エビ中メンバーのお願いを聞いてランクアップを目指せ!
私立恵比寿中学をご存知だろうか。架空の学校「私立恵比寿中学校」に通う「永遠の中学生」という設定の8人組女性アイドルグループである。
メンバーの年齢はおよそ平均17歳なので、だいたいは「中学5年生」となるらしいのだが、特に設定を守るということもなく全体的に適当なところも魅力である。
そんな通称エビ中を題材にしたスマホゲームが、今回チャレンジする『出撃!私立恵比寿中学武装風紀委員会』(以下、エビ中武装)だ。
プレイヤーは武装風紀委員会の委員長となり、彼女たちをサポートする。
クエスト中に発生するバトルは、ステージの上にタワー状に積み上げられた人形のようなターゲット「ピン」に対して弾を引っ張って狙いを定め、タワーを崩してステージから落ちたピンの分だけ敵にダメージを与えるというもの。
そして、ステージの上に残ったピンの分だけダメージを受ける。これを繰り返して相手の体力を先になくせば勝ちとなる。
筆者がプレイした感覚としては、ひっぱりハンティングというよりは、立体感を追加したボーリングとおはじきが合わさったようなゲーム性だ。
バトルでは、エビ中のメンバー8人のうち、4人選んで「班」と呼ばれるパーティーを編成して進んでいく。
メンバーの能力は武装によって決まり、ガチャで武装を獲得することで変更できるようになる。
武装は「活動費」と呼ばれるゲーム内マネーと、「えび丸ちゃん」と呼ばれる強化素材を使って鍛えることで強化することができる。
武装によって散弾、貫通弾、連射弾と弾の飛び方が大きく変わるので、班のメンバーそれぞれに攻撃方法が異なる武装を装備させて、タワーの積み方やステージの形状によって、よりうまく切り替えて戦うのが攻略のキモとなりそうだ。
そして、本作には重要な要素として「お願い」がある。
これはエビ中メンバーのお願いを聞いてあげることで、報酬がもらえるミッションだ。
出撃する班に加えたり、戦闘中に武装に付属しているスキルを使ったりと、お願いの内容は基本的に戦闘に関するミッションばかりなので、達成したいメンバーを班に編成しておけば自然と達成できるものが多い。
このミッションをこなすことで好感度が上昇し、それに応じて委員会ランクも上がる。
そんな今回の目標がこちら。
- 2週間で委員会ランクを100にする
- 当然無課金
編集部から「できればエビ中の魅力も書いてくれれば……」という、またもや攻略より難しい要求をされているのが恐ろしい。
このゲームにおいて、エビ中メンバーたちは実写ではなくアニメ化されたエビ中メンバーが登場する。
どれほど現実の彼女たちとリンクしているかは判断しかねるが、キャラクターの魅力はできるだけ紹介していきたいとは思っている。
Live2Dで描かれた彼女たちは非常によく動くので、見ていてかなり楽しい。
声をあてているのは本人たちなので、若干アニメ絵を通してみると違和感があるかもしれないが、そういうところもアイドルゲームの楽しみ方かもしれない。
1日目
基本的な「委員会活動」と称されているクエストを進めていくことにする。
委員会活動はスタミナを消費して行う形式で、風紀委員のエビ中メンバーがほかの部活とドンパチやり合うストーリー仕立てになっている。
「学校で発生した問題を武装で強引に解決していく」というのがストーリーの大筋。「武装をどう使って戦っているのか」といった細かいことは気にしてはいけない。
とにかくその辺の設定のゆるさは、リアルのエビ中ゆずりなのかもしれない。
筆者がプレイを始めたこのころは、イベント「ゲタ箱のシンデレライベント」(6月21日までで終了)が開催されていた。
イベント関連のお願いの報酬に武装ガチャやスタミナ回復に使用する「エビチケ」が大量にあったので、イベントもしっかり攻略していこうと思う。
これを踏まえて初日の目標をまずどう立てようか……と悩みながら、少しプレイしていたのだが、もしかしたらスタミナの心配がないのではないか?
エビ中武装では、達成したお願いの報酬を受け取るとメンバーの好感度が上昇し、好感度ランクと同時に委員会ランクも上がり、スタミナが完全回復するようになっている。そして、報酬はプレイヤーの好きなタイミングで受け取れる。
なので、報酬を受け取らずにストックすれば、いつでもスタミナを自由に回復させられるのだ。
これを利用して、まず初日はとにかく報酬をできる限り集め、エビチケを250枚を使って「SR以上確定10連ガチャ」を回してみた。
ここで安本彩花さん、愛称「あやちゃん」のSSR「黒楯バーチナイト」をゲット!
