日本中の初音ミクファンが集結した「HATSUNE MIKU EXPO 2016」
筆者が取材を行ったのは、4月9日の夜公演。これまで福岡、大阪、名古屋、札幌で開催され、ここ東京が「MIKU EXPO 日本ツアー」の最後を締めくくる場となる。
会場となったZepp Tokyoには、開演前から多くの初音ミクファンが列を作っていた。ミクのハッピやTシャツを着ている人、コスプレをしている人など、思い思いの格好で、このライブを楽しんでいた
会場内には、初音ミクのグッズ売り場も。トートバックやパンフレットなどの定番以外に、ミクの男性用パンツといったグッズも販売されていた
スタッフの方にうかがったところ、「MIKU EXPO 日本ツアー」では全行程でチケットが完売。本日のZepp Tokyoも満員状態だったそうだ。
セットリストは新旧の名曲がズラリ！
ライブは、定番の『ワールドイズマイン』からスタート。続いて『初音ミクの消失』と、往年の人気楽曲から始まった。
ミク以外に、鏡音リン、レンやMEIKO、KAITO、巡音ルカも、もちろんライブに登場した
今回のライブでも、ディラッドスクリーンにCGを投影する方法を使用。まるで、すぐそこにミクがいるような感覚を味わえた
もはや定番ともいえる、『初音ミクの激唱』で天使の羽を降臨させたミク
それぞれのイメージカラーを表すサイリウムが振られる中、全26曲、約2時間のライブは幕を閉じた。
最後の曲となった「星のカケラ」では、歓声をあげる観客にミクが口に人差し指をあてて「シーッ」といい、会場内が静まり返る一幕も
今回の「MIKU EXPO 日本ツアー」で流れた曲は以下のとおり。
HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tourセットリスト
- ワールドイズマイン【ryo(supercell)】
- 初音ミクの消失【cosMo@暴走P】
- 裏表ラバー【wowaka】
- アンハッピーリフレイン【wowaka】
- ワールズエンド・ダンスホール【wowaka】
- magnet【minato】
- Weekender Girl【kz(livetune)×八王子P】
- ありふれたせかいせいふく【ピノキオピー】
- 愛言葉【DECO*27】
- Glass Wall【GuitarHeroPianoZero】
- スノーマン【halyosy】
- Change me【shu-t】
- 東京テディベア【Neru】
- 右肩の蝶【のりぴー】
- リモコン【じーざす (WONDERFUL★OPPORTUNITY!)】
- 恋は戦争【ryo(supercell)】
- Last Night, Good Night (Re:Dialed)【livetune】
- Ten Thousand Stars【CircusP】
- ルカルカ★ナイトフィーバー【samfree】
- 秘密警察【ぶりる】
- 初音ミクの激唱【Storyteller(GAiA×cosMo＠暴走P)】
- Tell Your World【livetune】
- Blue Star【八王子P】
- 積乱雲グラフィティ【ryo(supercell)】
- 39【sasakure.UK×DECO*27】
- 星のカケラ【平沢栄司】
（【】内はアーティスト名）
日本での公演は終了したが、4月23日からは北米3ヵ国8都市を巡るライブツアーが始まり、6月には4年ぶりとなる台湾公演も控えている。
2016年は、初音ミクがさらなる飛躍を遂げる年になるのかもしれない。
初音ミクのスマホゲームと2016年海外ライブ・ツアーに関する情報はこちら
なお、初音ミク初の日本ツアーを記念し、PARCOで初音ミクに関する企画展が開かれている。
等身大フィギュアや人気イラストレーターの作品以外に、ツアーグッズやパルココラボグッズなども展示されている
東京の渋谷PARCOでは、4月17日まで開催されているので、興味のある人は足を運んでみてはいかがだろうか。
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