偵察で相手のレイアウトの弱点を探ろう
ワールドウォーでは、通常のマルチプレイと違って対戦前にあらかじめ相手のレイアウトを確認できる。いかに多くの星を獲得するかが重要になってくるため、まずはじっくりと敵のギルドを偵察し、自分がもっとも攻めやすい基地を探していこう。
また、注意点として、ワールドウォーでは攻撃回数が2回と決まっており、攻撃ボタンを押すとその時点でカウントを1つ消費してしまう。不用意に連打しないように気をつけておきたい。
訓練所の編成
今回マッチングしたギルドは、戦争開始とともにガンガン攻めてくるタイプで、文明にドイツや韓国、ローマを選択しているプレイヤーが多かった。そんな中、筆者が狙ったのはローマ文明のプレイヤーである。
歩兵の兵力が25%追加されており、不思議によって守備隊の生産速度を早くしたり、回復させることもできるため、守備側としては能力の底上げが比較的しやすいのがローマの特徴だ。しかし、あらゆる恩恵が付与されていても攻撃側の弓兵相手には弱く、中国やイギリス、韓国のユニットなら安定した攻撃ができる。パーフェクトドミネーションで勝利するには、文明による相性などもしっかりと熟知したうえで、対戦相手を選んでいくことも重要である。
弓兵をメインとした編成でパーフェクトドミネーションを目指す
産業時代まで進めているプレイヤーでも、レイアウトの形は大きく変わってくる。例えば、資源施設や家などの戦闘に関係ない施設はほとんど外側に配置し、タウンセンターと防衛施設だけを城壁で囲っている人や、資源施設と防衛施設、タウンセンターのすべてを城壁で囲っている人など、さまざまな基地が見られるはずだが、今回の相手は後者にあたる。そのため、弱点となるポイントさえ発見できれば、勝利することは難しくない。
ポイント1:脅威となる施設の対処法を工夫してみよう
敵陣の城壁レベルが高いと、破壊するまでにかなりのダメージを受けてしまうため、安定したダメージを与えにくい。かといって投石機やバリスタなどの防衛施設から壊そうとしても、罠などが仕掛けられている可能性もあるので、油断はできない。
では、どのようにして攻めていくかというと、まずは自分の編成した部隊が最も苦手とする防衛施設から、破壊する優先度を決めていくこと。例えば、弓兵だと投石機が弱点となるので、なるべく射程に入らない近い位置に部隊を投入できる場所を探すか、それができないなら戦術の「破壊」や「連発」などを使って直接ダメージを与えていくなど、自軍の部隊が少しでも楽に攻められるように工夫してみよう。
ポイント2:訓練所の部隊だけが戦力ではない
訓練所は部隊スペースが決まっており、兵力が一定数に達するとそれ以上は増やせない。しかし、傭兵キャンプやギルドの兵力要請、飛行場のユニットなどは部隊スペースを圧迫することなく、戦力として扱うことが可能だ。
これらのユニットの共通点としては、訓練所のユニットよりもステータス面において優れており、特殊な能力を持っているということ。例えば、飛行ユニットであれば敵陣に防空施設がない限り、ほぼ永続的に攻撃できる。対策していない相手にとって、これほどやっかいなユニットは存在しないのである。
ただし、1つだけ注意したいのが個々の性能が強力であるため、訓練にかかる資源は通常よりも多くかかってしまう。飛行ユニットでは石油、傭兵キャンプだと貿易品が必要になるので、手頃に戦力をアップさせたい方は兵力要請や要塞の英雄などを使うといい。
基地のレイアウトは、どんなプレイヤーも防衛力に特化させているので、マルチプレイと同じように攻めていると、あっという間にピンチになってしまうだろう。そのため、ただ相手のレイアウトを偵察するだけでなく、文明や各防衛施設の数などもしっかりと把握した上で、攻めるか引くかを見極めていかなければならない。
上記で解説したことを活かしながら、次回の後編ではまた新しい戦法を紹介していこう。
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