スマホでねこを育ててみよう
ゲームなら誰でもねこを飼うことができる。仕事が忙しくても、家を空けがちでも、スマホの中にねこがいる。空き時間にもちょっと癒されたい。そんな思いでいくつかの「ねこアプリ」をインストールした。
ねこカフェのオーナー気分を体験! 『ねこカフェ』
ねこカフェのオーナーとなり、子ねこを育てる。育てたねこを新たな家族へ引き渡し、そこで得た収入で新たな子ねこを迎え入れる、「引き渡し」機能が印象的。ねこは育て方によって、思わぬ姿に変化するのがこのゲームの特徴だ。同じ品種でも変化する姿は異なるし、それぞれ食べ物の好き嫌いも違う。
ねこは成長が早く、放っておくと年寄りになってしまうことも。しかし、どのタイミングでも、そのねこを求める家族が引き取ってくれるので安心。育てたねこを他人に引き渡すのは少しさみしいが、新たな家族がうれしそうに引き取る姿は誇らしくもある。また、どんな人物が引き取りにくるのか、という楽しみも1つの醍醐味だ。
ねこの笑顔に癒される『にゃんとも』
画面上に現れるねこの世話をすると、少しずつ「なつき度」が上昇。これがMAXに到達すると、そのねこは図鑑に登録され、画面に新たなねこが登場する。基本的には「エサやり」と「そうじ」を繰り返せば「なつき度」は上がるので、簡単な操作で個性的なねことの生活を疑似体験できる。「ミルク」や新たなエサ開発にも取り組んで、ねこを喜ばせてあげよう。
おっさんねことの共同生活? 『ブリ猫』
ブリーフをはいた「ブリねこ」の世話をするのだが、このねこ……どう見てもおっさんである。好物は「ブリ」。おやじギャグだ。しかも、普通に話しかけてくる。そのセリフはユーザーにまったく媚びないおっさんそのもの。遊んでるうちにねこを飼ってるのか、おっさんの介護をしているのか? わからなくなってくる。
放っておくと部屋の中にネズミが出現してごみが散乱するのでこれらを片付けつつ、ブリねこのブリーフを洗い、ときには散歩へ連れていく。こうしたサイクルの中でブリねこは姿を変えて、ユーザーを驚かせる。だがその姿はどれも小憎たらしいものばかりだ。
その強烈な個性は一度見たら忘れられない。また、ゲームを進めることで新キャラクターのエピソードが解放されるので、思った以上に長い付き合いになる。釣りやお友達などコレクション要素も楽しい。
世界初のねこ専門ショップ「ネコセカイ」スタッフもねこゲーム好き!
生体・雑貨すべてをねこで統一した、世界初のねこ専門ショップ「ネコセカイ」。家庭のねこちゃんに合わせたアドバイスや、豊富に取り揃えたねこ用アイテムが好評だ。
今回、取材をした吉祥寺本店で店長を務める山本唯さん。現在プレイしているゲームは『白猫プロジェクト』と『魔法使いと黒猫のウィズ』。きっかけは「兄に誘われたから」ということだが、元々アクションゲームは好きなようだ。
マネージャーの三井保奈美さん(写真右)は定番の『ねこあつめ』がお気に入り。ゲームに触れる機会は少ないそうだが、「『ねこあつめ』はスタッフやお客様からもすすめられた」ことで遊ぶようになったそう。お気に入りは自身が飼っているねこちゃんにそっくりなクリームさん。
今回紹介したゲームはどれも育成系でありながら、それぞれ独自の世界観が魅力的だ。中でも『ねこカフェ』は「育てたねこを新たな家族へ引き渡す」システムが印象的だった。ねこが手元を離れる寂しさと、新たな家族と巡り合えたことに対する喜びはペットショップのスタッフでないとわからないものだ。このゲームでは、それが少しだけ疑似体験できる。
どのタイトルも、気晴らしにはもってこいだ。ねこ好きな方は試してみてほしい。
- 取材協力: ネコセカイ 吉祥寺本店
- 営業時間: 10:00〜21:00(子猫生体の展示は20:00まで)
- 販売商品: 子猫生体・愛猫用ペット用品(キャットフード、猫飼育用品など)、ねこ雑貨(ねこをモチーフとしたインテリア雑貨、キッチン雑貨、ファッション雑貨など)
- Webサイト: http://necosekai.net/
- TEL:0422-27-2612
- 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-5 コピス吉祥寺A館4階(エスカレーター横)
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