ほかにも2人分のSR武装をゲット。出だしは好調だ。しばらくはこの武装をメインに強化して、できるところまで戦ってみる。
しかし、本当にスタミナに困らない。どんどんクエストを進めていき、スタミナ切れのタイミングを見計らって報酬をゲットし、委員会ランクを上げていく。
この好循環を繰り返していった結果、報酬で入手したえび丸ちゃんによる武装の強化も行い、班全体の平均レベルが80まで上昇。
結果、1日で全16ステージの「ゲタ箱のシンデレラ」イベントを完走し、報酬もすべてゲットできてしまった。
この日は委員会ランク30で終了。ちなみに、受け取っていない報酬は40個以上。ランクアップを重ねるごとに好感度ランクは上がりにくくなるとはいえ、しばらくはスタミナに困らなさそうだ。
2日目
好感度を上げると、エビ中メンバーと特別なエピソードイベントを見ることができる。
ストーリーでは個性が強すぎる敵キャラクターたちが大暴れしていて、彼女たちが会話に入ってくることは少ないので、エビ中メンバーとのふれあいができるエピソードイベントは非常に貴重な時間。
ちなみに、メンバーの中で個人的に一番のお気に入りは「ぁぃぁぃ」こと廣田あいかさんだ。
酒のつまみになりそうな食べ物を好み、アイドルを愛し、鉄道とともに生きる個性的な趣味はメンバー内でもかなり突き抜けてる感じがする。
普段から相当なアニメ声なので、ゲームでLive2Dキャラと通して声を聞くと、ほかのメンバーとは逆に現実より違和感がないような気がするから不思議だ。
さて、そんなぁぃぁぃとの会話も楽しめるエピソードイベントだが、会話中に選択肢が表示される。
彼女たちの好みの選択肢を選ぶことで、エピソードクリア時の報酬がよくなるので、必ず好まれるような選択肢を選んでいくことが重要だ。
エビチケやSSR強化素材などの報酬がもらえるため、エピソードイベントが解放されたらぜひとも読み進めていこう。
スタミナを消費すれば何度でもエピソードイベントをプレイすることができるので、スタミナに余裕がある場合はやり直してパーフェクト報酬を獲得するべきだろう。
この日の委員会ランクは40。40までしか上がらなかったのではなく、ランクアップで回復するスタミナを使いきれなくて40で止めている状況である。
いつもの無課金記事ではスタミナ回復休憩でやきもきしてるのに、今回は逆にいつ休憩しようか悩んでいるというめずらしい展開だ。
3日目
まだまだスタミナに困ることのない3日目。
エピソードイベントも制覇したので、そろそろ委員会活動を進めていくことに。難易度星3あたりから急に難しくなる感じがする。
武装はレアリティによって大きく戦闘力に差がでるため、すべてのクエストをクリアするためにはSR以上の武装を装備したメンバーが3人以上はほしいと感じた。
1日目に引いたSSRあやちゃんが群を抜いて強いので彼女を固定メンバーに、あとは敵属性によってSR持ちメンバーを組み替えるだけで苦戦はまずなかった。
エビ中武装では、敵の強弱よりも、戦闘が行われる場所によってかなり難易度が左右される。
例えば、教室は学習机を重ねた形の広いステージが特徴で、難易度は普通。
屋上のステージは難易度低めで、ステージが狭いので、少しでも攻撃を当てれば、簡単にピンを落とせる。
逆に、廊下はロッカー型のステージの後ろが壁になっており、後ろに弾いてもピンが落下しないため、攻撃も防御もかなり不利となる。
また、各クエストのラストで必ず行われるボス戦では、ボスを模したピンをステージから落とせないとボスのスキルが発動する。
とくに文系キラーや理系キラーといった、こちらに該当する属性が多いほど高ダメージを受けるスキルは強烈なので要注意。
SSRの武装スキルはどれも強烈。特に、相手にダメージを与えた分だけ自身のHPを回復するスキルはダメージ、回復量ともに非常に高い。
フレンドに該当スキルを持っているメンバーが出た場合は最優先で、クエストにいっしょに連れて行きたい。
さて、まだ3日目ではあるが、ここで現在実装されているチャプター6の最終クエストまでクリアしてしまった。
現在の委員会ランクは50。まだ委員会ランクを15くらい上げられる量の報酬が残っている。
おそらく8人全員の好感度ランク10を超えてくる委員会ランク80あたりから苦戦しだしそうだが果たして……。
4日目
そろそろスタミナに困り始める……ということもなくガンガン進める4日目。
とにかくここからはお願いをいかにして多くこなすかを考えていく。
スタミナ効率を考えると、最もスタミナ消費の少ない最初のステージをガンガン回して出撃回数稼ぎするのがよさそうだが、会話シーンが入るため、プレイのテンポが悪い。
そこで、ひたすら強化素材クエストを周回することにし、ついでに「強化しよう」のお願いの回数稼ぎもあわせて行うことにした。
今回は時間だけでなく、SR武装の強化も考えて、以下の順番でループすることにした。
- 強化クエスト上級
- 強化クエスト中級
- 強化クエスト初級(ここまででスタミナ85消費)
- スタミナ回復
