「囁き」は最大2倍! 各属性の特徴を生かした戦略をとっていこう
5月20日(金)に、「囁き系のスキル」の調整が発表された。この調整が実装されるのは5月末のアップデート後になる。
これまでは、ユルルングルやべリアルがいれば1万以上のダメージをあっさりと出すことができたため、バトル序盤で負けてしまうこともしばしば……。
今回の調整では、「対戦の面白さ」を楽しんでもらうために、バトル序盤で負けるようなことがない倍率の調整が行われる。
調整内容の詳細
これまでの「囁き系のスキル」は、盤面の対象属性1枚につき、上限なしで倍率がかかっていたが、調整後はこの倍率に上限が設けられる。
竜の囁きの場合(スキルレベル1)
【調整前】:盤面の自分の竜属性の駒1枚につき、駒のATKが1.1倍になる。
【調整後】:このキャラも含む盤面の自分の竜属性の駒1枚につき、駒のATKが1.1倍になり、最大で2倍になる。
他の属性の囁きも同じ調整が入るが、以下のキャラクターのスキルにおいても倍率の最大値は2倍となる。
名称 | スキル名 | 種類 | |
---|---|---|---|
べリアル | 却炎 | スキル | |
お花見ドラゴン | ドラ酒の宴 | コンボ | |
三つ子ドラゴン | ドラ酒の宴 | コンボ | |
リーン&ゲイル | 必殺!人竜一刃! | コンボ | |
ステラドラゴン | 必殺!人竜一刃! | コンボ | |
牙刀 | 闘竜の血 | コンボ | |
ファイアドレイク | 闘竜の血 | コンボ | |
ジークフリート | 竜顕闘技 | コンボ | |
ガルム | 奥義っ、天落双星♪ | コンボ | |
グウェイン | 竜剣姫の閃断 | コンボ |
今回の調整に伴う効果倍率は以下のとおり。
調整前であれば、1枚につき1.3倍出ていたユルルングルなら盤面に竜属性の駒が3枚あればATK×2倍以上の火力が出ていた。
しかし、今回の調整で最大値が2倍となったため、盤面に竜属性の駒がたくさんあってもその分の効果は得られなくなってしまった。
これだけ見ても実感がわかない人も多いと思うので、実際にどのくらいのダメージの差が出るのかユルルングル(レベル・スキルレベル最大)を例に計算してみようと思う。
ユルルングルで見る調整前と調整後のダメージの差
盤面に竜属性の駒が4枚あるとき、ユルルングル(ATK 1,678)で3枚ひっくり返したとする。
調整前ならユルルングルのスキルで3.71倍、ひっくり返した枚数分の倍率で1.44倍となるので、ダメージは8,965となる。
しかし、調整後ではユルルングルのスキルでは2倍にしかならないので、ダメージは4,833となってしまう。
これにコンボスキル「竜の囁き(スキルレベル最大)」がかかったとするとダメージは以下のとおりとなる。
- 調整前: 22,323ダメージ
- 調整後: 9,666ダメージ
調整後のダメージが低すぎると思う人も多いだろうが、コンボスキルがあれば3枚ひっくり返して1万近いダメージが出せるので、じゅうぶんフィニッシャーとして使えるのではないだろうか。
調整後のデッキの方針
今までユルルングルやべリアルの攻撃に頼っていた人は、一度デッキを見直した方がいいだろう。
囁きで最大2倍までしか出せないとなると長期戦になるが、竜属性オンリーのデッキではHPが低いため、耐久力に欠ける。
そのため、竜属性デッキには他の属性でHPを上げて戦っていくことになりそうだ。
竜属性だけでなく、神や魔にもそれぞれ欠点はあるので、互いの欠点を補いあった混合デッキが今後の主流になっていくのではないだろうか。
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