- イスタカモチーフの新URカード
- カードバランス調整
- どこにでもいけるドア
- サイレント
- 運命の女神 エボリューションリリカ
- 【アイアンメイデン】ミリア
- 【魂屠る闇】ネカリ
- 妖軍一統 ゲネラール
- ポイズン
- 深淵より湧き上がるシャドウ
- 独災者 アングリフ・ギフト
- 【アイウォントアウト】ジャック・オー
- ガルガルのピカピカデコ戦車
- おとうさん あそんであそんでー
- 防御力強化
- 楽団長 ドルケストル
- 【リゼロ】 ひとときの団欒
- 【最終最凶】ベガ
新カードとカードバランス調整でバトル環境は変わる?
6月25日に、13枚ものURカードにバランス調整が入った。
主に対象となったのは、今まで採用されることが少なかった、使用率の低かったカードたちだ。
調整に続くように、6月29日には新ヒーロー「イスタカ」が実装。同時に、5枚の新カードが登場している。
今回は、これら全18枚のカードについて、詳細性能や調整後の使用感などを紹介していく。
イスタカモチーフの新カード
雷霊の加護 ワキンヤン
- スキル:前方の敵を4秒間スタンにする
- 発動時間:無
- クールダウン:24秒
カードステータス(レベル20時)
- 攻撃:89
- 防御:67
- 体力:1,117
UR初となるスタン【近】カード。スタン時間が短めなものの、そのぶんクールダウン時間が短く、使いやすさが目立つカードとなっている。
カードステータスは「ガルガルのピカピカデコ戦車」と同じで、防御値が非常に高く、体力値までじゅうぶん確保できるカードとなっている。
おすすめヒーロー
- Voidoll
- かけだし勇者
- 桜華忠臣
- カイ
創霊の加護 タイオワ
- スキル:味方チームの攻撃力を9秒間極大(約1.6倍)アップ
- 発動時間:短
- クールダウン:55秒
カードステータス(レベル20時)
- 攻撃:142
- 防御:46
- 体力:928
味方全員の火力を一時的に底上げできる新カード。約1.6倍という強化倍率は、攻撃【強】カードでは最高。
「深川まとい」や「メグメグ」、「マリア」といった発動時の攻撃力が直結するヒーロースキル(以下、HS)の発動直前に使えば、驚異的な火力を発揮できる。
味方が「ひめたる力の覚醒」など、ほかの攻撃力【強】カードを搭載していた場合は、重ね掛けしてしまわないように注意。
基本的には、デッキの連携まで可能な、いわゆる「固定チーム」で輝くカードとなるだろう。
タイオワを採用した場合、クールダウン時間が長いため、長い間3枚のカードで戦い抜かなくてはならなくなる。
味方はグンと戦いやすくなるが、自分自身は立ち回りにくくなってしまうことも念頭に入れながら、採用するか決めたい。
攻撃力【強】カードの倍率一覧
カード名 | 攻撃倍率(倍) | 対象 |
---|---|---|
創霊の加護 タイオワ | 1.6 | 味方全体 |
ひめたる力の覚醒 | 1.4 | 自分 |
ジャンクヤード・ドッグ | 1.3 | 自分 |
武器商人 エンフィールド | 1.3 | 自分 |
-蒼王宮- 第一魔剣 ザヴァイヴァーニィ | 1.3 | 自分 |
翼霊の加護 クワリ | 1.3 | 自分 |
祭りの終わり!満天提灯 | 1.2 | 味方全体 |
※「【オルレアンの乙女】ジャンヌダルク」など、シーズン報酬カードを除く
【6月25日】バランス調整対象カード
どこにでもいけるドア
- パラメータが約6%ダウン
今回の調整で、唯一下方修正されたカード。
修正前は、その代えが利かないスキル性能とステータスの高さから、タンクはもちろんのこと、スプリンターのテスラやミクをはじめ、アタッカーやガンナーにまで搭載されることがある、万能カードだった。
修正によって大きく減少したのが「体力値」。
これにより、忠臣など体力倍率が突出して高くはないヒーローでは、ドアを採用することが難しくなっている。
ただ、このスキルは代用がきかないもの。調整後も変わらず、多くのプレイヤー・ヒーローに採用されることになるだろう。
調整前後のステータス比較(レベル40時)
攻撃 | 防御 | 体力 | |
---|---|---|---|
バランス調整前 | 177 | 71 | 2,118 |
バランス調整後 | 165 | 66 | 1,983 |
【黙】(サイレント):運命の女神 エボリューションリリカ
- クールダウンが22秒から18秒に短縮
調整以降、見かける機会が明らかに増えているのが、エボリリ。
全ヒットでサイレントを付与できる【遠】攻撃で、非ガード時であればダウンまで取れるカードだ。
今回の調整により、かなりの回転率でサイレントを振りまけるようになり、搭載すれば相手に最大級の嫌がらせができるようになった。
ただ、今まで使われてこなかった大きな原因のひとつである、カードステータスはそのまま。
人気カードと比べると、大きく火力が下がってしまうので注意しよう。
おすすめヒーロー
- ルチアーノ
- リュウ
- エミリア
