立ちはだかるミクトランテクトリ
オリンポスへと帰還してきたプレイヤーたちの前に、ミクトランテクトリが現れる。彼は、呼びかけに応じた者を土地ごと呼び寄せ、あらゆる手段で戦いを挑んでくる。
「あなたは何者か?」というマキナの問いに、「勝負に勝てば答える」とゲーム感覚のミクトランテクトリだが、見過ごすわけにもいかず、プレイヤーはその勝負に応じることに……。
ミクトランテクトリとの闘いは全部で5回。ここでは、後半戦の3つの戦いについて解説しよう。最後のバトルに勝利すれば、メシーカ召喚チケットが報酬として手に入る!
Battle 12:ミクトランテクトリ戦(3)
3戦目となるバトル12では、相手が氷河を呼び出してくる。
初期配置は「ヘルの衛兵」2体が氷河マスに配置されている。氷河の上で破壊されると、同カードをデッキ外から手札に加えるという効果を持つ。
ヘルの衛兵自体はさほど強くないので、この効果によって得られるアドバンテージは、手札の枚数によるものとなる。
しかしコストが4と重めなので、その効果を感じ始めるのは試合が長引いてからになるだろう。
対して、こちらの手札に加わるのは「バイキングの氷風呂」と「氷地神 ヨルズ」の2枚だ。
相手は氷河を増やしつつ、氷河で強化されるようなユニットを運用してくる。
地形を消すような戦い方は焼け石に水になりやすいので、こちらも氷河を利用しつつ、力で相手を圧倒できるような状況を作っていきたい。
あまり早い段階で主力ユニットを氷河マスの上に召喚してしまうと、焔巨人 スルトの効果でいきなり倒されてしまうことがある。
もうひとつ注意したいのが「守護の戦乙女 ヘルヴォル」。毎ターン、氷河マスにいる味方のHPを1増やしていくので、早めにつぶしておかないと相手ユニットを倒せなくなってしまう。
相手はユニットを温存したがる傾向があるので、攻撃力が高めのユニットを召喚しておけば、攻撃してこないことが多い。
強力なユニットで牽制しつつ、相手ユニットが増えたところをスペルで一掃したり、直接戦闘を行わずにカード効果でHPを減らしたりするような戦い方も非常に有効だ。
Battle 13:ミクトランテクトリ戦(4)
4戦目は草原でのバトル。お互いに、ユニット破壊時に「聖樹の雫」を手札に加える「草原の墓標」が前列に配置された状態でのスタートだ。
こちらの場にも、これまでの戦いで手札に加わっていた新ユニットたちが後列に召喚された状態になっている。
しかし、これらは対応した地形がないと効果を発動しないので、壁役程度に考えておこう。
相手の前列ユニットをすぐに倒してしまうと、相手が「聖樹の雫」を手に入れる機会が増えてしまう。まずは、こちらの状況を整えることに集中しよう。
相手の初期配置ユニットは基本的に攻撃を仕掛けてこない。あわてずにターン経過を待ち、前列にユニットを召喚していこう。
この間、相手は手札を減らすこともできず、無駄にターンを消費することになる。
こちらの場が埋まったら一気に攻勢に転じよう。相手は手札がかなり多くなっているので、前列のユニットを倒しても「聖樹の雫」を手に入れられなくなる。
こうなれば完全にこちらが優勢。あとは数の暴力で猛攻を仕掛けていこう。
序盤はほぼ戦闘が発生しないまま進むことを考えると、2~4コストのユニットをある程度編成したら、高コストのユニットを多めに編成してしまって問題ない。
トリニティのデッキで、マナを増やすようなスペルも積んでおけば、パワーで相手を圧倒できるはずだ。
Battle 14:ミクトランテクトリ戦(5)
ここまでの4連戦を勝ち抜いたプレイヤーに、ミクトランテクテクトリは自らの目的を復讐だと語るが、結局その理由までは明かさなかった……。
今回は「砂漠の神獣像」が1マスと、残り5マスが「酸溜まり」という、身動きがとりづらい状態で始まるうえに、相手の場には「地底神 ハデス」が配置されている。
酸溜まり上での戦いはこちらにとって何もメリットがない。ほかの地形に置き換えながら戦うのが得策だ。
使う勢力は、低コストでの戦いが強いオリンポスなどがおすすめだが、地形設置ができるカードを多く持っている勢力を選ぶのがいいだろう。
もし、地形設置のカードが足りなければ、ニュートラルのカードも使っていくといい。
序盤は、ハデスからの直接攻撃を防ぐために、低コストユニットを砂漠の神獣像の上に召喚する。
ハデスを倒すまでは、砂漠の神獣像の上にユニットを召喚し続けていこう。
ハデスがいなくなってからは、地形の変更を優先しつつ、低コストのユニットでなるべく壁を作ることを優先しよう。
相手のカードで注意が必要となるのが「冥王神 ミクトランテクトリ」。8コストなので、かなり終盤での登場となるが、自ユニットの破壊時に、全ユニットのHPを1減らすという効果が、このバトルにおいては非常に厄介。
敵ユニットが酸溜まりの効果でどんどん破壊され、全ユニットのHPがガンガン減っていくという恐ろしいコンボになっている。
気を付けたいのが召喚時の状況だ。禁忌の儀式の効果で横列に「ミクトランテクトリの使奴」を出されると、それが酸溜まりですぐに破壊され、いきなりHPを2減らされることになる。
これを防ぐためには、相手の場にユニットがいない状態を作る必要がある。そのために低コスト帯で、どれだけユニットを召喚し、攻撃できるかが重要となってくる。
相手のガーディアンパワー「冥王の咆哮」が、ガーディアンに1ダメージということもあり、序盤の展開に失敗して残りライフが少なくなると、ガーディアンパワーで着実にとどめをさされることもある。
どうしてもうまく戦えない場合は、1~4コストぐらいの編成を見直し、序盤の戦いでの被弾を減らせるような戦い方を意識しながら、自分のデッキを組みなおしてみるといいだろう。
ぜひ最後まで戦い抜いて、勝利の栄光を手にしてほしい!
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