで逃げ切れるかに挑戦(ついでに一般人からお金もスる)。ユーザー同士の対戦モードも搭載している。「結局のところ犯罪はもうからない」というゲーム紹介文も含めて、雰囲気づくりがうまい作品だ。

また、今週はiOSでだけ遊べるゲームが多いのもポイント。『Venture Kid』『Close Your Eyes』『World Chef』『キューブキャット にゃんにゃんストライク』、そして『Wild Rodeo』が該当する。

iOSのみのゲーム

キューブキャット にゃんにゃんストライク

サクラによるレビュー(?)かと思われるものが大量に見られ、却って下世話な興味がわいてしまった。非常にざっくりと説明するなら猫のピンボールといったところ。ただし、敵も玉を撃ってくるので、こちらも打ち出した球でタイミングよくブロックする必要がある。

Wild Rodeo

タップやスワイプではなく、ホールドする動作で暴れ馬のバランスをとるロデオゲーム。操作がシンプルだからといって、簡単に遊べるとは限らない好例。エンドレスランナーはもう飽きた、疲れたというユーザーはこちらでとことん動かないプレイに挑戦してみるのはいかがだろうか。

Google Play

今週も多めの34タイトル。ただし、全部新顔というわけではない。『中年騎士ヤスヒロ』や『ダイスの神』『ジャンプ戦士(Jump Warrior)』などは以前もおすすめに登場した作品だ。

有料タイトルはこちらも2点のみ。『LEGO The Lord of the Rings』は映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のストーリーラインをベースにした冒険アクション。ハイファンタジーの世界観に似合う色使いのせいか、レゴブロックらしさは薄めで、単なるデフォルメキャラモノとしての印象が強い。

『Battlestation: Harbinger』は追加課金なしの売り切りタイトル。壮大な宇宙戦争を俯瞰視点で操り体験する、正統派のリアルタイム戦略シミュレーション(RTS)だ。2月に大型アップデートが実施される予定となっている。

こちらもApp Store同様、『Neon Hack』『キャンディのブロックを解除 – Unblock Candy』『勇者になる方法』『わき毛戦士: 魔界の英雄』といったエクスクルーシヴタイトルの多い週。いずれもゲーム本体は無料。

Androidのみのゲーム

Neon Hack

スマホのジェスチャー認証、あるいは一筆書きに似たパズルゲーム。各ステージは暗号化された機密情報という設定。プレイヤーはハッカーとなって認証パターンを解き明かしていく。記憶力と応用力が試される、軽くトライできる脳トレ系。

わき毛戦士: 魔界の英雄

名前がひどい。誤訳かと思ったらそうではなく、3フィートの長さのわき毛をもってうまれたヒーローがその毛を翼のように操って戦うというものだった。わき毛はコスチュームチェンジで、すぐに華麗な翼に見た目が変わるので気にしない方がいい。MPを消費しながら敵を倒しつつ規定時間内にステージをクリアする、レーシングゲーム的な要素を含むアクションだ。

独断で選ぶ今週のおすすめ

Pocket Mortys

バカゲーにしか見えないビジュアルで脅しをかけてくるものの、結局楽しめてしまうゲームを出してくれるスタジオ[adult swim]の作品。筆者のおすすめは、素人が手術を適当にやる『Amateur Surgeon』シリーズだ。切ったところにとりあえず魚を挟んでみたり、手術が失敗し患者が絶命してしまっても課金で復活を可能にしたりと、ブラックなしゃれの効いた愛すべき作品なのだ。

話がそれた。本作は同スタジオのナンセンスアニメ作品『Rick and Morty』の設定を受け継ぐ、由緒正しいバカゲー。アル中のマッドサイエンティストRickとその孫Mortyのホームコメディがスマホゲームになった。Rickは多重世界の自分たちをコレクションする謎のデバイスをあっさり発明。ところが、別世界のRickがこちらの世界のMortyを求めて先に攻め込んできた。RickたちはそれぞれのMortyのトレーナーとなって、Mortyに指示を出し勝利を勝ち取らんとする……。

戦闘画面が『ポケットモンスター』そっくりなので、遊び方は翻訳されていなくても把握できることと思う。いろんなMortyをゲットしてMortyのチームを結成、Mortyたちを訓練して強化、バトルにおいてはMortyを入れ替えながら相手の弱点を突いて勝とう。何をいっているのかわからなくなってきた。これがナンセンスというものだ。実にいい。

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