- その他、【遠】カードの繰り出しスピードが遅くないヒーロー
その他【黙】カードのバランス調整内容
- 【アイアンメイデン】ミリア(ギルティギアコラボ限定)
クールダウンが28秒から24秒に短縮
- 【魂屠る闇】ネカリ(ストリートファイターコラボ限定)
クールダウンが27秒から21秒に短縮
妖軍一統 ゲネラール
- クールダウンが18秒から14秒に短縮
調整前は、同じUR【周】カードでありながら「サテライトキャノン」などと威力に差があり、クールダウン時間は2秒短かったものの、まとい以外にほぼ使われることがなかったゲネラール。
今回の調整で、さらにクールダウン時間が4秒減少している。
ただ、いわゆるワンパンライン(※)が重要視される『#コンパス』において、未だにサテキャには劣っている印象だ。
※攻撃カード1枚でライフを削り切れるラインのこと
まとい以外のヒーローで採用する場合は、キルを狙うというより、周囲の敵を吹き飛ばせる、回転率が非常にいいカードと捉えて運用していくほうがいいだろう。
おすすめヒーロー
- 深川まとい
「サテライトキャノン」との性能比較
カード名 | 攻撃値 | 防御値 | 体力値 | 攻撃倍率 | クールダウン |
---|---|---|---|---|---|
妖軍一統 ゲネラール | 114 | 68 | 913 | 約2.8倍 | 14秒 |
連合宇宙軍 サテライトキャノン | 93 | 46 | 1,419 | 約3.2倍 | 20秒 |
【毒】(ポイズン):深淵より湧き上がるシャドウ
- 発動時間が「短」から「無」に
- クールダウンが25秒から22秒に短縮
現環境だと、ほとんど見かける機会がない【毒】URカードたち。
今回の調整により、クールダウンが短縮されただけでなく、発動時間まで見直されてはいるものの、スタンやサイレントと比べると、状態異常の効果自体が見劣りしてしまう印象だ。
同時調整された、似たような性能の【黙】カードと比べても、クールダウンは全体的に長め。
さらにカードにテコ入れが行なわれるか、ポイズンの効果自体が調整されないかぎり、一線級のカードとはならないだろう。
ただ、使ってみると、意外に機能する一面も。回復カードを消費させやすく、ヒット時のダウン回避のために、ガード系カードまで使わせられることもあり、決して侮れない!
コラボカードを除くと、【毒】カードのステータスが総じて防御寄りとなっているのも、選ばれにくい要因だろう。
おすすめヒーロー
- ヴィオレッタ ノワール
- ジャスティス ハンコック
その他【毒】カードのバランス調整内容
- 独災者 アングリフ・ギフト
発動時間が「短」から「無」に
クールダウンが35秒から30秒に短縮 - 【アイウォントアウト】ジャック・オー(ギルティギアコラボ限定)
発動時間が「短」から「無」に
クールダウンが45秒から38秒に短縮
ガルガルのピカピカデコ戦車
- クールダウンが45秒から32秒に短縮
キーを中心に相手を大きく吹き飛ばす、他にないスキル効果をもつカード。
非常に長かったクールダウンが見直され、イベントアリーナを中心に、ちらほら見かける機会が増えている。
ただ、ガード中はほとんど意味をなさず、ステージによって使いやすさがガラリと変わるのが難点。
カードステータスは防御寄りとなっているので、タンクやボイドなどで試してみよう。
おとうさん あそんであそんでー
- クールダウンが75秒から65秒に短縮
追加されたタイオワとは反対に、敵チーム全体の攻撃力を約60%ダウンさせるカード。
クールダウンが見直されたものの、未だに回転率がいいとは言えず、タイオワ対策カードとしても「-蒼王宮- 氷冠女王イデア=N=ユランブルク」のほうが優秀なため、出番は少ない。
防御力【強】:楽団長 ドルケストル
- 効果時間が7秒から8秒に延長
- クールダウンが38秒から34秒に短縮
効果中、防御力を10倍に高めるカード。
【防】カードに比べてクールダウンが長く、打ち上げやスタンなどを防げないという点で、ほとんど採用されることはなかった。
今回の調整でクールダウンが短縮され、効果時間まで延長されたものの、現環境で流行っているスタンをやり過ごせないのは、大きな弱点。
今のところ、【防】カードに替えて採用する理由はないだろう。
【最終最凶】ベガ(ストリートファイターコラボ限定)
- スキル効果量が35%から40%にアップ
ゲージ吸収量が微量アップしたものの、それ以外の性能は据え置き。
スキルゲージ【奪】カード自体が、現環境で見る機会が減ってきており、同系統のカードでも、複数人から奪える可能性が高い「革命の旗」や「全員集合!魔法少女リリカ☆ルルカ」のほうが使いやすい。
そのうえ、コラボ時にのみ入手できるベガより、常時入手可能な旗やリリカルルカのほうが、基本的に限界突破しやすいという面も。
比較したカードより多く限界突破できていなければ、特に優先して採用することはないはずだ。
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