ショット前に気をつけたいこと
いかにボールに影響する要素を踏まえ、打つ方向やパワーを調節して、ボールを思いどおりの場所に打てるかが、「みんGOL」シリーズの醍醐味。
本作『みんゴル』では、ボールを打つときに落下予想地点が表示される。
しかし、この落下地点はゲージMAXでジャストインパクトかつ、無風で傾斜がまったくない状態で打てた時の地点。
つまり、実際の落下地点とは変わってしまうことが大いにあるのだ。
実際に1ホールの流れを追いながら、チェックすべき要素を紹介していこう。
ティーショット1:風に注目!向きを調節しよう
まずスタートしたら見てほしいのが、風向きとその強さ。
当然だが、ショットしたボールは風によって、飛距離が伸びやすくなったり左右にブレたりする。
通常であれば風速は「?」で表示されており、風の強さを判断するのが難しい。ただし、矢印の動きの激しさや、「芝まき」による芝の動きから強さを判断することもできる。
具体的な影響度合は、感覚でつかんでいくしかない。試行錯誤して、風を読めるようになろう。
ティーショット2:着弾点付近の傾きをチェック!
ティーショット時に、もう1点確認したいのが、着弾点の近くの傾き。
着弾点の周りが坂になっていると、ボールはもちろん坂を下るように転がっていく。
もしも、その先が打ちにくいラフになっていたら、次のショットが打ちにくくなってしまう可能性が高い。
ボールの転がる先、次のショットまでイメージして、さらに打つ方向を考えていこう。
2打目以降:ボールの接地面にも注目! 打つ方向をさらに吟味しよう
ティーショットを打ち終えたら、プラスしてチェックしたいのがボールの接地面だ。
はじめのティーショット以外は、ほとんどの場合平らではない場所から打つことになる。
地面が左右に傾いている場合、ショットの方向も予測地点から左右にズレる。
右向きに傾いていれば傾いているほどショットも右へ、左向きに傾いていればショットも予想地点より左側に向かっていく。
ズレによる影響は、ちょうど傾いた設置面を平らにして打った角度になる。
風などよりも慣れると調節しやすいので、今すぐにでも意識しながら打ってみてほしい。
アプローチ:カップとの高低差でパワー調節
グリーンに乗せる一打は、できるかぎりカップに寄せられるのがベスト。
そのためには、さらに打つ場所とカップの高低差にも注目していくのがポイントだ。
特に、10ヤード以上高低差がある場合に注意。意識しないで打つと、カップに寄せて打ったつもりがグリーンに乗らないこともあるほどだ。
基本的にはカップが低い位置にある場合は弱めに、高い位置にある場合は強めに打つようにすると、思いどおりになりやすい。
パッティング1:グリーンの芝目を読んで向きを変えよう
「ひとりでゴルフ」で1コース目の東京グランドゴルフガーデンをクリアすると、パッティングも一筋縄ではいかなくなっていく。
芝生の傾きがきつくなってきて、ボールの軌道に大きな影響を及ぼすようになるのだ。
まずは、左右の軌道変化を予測して、打つ方向を調節しよう。
こちらも慣れていくしかないのだが、持っているイメージよりさらに曲がると思いながら方向を決めると、うまくいきやすい印象だ。
パッティング2:距離+高低差÷10!ベストパワーでカップイン
グリーンで、ボールに大きな影響を及ぼすもう1つの要素が高低差だ。
高低差を気にせずカップの距離どおりにパッティングすると、下り坂で勢いがついてカップを越えてしまったり、上り坂ではカップ目前で止まってしまったりすることも多い。
こちらは、機械的に高低差のcm数の1/10を、カップまでの距離に上りならプラス、下りならマイナスすれば、だいたいちょうどいいパワーで打てると感じた。
基本的には、それよりさらにほんの少し強めに打つようにすると、カップインしやすい。
列挙してみると、チェックすべきことは多いが、慣れてくると無意識にこれらをチェックできるようになっているはず。
チップインイーグルやホールインワンなどができると、思わずガッツポーズしたくなるほどうれしさを感じられるのが本作の魅力だ。
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