手の動きで操作するリープモーションを採用したVRタイトル
アソビモでプレイできるVRタイトルは、2本とも手や指の動きでキャラクターを操作するリープモーションを利用している。
両手の動きがダイレクトに反映されるため、かなり直観的な操作ができるのだが、そのぶん攻撃を避けるなどの細かい操作が難しいのがリープモーションの特徴だ。
本稿では、アソビモブースで『フェアリーランドVR』と『ハッピー太郎君VR』を実際にプレイした感覚を紹介する。
フェアリーランドVR
剣と盾を使い、巨大モンスターと戦うアクションゲーム。リープモーションで実際に戦っている感を体験できるVRゲームだ。
●『フェアリーランドVR』プレイ動画
右手を上下左右することでキャラクターを前後左右に操作し、モンスターが出現したら戦闘モードに変更。
戦闘モードでは、右手を握ると剣が、左手を握ると盾がキャラクターの手の中に出現。両手をかざすと、魔法での攻撃が可能になる。
剣と盾は同時に装備できないので、攻防を順番に行うヒット&アウェイが基本。また戦闘中に敵がシールドを張ると、剣が効かなくなり、魔法でしかダメージを与えられなくなる。
魔法は、時間経過でたまるゲージを消費して行う。ゲージが足りない場合は、たまるまでじっと敵の攻撃を耐えなければならない。
なお、攻撃するには、剣を出してからきちんと敵に向けて振らなければならず、盾も敵の攻撃に合わせて構える必要がある。
タイミングがずれると普通にやられてしまうので、かなり緊張感のある戦いが楽しめた。
ただ、リープモーションの反応が少し敏感で、慌てて手を早く動かすと、思ったように剣や盾が出現しないことも。敵の行動に合わせて、落ち着いて操作するのが攻略のポイントだ。
ちなみに筆者は慌てまくったため、1体目の敵でやられてしまった……。
今回の出展では、3体目まで敵が出現するそうなので、プレイする人は完全クリアを目指してみてはいかがだろうか。
ハッピー太郎君VR
『ハッピー太郎君VR』は、リープモーションを使ったランニングゲームだ。
ゲーム内容はいたってシンプルで、おそらく太郎君と思われるキャラクターを操作し、ゴール目指して走り続けるというもの。
操作方法は、手を左右にスライドさせることで、太郎君も左右に移動。コースに出現する障害物は、手を上げて行うジャンプと下げて行うスライディングで回避できる。
操作も簡単で子供でも楽しめそうな内容の本作。ただ、コース上にはおにぎりなどのアイテムが落ちており、それらを完璧に取ろうとすると、なかなか歯ごたえのあるゲームになる。
アクションに慣れている人は、ぜひ全アイテムゲットを目指してほしい。
なお、今回紹介した2タイトルは参考出展であり、リリース時期などはまったく目途が立っていないそうだ。
さらに試遊ではOculus Riftを使用したが、これもまだ完全には決まっておらず、仕様を変更する可能性も高いとのこと。
PSVRも発売間近となり、ますます活気を帯びてきたVRゲーム。今回紹介した2タイトルがさらに洗練され、リリースされることを楽しみにしたい。
東京ゲームショウ2016 一般公開日概要
- 日程:一般公開:9月17日(土)、18日(日) 10:00~17:00
- 会場:幕張メッセ
- 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- 共催:日経BP社
- 特別協力:ドワンゴ
- 入場料:一般公開:前売1,000円/当日1,200円(税込)
※小学生以下は入場料無料
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