自分だけのこだわりのユニットへ
各ユニットの習得しているポテンシャルは、「祭壇」でのユニット作成時や「兵士の砦」での部隊編成時に確認できる。
ユニットのポテンシャルは固有で覚えているもの、成長で得られるもの、作成時に発現するものの3種類があり、それぞれ表示方法が異なる。
それぞれのポテンシャルについて、詳しくひも解いていこう。
ユニットの特徴をつかめる固有ポテンシャル
それぞれのユニットが、必ず1つ以上は習得している固有のポテンシャル。
例えば、下級兵ゴブニルは「前衛」「早期到着」「3体上限」という3つのポテンシャルを覚えている。
前衛は、部隊に入れているほかの部隊より攻撃されやすくするポテンシャル。いわゆる「盾役」として、ほかのユニットが攻撃を受けにくくする効果を持つ。
早期到着は、早めに補充されやすくなるポテンシャル。序盤に運用しやすい、低コストユニットが覚えていることが多い。
3体上限は、通常2体までしか編成できない同ユニットを、最大3体まで編成できるようにするポテンシャル。
このように、3種類のポテンシャルの中でもユニットの特徴を最も顕著に示し、立ち回り方にも大きく影響してくるのが固有のポテンシャルとなる。
攻撃優先順を覚えておこう
前衛のほかにも、「かばう」「後衛」という敵の攻撃からの狙われやすさに効果を発揮する固有のポテンシャルがある。
これらのポテンシャルを持ったユニットたちへの攻撃優先度は、かばう>前衛>ポテンシャルなし>後衛となっている。
ユニット成長で独自の強さを持たせよう
ユニットごとに決められたポテンシャルのほかに、「ユニット成長」により2種類からいずれか一方を選択して覚えさせられるポテンシャルがある。
ユニット成長は3段階にレベルとして分けられており、各レベル帯でそれぞれ2種類のポテンシャルから選んで習得させることができる。
レベル3までの選択によって、同ユニットが8通りのユニットへと枝分かれしていく。どんなユニットに成長させるかはサクセサー次第なのだ。
ユニット成長によって覚えられるのは、ステータスやスキルを強化するものが大半を占める。その効果は大きいので、よく使うユニットを中心にどんどん成長させていこう。
成長素材の入手法
ユニット成長に必要な素材は、「クリキヨの庭」でアークベリーを消費することで入手できる。必要となるアークベリーは、マルチプレイのGODGAMEで3勝するたびに5個もらえる。
アークベリーを使って得られる成長素材は、クリキヨ次第。
とはいえ、勢力ごとに狙い撃ちが可能になっているので、成長させたいユニットの勢力を選択してクリキヨにアークベリーをあげよう。
より細部までこだわれるEXポテンシャル
ユニット固有のポテンシャルと成長によって獲得できるポテンシャルのほかに、「EXポテンシャル」というものがある。
これは、ユニット作成時にまれに発現するポテンシャルで、候補が何種類かに分かれており、その中からランダムで1つのポテンシャルを得られる可能性があるというものだ。
その候補の多くが「微○○」といったポテンシャルで、成長などで得られるポテンシャルと比べると効果は低め。
しかし、実力の拮抗したサクセサー同士の争いでは、この違いが勝敗の分かれ目となることも。エナジーに余裕が出てきて使いたい部隊もイメージできたら、お気に入りのユニットを何度も作成して狙ってみよう。
EXポテンシャルの発現率を検証!
筆者のお気に入りユニットである「智将ボレロ」を20回作成し、実際にどれくらいEXポテンシャルが発現するのか試してみた。
試行回数としては信頼度に欠けるが、参考としてもらえれば幸いである。
また、このユニットは「SA」も存在するユニット。個人的にはまだ持っていないので、この機会にゲットしたいところだ。
SA(スペシャルアート)とは
限られたユニットにのみ存在する、別デザインの同ユニット。
「ごくまれ」に作成でき、入手すればサクセサーのアイコンにも追加されるやり込み要素ともいえるコンテンツだ。
ユニットの名称も若干変わるが、同ユニットカウントなので、デザインごとに2体ずつ編成する……といったことはできない点に注意しよう。
20回におよぶ作成の結果、EXポテンシャル持ちが2体、SAが2体も獲得できた。今回の検証結果ではEXポテンシャル、SAの発現率はどちらも10%ということになった。
SAでかつEXポテンシャル持ちまで狙うと気が遠くなりそうだが、片方だけを狙うなら何とかなりそうな確率である。気に入ったユニットを試しに複数回作ってみてほしい。
ユニットを組み合わせて考える部隊編成に
ユニット固有のもの、成長で得られるもの、作成時に発現するものと3種類もあるポテンシャル。
部隊編成時はそれぞれのユニットが持つポテンシャルの相性も考えて選出し、より勝率の高い部隊を作り出そう。
例えば「剣兵ゴブシャーク」は、ゴブリン族がいると攻撃力が上がる固有のポテンシャルを持っている。部隊にゴブリンを多く選出しておくと、真価を発揮してくれるはずだ。
これらがやられないように「かばう」をもつ智将ボレロを……といったように、ポテンシャルを意識して部隊を編成していくと、今まで個々の能力でみていたユニットたちが、まるで線でつながったようにみえてくる。
こうして、考えた部隊が思いどおりに機能し、活躍できたときの喜びはなかなか味わえないものだ。
ぜひ作成可能なユニットや部隊のポテンシャルを見直して、自分だけの部隊を再構築してみてほしい。
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