怪しげな霧に侵食されるオリンポス
マキナの転移によりメシーカを脱出し、テスカトリポカから逃れたプレイヤーは、オリンポスの地にたどり着く。
しかし、怪しげな霧が立ち込める様子のおかしいオリンポス。戸惑う2人の前に、暴れる「海渦 カリュブディス」と、彼女を追う「海母神 テティス」が現れる。
ひとまずテティスに協力することになったプレイヤーたちは、状況もつかめないまま戦いに巻き込まれていくことになる。
第二章では、バトルのクリア報酬がすべて、マナコインやメシーカ召喚チケットとなっている。ストーリーを進めながらメシーカの新カードを増やしていこう!
Battle 8:カリュブディス戦
暴れまわるカリュブディスを取り押さえるため、テティスと共闘することになるプレイヤー。
相手はもちろん、オリンポスのデッキを使用。フィールドにはお互い、海洋マスが2つ設置された状態でバトルが始まる。
またこちらの手札には、「海母神 テティス」と「オケアニドの助勢」が追加される。
ここでは、最初から存在する海洋マスを利用できるオリンポスデッキで挑みたくなるところだが、実は海洋マスの利用は非常に危険!
相手の「海渦 カリュブディス」は、ターン開始時に相手の場に海洋マスを設置し、海洋マス上にいる相手ユニット1体に3ダメージを与えるという効果を持っている。
海洋マスを利用するつもりが、逆に相手のダメージソースを増やしてしまう危険性がある。
海渦 カリュブディスが出てきてからあわてて倒しにいこうとしても、先にその効果で倒されてしまうことが多いことに注意。
ユニットによる撃破を考えるよりは、スペルで対策をした方が楽だろう。
ニュートラルでどのデッキにも組み込める「森獣の要撃」は、この目的に対して非常におすすめ。地形上のユニットに限定されるが「地脈龍の逆鱗」も適している。
Battle 9:シワテテオ戦
海渦 カリュブディスを撃退し、一息ついたのもつかの間。オリンポスに突如現れた霊が、一行に襲い掛かってくる。
スタート時から、先ほどのバトルよりも多い海洋マスが設置されているうえ、相手の場には6コストのユニット「冥霊 シワテテオ」がすでに召喚されている!
このバトルでは、海洋マス上で効果を発揮するようなユニットを編成したオリンポスデッキでの挑戦がおすすめだ。
初期配置されている冥霊 シワテテオからの攻撃を防ぐための壁もほしいので、低コストでの戦いが得意なオリンポスはなおさら相性がいい。
また、海母神 テティスとオケアニドの助勢は、今回も最初から手札に加えられている。こちらもうまく活用していこう。
しかし、相手も海洋マスを利用した戦い方をしてくる。特に注意したいのが「大海神 ポセイドン」の効果だ。
召喚時に海洋マスの数だけ前列にダメージを与えるという効果なので、こちらは主力となるユニットをなるべく後列に置くようにしておくといい。
もう1つ、海洋マスの数の分だけダメージが上がるスペル「トライデントの高波」も危険だが、これは配置による対策のしようがない。
「大砂蛇 サンドウォーム」や「泥擬人 マッドゴーレム」といった、相手の場の地形を破壊するユニットを使い、海洋マスを減らすことでリスクを軽減できる。
Battle 10:ミクトランテクトリ戦(1)
霊を操っていた黒幕のミクトランテクトリが、ついに姿を現す。そしてオリンポス以外の地形を呼び出し、プレイヤーに戦いを挑んでくる。
ここでは打って変わって、ルクソールフィールドでのバトルとなる。またしても、相手は1体を召喚した状態でバトルが始まる。
こちらの手札には「地砂神 ゲブ」と「神獣像の祈祷」の2枚が加えられる。
相手は砂漠の上にユニットを配置し、セトの従僕を着実に強化することで、強力なユニットを作ろうとする。
強化時にHPが2増えてしまうので、中途半端に削ったところで倒せる相手ではない。
正面から戦わず、相手ユニットを破壊もしくは手札に返すようなカードを使って、退場してもらおう。
Battle 11:ミクトランテクトリ戦(2)
砂漠の次は、山岳。地形マスの配置は1戦目と同じになっている。
初期配置のユニットは「戦鬼 茨城童子」が1体。
こちらの手札には「山岳神 オオヤマツミ」と、「濃霧の山岳」マスを生成する「アメノサギリの深山」の2枚が加えられる。
ひとまず、鬼の下働きが増えすぎると非常に戦いづらい。
まずは戦鬼 茨城童子を倒しにいきたいが、同じラインにコスト1や2のユニットを置くと、戦鬼 茨城童子にすぐ倒されてしまい、さらに鬼の下働きが増えるという状況に陥いることになる。
とはいえ、攻撃力3の戦鬼 茨城童子の前を空けておくのも、得策ではない。
2~3体の鬼の下働きが出てしまうのは覚悟のうえで、戦鬼 茨城童子の前に壁を立て、反撃のタイミングを待つのがベターだ。
召喚時にユニットを追加召喚できるものや、破壊時にユニットを召喚するものなど、なるべくユニットの数を多めに保てる効果を持つユニットを編成しておき、中盤以降の展開で切り返していくといいだろう。
あとは、こちらも低コストでダメージスペルを使えるイズモデッキを使い、壁ユニットでHPを削りつつ、「風魔手裏剣の投擲」や「狐火の撒布」でとどめを刺すのもいいだろう。
しかし、2つのバトルに勝利した後も、ミクトランテクトリとの戦いはまだまだ続く。後編の攻略記事もぜひチェックしてもらいたい!
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