鍛えたいSR武装には、SR以上のえび丸ちゃんを一気に使って強化し、RやNの使わない武装はRやNのえび丸ちゃんを1枚ずつ使って、強化回数を稼ぐ方法をとることにした。
武装のカードは同じ属性のえび丸ちゃんを使うとより大きく強化できるのだが、武装のレベルが上がるとその分、強化に必要な活動費の消費が増えるので、同じ属性で強化しないようにしてあえて効率を落とすという、不思議な強化スタイルでプレイした。
この日の委員会ランクは62。このまま委員会ランク100までいけちゃったりしないだろうか。
5、6日目
強化クエストを周回する流れのせいか、潤沢だった報酬のストックが、ここにきて急に減少。
新たなお願い達成方法も考えねばと思っていたところに、ステージ7が実装されたので、早速挑んだものの、敵の攻撃力がやたら高く、2つ目のクエストで挫折してしまった。
まだ強化での伸びしろがあるので、手持ちのSR武装を強化すればクリアできそうなのだが、あいにく活動費もスタミナも尽きてしまった。
活動費稼ぎイベントがある日曜日までは強化アイテムを貯めておいて活動費イベントに備えておくことにした。大幅ペースダウンで、現時点での委員会ランクは80。
7~9日目
まったくランクが上がる気配がない。この期間は1つも委員会ランクを上げることができず80のまま。
ほっしーな(星名美玲さん)とぁぃぁぃの出現率アップガチャが開催されていたので、ぁぃぁぃ狙いで挑戦してみたのだが、ここでほっしーなのSSR武装が出現。これでようやく2個目SSR武装獲得で大幅パワーアップ!
ちなみに、SR以上の武装がないのがぁぃぁぃだけ。SR以上の武装でなければスキルが使えないため、お願い「スキルを使おう」の回数稼ぎができないのがツライ。
10日目
ようやく待ちに待った活動費獲得イベントの日を迎えた。
そしてこの日から、6月27日のあやちゃんの誕生日に向けて、ピンを倒した数に応じてお願いの報酬がもらえるイベント(6月28日までで終了)がスタート!
活動費獲得クエストでは出現するピンの数がかなり多いので、今回の誕生日イベントにかなり適している。
ここはエビチケを体力回復に使いつつ、活動費を貯めるついでにひたすらピンを倒してお願いをクリアしていった。
ここで限界突破していたSRを進化させることもできた。これで目標のランク100を目指す準備は整った。
また、ここで翌日から始まるイベントのお知らせが入った。あとはイベント限定のお願いを達成してなんとかランク100まで上げられれば、と願うばかりだ。
11日目
新たなイベントがスタート!
ちなみにこの日は6月27日。あやちゃんの誕生日、ということでメンバーのセリフも特別なものが用意されていた。
あやちゃんこと、安本彩花さんといえば、ショートカットの髪型がチャームポイント。リアルのあやちゃんは、おっとりしたしゃべり方がかなり特徴的だが、歌となるとその確かな歌唱力で魅了してしまうギャップも彼女の魅力だろう。
筆者はガチャではなぜか彼女の武装ばかり引くので、今回の攻略ではかなりお世話になっている。
11日目にスタートしたイベント「第1回ランキングフェス~バタフライエフェクト~」は、各メンバーごとに用意されたイベントクエストをクリアするとそのメンバーの応援ポイントがもらえる。
集めた応援ポイントによって他プレイヤーとランキング付けされ、上位になればなるほど豪華な報酬がもらえるというものだ。
推しメンのクエストをどんどんプレイして稼いだポイントを競おう、という推しメンへの愛を競うイベントというわけだ。
また、応援ポイントだけでなく、クリアで達成できるイベント限定のお願いが用意されていた。
今まであえて委員会ランク80で止めていたところだが、ここからは遠慮なくランクアップしてスタミナ回復しながら全員のクエストクリアを目指す!
イベント上級クエストの難易度は高かったものの、数日頑張って強化しておいた武装のおかげでなんとか全員分のクエストをクリアできた。ここまででランク85を達成。
この日達成した分とストックしている分の報酬を合わせれば、ランク100達成しているのではないかと思い、思い切って全員のミッション報酬を回収して確認してみることにした。
結果、委員会ランク101になり目標達成! 設定より短い期間でクリアとなった。
まとめ
今回の勝因は、プレイ期間中に2回イベントを完走できたことだろう。
常設のお願いはクリアするたびにハードルがあがり、ある程度クリアしてしまうとなかなか好感度があげられなくなる。
好感度をランクアップさせるためには、イベント限定のお願いがある期間が大チャンス。プレイする際はイベントを優先してプレイするのがオススメだ。
ちなみに最後に10連ガチャをプレイした結果、バタフライエフェクト衣装のSSRほっしーなをゲット! 今まで使っていたSSR武装よりさらにステータスが高いので、これでステージ7も攻略できるかもしれない。
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