【3/25版】ストアウォッチャー

AppleとGoogleの公式ストアが毎週更新するおすすめゲームを一気に確認。両社のおすすめゲームを比較して、エクスクルーシブタイトルの発見や、より安く遊べる良作を探ってみよう。

App Store

今週の新登場タイトルは『デジモンリンクス』から『Trapdoors』までの7つ。

人気シリーズのスピンオフソーシャル、エンドレスランナー、アクションパズルの3種に大別される。

『ロマンシング サガ2』は1993年にスーパーファミコンで発売された同名作品のリマスタータイトル。

他の新規有料タイトルは以下の2つ。

『King Rabbit – 金を見つけて、うさぎを救出』は、『Furdemption – A Quest For Wings』の続編となるアクションパズル。タイトルこそ大きく違うが、そのビジュアルは瓜二つだ。

『Super Arc Light』は『Super Hexagon』系の1人称視点のハイスピードエンドレスランナーに、シューティング要素を組み合わせた作品。

いずれも、同種のジャンルを楽しんできたユーザーには安心してすすめられそうではある。

ゲーム本体が無料の『Kick Hero』は、サッカー少年のエンドレスランナー。ボールを蹴りながら進み、じゃま者を蹴散らす。随所にミニゲームも。

『Trapdoors』は鮮やかな背景色が印象的なトラップ回避&解除アクションパズル。カギを見つけて次のステージに進む作りになっている。

iOSのみのゲーム

King Rabbit – 金を見つけて、うさぎを救出

前作『Furdemption – A Quest For Wings』では地獄のダンジョンのみだった冒険舞台が、森など野外に広がり、トラップや装置のギミック、アイテムの種類が増えて複雑化した。

主人公のウサギの顔だちが若干変化し、丸い感じになった。個人的には、前作の方がよかった気がする。

Trapdoors

シンプルなトラップ回避&ステージクリア型アクションパズル。画面左端をタップで左移動、右端タップで右移動する。

自キャラクターはジャンプし続けているので、タイミングよく移動して回避を「させてやる」必要がある。余裕がなければゴール到達を優先に。

腕に自信のあるやり込み派はスターをもれなく回収し、達成度100%を目指すプレイが楽しめる。

Google Play

先週とかぶりなしの27タイトル。

『クラッシュ・オブ・クラン』や『チェインクロニクル』など、すでに高い知名度を誇るタイトルが混ざっているのはいつものこと。

まず目をつけたいのは、トップの『SpookyDoor(スプーキードア)』。アンドロイドエクスクルーシヴのパズルアドベンチャーだ。日本産のゲームらしからぬ、独特の雰囲気が魅力的。

今週も圧倒的に無料タイトルが多い中、思わず目を引くのが最後尾に陣取る『Fahrenheit: Indigo Prophecy』。お値段なんと1,140円である(3月25日時点)。2005年に発売された同名ミステリーアドベンチャーゲームをスマホに移植したもの。

もう1つの有料作品『Bloons TD 5』は、トロピカル&コミカルな印象のタワーディフェンス。ユーザー評価も高め。絶妙な3段階の難易度設定で初心者からベテランまで楽しめそうだ。

マッチパズルに陣取り系ソーシャル、カードゲーム系ソーシャルと定番ジャンルが並ぶ中、『Roblox』だけは少々異質。

バーチャルワールド(メタバース)の中を思い思いのキャラクター、すなわちアバターに扮して動き回り、他のプレイヤーといっしょに数々のミニゲームを楽しむことができる。ティーン向けとしてデザインされているようだ。

Androidのみのゲーム

SpookyDoor(スプーキードア)

不思議なホテルに招かれた少年少女たちが、ギミック満載の奇怪な部屋の謎を解き明かし、脱出を図るパズルアドベンチャー。現在のところは、Android版のみが配信されている。

パズルを解くだけではなく、オリジナルのステージを作成し、公開するモードがある。プレイヤーの創意工夫でかなり長い寿命を持たせることができそうだ。

独断で選ぶ今週のおすすめ

終末クリッカー

『クッキークリッカー』亜種。もはやクッキーを焼くだけでは見向きもしてもらえなくなった結果、この手のジャンルは異常な設定もしくはジョーク・ナンセンスと組み合わせることで新しさを模索するようになった。

3/4版ストアウォッチャーで取り上げた『Zombidle』がそのいい例だ。

手を変え品を変え現れるクリッカー系をユーザーが見放さないのは、結局ユーザーもまだこのジャンルが好きだからに他ならない。

ゲームはしたい、でも時間がない、果ては「実はゲームするのがめんどくさい」とまでいいつつも、なおもゲームをするユーザーもいる。そんなニーズから生まれたのが、クリッカーや放置系RPGなのだろう。

さて、本タイトル『終末クリッカー』は、世紀末的世界観と狂気をトッピングした作品。プレイヤーのクリック(スマホだからタップだが)が、おそろしい結果をもたらすゲームだ。

荒廃した世界(犯人は主人公)で正気を失った難民をかき集め、マッドサイエンティストの仕業としか思えない異常な施設に住まわせてさらなるディストピアを築く。外の世界はついでにさらに破壊する。

こんな絶望的な状況になってもなお、プレイヤーの分身が望むものは「儲け」、世界を動かすのは「金塊」。何かするたびにお金が増えるのをよろこぶゲーム……なのだろう。

クリックすらめんどくさいユーザーのために10倍速、50倍速ボタンがあるのもひどい。

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